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ミクスチャーブログ

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寿司屋でコーンマヨとハンバーグを注文するという「王の食事」

近所に『トリトン』っていうバカ安いのに鬼うまい回転寿司屋があるんですけど、そこで王の食事を覚えてしまいました助けてください。

まぁ、ふつうのお客さんとか観光客のみなさんはスタンダードに魚介頼むでしょう。トロ、中トロ、コハダ、アジ、アナゴ甘エビしめサバスズキホタテアワビに赤貝ミル貝、カツオカンパチウニイクラ……。いや、悪くない、本木とか薬丸の選択肢としては全然悪くないんですが回転寿司という「武」を極めた男にのみ許される「王の食事」がこれ。

  • コーンマヨ
  • ハンバーグ
  • ポテトフライ
  • プリン
  • パックのオレンジジュース 

はい最強。森羅万象すべての寿司ネタを極め尽くした男・スシ王だからこそできる「覇王の食卓 キングオブテーブル」がここに爆誕しました。

コーンマヨのイイ感じに酸味の効いた酢飯とシャキシャキのコーンそして濃厚なマヨの相性、宇宙そのもの。ハンバーグ、これも酢飯とフワッフワの肉塊のコラボに頭おかしくなる。肉に酢を漬け込むことで柔らかくなるアレ、アレを口内でやるイメージ。ポテトフライ、もはや説明不要。店内を一周し絶妙にふやけてしけったポテトフライは生きた証、いま俺は人生を食べている。プリン、これがもう最強中の最強、寿司界の悟空。プラスチック容器のシャバい市販のプリンじゃない、あの「食う前からうまい」瓶詰めのプリン。トロットロのカスタードと濃厚なカラメルが絡み合ってマジでのどちんこ溶ける。そしてそれをやっっっっすいやっすいドールのオレジューで舌リセット。たぶん店内ザワついてたと思う。

「見ろ…!テーブルが金色(こんじき)に輝いてる…!」

「あれがスシ王…ウワサには聞いていたがこれほどとは…」

「これが、これが王の食事か……」

…それで、コーンマヨうんめぇハンバーグうんめぇってヨダレ垂らしながらバクついてたら、近くに親子連れがいて、すれ違いざまにピコのTシャツ着た小ぃちゃいキッズが、

「いいなぁ〜〜〜〜〜!!ママ〜〜〜!僕もアレ食べたい!!!!!!」

ってヒーローにするような羨望のまなざしで俺を見つめてきて、脳汁見えるくらい興奮してんですよ。おいおいおいおい…俺のこと仮面ライダーだと思ってんのかボウズ?俺はオダギリジョーじゃねぇぞ?水嶋ヒロじゃねぇぞ?佐藤健じゃねぇぞ?菅田将暉じゃねぇぞ?いや〜〜〜…まぁ…間違える気持ちもわかるけどよ〜〜…。でもまぁ、この「回転寿司屋」っていう空間のなかにおいて俺はコーンマヨって名のじゃじゃ馬バイクにまたがる事実上の仮面ライダーみたいなものだけどな…。は?

 

…って脳内でイキり倒してましたら、その横にいた母ちゃんが、

 

「ち、ちょっ…!コラ!見ちゃダメ!ダメでしょ…変な人に話しかけちゃ…」

 

 

もしも…近所のガキに「コーンマヨおじさん」と呼んばれている存在がいたとしたら、それは、僕です。どうしてこうなった人生。俺はただコーンマヨを食べてただけなのに。

漫画『約束のネバーランド』が面白すぎてブタの気持ちを考えた

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)

ジャンプで連載中の『約束のネバーランド』という漫画があるんですが、これがいま現存してるあらゆるエンターテイメントのなかで一番面白い。

 

ある孤児院でシアワセな生活を送っていると思っていた子供たちが実は「人間を食う鬼のための食用児」で、自分たちの運命を変えようとする子供たちとそれを許さない大人、そして鬼との壮絶な戦いを描くストーリーなんですが、「いやこれ以上は面白くならねぇだろ」というところからどんどん面白くなってくる。 話が進むごとに尻上がりに面白さ増してきて気づいたらネバーランド中毒になってる自分がいた。読むストロングゼロ。

この漫画、基本的な図式はガキVS大人・鬼で、普通に考えて力でも頭脳でも劣る子供が敵うハズない。まともに戦ってたらワンパンでKO。でも「優秀な子供のほうが鬼にとっては美味い」「だからこそ孤児院で優秀な子供を育てている」「それゆえに簡単に殺せない」という設定を作ることで「大人並の知能を持つ子供」をなんの違和感もなく成立させている。この設定の妙こそが魅力のひとつ。さらに、その中でもとびきり優秀なエマ、ノーマン、レイという3人の天才キッズを物語の中心に据えることで、大勢のキャラクターが登場する物語のなかでも読者の視点がブレることがなく、スッと入り込むことができる。

