かんそう

テキストサイト。20代後半男。札幌

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死ぬ時に聴きたいポルノグラフィティの名曲50曲

死ぬ時に病室で流しておきたいポルノグラフィティの曲を選びました。

タイトルがyoutubeかiTunesリンクになってるので気になったらどうぞ。 

  

瞳の奥をのぞかせて
30thシングル。畳み掛けるような早口に女性目線の不倫詞、世が世なら確実に代表曲のひとつになっていたはずの曲。メロディが独特すぎて振り回されてる感がたまらない。歌詞のギュウギュが詰め込まれ、しかも新藤晴一お得意の女目線の不倫曲。最強。しかも、歌詞、メロディだけじゃなく昭仁の声もキレキレで特にラスサビの「こぉ」の発音を聴く度「あっ、ああ〜〜!」と叫びたくなる。

と、こんなにすごいのに全然売れなかった要因のひとつとしてタイアップのドラマ『宿命』が笑えるくらいコケたことにあります。糞が。ライブ『The dice are cast』でのアレンジは重々しくて、妖艶で、吐くほど良かった。

 

ミステーロ
10thアルバム『RHINOCEROS』収録。回りくどいほど回りくどい晴一詞の真骨頂。初聴ではまるで何言ってるかわからない。聴き取れたとしても意味が全くわからない。「神話の中に捨てた首飾りまで 不吉なカナリアに奪い去られた」「間違いだけで作る可憐なドレス」は?この世界観の不可思議さのせいで何度も何度も聴き直してしまう中毒性の高い麻薬みたいな曲。

ポルノグラフィティ『ミステーロ』感想 - かんそう

 

ROLL
17thシングル。昭仁詞曲で未だ最高傑作だと確信してやまない曲。ポルノグラフィティっぽくもあり全然違うアーティストの曲にも聴こえる。昭仁の真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐな詞が完璧にメロディとマッチし、静かに相手を思う1番からグングン熱量が上がりCメロで爆発する。 そしてとにかくライブで映え「ボーカルの作るラブソング」としてこれ以上のものはもう出てこないんじゃないかってほどに魂の乗る曲。中でもライブ『ポルノグラフィティがやってきた』のROLLは完全にCD音源を越えてるんで必見です。

 

ラビュー・ラビュー
1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』収録。情景がありありと浮かぶ幸せオーラ全開のラブソング。こんなにメロディと歌詞のバランスがいい曲がシングルじゃないとかロマエゴはどうなってんだって話ですが、例えばカラオケとか行ってポルノグラフィティ全く知らない人の前で大した歌上手くもない俺達が歌ったとしても「良い曲」と掛け値無しで褒めちぎってくれるであろう曲です。

 

Jazz up
1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』収録。ポルノの馬鹿曲はイマイチ振り切れてないという、あまり好きじゃない曲が多かったんですけど、この曲とか『PRIME』は中途半端感が無くて思いっきり振り切ってるから聴いててめちゃめちゃ気持ち良い。ポルノグラフィティがポルノグラフィティたるゆえんが堪能できるエロ曲。そっからの「土生港から 海ぞいの道を〜」のくだりのギャップに俺はそこ全然知らん道なのにグッと来ます。

 

パレット
3rdアルバム『雲をも掴む民』収録。ここまでうまく言葉に出来ないもどかしさを的確に表した曲を俺は知らない。自分の伝えたい気持ちとそれを100パーセント言葉や文字にできないこの苦しさは一生解放されることはないのだと思う。2番のサビは一生心に留めておきたい。

 

EXIT
32thシングル。『瞳の奥をのぞかせて』と同じく、タイアップである月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』が怒り通り越してため息吐くほどつまらなかったのと、主題歌のこの曲の使い方が舐めてんのかってくらい悪かったせいで代表曲入りを逃した曲。ただ曲単体では贔屓目無しに見てもマジで素晴らしく、晴一の過去の詞のタイプと現在の詞のタイプの良いところだけを取ったような完璧な歌詞で特にラスサビ前のBメロ「取り戻せたならただ〜」の美しさは昭仁の歌い方と相まって昇天しそうになります。

 

光のストーリー
9thアルバム『PANORAMA PORNO』収録。6分超えのバラード。ドラマのような展開の歌詞と、抑えめのAメロBメロからのサビの高音が超気持ち良い。あんまり昭仁の長いバラードは好みじゃないんですけどこの曲はなぜか聴けてしまう、むしろこんな経験1ミリもしたことないのに自分のことのようにグッとくる。

