かんそう

かんそうブログ。20代後半男。札幌

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人類が生み出した究極の魔道具『みじん切り器』を使って永遠の命を手に入れた

先日、近所のディスカウントショップを徘徊していると言い知れぬ異様な空気を感じ取った。

明らかに「それ」がある場所だけ空間が歪んでいるのがはっきりとわかった。近づくにつれ増してくるとてつもない重圧感(プレッシャー)に押しつぶされそうになりながらそこに辿り着くと「それ」はあった。

『みじん切り器(てんどうじごく)』 

貝印 Colle-ii 少量調理に便利な調理器 オレンジ DH-6182
 

はっと気が付くと、会計を済ませている自分がいた。商品を買うのではない、商品に買わされていたのだ。と、同時に感じるのは、徐々に自分が自分ではなくなっていくような恐怖、そして高揚感。いや、快感と表現したほうが正しいのかもしれない。もはやこれ(みじん切り器)を手にした瞬間から俺は人間ではなくなっていた。それは神か、悪魔か。それとももっと別の形容するこのできないまったく新しいなにかか。もはやその答えは誰にもわからない。ただひとつ言えることは、駆け足で自宅に戻り、ふと鏡を見ると満面の笑みを浮かべる男がそこには、いた。という事実。

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わかるだろうか。このまったく無駄のないこのフォルム、陸、海、空、山、川、人、花、鳥、街、虫、夢、壁、枠、男、女、母、父、乳、家、村、空、谷、啓、森羅万象この世のすべてを超越した存在。こうして眺めているだけで「切りたい」という欲望が抑えきれなくなり、頭を掻き毟る。

綺麗に手を洗い、恐る恐る刃先をセットする。少しでも触れれば指が飛ぶ。言ってしまえば上の刃が「鬼切丸」下の刃が「村正」、まさに妖刀。この二つの刃で全てを斬り裂く。

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まずは人参。刃にかからないように均一に並べ、蓋をセット。そして、上の、ハンドルを回す。

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そう、それは一瞬の出来事だった。けたたましい叫び声を上げ、鬼切丸と村正によって見るも無残な姿に斬殺されている人参。もはや「斬る」という感覚すらない。そこには「斬った」という結果だけが転がっている。

狂喜乱舞、酒池肉林。一度この感覚を味わってしまえばもはや自分の意志で止まることなど不可能。全ての、冷蔵庫にある全ての野菜を刻み尽くすまで終わらない。この世の、この世の全てを。

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玉葱。

 

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ピーマン。

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これで終わりだと思ったか?お前たちの向かう先はそう、「地獄」だ。

 

ジャアアアアアアアッ…!!!

 

ザッシュ、ザシュ…!!

 

ジュワアアアアアアアッッ…!!!

 

グツグツグツグツッッ…!!

 

  1. ひき肉と一緒に刻んだ野菜を炒め!(強火で一気に)
  2. ある程度炒め終えたら、ソースとケチャップを大さじ1と1/2加え!(酸味が飛ぶまで混ぜるのがポイント)
  3. 水200cc、牛乳100cc、市販のカレールー4皿分を加えてかき混ぜる!(水気が飛ぶまで)

 

完成した。これが、『鬼威魔禍麗 -キーマカレー- 』

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もしも辛さが苦手だという人間には市販のルーを甘口にするといい。

牛乳でまろやかさがアップしているので野菜嫌いな子供でもモリモリ食べられる。栄養もたっぷりだ。

永遠の命、それは日々のバランスの良い食事によって培われる。

 

 

 

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