人は何かに落胆した時や、本当にショックを受けたときは「えー！」という思いしかないもの。
先日、深夜にテレビをぼーっと観ていたらお笑い芸人の千原ジュニアがいつものようにおもしろエピソードトークをしていた。
「僕ね、後輩のタケトとラジオ番組やってるんですけど（以下中略）えー！思て〜ほんで〜」
そんなジュニア節が炸裂しているなか、話は様々な事業に手を出すもずっと失敗し続けてきたある男性のことへと移り変わっていた。
男はいつも自分を支えてくれ、苦労をかけてきた妻に白髪が増えてきたことに気づき、「何かを妻にあげたい、プレゼントしたい」という想いから白髪染めを作る会社を立ち上げることを決意したという。
そして白髪染めが完成したら一番に妻にプレゼントしたいという想いから社名を「プレゼント“フォー・ユー”」から文字り「ホーユー株式会社」と名づけた。
そして白髪染めの商品名は妻にいつまでも出逢ったときのままの綺麗な妻でいてほしいという願いを込めて、妻の旧姓である江口という苗字を「シ」「エ」「ロ」と分けて「シエロ」としたという。
この美談がすべて嘘だったと言われたとき、僕は心から「えー！」思た。