ラスサビは血管切れんじゃねえんのかって思う程の絶唱で本人ですらライブでは歌えてなかったから終盤でこの曲を持ってくるのは拷問以外の何物でもないっていう。

オー!リバル
42thシングル。名探偵コナン『業火の向日葵』主題歌。ラテンとデジロックナンバーの人魔融合。もうカフェイレで初聴した1音目から「こいつぁ今までのどの曲とも違うで…」と失禁した。終始ヒリつくような曲展開、「踊れ」と言わんばかりの歌詞、特に2番サビ終わりにピッコロが入ってきてからの間奏の駆け抜けるようなグルーヴ感はまさに「チン寒」。聴くと強制的にリズムを刻んで身体が止まらなくなるので外では聴けない。

 

メジャー
9thアルバム『PANORAMA PORNO』収録。終始鳴り続けるピアノの音がいますぐ頭振りたくなるアッパーチューン。ポップなのにハードなロックナンバー以上にロックしてる曲。時たま唐突に挿入される取ってつけたようなひねりのない簡単な英詞にも喜んで目を瞑りましょう。

 

Mugen
9thシングル。ワールドカップ、というかサッカーのテーマ曲と言ったら今も昔もこの曲。PVといい、初期ポルノの古き良きギラギラ感が詰まってる。イントロからアウトロまでで歌詞からメロディから歌い方まで一分の隙もない完璧な曲。ふつうサッカーのテーマソングの出だしの一文で「僕が暗闇を恐れてるのは〜」なんて出ねえって。おかしいよアンタ…。

 

カルマの坂
4thアルバム『WORLDILLIA』収録。普通にバッドエンドなんであんまり気軽には聴けないんですけど、ポルノ、というか新藤晴一の詞の魅力の一個としてこの曲にかぎらず徹底して聴き手に委ねることの上手さがあると思っていて、歌詞が物語調のカルマの坂にもそれは現れていて、曲中で言えば男の子や女の子に感情移入してもいいし、単に絵本のようなストーリー性を楽しんでもいい。ある意味では一番自由な曲。

 

サウダージ
4thシングル。「アポロ」「アゲハ蝶」も一緒で別に今更語るまでもないほどポルノといえばの超名曲なんですけど、流石に無視するわけにはいかなかったので入れた。実際、ある程度『ポルノグラフィティ』を聴いていけばこのへんの曲を全く聴かなくなる時期ってあると思うんですけど、たまにランダムでかかったりするとやっぱり良くも悪くも「は〜やっぱりこれを超える曲はないのか〜」って思ってなる。

 

素敵すぎてしまった
9thアルバム『PANORAMA PORNO』収録。タイトルから超変化球かと思いきや、夜長に聴きたいバラード。先にも書いたように「聴き手に委ねる」のが本当に上手い歌詞で『後悔』という大きなテーマを持ちつつも具体的な内容には一切触れてないところがニクい。ギターが随所に効いてて特にアウトロ前は泣ける。

 

ネオメロドラマティック
17thシングル。どっかのインタビューで二人が「10曲バラード続いたあとでもこの曲カマせば盛り上がる」みたいなこと言ってたのがまさにその通りで、多分死の縁に立たされたとしてもこの曲聴けば復活できる。頭がバグるデジロックナンバー。「ボイルした時計の皮剥き」「君はコンクリートになった岩のために祈った」えっ?えっ?意味不明歌詞の代表曲。

 

Hard Days,Holy Night
13thシングル『愛が呼ぶほうへ』カップリング。ポルノグラフィティ唯一のクリスマスソング。ありがちな腫れた惚れたのクリスマスソングと違って社会人になってから忙しい合間を縫ってクリスマスを迎える男の哀愁を描いた曲。女コーラスとの掛け合いは新鮮で面白いのでどんどんやってください。

 

TVスター
8thシングル『幸せについて本気出して考えてみた』カップリング。全てのミュージシャンに聴かせたい曲。テレビサイズの曲を「グラム売り」と称する語彙力の高さに脱帽。叙情的かつエモーショナルなミュージシャンの苦悩がよくわかる『はたらくくるま』的な曲。

 

