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ミクスチャーブログ

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マヨネーズと結婚したい

キユーピー マヨネーズ 1kg

 

マヨネーズと結婚がしたい。

 

小さい時から俺のそばにはマヨネーズがいた。エビフライ、唐揚げ、コロッケ、フライ、サラダ、納豆、トンカツ、カレー、白米…なんにでもかけ、かけられる仲だった。

俺はいつもマヨネーズを必要としていたし、マヨネーズも俺を必要としてくれていたと思う。

「好きだ」

そう言葉では伝えなくても心は通じ合っていた。

 

でも俺は過ちを犯してしまった。

 

ある日、夜の店で見かけた彼女に心を奪われた…

 

「な、何してるんですか…?」

 

気がつくと俺は声をかけていた。彼女は微笑みながらこう答えた…

 

「待ってるの...私を必要としてくれる誰かを…」

 

彼女の名前は『タルタルソース』…

 

頭がおかしくなりそうなほどの甘味、コク、その妖艶な雰囲気に俺は一瞬で虜になった。そしてしだいにタルタルソースなしでは生きてはいけない身体になっていた。

マヨネーズのことを忘れ、夢中でタルタルソースをかけた。…乱暴にぶちまけた。

タルタルソースと身体を重ねるたびにマヨネーズとは会わない日々が続いた。どんどんマヨネーズへの気持ちはハーフ、ライト、ゼロノンコレステロールになっていった。

「お前なんかもういらない」

直接口にしないまでも、マヨネーズに対してそういう態度をとっていた。そう、からしのような態度を。知らず知らずのうちに俺はマヨネーズを傷つけていた。俺のマヨネーズに対する想いにカラが入っていた。

 

しかし数ヶ月もすると、俺はタルタルソースの重たいところに耐えられなくなり自分から別れを告げていた。 

すべてを失い、自暴自棄になった。醤油…ソース…ドレッシング…ポン酢…好きでもない味に逃げる日々、なにもかもどうでもよかった。

 

そんなある日…自宅のポストに一通の手紙が届いていた。

「もしかして...」

マヨネーズからだった

 

「お久しぶりです、マヨネーズです…お元気ですか…?あなたに伝えておかなければならないことがあるの…会ってくれませんか…?」

 

裸足のまま駆け出していた。勝手だってことはわかってる、でもタルタルソースと過ごすうちにマヨネーズが俺の中でどんどん大きく、かけがえのないものになっていったのも事実だった。

 

会いたい、今すぐマヨネーズに会いたい。マヨネーズ…マヨネーズマヨネーズマヨネーズ…まるでチューブに残っている最後の一滴まで使い切るかようにマヨネーズの名前を何度も叫んでいた…

 

待ち合わせの場所に着くとマヨネーズはそこにいた。

 

「...久しぶりだね」

 

マヨネーズはそう微笑んだ。その優しい笑顔は出会った頃とまったく同じだった。

 

「き…聞いてくれマヨネーズ…ずいぶん遠回りした…でも俺にとって本当に大切なものがなにかわかったんだ…素直な気持ち、ピュアセレクトに。俺にはマヨネーズが必要なんだ。マヨネーズ、俺と...」

 

マヨネーズに自分の想い全てを伝えたいがあまり早口になる俺の言葉を遮るようにしてマヨネーズが口を開いた。

 

「知っていたわ。だってずっとそばで見てきたもの」

 

「え?何言って...」

 

「タルタルソース、あれは私なの。いえ、正確にはあれ「も」私なの」

 

突然のマヨネーズの告白に俺はただ戸惑うばかりだった。

 

「私にはもうひとつの顔があるの。ひとつは昼の顔マヨネーズ。そしてもうひとつが夜の顔タルタルソース。どっちも私よ。ふふ、あなたったら全然気がつかないんだもの…キャッ…!」

 

マヨネーズを抱きしめていた。「ぶびゅ!」という音がした。

 

そうか…そうだったんだ…マヨネーズは、いつも俺のそばに居てくれていた…でも俺はそれがあたりまえになっていて本当に大事なものを見落としていたんだ…マヨネーズは卵なしじゃ、決してできないと…