真っ直ぐに理想だけを追い求めるエマ、合理主義でドライだが実は周りのことをちゃんと考えているバランサーでもあるレイ、子供達はもちろんだがエマのことをなにより一番に優先するノーマン、この3人の目的はパッと見同じのようでほどけることのない固い絆で結ばれてるように見える、でも実はそれぞれがそれぞれの思う理想のために動いていて、時にその理想のズレによってぶつかり合う。

エマは食用児すべてを救いたいプラス人を食う鬼すらも救えないかと考えていて一番言ってることはジャンプ的で読んでるこっちも応援したくなるTHE主人公タイプではあるのだがその真っ直ぐさがたまに怖くなる善玉サイコ。レイはそんなエマの考えを「甘い」と思いつつも、どこか彼女に共感している部分もあってエマのブレーキ役になりつつも最善の方法を模索し続けてる。そしてノーマン、ノーマンは本当にノーマンとしか言えない。ノーマンはどこまでいってもノーマンというかこの漫画の8割はノーマンでできてる。「約束」と書いて「ノーマンのネバーランド」と読む。この3人の考え方の違い、そこから生まれる迷いや葛藤、ぶつかり合いながらもどう着地していくのか、というところもこの漫画の魅力の一つ。

物語は大きく分けて現在まで3部構成になっていて、大人の目を欺いて孤児院からの脱獄を目指す『GFハウス脱獄編』、唯一の協力者・ミネルヴァを探す『ミネルヴァ探訪編』、そして『邂逅編』。なかでも『GFハウス脱獄編』は子供たちのママでもある「イザベラ」のキャラ立ちがハンパじゃなく、1章の主役と言っても過言ではないほどの存在感を誇っている。いくらエマ達があの手この手を使って出し抜こうとしても常に二手先三手先まで読んでさらに上を行くまさに「最強の敵」。1巻から5巻までで読者を一気に引き込むパワーが本当にすごい。

ただ、ゆえに読者もこの『GFハウス脱獄編』でピークを迎えてしまい『ミネルヴァ探訪編』は中だるみだという意見が見られるのも事実。たしかに脱獄編のヒリつくような頭脳戦心理戦の応酬から、ただの脳筋バトル漫画へシフトチャンジした感はあるが、それは完全な間違いだと声を稲葉にして言いたい。最新話まで読むとこの『ミネルヴァ探訪編』でエマたちが経験したことは全部意味がある展開だということがわかる。どうしようもない現実や仲間の死、命の殺り合いを経験してもエマはその純粋さや理想を貫けるのか、という重要なターニングポイントになる部分なのでぜひそのことを頭に入れてもう一度読んでもらいたい。

そもそも、力で勝てない大人や鬼に「知恵」という唯一の武器を使って戦っていたのが『GFハウス脱獄編』なら、『ミネルヴァ探訪編』からは鬼や大人に負けないだけの「武力」そして「情報」を得たからそれを使ってるだけの話であって、なにもこの漫画は地頭比べをメインにやりたいわけではなくそれは面白さの一片に過ぎない。冒頭でも書いたように「抗えない現実からどうやって生き抜き自分たちの運命を切り開いていくか」という部分、それこそが『約束のネバーランド』の肝で、それは『ミネルヴァ探訪編』に入っても1ミリもブレてない。「生き抜く」これをふまえたうえで、物語を読み返すと、『約束のネバーランド』が単なる心理バトル漫画ではないということがわかる。

そして『邂逅編』。この『邂逅編』こそがおそらく『約束のネバーランド』で最も重要な部分。ここから物語は加速度的に進む。子供たちが、鬼たちが、大人たちが、どういう選択をするのか。知りたけど、知りたくない。ラストを想像するだけで、漏らすくらい怖い。

 

最後に、この『約束のネバーランド』の最大の面白さ、そして怖さ、それは「人間を食う鬼と鬼に食われる人間」の設定が決してファンタジー、絵空事ではないという点にある。われわれもふだんの生活でブタや牛を食べて生きている。そのブタや牛にしてみれば、優しい農家のおじさんおばさん、あったかい寝床、おいしいゴハン、こんなシアワセな生活はない、と信じて暮らしている。そう、ブタ達からしてみてばまさか自分達が「食われるために育てられている」なんて夢にも思わない。ブタたちは「人間に食べられて嬉しいブー」なんてたぶん1ミリも思ってないだろう。だが、人間はより美味いブタ、より美味い牛を食うという目的のためにブタや牛に真実を告げず、大切に大切に育て、出荷し、切り刻み、ミンチにし、焼き、炙り、塩タレをつけ、食う。人間を食う鬼となにが違うのか。