CLUB UNDERWORLD
4thアルバム『WORLDILLIA』収録。滅茶苦茶艶っぽくお洒落な曲で3人のセンスが光りまくってる。首周りをまとわりつくような言葉選びも音運びも歌声もどことなくエロエロエロ、まさに『ポルノグラフィティ』。「フィクションを書く」ということに特化した時のポルノは強い。

 

2012Spark
35thシングル。映画『逆転裁判』主題歌。間違いなく2010年代のポルノグラフィティの代表曲のひとつ。イントロからアウトロまで歌詞通りヒリヒリするような曲展開が続き、どんどんと熱を帯びていき、ラスサビ前の無音から大爆発する。声、ギター、ベース、ドラム、どの音も「キモチイイーー!」って叫んでるのがわかるし、特にNAOTOのかき鳴らすバイオリンにヨダレが止まらん。

 

今宵、月が見えずとも
27thシングル。映画『BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』主題歌。2000年代の代表曲の一つ。終始、陰鬱とした歌詞の失恋ソングで主人公に顔面パンチ喰らわせたくなるが、その鬱憤がアウトロの『スダダダダダ!』の気持ち良さで全てチャラにされる。最近はそこを味わいたいがためだけに聴いている節がある。踊れるアッパーチューンでこの歌詞のミスマッチ感、岡野昭仁の作曲センスと新藤晴一の歌詞センスのデスマッチです。

 

黄昏ロマンス
16thシングル。「こういう風に年老いていきながら死んでいきたい」と心底思わせる曲。ある意味では「愛が呼ぶほうへ」以上に「愛が呼ぶほうへ」な曲。昭仁の声で歌ってるから爽やかに聴こえてるだけで歌詞の内容は「君が話す全てに頷けるように」とか滅茶苦茶重たい男を歌っていて、このへんの絶妙なバランス感覚がポルノグラフィティがポルノグラフィティたる所以なんだと思う。

 

愛が呼ぶほうへ
13thシングル。ドラマ『末っ子長男姉三人』主題歌。「愛」の擬人化など誰が思いつこうか。歳を重ねるにつれ理解が深まる曲。究極のラブソングだと言っても過言じゃない。

 

リビドー
1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』収録。人の部屋に全裸で勝手に上がり込むような曲でここまで欲望丸出し、癖だらけの曲を作れるのもデビュー当時ならでは。『ROYAL STRAIGHT FLUSH」のライブのアレンジが最高だった。

 

ゆきのいろ
34thシングル。初聴から凄い好きなバラードで「これバラードの代表曲になるなー」とか思ってたのに、ここまでストレートな晴一のラブソングも珍しいからなのか全然売れなくておかしいのは俺の耳かお前らの耳かどっちだと悩んだ曲。このひねくれずに堂々と表現してる感じが大好きで、これとか「ワンウーマンショー」が売れなかったせいでこれからこういう曲作ってくれなくなったら悲しい。

 

ジョバイロ
19thシングル。ドラマ『今夜ひとりのベッドで』主題歌。ポルノあんまり聴かないっていう人でもなんかジョバイロは好きっていう人が多い。「比喩地獄」と言っても過言じゃないほど歌詞の意味がわからない曲で、聴くたびに新しい発見や、切り取り方のできる曲。

 

蝙蝠
10thシングル『渦』カップリング。カップリングでしかできないようなマイナーなメロディで、でも確実に完成度で言えばシングルレベルで間違いなくポルノグラフィティにしか作れない曲。歌詞の比喩がとにかく冴え渡ってて全部好きなんだけど、特に「黒ならば黒で愛そう」は1ミリも当人達のことは語られてないのに全部分かってしまうような完璧なキラーフレーズ。

 

サボテン
5thシングル。こういうなんでもない曲でここまでストーリー性を感じさせるのはポルノグラフィティの専売特許。サボテン始めポルノの多くのラブソングはクドすぎないというか歌詞の節々にもどこか達観した部分があってそこがスッと曲の世界観に入り込めるポイントなのかなーとか思う。

 

Search the best way
4thシングル『サウダージ』カップリング。歌詞の一番をシラタマで二番を晴一が書いたとかいう珍しい曲で、ここまで「過去から未来」みたいなことに突っ込んでる書いている歌詞も珍しい。「未来まで待ち伏せ」「運命が僕を追いかけるくらい」っていう表現が好きで、まぁ端的に言えば「頑張る」ってことなんですけど、なんだかんだそれこそが逆らえない時の流れに対抗する唯一の術なのだろう。永遠のテーマソングにしたい。

