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ミクスチャーブログ

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ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』10話感想

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結局のところよ、お前ら踊らされてるだけなんだよ。新垣結衣と星野源っていう旬の俳優起用して、いかにもサブカル糞男女どもが好きそうな設定だのシチュエーションだのを散りばめてこぞって実は相当深いメッセージがあるとか、あんな媚ドラマにメッセージなんざなんもねぇわ恥も外聞もなくTwitter、Instagramで宣伝宣伝宣伝、なにが#ムズキュンだよ気持ちの悪い、反吐出そうになるわ、いや、もう俺はこのドラマ始まった瞬間から出てるね、反吐。なにが恋ダンスだよ少し前までフォークダンスすらてめぇの矮小な自意識で満足に踊ることもできなかった奴らが糞ダセェ踊り有り難がりやがっててめぇらなんか回し車でゲボ吐くまで回ってるネズミと変わらねぇからななにが「夫婦を超えてゆけ」だよ、てめぇそもそも結婚してねぇじゃねぇかどの口で結婚語ってんだ。ちょっと売れたからって調子に乗るなこの銀シャリ鰻がそもそもなドラマのEDで踊るなんて珍しくもなんともねぇからな天海祐希(女王の教室)長澤まさみ(都市伝説の女)真木よう子(最高の離婚)剛力彩芽(グラメ!)観てから言えお前らPerfume踊る長澤まさみのかわいさ知らねぇだろガツキーの(中居君のベッキーの呼び方のニュアンス)200倍かわいいぞ、長澤まさみとPerfume、1+1は2じゃねぇぞ。1+1で200だ。10倍だぞ10倍。どいつもこいつもなに急にドラマドラマ言ってんじゃねぇよ馬鹿かよそもそもてめぇらつい最近までテレビオワコンドラマオワコン実写オワコンって吠えてたんじゃねぇのかよカスだなほんっとカスだな。

なにが朝まで数独だよなにが朝までWiiだよなにが朝までロボホンだよ!!!ロボホン見つめるガッキーかわいすぎるんだよ糞が!!!なにゴム飛ばしてサガミオリジナルのメタファーとか寒いんだよ毎週毎週センスが一世代遅れてんだよなにが「日野さんから貰ったお試しパック」だよなにが「確認のためにもう一度ググって」だ馬鹿じゃねぇのなにが「お邪魔、しても…?」だよかわいすぎるんだよ!!!!は?なにが「ど、どう、どうじゃま、どう、どう、どうぞ」だマジでお前いい加減にしろよなにそっとガッキーに手ぇ握られてんだお前なんかヒルクライムになれヒルクライムみたいに「そういや、いまあの人なにやってんの?CDとか出してんの?」って言われるようになれよっししゃああああああ!!!!!失敗したぁ!はい失敗に終わった、ああああああ????平匡さんのニ・オ・イ!!??すっ好きですぅ???おっ落ち着く!?!??なにが「ぼっ僕も…」じゃ気持ち悪いんだよ!!!!

みくり「イチャイチャ…しないの…?」

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!死ーーーーーーーーーー!!!!!!ボカーーーン!!!!!

 

みくり「考えてみればイチャイチャって、誰が考えた言葉なんでしょう」

平匡「たしかに」

みくり「えいっ」

平匡「ああっ…」

みくり「えへへっ」

平匡「あの…くすぐったい…」

みくり「イチャイチャです」

平匡「これが…」

みくり「平匡さんも…」

平匡「では、失礼して…」

みくり「あっ」

平匡「ああっ、す、すいませんっ」

みくり「んっ、ふふっ、もう…いいんです」

平匡「いっ、いいのか…」 

げっげぇえええええええええ!!!!!!!!はぁぁぁぁぁぁl!?オイオイオイオイ舐めてんのかなんなんだよこのヌルい描写舐めてんのか、舐めてんな完ッッッ全に舐めてんな。視聴者のみなさーーーーーん!!!!完全に舐められてますよーーーーーー!ぬいぐるみとロボットとか言う鼻垂れた小学生が思いつきそうな隠喩で誤魔化すとかいう完全に「お前らこういうもどかしい描写好きなんだろ?ほらほらーみんなのすきな『ムズキュン(笑)』だよ」って言われてるからな、ざけんじゃねぇぞシャツの一枚でも脱ぎながれ役所広司と黒木瞳見習えあいつら結合したまま死ぬからな(失楽園)あと古谷一行と寺島しのぶ出演作品全部観直してケツの穴からやりなおせアホ。

っししゃぁぁぁぁぁl逃げた逃げた!ヒャッハー!!!!ヒャッハー!!!