 

俺はそっとまぶたを閉じた。迷いはなかった。もうコレステロールなんて、気にしない…

 

「マヨネーズ…もし...もし良かったら俺とずっと一緒にいてくれないか…俺には君が必要なんだ…」

 

瞳に涙を浮かべながら、静かに頷くマヨネーズ。

 

「少し酸味が強すぎたかもしれないわね…」

 

いまやっとわかった…

 

俺にとってマヨネーズは天使...いや...キューピーだったんだ…

 

 

 

 

ただ…俺にはずっと忘れられない人がいる…キューピーを抱き締めながら違うマヨを想ってる……びっくりだろ…?

 

「女1VS男17」の楽しい地獄『バチェロレッテ・ジャパン』予告の時点でゲロ

「最後に選んだ女を1ヶ月でフッて先に落とした女と付き合う」

 

衝撃のラストで幕を閉じたバチェラー・ジャパン シーズン3。

今夏、新たな物語が幕を開けます。その名も『バチェロレッテ・ジャパン』。「一人の男が複数の女の中から運命の人を選ぶ」今までのシステムから

 

「『一人の女』が『複数の男』の中から運命の人を選ぶ」

 

日本を代表する大クソ映画「東京島」みたいになってるんですけど…

 

 

東京島

※30人の男が1人の女(木村多江)をメチャクチャにし、メチャクチャにされる映画

 

 

そして…今回そんな「女王」バチェロレッテに選ばれたのは、

 

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無敵の超セレブ(32歳 スポーツトラベラー)

 

「この世界の美しい瞬間を全て見て人生終わりたい」と話す彼女。そこらの人間とはスケールが違います。職業「スポーツトラベラー」ってなに?財源なに?

「なにをしてきたか、どういうことを思ってきたかはオーラに出る」らしい…オーラはすごいぞ天才的だぞオオオオ的なやつ?将来楽しみだなオイ。

  

そしてこの「無敵の超セレブ(32歳 スポーツトラベラー)」が、

 

17人の「選ばれし戦士」の中から一人を、、、

 

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  • 僕はバチェラーの親友(33歳 実業家)
  • 笑顔と手料理にかける男(28歳 料理研究家)
  • 『バチェラー』好きなら負けない(34歳 アパレル営業)
  • アートで愛を奪い取れ(35歳 画家)
  • 愛と筋肉のハイブリット(26歳 歌手)
  • ナンパ1000人斬り、乱入(32歳 イベントオーガナイザー)
  • アラサーチェリーボーイ(30歳 モデル)
  • 婚活のサムライ、参上(38歳 役者)
  • 夢追いキックボクサー(29歳 旅作家・キックボクサー)
  • もう君から離れない(28歳 金融業)
  • 僕と、データしよう(39歳 写真家)
  • 俺の青春、まだ延長線(28歳 シンガーソングライター)
  • 美肌めくれば獣です♡(34歳 美容系インフルエンサー)
  • アメリカ度ならナンバー1(37歳 映像クリエイター)
  • スーツを着た野心(28歳 オーダースーツテイラー)
  • 人生の波を待つサーファー(34歳 サーファー)
  • 怒りのビッグベイビー(23歳 通訳)

 

 

…どうですか?

 

 

絶対キャッチコピー考えた奴コカインやってる。字面強すぎてまったく情報が入ってこねぇ。なんのセールスポイントにもなってない奴がちょいちょいいるのが本当に狂ってる

  

『バチェラー』好きなら負けない(34歳 アパレル営業)

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ただのプライム会員だろお前

 

僕と、データしよう(39歳 写真家)

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高橋一生がたまに演じるタイプのヤバい奴かよ

 

 もう君から離れない(28歳 金融業)

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顔の「山Pのニセモノ」感すごいな

 

愛と筋肉のハイブリット(26歳 歌手)

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人は、生まれながらにしてリンゴの片面でしかない。

生きていくうちにリンゴの片面を探して

二つが一つになって、初めてリンゴという一つのものになる。

………

 

…全員ずっとなに言ってんの?