そう、この『約束のネバーランド』で鬼として描かれている存在とはわれわれ人間なのではないだろうか。「エマがんばれ。レイがんばれ。ノーマンがんばれ」と応援していたわれわれこそが「鬼」そのものなのではないかということに気づいたとき、「命を食らい生きる」ということの本当の意味をもう一度考え直すキッカケになった。

 

…そんなことをふまえて、今日食った松屋の「豚肩ロースの生姜焼定食」…もう変なヨダレ出るくらいうまい…。人間って鬼。

 

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックス)

 

今の子供はダンス踊れないと人権ないらしいので大人で本当に良かった

何年か前に親戚の集まりがあったんですけど、なんか中学生の甥っ子が音楽流して踊り狂ってて。

「思春期でついにぶっ壊れたか」って思ったら、体育の授業で創作ダンスのテストがあると。音楽に合わせて自分なりのオリジナルダンス作ってそれをクラス全員の前で一曲披露しろと。

耳疑ったんですけど、今の中高生ってダンスが『必修科目』らしくて学校入った瞬間から泣こうが喚こうが踊らないと進級すらできないらしいの…なぜなら『必修』だから。ヤバぁ。マジで命拾いしたぁ危ねぇぇぇ。そんなのリズム感ゴミ中のゴミの俺が学生の時にあったらテスト終わった瞬間に引くほどイジられてる。あだ名100パー「どろにんぎょう」になってた。ドラクエの。だったら「ウンコ漏らし」のほうが二万倍マシ。ウンコ漏らすことでダンス回避できるなら喜んでウンコ漏らす。

 

いや、そもそもダンスが必修の時点で狂ってるのにクラスメイトの前で発表って。ただでさえ運動音痴なんて「イジりの宝箱」みたいなもんなのにそんな奴が踊るダンス、ヘタしたら死ぬまでイジられるだろ。それを羞恥心バリバリの中高生にクラスメイトの前でやらせるってなんですかその地獄中の地獄は。

厄介なのが、ダンスできる奴ってそういうできねぇ奴の気持ちが1ミリもわかんねぇんだよ。しかも、わかんねぇんだったらほっといてくれればいいのになんかやたらと踊らせたがるだろ。「こんなに楽しいんだから踊らないほうがどうかしてる」みたいな空気感めっちゃ出すだろ。全部黒目で、

「恥ずかしがらずに踊ろうよ!笑顔で思いっきり踊ればヘタでも関係ないよ!さぁ!みんなで踊ろう!」

みたいなことなんの悪気もなくナチュラルに言うだろ。うるせぇ。ほんとにうるせぇ。

 

小学校の時あったんだよ。「学芸会で全校生徒の前でT.M.Revolutionの『HIGH PRESSURE』踊りましょう!!」とか昔ダンサーやってましたみたいなアホの担任が言い出して、

「カラダをッッッ!!!ナツにしてッッッッ!!!」

とかいうあの。狂曲。あれを、全校生徒の前で、踊る?正気かコイツ…って最初は死ぬ気で反対したんですけど「みんなで踊るのに一人だけ踊らないのはおかしいよね?」とか獲物見つけたときのハンターハンターのヒソカみたいな顔して言われて、小5でオシッコガチちびりするかと思ったわ。それで、しぶしぶ練習してたらはじめて数日経ったタイミングでその担任が、

「踊りが苦手な人にはこの曲は難しすぎるので2チームに分けて別の曲やりましょう」

とか言い出しやがってぇ…。ある程度リズム感あって踊れる奴らはそのまま『HIGH PRESSURE』踊るんすよ。で、選抜から漏れた俺たちリズムウンコ共の踊る曲が、

 

長渕剛の『ひまわり』って曲でぇ……

 

一回原曲聴いてみてほしいんですけど、想像してみてくださいよ。真っ白なブカブカの空手着着た数十人の子供が、

「北ヘェエエ〜〜〜〜〜〜〜!南ヘェエエエエ〜〜〜〜〜〜!東へ西ヘェエエエエエエエエ〜〜〜〜〜!」

つって、超スローのリズムに合わせて正拳突きかます画を。マジで俺らの人生終わらせたいんかコイツ…。 

それで、学芸会終わって全校生徒360人の前で長渕踊った全員この世の終わりみたいな顔してんのに、

「みんなでひとつになって踊るって本当に素晴らしいことだよね!!」

とかヘド出るほど底抜けの明るい笑顔で言い出して。本物のイカレ。完全なるダンスサイコパス。今でも夢に見るわ。

 

 

…そんなこともあってダンスが憎くて仕方なかったんですよ…でも…

 