 

平匡「だけど、ここはダメだ…大切な人から逃げてはダメだ失いたくないのならどんなにカッコ悪くても無様でも」

 

 

アッァッァァアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜!!???ハグぅぅぅぅアアアア!!!????キスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスィィ良い良いいいい〜〜〜〜〜〜!!!!

 

みくり「おめでとうございます」

 

かっっっカワァッァアっっ!???アーーーー!かわいい!!!!!海老一染之助・染太郎をほうふつとさせる「おめでとうございます」!!!???え?なにを?筆おろしおめでとうございますってこと?First Impression?ボクを好き過ぎるボクだけの森山みくりガッッキイイィィイイイイイイ!!!!!!!

 

みくり「今日は、平匡さんの誕生日です」

 

え??え??どういうこと??男として!?男として生まれ変わったってこと??あれ?もしかしてこれってよくある女優さんが素人男性のお宅に突撃して色々奉仕してくれるシリーズのあれですか??あれ!?TBSチャンネルだよねこれ?FODチャンネルじゃないよね??ですよね!? 

ホッペチューゥゥウウアッァァァっぁぁあぁァァァあぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

…さて、今回のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』10話ですが、とうとう一線を超えてしまった平匡(星野源)とみくり(新垣結衣)の二人がこれからどうなっていくのかというクライマックスに向けての大事な回ですが、そんな二人の関係と同時並行するかのように「二人を取り巻く環境」にもすこしずつ変化が見られてきます。

まず、平匡の会社が買収され経費削減対策のために社員をリストラしなければならないという問題。勤め人であれば誰しもがぶつかるこの問題ではありますが、9話でリストラ候補となってしまった平匡は決して仕事ができない、能力が無いからリストラされるということではありません。社内の誰よりも能力があるが故に、そして沼田に知られてしまった賃金を払い契約結婚をしているという事実、そういった客観的面から会社を離れることになってもつつがなく性活の失礼、生活のしていける人間だからこそ選ばれたに過ぎません。「今までの平匡」ならば。

そう、ここが9話までとはガラリと変わる部分なのです。経験のある人間ならば共感するでしょう「好きな人とのロボホンの気持ち良さ」これは言ってしまえば時に人を奮い立たせ時に人を狂わす麻薬のようなものです。しかもそれが「初めて」なら尚のことです。よく男女の違いを表す例えとして「男は花火、女は核爆発」なんてことを言いますが、初めての男のロボホンの気持ち良さは「地雷」です。先が壁に一瞬でも触れた瞬間に男はド、、、このあたりで止めにしましょう。これを体現するかのように中盤から平匡は変化を見せるのですがそれはまた後述。

反対にみくり、彼女は平匡と正式に結ばれてからもそこまで恋をすることでの変化という点についてはさほど変わりはありません。これは平匡と違い「ロボホンの気持ち良さ」を知っているからこそ、なのでしょう。ただ彼女が変化してているのは「自身と社会との繋がり」の部分なのだと思います。

 

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ここに「マズローの欲求5段階説」というものがあります。これは「人間の欲求はピラミッドのように構成されていて下層の欲求が満たされることによって段階的に高層の欲求を求めてしまう」という説なのですが、ここで注目してほしいのが3段目の「親和の欲求」です。(別名:社会的欲求とも言います)

