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ミクスチャーブログ

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ドラクエの最高傑作は6

ドラゴンクエストでもどの作品が最高傑作か、の問いかけには意見がわかれると思う。
3か5か、はたまた2か7か。おろか者め!石となり永遠の時を悔やむがよい!

 

最高傑作は6である。今回は6が素晴らしいゲームであるかというのをまとめた。

 

 

1.戦う理由が不明

6はとりあえず10回以上は繰り返しプレイしたし、すべての職業も仲間モンスターもアイテムも手に入れた。しかし、物語が進むにつれ毎回「あれ?これなんのために戦ってるんだっけ?」という気持ちになってくる。
ムドーまでは良かった。オープニングムービーで石にされた夢から、だんだん2つの世界ともうひとりの自分の謎が明らかにされていき「ふたつの世界を支配している魔王(ムドー)を倒す」というものだった。やっと地底魔城でムドーが実は王様だったとことに唖然とし、ムドー城での真の姿に絶望して、何回も負けてアモールの洞窟で何時間もメタルスライム狩りして、やっとの想いで倒した時はうれしくて泣きそうになった。けど、その魔王がただの噛ませ犬だったというところから、頭が回らなくなった。
アークボルトの兵士でムドーより強い奴もいるしまつ。「ラーの鏡やるからお前らが討伐行けよ」と何度も思った。

それからは、なんか漠然と「こいつは悪いことしてるだろう」みたいな曖昧な理由で戦うことになる。
ジャミラスのイベントなんかその最たる例で、ムドーと同等の魔王にもかかわらずちょっと街に立ち寄って話を聞いただけで島に連れて行かれボス戦。なんじゃこりゃ。
だがこれは「敵がいたら倒す」という極めてシンプルなストーリーであり、余計な感情移入などしなくても良いということでもあると思う。

 

 

2.ハッスルダンス最強説

ドラクエ6を楽に進めるためには、いかに早いハッスルダンスを覚えられるかどうかにかかっているかどうかにかかっていると言っても過言ではない。
最初の転職ではまず全員を魔法使いにし、一回だけ戦闘をし、メラミを覚える。その後、メインの4人を踊り子、遊び人にし、ひたすら熟練度稼ぎ。スーパースターに転職し、ハッスルダンス、サマーソルトを覚えたらあとはもう放っておいても良い。
ハッスルダンス最強、これに尽きる。 

 

 

3.不思議な洞窟が初見ではクリア不可能

最初の無限回廊からして無理。だれが分かるの?あれのために攻略本買ったわ。
地下2Fの隠し階段の場所もわかりづらいし。
ただ、クリアしたときの喜びはひとしおでそれだけで生きている喜びを感じることができる。
それは2のロンダルキアへの洞窟にも言えることだが、1・2・3(スーファミ以外)・5に関しては移動スピードが遅すぎるという理由で最高傑作には挙げることができない。

 

 

4.毒物混入事件

サンマリーノのジョセフとサンディのエピソードはドラクエ6経験者なら誰もが知る話だが、本編とはほぼなんの関係もなく、ただただプレイヤーを鬱な気分にさせる。BGMのデーデッテデーはトラウマ。

 

 

5.チャモロ

そもそもドラクエ6はだれでも全呪文、特技が使えるので結局ずば抜けたステータスを持つキャラ以外は結局は好みの領域になる。なので弱いし、かっこ良くもないチャモロはパーティから早々に外すプレイヤーは多いと思う。何回「船だけ貸せよ」と思った。ゲントの杖だけの存在。

 

 

6.テリー

ドランゴを仲間にした時点で酒場行きにするプレイヤー多数。テリーがバトルレックスと一人で戦うシーンでは、どれだけ強いんだと期待したのにがっかりした。 

 

 

7.たね・きのみの集めやすさ

盗賊という職業の特殊能力によりアイテムのドロップ率は格段に上がる。それはドラクエにとって重要なステータス上昇のたね・きのみも例外ではなく、パーティを盗賊4人にして目当てのたね・きのみを落とす敵と1時間も戦い続ければ20個は固い。
個人的なおすすめはモンストル周辺でちからのたねを落とすオークマン狩りだ。だいたい6時間もやれば100個以上は集まるのでちからの高いハッサンやくさったしたい、ドランゴ、ボストロールに使い込めばはぐれメタルをしっぷうづき一撃で倒せる攻撃力512に届く。

 

 

8.キラーマジンガ

ドラクエ6において最も記憶に残るモンスターといえばムドーかキラーマジンガと答える人がほとんどだろう。
以下wikiより

本来は【お楽しみダンジョン】のザコ敵なのだが、【海底宝物庫】の番人でもあり、この位置付けが非常に秀逸。
【マーメイドハープ】入手による探索範囲の拡大や転職による戦力の増大といった要因から生まれるプレイヤーの自信を、
「真正面から」「小細工なしで」「完膚なきまでに」叩き壊してくれる。
到達した段階で「ちょっと強いくらいのザコだろう」などと思い込んで、
【もしこの先の宝がほしいなら この私をたおしてゆくがいい。】という確認を安易に受け取り、
ヘタに喧嘩を売って返り討ちに遭い、海の藻屑と化したプレイヤーは数知れない。
この全滅は、【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】にも取り上げられている。
スタッフまでもがひっかかったに違いない。

ハッスルダンスで無双できると上記で書いたがこいつだけは別。
彼と戦うためだけにドラクエ6を買ってもいいと思えるほど魅力的なモンスター。登場するタイミングも絶妙。

 

 

9.転職システム

せんし+ぶとうか=バトルマスター
まほうつかい+そうりょ=けんじゃ
など低級職の組み合わせによって上級職に転職できるというシステムは6が初だと思う。
このシステムは後の7以降に受け継がれており、この作品以降からドラゴンクエストという作品に更に幅が広がった。
また、7で登場したモンスター職と言われる職業も6のドラゴンやはぐれメタルから登場した。

 

 

以上から、ドラクエ6最高傑作説を提唱する。以上、織田無道でした。