kansou

ミクスチャーブログ

広告

ポルノグラフィティ『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』感想

 

『リンク』『ワンモアタイム』をはじめとして、基本彼の心情吐露系メッセージソングは圧が強いというか押し付けがましい感じがどうにも好きになれなかったんですけど、この曲めっちゃ好きです。俺なんで他はダメなのにこの曲好きなんだろうなと思ったら、まぁーとにかく「速いから」これに尽きる。

挙げた2曲然り、カップリングの『9.9㎡』、アルバム曲の『カシオペアの後悔』『バベルの塔』とか似たような曲は山のようにあれど、どれも曲の激しさの割にいまいちテンポが遅かったり、途中でブレーキかかったりするんですけど、これはほぼ最後までアクセル踏みっぱなしで多分ポルノグラフィティ史上最速。そのお陰で岡野昭仁特有の胸焼けするくらいカロリーの高いストレートな歌詞が全然頭に入ってこない。それが俺には逆にありがたくて、歌詞を歌詞としてじゃなく「音」として聴くことができるんでカロリーが上手い具合に分散されるし、たまに気になりがちな語尾下がりもほとんど目立たない。

詰め込み具合が完全に電話ボックスに何人入れるか状態で、1番Aメロ「胸が焼け明けるまで嘔吐いた」1番サビ「転ぶ先はどっちだBlack and White?」ラスサビ「Brother,Sister 気付いてるのかい?」とかそんなギュウギュウになってまで歌う必要ある?って最高すぎて笑いました。

むしろ「もっともっと速くてもいいし、もっともっと歌詞詰め込んでくれてもいい」くらいです。(これ以上速くしたら多分ゲボ吐いて死ぬ)Cメロのはじまりとかちょっとテンポ落ちるんであそこすっ飛ばしてラスサビに入って、最後のウォウォウなしでブツ切りで曲終わってくれてたらたぶん現行曲で一番ってなってたかもしれないです。

ずっと曲タイトルでえ…?『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』?え…?お前…また…って思ってたし、最初は「最近サビ始まり多すぎるだろワンパターンかよ」ってウンザリしそうになったんですけど、完全に納得しました。これはこのタイトルじゃなきゃダメだしサビ始まりじゃなきゃダメだ。

ああ、これフランス料理でよくある「帆立貝とオマール海老のテリーヌ 海の宝石仕立てロッシーニ風味 ヴィンテージポートワインのソース 季節の野菜を添えて」みたいなもんなんだな、とか思った。

あと、とりあえずファンでタイトル「白もやし」とか略してる奴はyoutbe生放送で全然本人達納得してなかったから今すぐやめとけ。

www.youtube.com

真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ

真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ

  • ポルノグラフィティ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

LiAR / 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ(初回生産限定盤)(DVD付)

LiAR / 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ(初回生産限定盤)(DVD付)

 
FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016 [Blu-ray]

FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016 [Blu-ray]

 
関連記事