 

マシンガントーク
1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』収録。ファンキーかつダンサブルな曲でプロデューサー作詞作曲なのに、どっからどう聴いてもポルノの曲でプロってすげえ。

 

メリッサ
12thシングル。アニメ『鋼の錬金術師』主題歌。タイアップついた時にいかにしてその受注先の世界観を表現するかってことだと思うんですけど、この曲ほどガチッとハマった曲もない。にも関わらずタイアップに迎合しすぎるわけじゃなくて、これ単体として聴いても滅茶苦茶カッコイイ奇跡の曲。とにかくライブで映える曲で「ap bank fes06」のロングトーンは尋常じゃないくらいのノビだった。

 

別れ話をしよう
6thシングル『アゲハ蝶』カップリング。タイトル通り失恋ソングでジャジーなメロディにねちっこい声、他の曲とは違う生々しさを終始感じる。多分Cメロの「乳房」のせいだ。死の淵でゆったりと聴いていたい。

 

元素L
4thアルバム『WORLDILLIA』収録。ドラマチックなバラードでマジで死ぬ前に聴きたい曲。脳内に直接語りかけてくるような情景描写が凄まじい。ラブソングのためのラブソングというか、恥ずかしい言葉や本当に伝えたい言葉ほど相手に伝えることの難しさを教えてくれる。もし高校生だったら歌詞を机に彫刻刀で彫ってた。


6thシングル『アゲハ蝶』カップリング。欲and欲。こいつがアゲハ蝶に変わってシングルカットされてたらと思うと良い意味でも悪い意味でもゾッとする。イントロからアウトロまでそれこそむせ返るほどの熱量で聴いてると身につけてるものを全部を脱ぎ捨てたくなる。

 

ヴォイス
7thシングル。歌ってることが深すぎて刺さる人には貫通するくらい刺さるんだろうけど刺さらない人にはプリッツくらいにもろいバラード。昔はプリッツでしたけど最近では日本刀のようにザックリと心臓を突き刺してくれる。

 

ANGRY BIRD
10thアルバム『RHINOCEROS』収録。「小規模な敗北」「煙」あたりから時折見せる新藤晴一のキレた曲の完成形。良い意味で全体的に血が通ってない感じがほんとうに格好良い。こういうキレてる曲はボーカルが感情入れ過ぎると重く感じる節があるがANGRY BIRDはそこらへんのバランスが絶妙で重くなりすぎず、ポップな一面も感じさせるまさに新しいポルノグラフィティ・ロック。

 

ひとひら
ベストアルバム『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary "ALL TIME SINGLES"』収録。ポルノグラフィティの中で最長のバラード。7分近くある曲にも関わらず、ストーリー性がしっかりしてるからかダレずに最後まで聴ける。唯一「桜」という言葉が入っている色々な意味で特別感のある曲。

 

グラヴィティ
6thアルバム『m-CABI』収録。メロディも歌詞も声も綺麗すぎて逆に心配になってくる曲。聴いてると何もしてないのに賢者モードになる。汚い自分を恥じる。たぶんポルノグラフィティ史上一番純真な女じゃないだろうか。

 

瞬く星の下で
37thシングル。アニメ『マギ』主題歌。別に取り立てて強烈な個性のある曲ではないのにスッと心の中に入ってくる曲。自作のベストアルバム作ったら絶対入らないけど、無きゃないで多分モヤモヤする、あまり可愛くない幼馴染みたいな曲。色々寄り道したけど、結婚するなら瞬く星の下でなのかもな…。

 

幸せについて本気出して考えてみた
8thシングル。「Sheep」とは逆に大人になるにつれ好きが増してくる曲。全然昔は好きじゃなかったのに最近聴いたら涙出てきた。意外になくはないんだ〜のとこが良すぎる。

 

Aokage
3rdアルバム『雲をも掴む民』収録。昭仁のこういう日常系が好きでAokageはその中でも特に良い。昔NHKでやってたポルノのドキュメンタリー風の番組でバックで流れててその時にあまりにも映像とこの曲が合っててグッときた。

 

it's on my mind
22ndシングル『リンク』カップリング。アコギの音色が主役でボーカルが BGMのような曲。『サザエさん』で言うならば中島メインボーカル。ただ中島はサザエさんに無くてはならない存在でそのことを僕らは言葉にはせずとも知っている。

 

