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ミクスチャーブログ

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ポルノグラフィティ『LiAR』感想

久々の両A面、何はともあれタイトル「LiAR」になってくれて本当に良かったですね。ラジオで晴一が「爪痕を残しました」って言った瞬間正直めちゃくちゃドキッとしました。「あ、やべぇやべぇ、Ohhh!!!Liarになる」って肝を冷やしたんですけど、まさかの「i」だけ小文字というオサレ仕様。いやー、ようやく正統派タイトルが続くようになってきてめちゃくちゃ嬉しいです。やっぱシングルの曲名って人に薦めるときもそうですし、アルバム出て曲目みたときにアガり方がぜんぜん違うんですよね。ファン以外に堂々と曲名を名乗れる幸せをひしひしと感じております。「THE DAY」「LiAR」こうやって見ても並びが洗練されててめっちゃ良いじゃないですか。「瞳の奥をのぞかせて」「君は100%」…。「青春花道」「東京デスティニー」…。「俺たちのセレブレーション」「ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜」…。マジでなんだったんだよこいつら。俺は一生イジり続けるからな!

それで曲の感想なんですけど、作詞作曲者と編曲者聞いて、最初の一音鳴った瞬間から思ったのが「ああ、俺tasuku好きだったんだなぁ…」です。「煙」「2012Spark」「オー!リバル」もそうなんですけど、入りとか、ラスサビ前とかの「ふぇ…スワァァっ」ってなる感じわかります?車で走ってて落差で股間が急にザワってするアレ。一回溜めてドーン!!っていう。あの感じを曲で出せるのは本間ポルノでも江口ポルノでもなく、tasukuポルノだけだと思ってます。あと単純にEDM好きだったんだ俺、と。

ロマンスポルノ俺は参加してないんですけど、ライブ直後にこの曲の感想漁ってたら「格好良い」「エロい」「ラテン」「ダサい」とか色々あってハードルが激しく上下してたんですけど、オンエア後もほんとこのへんの感想のままでした。格好良くてエロくてラテンでダサい。あ、これいつも通りの「ポルノグラフィティ」だ。100パーセント格好良いで良いのに、Bメロでパラッパラッパーみたいなくだり挟んじゃうとか(ロマポル時点ではなかったらしい)、入りからEDMなのにイントロアウトロはモロ歌謡曲なとことかやっぱり絶妙に外してきてくれる。そこが引っかかりになって何回も聴いちゃう中毒性を生む部分でもあると思うんですけど、要はジャルジャルとかのコントみたいなもんで、一発目聴いて好きになれないと後から好きになるっていうのは難しいだろうし、一定数あー無理だわっていう人がいるのも分かります。俺もこのへんで書いた曲は本当に憎たらしい。Ohhh!!! HANABI憎けりゃ袈裟まで憎い。

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歌詞は絶妙な意味のわかりにくさでかなり聴いてて楽しい。ワン・ウーマン・ショーほど単純でもないし、ミステーロほど何言ってんだお前状態でもない良い塩梅。あんなに滑舌良いのにラスサビで急にゴチャゴチャッってなって全然聞き取れないのもご愛嬌で歌詞カード読むのもひとつの楽しみです。単純にシングルで男目線の悲恋の歌詞ってめちゃくちゃ久しぶりじゃない?EXITぶりくらい?やっぱ好きです「女々しい男」シリーズ。絶対こいつ知り合いだったら「は?金の花粉?目ぇ覚ませ!馬鹿!」ってぶん殴ってるだろうなって感じが。

…最初の方に曲タイトルの並びが洗練されてて良いって書いた瞬間、両A面のもう片方のタイトル見てズコーってなりました。『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』ってお前…。ああ、本当にポルノグラフィティはいつも俺の予想の斜め上を行ってくれる。

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LiAR

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オールスター感謝祭ミニマラソンの土屋太鳳ちゃんと俺

ameblo.jp

土曜日にやっていた『オールスター感謝祭』の赤坂5丁目ミニマラソンを観て本当に本当に感動した。

女優の土屋太鳳ちゃんは番宣のためにマラソンに参加。ハンデありという状況ではあったが3週目まではトップで独走し、最終的に8位という好成績でゴール。テープを切った瞬間に倒れ込み失神寸前。