 

毎度のことながら参加者インタビューのイキリ具合は絶対優秀な作家ついてるだろってくらい面白いんですが、今回のは特にキマってる。一人残らずシラフじゃねぇ。尿検査必須案件。コントとしての完成度高すぎて、もはや本編見なくてもいい。

  

い、いったい「無敵の超セレブ(32歳 スポーツトラベラー)」は誰を選ぶんだ……今まで以上に誰が選ばれるかまったくわからないし、わかりたくもない。この圧倒的な「どうでもいい感」、最高…やっぱバラエティはこうでなくちゃな…みんなで集まって強めの酒飲みながら見たい。それで次の日には内容全部忘れたい。

 

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ただひとつわかってるのは予告ラストに流れる坂東さんの声の安心感…実家かよ。もう坂東さんが優勝でいいです、ありがとうございました

 

 

で、「スポーツトラベラー」ってなんですか?

 

井口理と岡野昭仁が手を合わせて世界に光が満ちた日

3月13日は祝日になった

 

「世界に光が満ちた日」

または

「神と神が手を合わせた日」

 

神話として未来永劫語り継がれることでしょう

 

「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0 presents 勝手に!ポルノグラフィティ 21st Anniversary Radio」

radiko.jp

 

「ボソボソボソボソ…」

 

いきなりカラオケの機材トラブルで音が流れずボソボソ言い出す井口理。

 

仮にこれが1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』の1曲目「Jazz Up」のオマージュだとしたらとんだポルノ狂い…

 

そして始まる『アポロ』

岡野昭仁のアポロが突っ込んできて全身を粉々にする全方位型ロケットだとしたら、井口理のアポロはケツの穴のみを集中して狙ってくる一点集中型ロケット…

出だしの爆発するんじゃねぇかってくらい強くクチビルはじかなきゃでない「ぼッ!」、3サビ「ビーナスなんて素敵ね」の「素敵」と「ね」のゴニョゴニョした感じ、井口理として歌いつつも完璧コピー、完全なるドッペル…

 

「King Gnuのね、アルバムコメントかな?CEREMONYのね。で、ちょっとポルノグラフィティの岡野さん本人から『他のメンバーが許してくれるなら第2弾待ってますよ、なんていうリクエストされたんですよ。ゔゥ~ん…まぁそうなんですけれども、『お願いされたからやってる』とかね、そういうわけでは一切ございません。こっちは勝手にやってるんですよ!申し訳ないけどね、ポルノさんがどうとかマジで関係ないんだよ!関係ない!知るか!知るかなんだよもう。僕はただね、ポルノさんを祝いたいだけなんだよ」

 

このコメントこそが井口理のすべて。媚、忖度、一切ない。祝いたいから祝う、それ以上でも以下でもない。本物の「愛」。

 

「ポルノグラフィティを避けて青春を送る方法はただひとつ、この世に生まれないこと」

 

そう、井口理はただ愛が呼ぶほうへ進んだだけ…ポルノグラフィティの呼ぶほうへ…

 

…だが、俺はふと思った。

 

「いや待て井口もしかして『アレ』じゃねぇか?」

 

と。『昔は聴いてました勢』じゃねぇか?と。

いくら「ポルノ聴いてました!」「ポルノ好きです!」とか言ってもどうせアレか?『ハネウマライダー』まで聴いてました、『m-CABI』までは聴いてましたみたいなそういうよくいる「うるせぇだけの奴」か?ハーーーン…だと思ったんだよ…ハイハイ、おつかれしたァ…「3人の時に比べたら~」とかドヤ顔で語んだろどうせよ…ア~~~アこいつもしょせんそっち側のつまんねぇ人間だってこ

 

 

井口「次の歌う曲はですね、ポルノグラフィティさんが2018年にリリースした48枚目のシングル『Zombies are standing out』…」

 

Z…………

 

…うっっうううっう、う、嘘だ…こんなことが、げっげっげげェーーーッ、オェーーーーっ、げ、現実、、、に?イヤイヤイヤイヤ、夢夢。夢だろこんなもん。これは夢、ハハ…夢

 