甥っ子「ちょっと一回みんなに見てもらってもいい?」

 

♬〜

 

そう言って大勢の親戚の前で踊り出す甥っ子。本当に楽しそうに笑顔でダンスする彼を見てたら「ダンスってのも悪くねぇな…」って思っ… 

 

♬〜

 

 

♬〜

 

 

ゲボ吐くほど下手……呪われた血族……

B’zライブDVD 『HINOTORI』の稲葉さんと松本さんが「鬼いちゃん」だった

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B’zライブDVD & Blu-ray『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』が最強だった。本編も最強なんだが、特にディスク2枚目に収録されていたツアードキュメンタリーが最強界の中でも最も最強の最強オブ最強、最強王だった。

全国各地のライブでの舞台裏、本編には収録されていない日替わり曲『love me , I Iove you』『もう一度キスしたかった』『Calling』『OCEAN』などのフル収録や、合間の新曲のレコーディング風景なんかも収録されていて、特に9月1日、9月2日の福岡ヤフオクドーム、噂にも聞いていた「稲葉浩志史上イチ声の調子が悪い日」の様子も収められていた。

 

ライブが始まった瞬間からビビるほど稲葉さんの声はガラガラのガラ、2曲目『BLOWIN’』の時点で今日はまともに歌えるような状況じゃないことが誰の目からも明らかだった。稲葉さんはしきりに水分を補給したり発声練習をするが調子は戻らず、3曲目「ミエナイチカラ」が終わった時点でライブが一時中断になる事態に。

 

「ザワザワ…」

 

(一旦中断というアナウンスを入れてください)

 

「ご来場のみなさまに申し上げます」

「ザワッ…」

「誠に申し訳ありませんがしばらくの間、中断させていただきます。お席についたまましばらくお待ちください」

 

「ワァアアアアア…!パチパチ…」

 

 

稲葉「オォオオオォオオ〜〜〜〜〜…ダメだ…多分水持ってったほうがいい。歌えるけどね」

 

…オイオイ…どうなるんだ…。

 

パァッ…

 

会場暗転

 

再び姿を現す稲葉さん。

 

稲葉「みなさんごめんなさい。えー、こんなに集まってもらったのに。謝っても謝りきれません。ちょっと…えー…いい感じの声を聴かせられなくて、一回引っ込みましたけども。これがこのあとスパーン!とまた美しく蘇るかっていうとちょっと自信がなくて…」

 

「ワァァアアアアアアア!」

 

稲葉「…でもあのまま終わらすわけにもいかないし、歌いたい気持ちはたぶん今まで以上にあるんですよ私。なので、ちょっとこんなことやったことないんですけど、歌います歌うんですけど…。やっぱり『こんなんじゃ金払えねぇよ』って感じになればやめます、そして途中でやめた場合にはちゃんとこの埋め合わせはします」

 

「ワァアアアアアア!」

 

「…なので、尻すぼみでも終わりたくないし、ちゃんと次に演る予定の曲…それをちょっと歌わせてください…」

 

「ワァアアアアアア!」

 

「皆さんに頼るつもりはありません。えー、酷い歌を聴かしちゃプロとして失格ですけど、今日の僕の姿、見てってください」

 

「ワァアアアアアア!」

 

 

…いつもは稲葉さんに抱かれたいと思っていたが、このときばかりは稲葉さんを抱きしめたいと思

 

「オォーーーーーーーー!マイ裸足の女神よォーーーーーーー!傷を隠さないでいいよ~~~~ウゥゥウーーーーー………痛みを知る眼差しはァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!深くゥ澄んでもォ萎れることはぁなィイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜イイイィィ〜〜〜〜〜〜〜〜ウゥゥウゥウウゥゥ〜〜〜〜〜(裏声)……イエェア!!」

 

 

抱いてェ………………

 

「裸足の女神」サビバラード始まりバージョェエエエエェェェェェ………

もちろん、本調子じゃないものの明らかにさっきまでとは違う、鬼気迫る鬼B'z稲葉浩志のボーカル、一生消えない鳥肌が立った。これがプロ。これが日本一のボーカリストの底力なんや……

 

「ワァァアアアアアッッッッ……!!」

 

稲葉「まだ生きてるよ…。こんなのはじめてだ…!こんなことある!?ほんとはライブっていうのはね、あのー、なにもかも忘れて自分たちが普段なんか嫌なことがあったとしてもそれを忘れて楽しみにわざわざ自分の時間を割いて来てくれてるわけですから…そんなとこまできて人の心配しないといけないっていうのは、最低ですよね!」

 

「ワァァアアアアアッッッッ……!!」

 