しばらくしてからインタビューを受けるためにスタッフが椅子に座るよう促すが「先輩方が立ってるんで」と拒否。しかも、なんとか座らせてからの第一線が

「このマラソンを作ってくださった方は凄いと思います。キツくて…でも…『IQ246 華麗なる事件簿』素敵なドラマになってます、本気で観ていただきたいです」

と、信じられないほどの女優根性に初めてオールスター感謝祭観てほんとに泣いた。

 

それと同時に土屋太鳳ちゃんに激しいシンパシーのようなものを感じた。まるで昔の自分を見ているような。

太鳳ちゃんは日本体育大学の現役学生らしいのだが、俺も小中高とサッカー部に所属して、マラソンの辛さも痛いほど分かる。

 

 

高校2年生の夏、「北海道高等学校陸上競技選手権」に助っ人として陸上部に交ざって出場することになった。種目は1500メートル走。

 

「絶対勝ちます。全員の度肝抜いてやりますよ」

 

当時、土屋太鳳ちゃんのようにゴリゴリの体育会系だった俺は相手が陸上部だろうと、例え黒人だろうと負ける気は毛頭なかった。

 

陸上部の顧問は言う。 

 

「サッカー部と言ってもお前は素人なんだから、1500メートル走は100メートルを17秒ペースくらいで走って…」

「何言ってんすか、そんなんじゃトップ狙っていけないでしょ。15秒ペースでいきますよ」 

 

と俺は顧問の言葉を遮った。

 

それだけの自信があったからだ。

サッカー部の誰よりも走ってきた。体力は誰にも負けなかった。努力は人を裏切らない。

 

そしてレースの時間は訪れた。

周りを見渡しても俺の敵になるような奴は一人もいない。ぶっちぎりの差をつけて華々しくゴールしてやる。

 

パン!

 

スタートの合図が鳴り響く。

 

ダッ!

 

一気に地面を蹴りスピードを上げていき、みるみるうちにトップに躍り出た。

 

「何だあいつ」

「はええ」

 

周りのざわつく声が聴こえる。

100…150…200メートルを超え、トップとは10メートル以上の差がついていた。誰も俺に追いつける奴はいない。風や。俺の名は風や。

 

(このままいくぜ!)

 

(…)

 

異変に気づいたのは300メートルを超えたあたりからだった。

足痛っ…うわっ、めっちゃ太ももとふくらはぎ痛ぇ…。

腕重っ…肩痛っ。

い、息…息が。

あっ、汗止まんねぇ。

さ、寒っ。

 

(え…?や、やばい。やばい。え…?まだ300メートル?う、嘘だろ?あ、あと1200メートルも…?)

 

そう考えただけで目眩がしてその場に倒れ込みそうになる。

 

「絶対勝ちます。全員の度肝抜いてやりますよ」

「何言ってんすか、そんなんじゃトップ狙っていけないでしょ。15秒ペースでいきますよ」

 

(な、なんであんなこと言っちゃったんだろ…)

 

後続集団はすぐそこまで来てる。

 

(う、うう、う、うわああああああ)

 

心の中で叫びながら2周目の第1コーナー手前でコースアウトし、そのまま陸上競技場をあとにした。

 

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『iPhone7 Apple純正レザーケース』感想

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スマートフォンはいつも裸と決めていたのですが、先代・Nexus5がこういうことになりまして、この度スマホケース童貞を卒業致しました。

www.apple.com

購入したのは掲題通り『iPhone7 Apple純正レザーケース』、Apple製品のやつです。値段はお値打価格の「5,200円」高っけぇ。ケースに5,000円出すのは後にも先にもこれきりでしょう。

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開封の儀(鴉の羽2羽分と水牛の角を3頭分ずつ用意して羊の皮で作った袋に商品と一緒に入れて3日間神棚に奉納する)は近所の祈祷師さんにお願いして済ませてあります。ありがとうございます。

リンク先はタンになってるんですけど、何だよタンって。購入したケースの色はブラック、iPhone本体がゴールドなので、明るい色は合わねぇだろうな〜と思って黒にしたのですが、他にも青だとか赤だとか、果ては茶色まで、シリコンケーズと合わせると少なくとも黒子のバスケに出てくる奴らの名前分くらいは種類があります。

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内側はふさふさと猫の毛みたいになってましてiPhoneを傷つける心配もありません。

