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かんそう

かんそうブログ。20代後半男。札幌

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2016年春ドラマ感想

テレビ / 映画

2016年春ドラマは面白いものが多く嬉しい、ずっとテレビに齧り付いてるもんだからハムスターを自動販売機のスキマに放つ仕事もはかどらない。そんなわけで観てるドラマの感想を適当に書きます。

 

ラヴソング 月9 主演:福山雅治、藤原さくら
最初1話観たとき「吃音」っていうテーマだとか、歌が上手い設定だとかから押見修造の「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」っぽい話だなぁと思った。主演の福山雅治演じる男が中々に優柔不断なクズ男なんで福山ファンからはなんか評判良くないと聞いたけどヒロイン役の藤原さくらは一話ごとに演技のキレが増していってる感じがしてセル並の吸収力を発揮してる。そんな女セルの歌はやっぱりめちゃくちゃ上手くてLOVE PSYCHEDELICOの「Last Smile」をちらっと歌ってれた時は震えた。是非フルで配信してください。

 

僕のヤバイ妻 火10 主演:伊藤英明、木村佳乃
いい。なにがいいかって言うと伊藤英明のクソヘタレっぷりがたまらない。木村佳乃は掲題のとおりヤバイ妻だとは思うんだけど、ここまで伊藤英明がヘタレだとそうなってしまったのも説得力が出てくるし無茶な設定も「こんなこともあるかもな」と思える。いや思えない。みんな大好き高橋一生さんが徐々にドラマ内で頭角を現してきているので最終回までダレずに観られそうな気はする。ただ、お前らずっと何してんだよ感はある。

 

重版出来! 火10 主演:黒木華、オダギリジョー
この前のムロツヨシ回はヤバかった。最初は黒木華の松岡修造のノリでずっと突っ走るのかと思ってたし、1話完結で一度出た漫画家はフェードアウトしていくのかな、とか予想していたけど忘れかけた頃に放り込んでくる辺り飽きさせない工夫が凄い。まだストーリーは滅茶苦茶面白いけど絵の下手な男(永山絢斗)と、ストーリーは描けないけど絵の滅茶苦茶上手いショートカットの女(高月彩良)がなんやかんやあって2人で組むことになるっていう可能性を俺はまだ捨てられずに観てます。

 

世界一難しい恋 水10 主演:大野智、波瑠
大野君が1ミリも敏腕社長に見えないので正直微妙かなと思ったけど、波瑠が死ぬほど可愛いので無問題でした。秘書の小池英子が実は社長に恋してましたパターンは流石に「ベタすぎるだろ」と思ったけど、大野君と波瑠が付き合うまでの段階が早すぎたのでラストまで話を持たせるためには仕方ないのかなぁとも思う。グッドパートナーの山崎育三郎とキャラモロ被りな(だった)チャラい勘違い若造社員が実は努力家で真面目な好青年でしたパターンとかじゃなくただただひたすらにウザい奴は今からでも遅くないからどうにかしたほうがいいと思う。

 

グッドパートナー 無敵の弁護士 木9 主演:竹野内豊、松雪泰子
地味だけどすげぇ面白い。「99.9」と弁護士カブりなんだけど、あっちは刑事弁護でこっちは企業弁護モノ。コメディパートが多めなのはどちらも同じでグッドパートナーのほうが癖が少ない。竹野内豊は年取るにつれてコメディのほうが上手くなってる気がする。そして松雪泰子の円熟した色気よ。夫婦問題と弁護士問題を同時進行させていくっていうようなパターンってのはともすればどっちつかずになってどっちも収集つかずにグダグダになって終わっていくようなドラマが多いんだけど、今のとこはギリギリの絶妙なバランスを保っているのでこのまま上手い具合に収束させてほしい。

 

私結婚できないんじゃなくて、しないんです 金10 主演:藤木直人、中谷美紀
どういう心持ちで観たらいいかまったくわからないままなんとなく観てるドラマ。チュートリアル徳井の演技は意外と好きなのでなんだかんだ楽しんでるんだろうなぁ俺、と俯瞰してます。恋を教える十倉(藤木直人)と教えられるみやび(中谷美紀)が「気がつけばいつもあなたがそばにいて支えてくれた…。本当に大切な人が誰か分かったの」パターンがなくなった時点で終わりが観えてるドラマではあるんだけど、新恋人とかそれが実は…みたいな展開があって一筋縄では終わらないんだろうなぁ、と思う。まぁラストはなんでもいいや。

 

