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ドラマ『カルテット』9話感想

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ドラマ『カルテット』9話感想。

ホチキスはステープラー

バンドエイドは絆創膏

ポストイットは付箋紙

タッパーはプラスチック製密閉容器

ドラえもんは猫型ロボット

YAZAWAは矢沢永吉

トイレのパッコンはラバーカップ

ニモはカクレクマノミ

せんたっきは洗濯機、アタッシュケースはアタッシェケース、ケビン・コスナーはケビン・コストナー、マネージャーはマネジャー、オムレツはオムレット、ティッシュはティシュ、バングラディシュはバングラディシュと『ざっくりハイタッチ』の車中トークをほうふつとさせる。

正直言うと、俺はカルテットメンバーのあのノリにそこまでハマっていたというわけではなくて、むしろ互いに「秘密」を抱えているというキャラクター上、一見楽しげなやりとりにもどこか胡散臭い雰囲気すら感じていたこともあったのだけど、真紀(松たか子)の真実が明らかになってカルテットメンバーの間に「嘘」がなくなったとき、これまでの違和感がパーっと晴れ最高にグッときた。

4人がハーブティーを飲みながら『スターシップ対ゴースト』を観て、真紀とすずめ(満島ひかり)がスティックボムを組み立てながらビームフラッシュをし、家森(高橋一生)が別府(松田龍平)に酒を飲みながら「人生やり直すスイッチ」の話をする。

2種類ね、いるんだよね

人生やり直すスイッチがあったら「押す人間」と、「押さない人間」

僕はね、もう、押しません

ねぇ?なんで押さないと思う?

みんなと出会ったから、ね?ね〜?

 泣いたよね。泣いたね。これで4人は本当の「仲間」に「親友」に「家族」になったんだなぁ、と思ったら涙が止まらなかった。俺3月はもう3回泣いてる。1回目は『SmaSTATION!!』の「絶対泣けるドラえもん映画ベスト5!」の『おばあちゃんの思い出』だ。ほんとマジで一瞬でものび太のばあさんの顔面が映るだけで嗚咽が止まらない。リメイクなんかやりやがったら許さねぇからな。

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2回目は、先週彼女が観たい観たいと言うもんだからAmazonプライムで『美少女戦士セーラームーンR』の劇場版を一緒に観ることになった。セーラームーンなんてスーパーファミコンのめちゃめちゃつまらない横スクロールのゲームくらいでしか知らなかったし、「俺は男だ」みたいな腐ったジェンダー観もあって子供の頃から軽視してて、映画も最初はある種の色眼鏡で観てた。でも後半に涙ちょちょぎれました。敵のフィオレがセーラームーン・うさぎを殺そうとするシーンで、うさぎのエナジーを吸いながらフィオレがこう言う。

そうだ、僕や衛くんを一人にする嘘つきは生かしちゃおけない

孤独が、僕や衛くんの孤独がお前にわかってたまるか

孤独を知らぬお前に

この世に生まれたことを不幸だと感じたことのないお前たちになにが分かる

仲間が友達のいない寂しさがお前たちにわかるか

誰にも理解されないものの寂しさがわかってたまるか

一見、おちゃらけてなんの悩みもないうさぎに対して向けられたそれは確かに真実だったんだろうが、その言葉に他のセーラー戦士たちが反応する。マーキュリーはその頭の良さからクラスで孤立し、ジュピターは背が高く力も強いために周囲から怖がられ、ヴィーナスは他の戦士達と出会う以前から一人で戦いを続けていたことで周囲からは軽蔑の目を向けられ、マーズは霊感が強く、霊感少女と呼ばれ周囲から気味悪がられていた、そんな苦しみを抱えてきた彼女達に唯一わけへだてなく接してくれたのがうさぎだったのだ。

ここでちょっと自分でも引くほど泣いた。「う、うわぁ…」って言われました。

 

話がだいぶ逸れたが、カルテットのあのシーンを観てこのときと同じような気持ちになった。やっぱり個性バラバラのやつらが本当の「仲間」になる話が俺は大好きだ。そんなことを思った。

 

そして相変わらず有朱(吉岡里帆)だ。去り際まで爪痕を残す女。

有朱「なんか疲れちゃった(猫)、なんか〜最近〜寂しくって(雨に濡れた犬)、あのね?大二郎さん?(虎)、大次郎さん、わたし〜」

大次郎「君、なにしてんの?」

有朱「ん?」

大次郎「そういうのやめてくれる?」

有朱「ん?」

大次郎「僕ママのこと愛してるんで」

有朱「あっ、そうですか?は〜い」

大次郎(サンドウィッチマン富沢)への色仕掛けを失敗しそれをカルテットメンバーや多可美(八木亜希子)にモロ覗かれても「なかったことにして」振る舞う。

有朱「多可美さん、どうもありがとう、多可美さんだ〜いすき」

有朱「真紀さん、私のこと忘れないでね」

真紀「多分忘れられません」

有朱「家森さん、いつスキー連れてってくれるんですか?」

家森「こっちから連絡します」

有朱「えっと…」

別府「別府です」

有朱「別府さん!大好き!」

有朱「すずめさん、私と組んでなんかおっきいこと…」

すずめ「(首を振りまくる)」

有朱「そう?そうですか…ふ・し・ぎ・の・く・に・に〜つれてっちゃうぞ〜〜?有朱でした!じゃーね!バイバイ!あっ!」

家森の言葉を借りるなら「人生やり直すスイッチ」をなんのためらいもなく連打できるのが来杉有朱という女なんだろう。俺は嘘でも大好きって言われたい。ワイシャツからキャミソール透けてるのどエロい。ありがとうございました。

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