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つけてみた。

どうなのこれ?格好良い?ダサくない?大丈夫?俺は格好良いと思って買って結構気に入ってるんですけど、どうなんですかね。ヘタしたらデニムのシャツにジーンズ合わせちゃうような糞ダサ野郎なんでこういうセンスはめっぽう弱いのです。あれ?よく見てたらオッサン臭いような気がしない?商工会議所務めの人とかが使ってるような感じしない?大丈夫?ほんとダサかったらダサいって言ってくださいね、すぐ食うんで、ケース。

それで寄って見てみるとわかるんですけど、もう傷ついてるんですよね、買って1週間も経ってないんですけど、ジーンズのポッケとかに入れて普通に運用してるだけなのにもう結構ズタズタです。そのことを革製品を使ってる奴に話したら「それが良い味になってく」とかわけわからんこと言ってて、最初は「馬鹿にしてんのか?海原雄山みてぇなこと言いやがって、美味しんぼじゃねぇんだぞ」とか思ってたんですけど、じーっと小一時間くらいスマホすりすりしながら眺めてたらそういうもんなのかな〜とか思ってきたりもします。ああ、ただの慣れってやつだコレ。

それと、黒革製品の弊害なのかもしれないんですけど普通に使ってるだけで傷とは別に白い線みたいなのがめっちゃ入って目立つんですよね。濡れたティッシュとかでこすってみたり、革靴磨くブラシでこすってみたりするんですけど中々取れないから、ヤケクソで尿素配合のハンドクリームをケースに塗ったら綺麗なったのでマジで尿素は凄い。

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あと、ケース付けたら横のボタン押しにくいじゃねぇかとも思ってたんですけど、ボタンの部分だけ独立でアルミになってたのでそこはありがたい。

ただ、これやっぱり付けてると重いんですよね。これは最近のスマホ全般に言えることなんですけど、大画面化に伴って重量上がったせいで、シャツとかジーンズのポケットに入れておくと不格好でどうも格好悪いんですよね。それで更にケースまで付けちゃうと普段カバンも持ち歩かない身にとってはちょっと不便。

とはいえ、やっぱり「Apple純正」という響きだけで安心感が桁違いでドンキでパチモンを購入するよりは遥かに満足度の高い買い物でした。

やっぱりネームバリューとか肩書きってのは大事なんだなぁ、てなことを昨日居酒屋でたまたま隣に座っていた最近リストラされたっていう知らんおじさんの「最近の若い奴は本当に仕事ができねぇから困る」という言葉を聞いて思った。お前だけには言われたくない。

 

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ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』1話感想

昨日から始まったドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の1話観ました。

面白かったです。面白かったと一言で言ってもドラマ、ひいては石原さとみのドラマに限っては色々な面白さがあってまず第一に、石原さとみが可愛ければドラマの内容はひたすら石原さとみが飯食ってるシーンのみでも最強に面白い、というパターンと単純に作品の内容も面白いパターンの2種類がありまして、前者は『失恋ショコラティエ』『ディアシスター』『5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~』、後者は『WATER BOYS2』『リッチマン、プアウーマン』なんかがあがります。それでいうとこの『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』はちょうど中間くらいの良いバランスが取れたドラマだと思いました。

校閲(文書・原稿などの誤りや不備な点を修正する)という地味な仕事にスポットを当てながらも、顔が派手なくちびるガッズィーラ石原さとみを主演に置きあまりある画の映える状況を作り出し、一話完結でまとめることによって初見にも優しい仕上がりになっています。

ただ、先程あげた前者の石原さとみを期待している人にとっては1話の時点では少し肩透かしの食らう内容で今のところ半裸でエロい顔しながらチョコレートを食うシーンも、毛程も内容に関係ないのに唐突に挟まれる入浴シーンもありません。それどころか校閲の仕事に就きながらも本心ではファッション雑誌の編集希望という役設定のせいで、毎分毎に変わる女にはウケるけど男にはまったくウケない意味不明なファッションを披露しているので、石原さとみが石原さとみたる所以である滲み出るエロさというものが抑えられてしまっている状況です。

しかしながら、河野悦子が『リッチマン、プアウーマン』の夏井真琴のようにフラフラしながらも自分の意思はしっかりと貫く性格のため、あの顔と声で他者を容赦なく罵倒するという新たな石原さとみを体験することができます。特に編集者の貝塚八郎(青木崇高)に対しては「黙れタコ」「この無能が」と人一倍当たりがキツく、プライベートでは優香の旦那、仕事では石原さとみに罵声を浴びせられるという、ただの勝ち組じゃねぇか!畜生!!