グァバジュース
2ndアルバム『foo?』収録。失恋の曲で、簡単に言うと「女は上書き保存、男は名前をつけて保存」を地で行ったような曲。どんなに日々を積み重ねていたとしても一度切れてしまった 気持ちを取り戻すことは困難です。それを取り戻そうとすればするほど僕達男は不格好になってしまう。それを自分では気づくことができないのも男。

 

敵はどこだ
3rdアルバム『雲をも掴む民』収録。「戦争」をモチーフにした曲でゴリゴリのロックナンバー。メロディに反して、メッセージ性の強い歌詞をサラッと軽めに歌ってるのが格好良い。「人を一人殺せば殺人、人類の半分を殺せば英雄」っていう言葉もありますが、そんな曲です。

 

ナイトトレイン
24thシングル『痛い立ち位置』カップリング。人生を列車に例えた曲は数あれど、深夜の貨物列車に例えた曲はそう無い。今よりも綺麗な景色を見たいけど、自分の意思でその場所から離れられるほどの勇気はない。それならいっそ自分の意志とは関係なく走り続けるものに連れ去ってほしい。

 

夕陽と星空と僕
13thシングル『愛が呼ぶほうへ』カップリング。こんなにずっと胸にしまっておきたい記憶をじわりじわり真綿を締めてくるようなバラードもない。それでも最後に救いを残してくれるのが昭仁バラードの良いところです。

 


31stシングル『君は100%』カップリング。新藤晴一のキレた曲シリーズのひとつでソリッドでメタルの要素も入ったテンポの速い曲。アウトロ衝撃的でまさに煙に巻かれた状態になる。「人が笑い顔を覚えたのは近づかれた時の警告」のフレーズには脳天をバットで殴られたような衝撃を受けた。

 

デッサン#1
1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』収録。絶唱する昭仁を堪能するためにあるようなバラード。こんな曲作り続けてたら確実に声壊れるしどうしたって同期付近の他のアーティストが明らかに劣化してるなか、ちょいちょい血管ブチ切れそうな曲作ってるのにほとんど衰えないのはやっぱり化物。そしてそれに追随するかのように搾り取るようなアウトロのギターソロも滅茶苦茶良い。

 

憂色 ~Love is you~
1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』収録。全体的な乾いた感じがたまらないバラード。バラードの中でもトップクラスに好きなのでいつかライブで演ってほしいと常々思ってるけど絶対本人達はこの曲忘れてる。追記:クラブアンダワ5で観て死んだ。

 

Sheep ~song of teenage love soldier~

16thシングル『黄昏ロマンス』カップリング。ザ・クソポップソング。気持ち良すぎて気持ち悪いほどのキャッチーさ。こんな大人になるにつれ聴きにくくなる曲もない。いつまでもアイドルの追っかけやってられないじじゃないですか。いい大人が人前でアニメアニメとか言えないじゃないですか。そんな曲です。(めっちゃ褒めてる)

 

ヒトリノ夜
2rdアルバム。この漂うスラム感は初期ならでは。このごちゃごちゃ言ってるのに何も始まってないし何も変わらない歌詞もストレートにグッとくる。インディーズ版の方は歌詞がより廃退的でこっちも良い。

小説のように
16thシングル『黄昏ロマンス』カップリング。歌声がとにかく際立ってる曲で、この時期の特にこの曲の昭仁の声色はゾッとするほど綺麗だ。めっちゃ細かいポイントを言えば2番サビの「だから聞いてよ」の「て」の発音は殺される。声に殺される。

 

月飼い
12thシングル『メリッサ』カップリング。新藤晴一特有の「達観した歌詞」がこの曲でも顕著で、おそらくかなり重たいテーマを扱っているのにここまで軽快でキャッチーな曲にすることをサラリとやってのける三人の才能に脱帽する。

 

天気職人
15thシングル『シスター』カップリング。ファンタジーとリアリティのバランスが素晴らしく、天気職人異常に優しい世界観の曲を俺は知らない。何時聴いても晴れやかな気分になる圧倒的な自己肯定の曲。この汚い心を塗りつぶして欲しい。

 

Swing
7thシングル『ヴォイス』カップリング。新藤晴一がどこか達観してるとしたら岡野昭仁の表現する世界は真逆でドスーンとストレートに飛び込んでくるようなものが多い。カラッカラで何も残されてない砂漠のようなバラードで情景描写は赤いサンダルとか虹とか色を感じる言葉を凄い使ってるのに曲から漂うモノクロ感に泣く。