稲葉「なにやってくれてんだって感じでしょ!?笑 でもなんか、みなさんの力をもらいながら自分の中にまだ残ってるエネルギーが少しずつ足されはじめてきてるんで…、今日はなんかそういうドキュメント的な楽しみ方をしていただいて…このB’zというバンドの生き様を皆さまにみていただきたいと思います…」

 

「ワァアアアアアア!!!」

 

「とにかく今日は言い訳せずにやります!あのー、行けるとこまで行きます。あのー、厳しい目で見てください、最後までよろしく」

 

…次々と演奏される往年の名曲たち、したたる汗、画面越しからも伝わる熱気、俺の目と耳に「B'z」という名の永遠に消えない焼印が押された瞬間だった。

  

 

稲葉「30年やってきて、またライブジムの歴史の中にひとつ特別な夜が生まれました。心から感謝してます。みなさん凄いや!ほんと凄い!どうもありがとうッッ!」

 

 

文字通り「命削るように」シャウトする姿は、まさに歌の鬼。「歌の鬼いちゃん」だった。

 

…そして2日目。開演前にメンバーで円陣を組むくだりがあってそこでのB'z二人のやりとり、

 

稲葉「すいませんセットリスト」

松本「いえいえ。もうあの、現場でも全然対応していくんで」

稲葉「ありがとうございます」

 

この稲葉はんと松本はんのやりとりに一生分の涙がこぼれた

 

魂で歌う稲葉さんが「歌の鬼いちゃん」なら、多くを語らずとも完璧なギタープレイで稲葉さんを支える松本さんは「ギターの鬼いちゃん」。鬼いちゃん&鬼いちゃん、ダブル鬼いちゃんがここに爆誕したんや……

 

B’z鬼いちゃん…一生ついてく……

 

 

B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- (BD) (「HINOTORI」CD収録) [Blu-ray]

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「北海道4大悪魔飲料」を知らずに北海道を語るな

この瞬間、俺の念能力『ノース・ミレニアム・アイ(北から目線)』発動しました。エマージェンシー。非常に由々しき事態です。「北海道4大悪魔飲料を知らずして北海道を語るは、イチローを知らずして野球を語るに等しい」。というわけで「北海道4大悪魔飲料」を紹介します。

 

カツゲン

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カツゲン

カツゲンとはその名のとおり「勝つ源」。われわれ北の古の民(ノースバーバリアン)は戦の前には必ずカツゲンを飲み力を吸収することでそのすべての戦いに「勝って」北。

一見「ヤクルトのパチモン」にしか見えないが、その中身はまったくもって別物。ヤクルトが老若男女誰にでも飲みやすい「優しさ」を追求した乳酸菌飲料ならば、カツゲンは「強さ」を追求した「エナジデッド・バクテリア・ドリンク」。カツゲンでしか味わえない刺すようなキレと甘みはもはや乳酸菌飲料の域を超えている。

 

リボンナポリン

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リボンナポリン

永遠に溶けることなき氷塊に封印されている北の悪魔「ナポリン」。そのナポリンの血を原料に生み出された禁断の獣水(じゅうす)、それがリボンナポリンだ。

オレンジを超えた完全なるオレンジ色、われわれ北の古の民(ノースバーバリアン)は幼き頃からなんの疑いもなくこの色を口にしてきた。オレンジ色だがオレンジ、柑橘系の味はほぼなく、爆発するようなサイダーの1京倍強い炭酸とまどろみすら感じるゲロ甘砂糖の味が脳を貫く。俺達はいったいなにを飲まされてるんだ…?怖い強すぎる。まさに子供にとっての悪魔。

ちなみに、パッケージに書かれている少女はつらら1本で1000の戦車に匹敵する戦闘力を持つという伝説のアマゾネス「リボン」

 

ガラナ

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ガラナ

「炭酸飲料のうまさとは飲んだあとのゲップの量で決まる」という名言のとおり、数多ある炭酸飲料のなかでもダントツのゲップ量を誇るのがこのガラナ。

当人比でコーラの10,000,000,000,000,000,000倍ゲップ出る。ちなみに完全上位互換のコアップガラナはその10,000,000,000,000,000,000倍ゲップ出る。

コーラやサイダーのように突き抜けるような爽快感はないが、飲んだあとメシがいらなくなるほどいつまでも腹の中に残るその圧倒的な炭酸感はまさに修羅。

ガラナとは「我、修羅に成る」という意味の『我羅成』なのではないかとすら思う。

 

サッポロクラシック

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サッポロクラシック

北の古の民(ノースバーバリアン)が戦に勝利したあと宴で必ず飲んでいたのがこのサッポロクラシックだと言われている。

肉・魚・野菜…北の大地が生み出したそのすべての食材に合うように緻密に計算し製造されたまさに「はじまりのビール(ビギニング・ビール)」

クリーミーなコクと切り裂くようなキレを両立させビール独特の苦味や雑味を極限まで抑えた冗談でもなんでもなく、水みたいに飲める。言葉にするのなら「凶水(きょうすい)」