そして、河野悦子の学生時代の後輩でファッション編集部で働いている森尾登代子役のキングオブショートカット、本田翼ちゃんもモチロン顕在で、石原さとみと本田翼を1枚の画面に同時に拝めるというこのありがたさ!よくガキの頃にテレビ画面に突っ込めばそっちの世界にいけると信じてたもんですが流石に二人が同時に映った瞬間は、危うく37インチの三菱テレビREALにダイブしそうになりましたわ。なにこの画像。え?この写真無料?モザイク書けなくて大丈夫?あとで莫大な金請求されない?いや払うけども!払います!全然払います!とりあえず、10秒ずっと見てたら死ねる。

 

世界初!地味にスゴイ番宣✨✨✨ 赤鉛筆の芯に番宣を彫刻👀‼️ #地味スゴ #石原さとみ #本田翼

【公式】水ドラ『地味にスゴイ!』さん(@jimisugo)が投稿した写真 -

 

ただ、河野悦子に一目惚れされ、森尾登代子と同棲を始めることになる男の役が菅田将暉っていうのが気に入らねぇ。え?こいつそんなに格好良いか?格好良いんでしょうね、いや格好良いよ、俺、彼の情熱大陸観てて泣きそうになっちゃったもん。典型的ないわゆる「コミュ障」で、ああ、引っ込み思案で人と接するのがあまり得意じゃない子なんだな、、、それでも俺は彼から芯の強さを感じて、心から頑張ってほしいな、って思ってたんですよ。そんな彼が石原さとみと本田翼に取り合いにされるだと…。クソが。お前も所詮そっち側の人間かよ畜生!でも『問題のあるレストラン』とか『民王』での演技、めちゃくちゃ良かったよ!これからも頑張ってくれよな!

最後に1話のゲストが鹿賀丈史さんだったんですけど、僕このドラマの前に『ゲームセンターCX』のポケットモンスターの回を観てまして、有野課長がイワーク捕まえてニックネーム「カガタケシ」にしやがったんで映る度にずっと鹿賀丈史がイワークにしか見えねぇじゃねぇかよ、ずっとニヤニヤしちゃったよ、どうしてくれんだよ。

そういうことも含めてこれからも楽しみなドラマでした。


ゲームセンターCX 「ポケットモンスター 赤・緑」Vol.4

 

校閲ガール<校閲ガール> (角川文庫)

校閲ガール<校閲ガール> (角川文庫)

 
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カラオケで歌うのも聴くのも恥ずかしい曲

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カラオケの話の続きなんですけど、いざ曲を入れて歌ってみると恥ずかしくなって赤面しちゃう曲ってありませんか。

例えば、この間はじめて歌ったEXILEの『ふたつの唇』というのがあってこの曲は『東京DOGS』というドラマの主題歌で、僕がEXILEの曲の中で数少ない好きな曲で最初はノリノリで歌ってたんですけど、あんまり歌詞を理解していなくて2番の

「そっと口づけで灯そう Fire」

という箇所でどうしようもなく恥ずかしくなってその後はとても歌える状況じゃありませんでした。言うに事欠いてファイヤーってお前…。大仁田厚じゃねえんだから。え?ATSUSHIってもしかして大仁田ATSUSHI?正直1番の同じ箇所の「僕の口づけで埋めよう Your Lipps」もかなりキツかったのですが、いや、ファイヤーって。

そもそも、EXILE系列はカラオケだと大体がミュージックビデオ映像で、ゴリゴリのイカつい兄ちゃん連中が真顔で飛んだり跳ねたり小芝居始めたりするのでそればっかりに気がいって歌どころじゃなくなります。


EXILE / ふたつの唇

 

ほかにも、ポルノグラフィティの『サウダージ』なんかは歌詞の部分というよりも「CDでは歌っているのにカラオケでは表示されない箇所」がかなり恥ずかしいです。

サウダージ

サウダージ

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  • J-Pop
  • ¥250
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なんせ、あいつ(ボーカル)気持ちよくなっちゃってラストで

 

ベイベェ〜〜〜〜ェェエ〜〜〜〜ッ!!!