不機嫌な果実 金11 主演:栗山千明、稲垣吾郎、市原隼人
なんか正直配役がめちゃくちゃでああいう栗山千明も市原隼人もなんかもうモヤモヤする。橋本マナミが90年代ドラマ顔負けの濡れ場を演じてるのが唯一の救いで、他の連中の塗れ場だと妖艶なBGMと一緒にスローモーションで天を仰ぐシーンが続くのがなんかキモい。あと六角精児さんがヤバすぎて相棒のイメージが完全に消えたんですけどどうしてくれるんですか。最終的に全員痛い目観るのか、何事もなかったかのように日常に戻るのかは知らんし興味もないけど俺が言いたいことはただ一つ、ドラマ制作者の皆さん!もうそろそろゴロチにまともな役やらせてあげてください!ということだけです。

 

火の粉 土11 主演:ユースケ・サンタマリア、優香、伊武雅刀
先日無事最終回を迎えましたが皆さんどうですか。近年ここまでイカれたドラマも珍しかったと思います。名言も「反省文を書けー!」「私に感謝しろ!」「美味しくなぁれ美味しくなぁれパワーパワー」「有罪です!有罪です!有罪です!有罪です!」など多数飛び出し毎話まったく飽きさせることなく私たちを楽しませてくれました。CM前のテロップの「武内さん愛のメッセージ」とか怖がらせたいのか笑かしにきてるのかよくわからない感じも良かった。やつれた山羊ことユースケ・サンタマリアもさることながら木南晴夏は顔の絶妙具合も相まって不幸な女を演じたら相まってもはや日本一なんじゃないでしょうか。正直ラストのどっちがやったんだかイマイチ曖昧な描写には「は?」とも思ったけど全ては闇の中…みたいなことなんだろうか、俺は未だに絶対家族がやったと思ってるけどどうなんでしょう。あとずっと気になったのが大倉孝二(火の粉、グッドパートナー)とか杉本哲太(世界一難しい恋、グッドパートナー)とか佐藤隆太(僕のヤバイ妻、火の粉)とか1クールに二個ドラマ出るのはなんなんだ人いねぇのかって思う。

 

99.9 ー刑事専門弁護士ー 日9 主演:松本潤、榮倉奈々、香川照之
正直全然ハマれてなかったんでボロクソ書こうかと思ったんですけど7話でついに覚醒した感がありました。やっぱり高嶋政伸すげぇ。それまで深山の変態的なまでの真実に対する執着心とか、全体的あのノリ結構キツいなと思って観てたんですけど、7話はホント凄かった。やっぱり主人公・深山を他の登場人物含めそれまでは「なんだこいつ」っていう冷めた感じで接してたんですけど7話でちゃんと深山っていうやっと深山をみんなが理解し始めたのが如実に現れてたんですよね。それが顕著にわかるのが被疑者との接見のシーンで香川照之演じる佐田が深山が毎回やる被疑者に生い立ちから詳しく調書を取るっていうのをすんなり受け入れたんですよね。必ず佐田が止めてたんですよ、それをまったく止めることなく「当然」みたいに受け入れてた。なんかその自然な感じが呆気無いほどスムーズで鳥肌が立ちました。証拠を一から検証していくシーンでもそれまでは深山のやり方にいちいち反論してたんですけど誰一人それをすることなく真実を純粋に追い求めるっていうチームワークが出来上がってた。前話もそんな感じだったのかもしれないけどそれが顕著だったのはやっぱり7話からな気がする。

 

ゆとりですがなにか 日10 主演:岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥
吉岡里帆が可愛すぎる。っていう理由でなんか99.9と同じでノリが合わずに違和感を感じつつも我慢して観てたドラマではあったんですけど、これもどんどん面白くなっていくんですよ。「ゆとりですがなにか」っていうタイトルではあるものの、ゆとり世代だけスポットを当ててるのかと言うとそうでもない。前半はまだ「ゆとり世代の」みたいな話だったのが後半はむしろそれ以外の世代の面倒臭い部分を存分に描いてると思った。クドカンの痛いくらいのリアルをコメディでぼかしながら面白おかしく描くのはIWGPから変わってないんだなぁと思った。それで圧倒的に面白かったのが7話でそれまで完全なるモンスターゆとり世代でド畜生だった山岸の人間性が垣間見えてきてなんかどんどん愛らしく思えちゃうのが怖い。でんでんと飲んでるシーンなんか「ああ、いいなぁ」ってなんか感動しちゃったからね。主演の三人もそうだけど、それこそ山岸はじめ脇役がハマりっぷりが凄くて、主演っていう垣根がないくらいに全員がやりたい放題なのが良い。ここまで来るともう薄ら寒かったはずのノリにもハマってきて今では「お前ら全員好きだ」って感じです。それこそ誰が安藤サクラと手塚とおるのベットシーンなんてあると思うか、どこにスポット当てってんだよっていう。8話を観るのが怖い。

 

 

今期ドラマは尻上がり的に面白くなってくるドラマが多くて一話目はどのドラマもまぁまぁつまらなかったのでそれで切っちゃった人も多いっぽくて視聴率は全体的に地獄みたいになってるみたいですけど、ちゃんと観るとどのドラマも面白くて退屈しません。

 

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