 

ドリーマー
5thアルバム『THUMPχ』収録。メロディも歌詞も遊んでるのにちゃんとバウンドサウンドで楽器一つ一つの音が立ってて聴かせる曲。ごちゃごちゃ言ってるのに何も進んでいない感じが「思春期」をよく表してる。

 

ルーズ
36thシングル『カゲボウシ』カップリング。繰り返しになりますが、曲が重厚になればなるほど晴一の詞は達観ぶりが増してくるような気がしていて、隣りにいる「誰か」のことを歌ってるかと思えば急に世界とか愛に話が飛ぶので聴いてるとパラレルワールドに迷い込んでわけがわからなくなって何度も聴き返す。

 

フィルムズ
ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』収録。主人公を一人立てて聴くとすれば恋に敗れた男なんですけど、すげー強がってるんですよ。季節の流れや「別れ」を経験したことのない子供に思いを馳せてみたり、「もう君の中に僕はいないよね、うんうん、わかったわかった」とか男のどうしようもない「強がり」を感じる曲です。

 

クリシェ
8th『∠TRIGGER』収録。歌詞もメロディも閉鎖的なのにサビで一気にポップになるのが面白い。2番Aメロの「夕立ち」で歌い方がそれまでずっと語尾伸ばしだったのにいきなり変わってエロさが増す。

 

AGAIN
10thアルバム『RHINOCEROS』収録。冷静に順追って聴いても良い意味で「わからない」曲。具体的な描写が殆ど無いのにも関わらず、曲の世界観が破綻しないで一個の作品として成立しているのが凄い。

 

ヴィンテージ
4thアルバム『WORLDILLIA』収録。イントロから歪みが凄い。この男言ってること滅茶苦茶で歪みきってます。何てめえのこと棚に上げて「僕たちワインみたいに成熟させていこうよ」だ。しまいにゃ「何も言わなくていい」ですからね。お前がそれ言うなって感じでしょ。でもこの暴論を成立させて「良い曲」に仕立ててしまうところが参る。

 

ラック
14thシングル。シラタマの遺産。ゴリゴリのロックナンバーで歌詞の韻の踏み方が気持ち良い。また、カップリングのAnotherday for "74ers"が超最高。ポルノグラフィティがロックじゃないとか言う奴にはとりあえずラックのCD叩きつけてやりゃあいい。

 

ベアーズ
7thアルバム『ポルノグラフィティ』収録。曲の中での場面転換がめちゃくちゃ面白い曲で、AメロBメロの野球パートからサビでの恋愛パートのスイッチングが早すぎて一瞬全然理解できない。

 

痛い立ち位置
24thシングル。古臭いダサカッコイイ感が良い方向にハマったのがこの曲で、1番と2番で視点が変わるところやラスサビの韻の踏み方とか聴きどころがたくさんあるまさにカジノ的な賑やかさを持つ楽曲。もっと知られろ。

 

星球
9thアルバム『PANORAMA PORNO』収録(編曲はTomi Yo)。滲み出る中田ヤスタカ感。実際聴き込んでみるとヤスタカのそれよりも良い意味で軽いポテトスナックのような感触の曲。歌詞の内容はこれでもかと言うくらいの女性賛歌でSMAPの『Dear Woman』がお子ちゃまに思えるほど。「あなたがたゆたえるほどのテンポで時計の針は緩めておいた」という一節は俺は汚ねぇ男だがなんか救われた。 

 

小規模な敗北
29thシングル『アニマロッサ』カップリング。ゴリゴリと万力でコメカミを締められるような歌詞とキャッチーとは真逆にあるような、でも頭にこびりついて離れないメロディに良い意味でじりじりと真綿で首を締められてる気分。もう「いっそ殺してくれ!」と叫びたくなる。

 

まほろば○△
ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』収録。比喩表現が凄すぎるせいでめちゃくちゃ気持ち悪いこと言ってるのにスマートに聴こえるという可笑しさに笑う。

 

シスター
15thシングル。ドラムの「行進曲」感とそれに相反する暗すぎる歌詞にやられた。シラタマ脱退後のシングル一発目で「相当モメただろ」と勘ぐってしまう曲。「東から始まり西で終わる」とにかく歌詞の構成力と歌詞の言葉選びが美しい。曲を聴きながらそのまま天に召されたい。