ナァッ、ナナッツ、ナナッツナァアォッ、オォン

ヒィイッヒィ〜〜〜〜〜〜〜ッ

 

とか叫び始めるんですよ。なにしてんだよ。ヒィイッヒィ〜〜〜〜〜〜〜ッじゃねぇよ。で、こっちはそれを聴き込んで頭に入ってるからそこも歌わなきゃとか思うじゃないですか、でもカラオケじゃそこの部分表示されないんですよ、「よっしゃ最後のベイベーの部分だ」と思ってがっつり歌っても画面にはなにも出てこない。だから、曲をよく知らない人からしたら「え…急にこの人ベイベーとか叫びだした怖い…」って思われるわけじゃないですか。こんな悲しいことってありますか。だからそれを理解してからは、サウダージの長いアウトロはモジモジしながら虚空を見つめるだけの時間。

 

女性歌手で言うと宇多田ヒカル『First Love』なんかは毎回カラオケで歌う人がいるたびに笑ってしまいます。

First Love

First Love

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絶対にみんな「誰を想ってるんだはぁ〜〜〜」って歌うじゃないですか、だって本人が気持ち良くなって「だはぁ〜〜〜」って歌ってるんですから。でも歌詞上では「だろう」じゃないですか。でも明らかに「だはぁ〜〜〜」なんですよ。ハタから見てたらアホみたいじゃないですか。「だろう〜〜」ってとこ「だはぁ〜〜〜」っつってんですよ。なにこれ。

 

だから、ポルノグラフィティ然り宇多田ヒカル然り、こういうのってやっぱり歌詞上でも表示されてほしいんです。やっぱり僕らはお手本としてCD音源を聴いてるわけですからなるべくCD通りに歌いたいんですよ、歌手のクセも受け入れたうえで歌いたい。でも、いざ歌おうとするとそのクセが表示されてないから恥ずかしくなっちゃうんですよ。気にせず歌えよって話なんですけどね、やっぱり根は真面目で恥ずかしがり屋なもんだからなかなかね。B'zなんかはクセの温床ですから絶対歌えないですよね、そもそも高すぎてヘタに歌おうとすると黒柳徹子みたいな声で太陽の小町エンジェルとか叫び続けるだけの地獄。

だから来週も飲み会があってカラオケ行くんですけど、多分僕は色々考えてしまって思いきり歌うことはできないんだはぁ〜〜〜。

 

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好きなうまい缶コーヒーランキングベスト20

毎朝、毎昼、毎晩缶コーヒーを欠かさず飲むほどの缶コーヒー中毒です。あの美しい缶のフォルムから漂う焙煎豆の香り、口に入れた瞬間に感じる独特な苦味や甘み。

何が飛び出すかわからないびっくり箱のようなわくわく感を缶コーヒーからは感じることができます。大人の飲み物なのに童心に返ることのできる唯一の存在、それが缶コーヒーです。

今回は、そんな私が選んだうまい缶コーヒーをランキングを発表します。

 

20位 ジョージア カフェオレ 

コカ・コーラ ジョージア カフェオレ 250g×30本

コカ・コーラ ジョージア カフェオレ 250g×30本

 

ほっと胸を撫で下ろしたくなるような優しい甘みと、確かに香る豆の風味のバランス感覚が抜群の一杯。サーッとこの身体を吹き抜けるようなふいに訪れた春風のように。

 

19位 UCC ブレンドコーヒー微糖缶

UCC ブレンドコーヒー微糖 缶185g×30本

UCC ブレンドコーヒー微糖 缶185g×30本

 

キリリとした微糖の甘みは例えるならキリンの眼差し。その高いところから彼らは何を見つめ、そして何を思うのか。その答えは誰にもわからない。 

 

18位 ダイドーブレンド デミタスコーヒー

ダイドーブレンドデミタスコーヒー 150g×30本

ダイドーブレンドデミタスコーヒー 150g×30本

 

舌の上で繰り広げられる酸味と甘みの戦いの果てに一体なにがあるのか。その答えは誰にもわからない。ただそこにあるもの、そんなことを抱きしめながら飲みたい一杯。

 

17位 ボス 贅沢微糖

サントリー コーヒー ボス 贅沢微糖 185g×30本

サントリー コーヒー ボス 贅沢微糖 185g×30本

 

