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ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』感想

月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』8話を観てちょっと思う所があったので感想書きます。読者登録してるブログで一切の隙なく感想書いている人がいたので俺があえて書くこともないかなーと思ってたんですが、8話はちょっと毛色が違いました。まず、6、7、8話、2章震災以後から有村架純の髪型がかわいすぎて毎秒発狂してる。

やばくないですかこの髪型。有村架純ほど髪型に左右される輪郭の女優も中々いないと思うんですけど、この髪型はマジで兵器、最終兵器彼女ですわ。天使、大天使ガブリエル。この有村架純を観るためだけでも『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は十分観る価値があります。全体的に出演者がセリフをヒロシくらいボソボソ喋るんで、音量上げて観るとCMで急に音量デカくなっていちいち戻すのにイラッとするのにも、有村架純の関西弁が役じゃなく実際にも関西出身のはずなのに何故か喋り慣れてない感がでてるのも、まるで気になりません。ヘタクソな関西弁に関しては俺にはむしろプラスにしかならんで、全回復ベホマやっちゅーこっちゃ。「飴食べ?」とかかわいいんですよ、かわいすぎて殺す気か!いや早く俺を殺してくれ。基本、有村架純は演技してる時よりバラエティの時のほうが10倍かわいさが増すと思ってるんですけど、このドラマに関してはバラエティ並。

それでこの8話なんですけど、震災の、5年という月日の影響を受けて登場人物みんなに変化があります。例えば主人公・練(高良健吾)は引越し屋なんですがそこで一緒に働いている先輩・佐引(高橋一生)は震災以前は練に金をせびったり些細な事で暴力を振るったりとザ・クズ野郎を体現しているような男だったのですが、震災以後は金色だった髪を黒く染め、仕事も真面目にするようになり、引越し屋に再び戻ってきた練のために歓迎会を開いたり、誕生日にはコンビニで買ったケーキを黙ってプレゼントするなどそのツンデレぶりにゲイ・腐女子界隈を完全に殺しにかかってくる描写が増えてる。

この「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」もそうですし、「問題のあるレストラン」もそうですがこの脚本家の坂元裕二という男の描くドラマはわかりやすすぎるくらいわかりやすい描写とわかりにくすぎるくらいわかりにくい描写をノーモーションでぶち込んでくるので度々困惑します。例えば、音(有村架純)が5年越しに初めて練のことを「引越し屋さん」ではなく、「曽田さん」と名前呼ぶシーンはウッカリしてると見逃すくらいアッサリと済ませたかと思えば、練のじいさんが死後残したレシートをひたすら読み上げるというシーンに長時間を割くなど、ハゲ・裸がウケるわかりやすさが求められている2016年に逆行するかのような描写が多い。

細かい伏線も多く、8話で言うと音が彼氏である朝陽(西島隆弘)と5年前に付き合うキッカケになった認知症のばあさんの話があってそのことを朝陽に覚えてるか訪ねても「俺知ってる人?」とまったく覚えていないのに対し、同じく5年前、練との出会いの最初シーンである「ストーカー」「ストーカーじゃないです、引越し屋です」のくだりを練に振ると一言一句間違えず再現してみせたりとか。

かと思えば、練と音が音の部屋で一緒にケーキを食べているシーンで練がフォークを誤って落としてしまい拾おうとすると二人の手が触れる、という「げぇぇぇぇぇぇ」と言いたくなるようなクソベタなやり取りをぶっこんでくるあたり、この脚本家は自分のドラマで自分が思うやりたいことを全部やらなきゃ気がすまないんだなぁと思った。そんなもろ出しのエゴイズムに付き合わされる視聴者の身にもなってほしいのですが、今のとこ俺は滅茶苦茶楽しく観ているので良しとします。次回9話は練の音への「好きです」と告白したタイミングで朝陽が帰ってくるというこれまたクソベタな展開、ホンマ最後まで楽しみが尽きないドラマです。

 

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