「北海道の人間は話が通じない」と言われるが、その原因の9割が「サッポロクラシック飲みすぎて常にベロベロに酔っ払ってる」からだ。

 

 

…正直、ここに「北海道4大悪魔飲料」のことを記すのは本当に怖い。なぜなら「北海道4大悪魔飲料」の存在が広く世に知れ渡るということ、それはこの世界の根幹を揺るがすことにも繋がりかねないからだ。

だがそれでも知ってほしい、自分達が「常識」と思っていたことは実は「常識」ではなかったと、大切にしまっていた宝箱の中身は空っぽだったと。

自分達が見上げていた空は作り物の青空だったと。そこに疑いもせず自分が籠の中の鳥だと気付かないまま一生を終えて良いのかと。

 

札幌時計台なんてものは幻だったんだと。

北海道の雪ほぼ泥まみれで汚ねえぞと。

1日2日で札幌行って函館行って釧路行くみたいなスケジュールは物理的に不可能なんだと。札幌ー釧路間バスで5時間半だぞと。

北海道の人間全員がウインタースポーツできるわけじゃねぇんだと。

スケートできる奴とスキーできる奴で分かれるんだと。

北海道の人間は別に寒さに強いわけじゃなくて建物があったかいだけなんだと。

北海道の人間全員が色白なわけじゃねぇんだと。色黒の人間もいるんだと。

家賃とか土地代安いとか思われがちだけど暖房費灯油代が狂ってるから実質トントンなんだと。

不味い寿司屋も不味いラーメン屋も不味いジンギスカン屋もいくらでもあるんだぞと。

ライブで札幌ドーム埋めるって死ぬほどムズいんだぞと。

『水曜どうでしょう』とか大泉洋に1ミリも興味ない人間全然いるぞと。北海道の人間全員が全員好きだと思うなと。

米にバターと醤油かけて食わねぇと。それやってんの一部の狂人だけだと。

「シメパフェ」とか言うほど流行ってねぇんだと。普通にラーメンとか食って帰るぞと。

田中義剛は北海道の人間じゃねぇんだと。

田中義剛は北海道の人間じゃねぇんだと。

田中義剛は北海道の人間じゃねぇんだと。

誰か、あいつを北海道から排除してくれ。

「カラオケで誰も合いの手入れてくれない」という平成最後の地獄

先日ひっさびさに高校のクラス会ありまして!もうチョーーーーー盛り上がったんですよ!メシかっ食らって!酒ガッッブガブ飲んで!それで!1次会2次会こなして!まだ時間ある数人でカラオケ行ったんスよカラ館!だってもっとみんなといたかったからさ!

それでもう酔いもテンションもMAX!いよいよ俺の番が回ってきたっっ!!一発ガツンとかましてやらぁしゃぁオラ!っつっって!入れたんスよ!

 

え〜〜と…「5142-43」っと………!

 

ピピッ

 

 


DA PUMP / if...

 

初手DA PUMPのif…ゥゥゥゥ!!!最強の鉄板ナンバーァァァア!!!

 

ドゥルチャラチャッ!ドゥルチャラチャッ!ドゥチョゲソ〜〜〜〜!ドゥ〜〜ドゥ〜〜ドゥ〜〜〜〜!チョゲ!デッドッデッドッ…!ポコポペロンッッ…!ポコポペロンッッ…!

 

~♪

 

~♪

 

っしゃきたぁあ!最強に盛り上がるサビィィイ!!っしゃアアアア!

 

「期待するんだその先うぉオオオオ~~~~!!!」

「もぉしもぉっ!君がっ!ひっとりなぁらァァああああ!!迷わず飛んでいくさっっっっっ!!

 

 

 

…………。

 

 

 

もしも〜君が〜一人なら〜〜〜迷わオ、オゲェェェーーーーーーーーッッッ………

 

なっ、、、なっ、なぁァァァんで!!???誰も俺の行く末密かに暗示する人ハニーーーーーーーーーーーィイイイイイイ!!?????!えっ?なんで?なんで誰も(俺の行く末密かに暗示する人Honey)歌ってくれないの?えっっこのカギカッコのとこ合いの手パートですよ??ここみんなの番よ!?!??!みんなで、

「俺の行く末密かに暗示する人ハニィイイイイエエエエエエ!!」

って盛り上がる最強のアレ、、だよ???なに?