芳醇なコクとキレは緩急自在のピッチャーのよう。90キロのスローカーブのあとに繰り出される150キロのストレートは打者にとっては160キロにも170キロにも感じるだろう。ストライク、バッターアウト。 

 

16位 ジョージア ヨーロピアン プレミアムカフェラテ 

初恋のような甘さの中に感じる大人の色気。少女のような無邪気さと大人の女性の小悪魔的微笑み。これらが口の中で混ざりあったとき、僕らはこの缶コーヒーの虜になる。 

 

15位 UCC BLACK無糖

UCC BLACK無糖 185g×30本

UCC BLACK無糖 185g×30本

 

黒、圧倒的な黒。何者にも染まらず、誰とも相容れない存在。でもそんな彼の眼の奥に映る一筋の輝きは希望か、それとも。 

 

14位 ジョージア ザ・プレミアム

コカ・コーラ ジョージア ザ・プレミアム 185g缶×30本

コカ・コーラ ジョージア ザ・プレミアム 185g缶×30本

 

人に認められ、人を認めながらこの世界は回っている、でもそんな「アタリマエ」のことに気づかずに日々を過ごしてしまう。せわしなく進む時の流れに戸惑い、倒れそうな時この缶コーヒーを一口飲む。涙が溢れて止まらなくなった。 

 

13位 ワンダ エクストラショット

アサヒ飲料 ワンダ エクストラショット185g×30本

アサヒ飲料 ワンダ エクストラショット185g×30本

 

真の贅沢とは、目が眩むような宝石を手に入れることでも、胃が縮み上がるような高級料理を食することでもない。頑張って頑張って、ふとした瞬間に飲む一杯、これ以上の幸せはないと感じさせてくれる。

 

12位 ダイドーブレンド 微糖 世界一のバリスタ監修

ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修 260g×24本

ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修 260g×24本

 

この世には二種類のコーヒーがある。人の目があると萎縮してしまい自分の味が出せないコーヒーと、見られれば見られるほど真の味わいが引き出されるコーヒー。後者の中でも選りすぐりものだけを集められて作られたこの一杯。飲めば世界が変わる。

 

11位 ジョージア ヨーロピアン 香るブラック

コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン 香るブラック 290ml ボトル缶×24本

コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン 香るブラック 290ml ボトル缶×24本

 

ブラック缶コーヒーなのに一瞬頭の中が真っ白になるほどに目の覚める黒。なにも飾らず抗うことのない空気の中で生まれた純粋なる黒。

 

10位 ワンダ モーニングショット

アサヒ飲料 ワンダモーニングショット 185g×30本

アサヒ飲料 ワンダモーニングショット 185g×30本

 

朝、目覚める先に君の抜け殻が横にいる、ぬくもりを感じたいつもの背中を眺めながら飲みたい一杯。それだけでいい。

 

9位 タリーズコーヒー バリスタブラック 

口の中を圧倒的なスピードで駆け抜けるガツンとした苦味。そして「くーっ」声に出す間もなく奥の方から訪れる旨味。悲しみのその先に本当の喜びがあると教えてくれる。

 

8位 ファイア 挽き立て微糖

キリン ファイア 挽きたて微糖 缶コーヒー 185g×30本

キリン ファイア 挽きたて微糖 缶コーヒー 185g×30本

 

Will If the I had happened when I met you sooner. I wonder if there was also different life.

 

7位 ボス カフェオレ

サントリー コーヒー ボス カフェオレ 185g×30本

サントリー コーヒー ボス カフェオレ 185g×30本

 

冷えていてもまろやかな羽毛のように温かみを感じる甘み。こんな「ボス」の下で一生ついていきたい、心からそう思える。

 

6位 ワンダ 金の微糖

アサヒ飲料 ワンダ金の微糖 185g×30本

アサヒ飲料 ワンダ金の微糖 185g×30本

 

「金」の名を冠するには相当の覚悟が合ったに違いない。上がりきったハードル、それを軽々と超えてくる味の完成度に鳥肌が止まらない。 

 

 5位 ファイア 挽きたて工房

キリン ファイア 挽きたて工房 缶コーヒー 185g×30本

キリン ファイア 挽きたて工房 缶コーヒー 185g×30本

 

ひたすらに熟成され続けた時、まっさらな「無」の状態になるという。そしてもう一度はじめから作り直したとき、真の完成に近づくという。キレ、コク、深み、これが、完成形。

 

