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遊戯王カードの感想と思い出

部屋の中を整理してたら「遊戯王デュエルモンスターズ」のカードが入った箱(家庭科の授業で買わされた裁縫セットの箱)が出てきた。懐かしいな―と思って中をみるとデッキがいくつか入っていて俺の「エクゾディアデッキ」と「デビル・フランケンデッキ」をみて「これ絶対今の遊戯王やってる子供にも勝てるなー」と思った。(画像リンク先のAmazonで遊戯王カードが売っている時代だということに困惑)

遊戯王カード 【封印されしエクゾディア 】【ゴールドレア】GDB1-JP005-GR ≪THE GOLD BOX 収録≫

 

遊戯王カード 【 デビル・フランケン 】 BE2-JP100-R 《ビギナーズ・エディションVol.2》

 

ただ、俺が遊戯王をやっていたのは十数年前の話なのでルールも違えば、出ているカードもそりゃあもう引くくらい種類が増えてるんだろうな―とは思います。今は「苦渋の選択」と「補充要員」でエクゾディア一気に揃えたり「遺言状」と「キャノンソルジャー」で1ターンキルできるんですか。「クリッター」と「黒き森のウィッチ」3枚づつ入れられますか。「強欲な壺」と「天使の施し」は何枚まで入れられますか。「デビルフランケン」と「青眼の究極竜」「巨大化」のコンボは健在ですか。「リボルバードラゴン」はまだ強いですか。「人造人間7号」に「団結の力」と「リミッター解除」付けられますか。「八汰烏」入れられますか。「闇遊戯」のカードは使えますか。

BANDAI カードダス 遊戯王 第1弾 武藤遊戯 2

しかし、変わっていたとしても負ける気はしません。当時俺たちは人生かけてデュエルをしていました。それこそ漫画に負けず劣らずでした。例えばコンビニに何人もたむろしてカードのパック裏の開け口の銀色面の広さでレアカードが入っているかどうかが判別できますし、中には親から預かった給食費を使いカード屋で「光の護封剣」(当時1枚3000円)を3枚購入した猛者もいました。

小学校時代の俺たちの遊戯王ライフといえばもう殺るか殺られるか、盗るか盗られるかの血みどろの争いを繰り広げていたわけです。当時、クラスでも権力を持っていた佐々木君という少年がいたわけですが、佐々木君は「こっそり対戦相手のデッキから欲しいカードを一枚抜き取って自分のものにする」という特殊能力を持った効果モンスターでした。さらに佐々木君は千年アイテムの所持者で、デュエルで佐々木君に勝つと「相手の肩に8000ポイントの直接ダメージを与える」という闇遊戯ばりの罰ゲームがあったので誰も佐々木君には勝てませんでした。なんせ手札を持つ佐々木君の腕から根性焼きの跡ついてましたから、小学生なのに。影でのあだ名は「サイコ・ショッカー」でした。

遊戯王カード DP16-JP026 人造人間−サイコ・ショッカー(スーパーレア)遊戯王デュエルモンスターズ [DUELIST PACK -決闘都市編-]

佐々木君はその質実剛健な性格どおり攻撃力3000のモンスター「青眼の白龍」を「ドラゴンを呼ぶ笛」と「ロード・オブ・ドラゴン」の効果で2体同時に召喚するというとてもたくましいデッキでした。そして、佐々木君のオリジナルである永続魔法カード「DQNの睨み」により罠カードの使用を封じられていました。しかもこちらが「サンダーボルト」を使うと「魔法除去」で防いでくるので手も足も出ません。(本当はそんなことはできない)

そんな楽しい思い出しかない遊戯王カードですが、もう遊んでいる暇なんてない。なぜなら僕たちは「人生」という闇のゲームを闘う決闘者(デュエリスト)なのだから...。

 

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