職を失い自分一人で生きていくことに自信がなくなっていたみくり。しかし、平匡と出会い「契約結婚」という生き方を選んだことで食べるもの、住む場所に困らなくなり、あろうことか自分を癒やしてくれる恋人まで手に入れることができました。しかし、他者の働く姿や社会と関わる姿を8話〜9話で目の当たりにし、自分の雇われ妻という生き方に疑問を持ち始めました。集団に属さないことによる不安、実質的に社会と関わりを持たないことによる不安、みくりの中にそういった感情が芽生えてきたのです。これが10話での最大の変化だと私は捉えています。

そして、ただの友人関係だと思っていた風見(大谷亮平)と百合(石田ゆり子)の関係にも変化が訪れます。お互いに他人に恋愛に結婚にさして興味がないような言動の多かった彼らですが(逆にそれが願望の表れでもある)ここにきて急ピッチで進展していきます。そう彼らもまた平匡とみくりと同じように都合の悪いことから逃げて生き延びてきたのです。そう、この「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマはそれぞれが「コンプレックス」という壁に対し逃げながらも立ち向かっていくというメッセージが込められているのではないでしょうか。

 

話は平匡に戻りますが、中盤「女性経験が無いことで生まれた自意識の低さ」を解消した彼に、これまででは生まれなかった感情が芽生え始めます。それはズバリ「嫉妬心」そして「驕り」です。ここでは「プライド」と言い換えてもいいかもしれません。この二つの感情は決して悪い感情ではないのですが、初めてを経験し「ドウテーズハイ」になっている平匡にとっては危険な感情です。

「人見知り」「プライド、自尊感情の低さ」「優柔不断」と言った感情は一見するとマイナスですが、逆を言えば「他人に気を遣える」「自分を客観視できる」「物事を深く考える」というプラスの面もあるのです。これらは磁石のS極とN極のようで交わることが非常に難しく、どちらかを求めればどちらかは失われてしまう。そう、一方を向けばもう一方は見えなくなってしまう。だからこそ一度後ろに下がり自分を見つめ直すことが大切なのですが、ドウテーズハイの平匡にはそれができません。いままでは決してなかった平匡の妄想シーンがあることからもこれが伺えます。(9話で鑑定団の妄想からその兆候はあった)

一方、みくりは親友の安恵(真野恵里菜)にそのアイデア力を買われ商店街の企画を任されることになったのですがそこでの一幕は印象的でした。無償で手伝いを求めている商店街に対して「やりがい搾取」という言葉を使い反発します。ここで日給3,000円という対価を得て手伝うことを了承することになるのですが、このことが終盤大きなフックになっていくのです。

 

そして終盤、ここから二人に微妙なズレが生じているのにはお気づきでしょうか。例えばみくりの作った夕飯の感想を言わなくなった平匡、これはみくりとの関係が「この生活が当たり前になり、その先を求めている」という何よりの証拠です。反対に「いままで通り、しみじみと」を望んでいたみくりが過去の平匡とのやりとり(おそらく初ロボホン以前)を思い出し、普通のデートの服装を決めるシーンなど、ただの一回営みでも(もう何回もしているかもしれないが)その意味は大きく異なるのです。

こうした流れの中で、平匡はみくりに対して大きな提案をします。1話から続く「契約結婚」の終焉です。(おそらく条件に見合う転職が決まらず)みくりと対等を臨むようになった平匡はみくりに対し所謂「普通の夫婦」の関係を求めます。案の定、平匡の提案はみくりの「愛情の搾取」「好きの搾取」という言葉で却下されてしまいます。しかし、ここでのやりとりを見ていても二人がまったく噛み合っていないのは私達にも見て取れます。

あくまで「普通の結婚」「普通の夫婦」を求め始めた平匡に「結婚すれば給料を払わずに、私をタダで使えるから」と返すみくり。それに対し「みくりさんは僕と結婚したくないということでしょうか?僕のことが好きではないということですか?」と返す平匡。この二人の考えのどちらが正しくてどちらが間違っているのか、それは誰にもわかりません。もしかしたら、どちらも正しくてどちらも間違っているのかもしれません。

「うまくやれてた」「うまくやっていけるはずだった」二人が迎えた最大の試練、最終回で二人の、いや「逃げるは恥だが役に立つ」の世界に生きる全ての人達がどんな結末を迎えるのか、本当に楽しみです。

 

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