4位 ドトールコーヒー レアルブラック

ドトールコーヒー レアルブラック 400g×24本

ドトールコーヒー レアルブラック 400g×24本

 

「黒」と一口に言っても深みの黒、憐れみの黒、戸惑いの黒など色々な種類があるが、このブラック缶コーヒーほど様々な黒の要素を兼ね備えたものはない。 黒よりも深い黒。

 

3位 ジョージア エメラルドマウンテン

コカ・コーラ ジョージア エメラルドマウンテン 185g×30本

コカ・コーラ ジョージア エメラルドマウンテン 185g×30本

 

そう、そびえ立つ山々のように荘厳で雄大。口に入れた瞬間にその懐の深さにハッとする。ああ、僕はずっと守られていたんだ、もう安心して眠ろう、そう思える。

 

2位 ワンダ 極 ブラック

アサヒ ワンダ 極 ブラック ボトル缶 400g×24本

アサヒ ワンダ 極 ブラック ボトル缶 400g×24本

 

どんなに笑われても、蔑まれてもただひとつのことだけを愚直に続けてきた「極」。この苦さは、奥深さはそうして染み込んだ汗と涙の結晶なのかもしれない。

 

1位 ボス レインボーマウンテンブレンド

サントリー コーヒー ボス レインボーマウンテンブレンド 185g×30本

サントリー コーヒー ボス レインボーマウンテンブレンド 185g×30本

 

雨上がりの空にかかる虹のように永遠なんてものはない。でも信じてみたい。このろくでもなく、美しい世界はいつまでも変わらないのだと、決して終わりはないのだと。 

 

 

って、いうやつです。

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『キングオブコント2016』感想

全組のネタと点数。※ネタ名は勝手に付けました。

 

1stステージ

1.しずる「刑事」 

設楽統 90

日村勇紀 92

三村マサカズ 88

大竹一樹 88

松本人志 85

合計 443

 

2.ラブレターズ「野球拳」

設楽統 92

日村勇紀 84

三村マサカズ 82

大竹一樹 84

松本人志 82

合計 424

 

3.かもめんたる「念」

設楽統 89

日村勇紀 90

三村マサカズ 88

大竹一樹 89

松本人志 88

合計 444

 

4.かまいたち「監禁」

設楽統 90

日村勇紀 93

三村マサカズ 92

大竹一樹 93

松本人志 90

合計 458

 

5.ななまがり「茄子」

設楽統 88

日村勇紀 89

三村マサカズ 85

大竹一樹 88

松本人志 80

合計 430

 

6.ジャングルポケット「トイレ」

設楽統 94

日村勇紀 93

三村マサカズ 94

大竹一樹 91

松本人志 94

合計 466

 

7.だ〜りんず「父子」

設楽統 85

日村勇紀 84

三村マサカズ 86

大竹一樹 87

松本人志 89

合計 431

 

8.タイムマシーン3号「金出せ」

設楽統 90

日村勇紀  89

三村マサカズ 87

大竹一樹 89

松本人志 90

合計 445

 

9.ジグザグジギー「食堂」

設楽統 88

日村勇紀 84

三村マサカズ 89

大竹一樹 88

松本人志 84

合計 433

 

10.ライス「取引」

設楽統 92

日村勇紀 95

三村マサカズ 93

大竹一樹 91

松本人志 95

合計 466

 

2ndステージ

1.かもめんたる「ヒッチハイク」

設楽統 87

日村勇紀 88

三村マサカズ 88

大竹一樹 89

松本人志 87

合計 439(883)

 

2.タイムマシーン3号「演劇」

設楽統 88

日村勇紀 88

三村マサカズ 88

大竹一樹 88

松本人志 85

合計 448(893)

 

3.かまいたち「ホームルーム」

設楽統 90

日村勇紀 92

三村マサカズ 91

大竹一樹 93

松本人志 90

合計 456(914)

 

4.ライス「レストラン」

設楽統 94

日村勇紀 95

三村マサカズ 92

大竹一樹 94

松本人志 95

合計 470(936)

 

5.ジャングルポケット「余命」

設楽統 88

日村勇紀 94

三村マサカズ 91

大竹一樹 95

松本人志 96

合計 464(930)

 

 

観ましたー。

一言で言うと凄い癖が強い大会でした。ほぼ無名のライスが優勝っていうわかりやすいサクセスストーリーっぽい雰囲気は出てたんですけど終始、異様な雰囲気だった気がしました。