 

「…………。」

 

って?なんなの?その沈黙?今までに聞いたことない沈黙だよ?全員親死んだ?通夜?いや〜〜〜あの時間長かったよ!?長かった〜〜〜。ほんの数秒なのに一生続くのかと思った〜〜〜。こっわ。これが例の「永遠」ってやつ?いや永遠ってないって聞いてたのに。あったよあった。宇宙誕生する前ってこんな感じだったんだろうな〜って思った。

えぇーーーなんで?もしかしてカラオケとか、、、はじめてかな??いやいやんなワケないよねぇぇえ?DA PUMPの『if…』知らないってこともないよね?だってド世代だもんね?じゃあなんで?なにこのKENのドヤ顔アップ無言で見る時間?えっえっ?

いや…いやいや…えっ?あっ、あーーーも、もしかしたら幻覚幻聴かもしれませんね?前述のとおりカナーリ酒入ってますし俺も。そっそれか、ちょうど飲み物来たタイミングだったかも?しれないっす。あぁー店員来てた?そうだそう絶対そう。歌に集中しすぎて視界に入りませんでしたわ。なんせ俺っっひょ憑依型ボボボーボ・ボーボボーカリスト?だから?チェケ。大丈夫大丈夫。失敗は誰にでもあるから。まだチャンスあるから。みんなあんま気にすんな?な?まだ「俺の行く末チャンス」はあるからぁあああハハハハあ

 

〜♪

 

「だから明日もぉぉ〜〜期待するんだこの先うぉオオオオ〜〜〜〜!!!!」

 

ゴルルルルァア!!!来たサビいくぞオラァあああああ!

 

「もぉしもぉっ!君じゃ!なかぁったらァァああああ!!苦しむこともぉぉないいいい〜〜!!!

 

 

 

…………。

 

 

 

もしも〜君があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ あ゛っあ゛ぁぁーーーーーーーーー!!!??!!?

どうしてだよぉおおおおおおおおおお!!!!??なんで誰もおおおおおおおお!!!????

 

あっ…あんなに盛り上がってっ…!さっきまでっ…!1次会っ…!2次会っ…!

 

 

〜回想〜

 

一同「アハハハハッッ…!」

ハヤト「はぁ〜やっぱお前らといると楽しいわ〜。これからどうするよ?」

カオリ「まだ帰りたくない〜〜っ」

ケンジ「ったくカオリは変わってねぇなぁwww」

サヤカ「あっじゃあさ!せっかくだからカラオケ行かない?」

ユウキ「おっ!行っちゃう?何気に初めてじゃね!?このメンツ」

ハヤト「っっしゃ!決まりだな!…もちろん…かんそうも…行くよな…?」

 

「おっ、おぉ…」

 

 

 

…だから行ったっ…!勢いでっ……!カラオケっ……!

 

だって今日はっ…!特別な日っ……!

 

楽しかったっ…!心からっ…!

 

歓喜っ…!愉悦っ…!

 

なのにっ…

 

 

沈黙……圧倒的沈黙っ……

 

(ナレーション:立木文彦)

 

…もうそっからの記憶ありませんでした。ああ…なんか採点機能?とかいうのがあって?それがえーと「72点」?だかだったことだけ覚えてますわ。まぁみんなこんなもんじゃないでしょうかあんまカラオケ詳しくないんで知りませんけど。

「アレンジが目立ちます。もっと原曲を聴き込みましょう」

だって。なんですかね。別に音源どおり歌ったつもりなんですけどね。なに言ってるんだろ?マイメロだよ〜☆牛モツ食べたいで〜す

 

…ま、でも、アドバイス、Thank youな?

 

 

…………。

 

 

…どうなってんだよISSA……。俺…今ひとりだよ?迷わず飛んできてよ…。

『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』でしんのすけが普通に人殺してた

映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望

 

Amazonプライムでクレヨンしんちゃんの映画が見放題になってたんで久しぶりに『雲黒斎の野望』見てたんですけど、なんかしんのすけが普通に人ぶっ殺してた。

中盤、フリードキン・珠死朗(たましろう)とかいうゴリゴリの鎧着た信じられないほど鋭利なサングラスの大男に襲われそうになるんですけど、そこでしんのすけが周りにいたザコ敵からガトリング砲奪って発射。そしたら、全弾背中に命中してそのまま川に顔面からブッ倒れるフリードキン・珠死朗を見てしんのすけ一言、

 

「おォ…ほォ……」

 

こっ、殺した〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!!?!?

