読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かんそう

かんそうブログ。20代後半男。札幌

広告

感想『ドラえもん おばあちゃんの思い出』

漫画 / アニメ

たびたび心が貧しくなった時に観るアニメがいくつかあって、その一つにドラえもんの「おばあちゃんの思い出」という話がその中のひとつ。 この「おばあちゃんの思い出」を観て何か心に感じるものがある度に、「あぁ、まだおれは人間なんだな」と実感する。

 

「おばあちゃんの思い出」という話は、のび太の母・たま子がのび太が子供のころ愛用していたくまのぬいぐるみを捨ててしまおうとするところから始まり、亡くなったおばあちゃんに一目見たいと、のび太とドラえもんがタイムマシンで会いに行くという話なのだが、観るたびに涙が止まらないのだ。この話を観ると大げさではなく、本当にボロ泣きする。

 

毎シーン毎シーンに涙腺をぶっ壊されるので鑑賞後は部屋がティシュまみれになる。


特に泣けるシーンは以下

 

①ボロボロでつぎはぎだらけのぬいぐるみを見てのび太はおばあちゃんとの思い出を振り返るシーン

f:id:ikdhkr:20150320103042p:plain

 

②商店街へと坂を下るドラえもんとのび太の目の前に坂を登るおばあちゃんが現れるシーン

f:id:ikdhkr:20150320103105p:plain

 

③目当ての団子が売り切れで、おばあちゃんに向かって「キライだ、あっちいけ」と小さいのび太が言ってしまうシーン

f:id:ikdhkr:20150320103346p:plain

 

④花火を探しに、街中のおもちゃ屋を探し歩き、疲れて眠ってしまったのび太をおばあちゃんがおんぶするシーン

f:id:ikdhkr:20150320103410p:plain

 

⑤花火が見つからず、また「キライだ、あっちいけ」と泣きじゃくるのび太を、見守るように物かげに隠れるシーン。

f:id:ikdhkr:20150320103659p:plain

 

⑥家に隠れて忍び込んだにもかかわらず、大きいのび太を迎え入れ、破れたぬいぐるみを直しながら、「あんたが(ぬいぐるみを)取り返してくれたんだろう?」と声をかけるシーン

f:id:ikdhkr:20150320104059p:plain

 

⑦破れたぬいぐるみを直すために自分の着物を取り出すシーン

f:id:ikdhkr:20150320104108p:plain

 

⑧ずっと(のび太の)そばにいたいけど、わたしもトシだから、とおばあちゃんが言うシーン

f:id:ikdhkr:20150320104119p:plain

 

⑨ランドセル姿が一目見たいというおばあちゃんに、ランドセルを背負い「ぼくのび太です」と打ち明けるのび太を、「そんな気がしていましたよ」と疑いもしないでおばあちゃんが受け入れるシーン

f:id:ikdhkr:20150320104134p:plain

 

⑩「おばあちゃんにわがままばっかり言って」と自分を責めるのび太に「悪いのはおばあちゃん」「のびちゃんのおばあちゃんでよかった」とのび太の頭をなでるシーン

f:id:ikdhkr:20150320104152p:plain

 

⑪小さいのび太に「おばあちゃんのなりたいものはなに?」と聞かれたときのおばあちゃんの答え

f:id:ikdhkr:20150320104221p:plain

 

 

結果として、のび太のおばあちゃんの登場する全シーンで涙が出る。

 

なぜこんなにも涙腺を刺激するかというと、その理由はありがちなストーリーでも、ベタベタなBGMでもない。

  

のび太のおばあちゃんの顔面だ。

 

あのおばあちゃんの顔面を見るだけで、というか思い浮かべるだけで、目頭が熱くなってしまう。のび太のおばあちゃんは普段目を閉じているのだが、それが度々パッと開くときがある。それがたまらなく愛おしい。あの顔面は反則なのだ。

f:id:ikdhkr:20150320104243p:plain

 

誤解のないよう念のため言っておくと、自分はいわゆる「おばあちゃんっ子」ではまったくない。自分のばあさんには何の思い入れもないし、むしろ、自分のばあさんが死んだときは一滴も涙を流していない。

それなのにここまで涙があふれるということは、あの顔面にはなにか人の涙腺を刺激する科学的根拠があるのではないか、とさえ思ってしまう。

 

もし俺がいつの日かおばあちゃんの思い出を観て、泣けないどころか、何も感じないのであればそれ紛れもなく俺が「サイコパス」になった何よりの証拠であり、確実に人の道から外れようとしているので、その時は俺は潔く死ぬんで。そうなったら誰か僕の骨をオーストラリアのエアーズロックから撒いてください。世界の中心で愛を叫びます。

のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出新装完全版―映画ドラえもん (てんとう虫コミックスアニメ版 映画ドラえもん Vol.)

のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出新装完全版―映画ドラえもん (てんとう虫コミックスアニメ版 映画ドラえもん Vol.)