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かんそう

感想と悪口のかんそうブログ。札幌

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酔ったらハグとかしてくるパーソナルスペースが壊れてる奴

悪口

基本的にパーソナルスペースが壊れてる奴が苦手です。

酒が入っている時に限らずともそもそもパーソナルスペースがぶっ壊れている人間はいて、こっちがバリア張ってるのに気づいてないのか、気づいててあえてバリア破壊してくるのか知らないが、平気でこっちのテリトリーに侵入してくる。ボディタッチはそれが好きな異性だったりすると話はまた別だが、流石にそれを同性のオッサンとかにやられるのは普通にキモいし、急なハイタッチとかハグに関しては「ここ日本ぞ」という一言で全部片付けたくなる。奴らの全身からみなぎる「みんな俺のこと私のこと大好きでしょ?俺も私もみんなのこと大好きだよ!楽しくやろ!楽しく!」オーラが単純に凄く怖い。

ただ、パーソナルスペースが近い人間を嫌う層は俺を含めて一定数いるのは確かだと思うが、反対にパーソナルスペースが近い人間に虜になる人も確実に存在していて、パーソナルスペースが近いということはそれだけ相手との心の距離を縮めるのも早い、だから例外なく『モテる人』というのはパーソナルスペースが壊れてる傾向にあると思う。

相手に距離を詰めたことで自分がその相手から嫌われるなんて毛ほども思っていない、例え相手から嫌われたからと言ってそれを屁とも思わない。パーソナルスペースが近い人間(以下、パーソナルスペース破壊王)が持っている自分に対するその絶対的な自信。そしてパーソナルスペースの近い男はだいたいズルムケ。息子に自信があると自分に自信も付くのだろう、とっくりセーターから顔半分だけ出ている人の気持ちなどわからない。しかし、俺もそんなパーソナルスペース破壊王を嫌悪し軽蔑しながらも、どこかで一瞬で相手との距離をゼロにするインファイターのようなダッシュ力を持っている彼らに憧れている部分があるのかもしれない。

特に場の持たないところでのパーソナルスペース破壊王はとても頼もしい存在で、そこまで親しくない集まりの飲み会の場などでありがちな一通り話が盛り上がりきった後の

「スン」

となるあの空気感を一瞬で元に戻してくれる。別にパーソナルスペース破壊王の話がつまらなかったとしても別にそれはそれでいい。肝心なのは「場が持つ」ということ。だからそういう時は俺も精一杯の愛想笑い「ハー!ハッハッハ!は、腹痛い!か、勘弁して」と昼間の通販番組のババアのテンションで両手を叩きながらパーソナルスペース破壊王をノセようとします。

ただ、昨日のパーソナルスペース破壊王は少し毛色が違った。いつものように持ちうる限り100%の愛想笑いを振りまきつつテキトーにやりすごそうとしている俺を指して「だいじょうぶ?楽しんでる?」「なんか無理してない?」と全てを見透かす賢者の如く俺に気遣いの目をむけた。わざとらしい愛想笑いと相槌ばかり振りまいて、自分の話を一切しようとしない俺を心配してくれている。

そして最後に「なんか、今日はありがとね」と労いの言葉をかけ、そっと僕を抱きしめた。