 

これまで数あるクレヨンしんちゃん漫画アニメ映画多々あれ、こんな直接的に誰かぶっ殺すシーンあったでしょうか。

 

私は考えた。

『クレヨンしんちゃん』という作品がいくらギャグ、ファンタジーだと言ってもここまで直接的に「死」というものにわずか5歳の幼子を関わらせるのかと。敵の一人として登場するダイアナお銀は実はロボットだった、という正体があったようにフリードキン・珠死朗もそうではないかとも思ったが、劇中にフリードキン・珠死朗をロボットだということを明確にする描写はなく、公式、非公式問わず、どこを探してもそのような情報もない。フリードキン・珠死朗が断末魔に、

「どォァ…ぐァッ…」

という声を発したことからも「フリードキン・珠死朗は人間だった」という可能性がかなり高い。

そう、紛れもなくこの瞬間、野原しんのすけ(5歳)は「人を殺めた」のだ。

 

思えば、この『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』は多くの人間が「死ぬ」作品でもある。私も最初は所詮ギャグの範疇だと思って見ていたが、フリードキン・珠死朗の死をキッカケにストーリーを別の観点から紐解いてみるとこの映画には「恐ろしく深いメッセージ」が隠されているのではないのかという結論に至った。

そもそも、この『雲黒斎の野望』は数あるクレヨンしんちゃん映画作品のなかでも毛色の違う作品だった。オープニングからどこか不気味な雰囲気を漂わせ、敵として登場する雲黒斎一派のキャラクターも「一ツ目の黒子」「ダイアナお銀」をはじめ、かなりおどろおどろしい出で立ちをしており、およそ子供向けの作品とは思えないほどの威圧感と言いしれぬ恐怖があった。ギリシャ神話において一ツ目、すなわちサイクロプスは父神に嫌われ、兄弟族のヘカトンケイル族とともに奈落タルタロスへ落とされたという。弟族のティーターン神の1人クロノスが政権を握ったあとも、久しく拘禁されたままであったが、ティーターノマキアーの時、ゼウスらによって解放される。キュクロプス達はその礼として、ゼウスには雷霆を、ポセイドンには三叉の銛を、ハーデスには隠れ兜を造り、以後はヘーパイストスのもとで鍛冶業を続けたといわれるが、息子アスクレーピオスをゼウスの稲妻で失った太陽神アポロンの逆恨みから虐殺されたという悲劇的な異伝を持っていたという。また、野原一家は序盤から一ツ目に襲撃されたり、たまたま出会った下級武士に切り捨てられようとしたりと多々、命の危険にさらされるシーンがあるのだ。そう、この映画のディティールの至るところに「死」というものが隠れていることは明白に相違ない。

そして、この映画には「死」と同じようにもうひとつのキーワードがある。それが「生」だ。ネタバレになってしまい申し訳ないが、野原一家と共に旅をすることになる春日吹雪丸は「女」ながらにして「男」として生きてきた。戦国という時代背景や吹雪丸自身の家庭環境によって吹雪丸は生まれながらにして「男」であることを宿命づけられてきたのだ。それは家族のため、国のため、自分のため、なによりこの戦国という厳しい時代を「生き抜く」ために吹雪丸はこの宿命を受け入れたのだ。ダイアナお銀との戦いの中で吹雪丸が己の髪の毛を切り、放った

「私は…私は女ではない…!」

というセリフは吹雪丸というキャラクターを決定づける最も重要なシーンだろう。

劇中、しんのすけは雲黒斎一派の手によって父ひろしと母みさえを「玉」に変えられてしまい、その仇討ちのために吹雪丸と共に雲黒斎の城を目指す。そして吹雪丸もまた雲黒斎によって城を滅ぼされ、両親を殺され、妹を玉に変えられていた。雲黒斎に野原しんのすけ5歳、春日吹雪丸15歳という幼い子供達が「家族を失う」…この悲しみというのは計り知れないものがあるが、二人は決して絶望せず希望に向かって先へ進む。この『雲黒斎の野望』はそんなしんのすけと吹雪丸の生き様を通じて視聴者に「生きる」、いや「生きねば。」というメッセージを与えようとしているのかもしれない。

また、本作には物語の最大のカギとなる「ABBAAB右右左」というセリフがある。これを頭文字として文章を組み立て見るとこうなる…。

Attack Big Bomber Apple Another Beauty Right Right Left

あらわになったナイン・ワーズ。過去と現代を行き来するストーリー。…ここから先は言わずもがな、だろう。「生と死」「過去と現代」…この2極化されたメッセージのなかに隠されているイデア、それこそがわれわれ人類がひた隠しにしてきた歴史の空白の1ページ、「失われた百年」を取り戻すための大いなる器の復活を…………

 

…的なこと考えてたんですけど、映画のなかで出てきた刀、

 

「第七チンチン丸」

 

の語呂の良さにツボってどうでもよくなりました。『雲黒斎の野望』にメッセージなんかねぇ、ただ面白いだけの最強の映画。なあ?みさえ。

  

 

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