 


10thシングル。シラタマのベースの音がかなり際立つ曲で、もう紛れも無くこの「渦!」って感じが、この聴いててぐるぐる頭を掻き回されるような、腹痛くなってくるような感じがたまらない。ラストの「シューゥゴゴゴゴゴ」まで含めて世界観が完璧な曲。

 

ギフト
25thシングル。同時期にミスチルも「GIFT」って曲をリリースしてて、同じテーマを使ってても両者の言葉の使い方とか捉え方が比較できる。こっちはギフト=生まれながらの才能を普通に箱に例えてるのが凄い面白い。良い意味で音がかる〜〜い何時聴いても真っ白な気持ちで聴ける音の清涼飲料水。

 

Report 21
2rdアルバム『foo?』収録。最初から最後までノンストップ、ノンストレスで駆け抜けられる。foo?全体から漂うこなれた感がすごく好きで、なかでもReport21は特にありがちなJ-POPでインスタント的な曲でもあるけどその気軽さにやられる。

 

音のない森
11thシングル。ここまでラストまでの壮大な前フリ的な曲もない。暗がりで聴くと腹に来るサウンド、ラスト無音状態のとこで森から抜けだした感が超気持ち良い。

 

ライン
6thアルバム『m-CABI』収録。まず「ライン」っていう曲名も好きだし、一発でスッと入ってくる歌詞も好きだし、優しくも切ない歌い方も好きだし、ストリングスの感じも絶妙だし、アウトロのギターソロも最高だし、ああ、もうとりあえず聴けい。

 

空想科学少年
2ndアルバム『foo?』収録。歌詞と曲の世界観が完璧に合致してるアルバム曲のレベルを遥かに凌駕した超名曲。特筆すべき所は山のようにあるが例えば、「少年」だから未熟な「選べれる」ってあえてら抜き言葉の歌詞にしてるところとか、ただただ脱帽するしかない。

THE DAY
43thシングル。3年ぶりくらいに曲名がダサくない!シンプルでバシッと決まる曲名の時点でリリース前からテンションがだだ上がりになった曲。青龍刀のようなソリッドなメロディに廃退的な歌詞、音の洪水に溺れる。地獄ミシン目のくだりなんかは新藤晴一の真骨頂とも言えるゾクゾクフレーズ。

 

真っ白な、燃やし尽くせ
44thシングル。ポルノグラフィティ史上最速。速すぎて気がついたら終わってるレベルなので、もはや聴いてなかったんじゃないかっていう錯覚に陥る。ポルノグラフィティが贈るミハエル・シューマッハ。

  

Part time love affair
44thシングル『LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』カップリング。言葉にならないくらい良い。ダブルA面の前2曲が完全に吹き飛ぶレベル。エロス、メロディアス、シリアス、とんでもねぇ名曲。どっちかといえば一昔前の平井堅や久保田利伸がよく歌っていたようなタイプの曲で、「男の女々しさ」が気持ち悪いくらい滲み出てる曲。一番Aメロの「あいつに電話をかけちゃ やだよ」この「やだよ」にすべてが詰まっていると言ってもいい。これほどまでに一言で主人公の男がどんな人物であるかということを連想させる言葉はない。そしてサビのキーワードである「Why」、そして2番から繰り返し歌われる「W」、この言い回しによってグッとこの曲全体の輪郭が見えてくる。こんなに5W1H勉強しといてよかったと思ったことはない。最新にして最高。

ポルノグラフィティ『Part time love affair』感想 - かんそう

 

Montage
45thシングル。アニメ『パズドラクロス』主題歌。子供向けアニメということを微塵も感じさせない、スリリングでどこか影を感じる言葉の言い回し、岡野昭仁作詞新藤晴一作曲という珍妙な組み合わせにも関わらず黄金時代のポルノグラフィティを彷彿とさせるクールさを感じる職人気質の一曲。俺達が1番最初に好きになったポルノグラフィティの姿がここにはある。割烹料理屋のような渋みの増した奴らを味わえ。

ポルノグラフィティ新曲『Montage』感想 - かんそう

 

 

50曲とか言ってましたけど、数えたら78曲でした。ヘタしたらほぼ全曲紹介してしまうのでこのへんで。ちなみにライブで一番聴きたい曲はBuzyの「鯨」、あとFairlifeの「モンスター」も聴きたい。以上です。

 

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