っていうのも、ほぼ全組が同じ構成のコント(一個のフレーズ、設定を繰り返して笑いを取る、かつ片方が終始ほぼ無言)で、腹抱えて笑ったネタ(かまいたち 1本目、2本目、タイムマシーン3号 1本目、ジグザグジギー 1本目)もあれば、「頼むから早く終われ」って思ったネタもあってなんかずっと落ち着かなかったです。天丼ネタって自分もブログ書く時よくやるんですけど、これってその芸人が面白いつまんないって言うよりはギャンブルみたいなもんで、結局0か100かじゃないですか。最初の一言目でウケれば後は転げ回るくらい笑えるし、最初でハマんなかったらその時間が苦痛以外の何者でもない。現に、一緒に観てた友達はジグザグジギーの時なんか俺が爆笑してた横でめっちゃ苦い顔してたし。ジグザグジギーは、なぜかいっつもテレビ的にもとことんハマらないのが悲しい。

しかもただ笑えないんならまだしも、文字通り汚い糞ネタとかキチネタが多かったんでそれも時間帯考えるとかなりキツい。ただ、それって運良くウケりゃあ無限にウケ続けるチートなんでやりたくなる気持ちは痛いくらい分かる。でも、今回は同じのようなネタが続きすぎて正直クドくてしょうがなかった。だからこそ、逆に割と正攻法的なジャンポケ、ライス1本目、タイムマシーン3号のネタなんかはそのお陰もあって安心できて会場からも受け入れられてたと思うんですけど、その中でもライスの1本目は俺はクスリとも笑えなかった。その代わり2本目はそのチートががっつり効いて今日一番面白かったし、優勝も納得できるから笑いは本当によくわからん。

あと、滅茶苦茶芸人泣かせだなって感じたのが、1本目のだ〜りんずのネタで「童貞だ!」ってボケの方が叫んだ時にウケたいはずなのに客席から悲鳴が上がってて、本人達じゃないけど死にたくなりました。そこがウケないっていうのはそもそもの実力とか知名度とか色んな要素があってマジに受け取られた結果の「ヒィヤァ〜〜」なんだろうけど、童貞押しでいきたいのにもうあれが上がっちゃったらもうやってるほう地獄だろうなと。それで言うと、優勝経験者で芸風も知られてる筈のかもめんたるのネタで悲鳴が上がってたのは滅茶苦茶可哀想でした。

逆に知名度が有利に働きすぎてたのがジャングルポケットで、ネタやる前からある程度ウケることも約束されてて、フォーマットも固まりきってて変に冒険もしないからほんとズリーな、もうネタやらなくてもいいわって感じで『M-1グランプリ2015』のトレンディエンジェルのときと同じようなことをみたいなことを観てて思ったし、逆にハライチが変化させてきてダダ滑りしたことを思い出してなんとも言えない気持ちになった。(俺はハライチのネタ大好きだった)

それと、こういう賞レース観るときに思うのが「テレビで披露したことあるネタ問題」で、今回で言うと「タイムマシーン3号 1本目」「かまいたち 2本目」「ジャングルポケット 2本目」でタイムマシーン3号とかは『有吉の壁』で何回かやってたりしたのかな、ジャングルポケットは最近どっかで観た気がするけど思い出せない。かまいたちの2本目はあらびき団とかけっこう至るとこで勝負ネタとしてやってるイメージがあって、多分かまいたちで一番有名なネタで俺も初めて見たときから死ぬ程笑った大好きなネタなんですけど「おおお!これキングオブコントでやってくれんの?」って思う反面「そんな昔のネタやっていいの?」っていう違和感もあった。そりゃあ自信のある一番のネタをやるのは当然なんですけど。てゆうか、チャンピオン制服盗んで捕まってるのによくアレやったな。

てな感じで、全体的にしつこくてクドい大会で、多分苦情もわんさか来てるでしょうがライス2本目の「俺がおしっこ漏らしちゃったんだろうがよ」が来た時の心撃ち抜かれた感じが気持ち良すぎて、あれを味わえただけで4時間観続けた甲斐がありました。でも、いかんせん悲しいくらいルックスにインパクトがなくてどっちも「じゃない方」っぽいのでこれから売れるのかはわからん。おわり。

 

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