(スタァンディアァッッッ……ゾォンディアァッッッ…スタァンディィィアァゥゥ…)

 

あっ、、あああ、あ、あ、、ああ

 

井口「ゾンビィィズアァ…クラィングアゥッ…!」

 

ヒィィィいいいいいイイイイ~~~~~!!!ァァァァァァああァァァあああああ~~~~~~~~~…

 

…ひ、百億歩譲って、好きなミュージシャンが好きなミュージシャンの曲を歌う、というところまではあり得る話だとしましょうや…が、だいたい歌われるのは「一番有名な曲」「一番売れた曲」なんだよ…それは必ずしも俺の「一番好きな曲」ではないわけだよ…そっそそそそれが、俺が「一番好きなミュージシャンの一番好きな(ほぼ)最新曲」をいま一番ハマってるミュージシャンが、、、、う、うた、、歌、、、あ、、ああああ、

 

…岡野昭仁のZombiesが頭から一気に噛みちぎられるパワー系ゾンビだとしたら、井口理の歌うZombiesは首筋から噛みついて徐々に捕食してくるネットリ系ゾンビ…身体中に井口理の声がゆっくりと広がっていくのがわかる…こ、殺してくれ……

 

「光がァ…そのッ…躰をォ焼きィ… 灰になっていつか神の祝福を受けられるようにィィィィィイイイ~~~~……!アァイスティイルッッ…プレイトゥゥッ……リィィィバァァアアアアィブッ…オォォォオオオ~~~~~~~……!!」

 

ここが…圧倒的に「エロすぎる」…井口理に『セイレーン』の称号を与えたい…

 

…も…もうじゅうぶん…じゅうぶんだよ…井口さま…あぁ…幸せな…人生だった…

 

井口「もう一曲歌いま~~~す!次に歌う曲なんですけれども、この番組の伝説のハガキ職人ラジオネームA.Oこと岡野昭仁さんからリクエストメールが届いております!ではご紹介しましょう」

 

死んじゃう。死んじゃうよ。

 

井口「ラジオネームA.O。井口くん!こんばんは!勝手にポルノグラフィティ祝福企画の第2弾ありがとう!」

 

前回も思ったけど喋りマネするの面白すぎるからやめろ…岡野昭仁の喋り方モノマネする人間たぶん日本初だろ…

 

井口「今日もスケジュールの都合でどうしてもスタジオには伺えないのですが今回は勝手に声でカラオケのリクエストをさせっせさせてくださ、え?え…?…ではどうぞ…」

 

え?

 

岡野昭仁「King Gnu井口理のオールナイトニッポン0をお聴きのみなさん、そしてKing Gnu井口理くん、改めましてこんばんは。ラジオネームA.Oことポルノグラフィティの岡野昭仁です!」

 

ああぁっぁぁあぁああ~~~~~~~っ……あきっ、あきっ

 

井口「井口くんって言った…」

 

俺「井口くんって言った…」

 

喋ってる……井口理のラジオで岡野昭仁が喋ってる…岡野昭仁が…

 

昭仁「今回も僕から一曲、井口くんにリクエストさせてください。次に井口くんが歌う楽曲は『ミュージック・アワー』でお願いします。なんか聞くところによると、歌い方とか変な踊りも完コピしてると…。せんでええで変な踊りなんか、ねぇ(笑)まぁええわ、とにかくこれ深夜3時過ぎて歌うような曲じゃないかもしれないけどテンション上げて歌ってもらえたら嬉しいなと思います。まぁ、今日はちょっとホントにそちらに伺えないっていうのが申し訳ないんですけど、いつかまたお会いできたら嬉しいなと思っております。どうもありがとうございます、岡野昭仁でした!」

 

…昭仁…す、すげぇ…すげぇ嬉しい…嬉しい、けど……そうか…来ないか…そうかそうだよな真夜中だしな。来ないよな。aikoは来たけどな。ポルノは、昭仁は来ないよな。そうか。そうか…

 

(ラララララァァッハァロォーーーーーゥ!!ディスイズポルノグラフィティミュージックアワー!アァウアップステェェイションズステェイトゥーーーーンッッ…)

 

井口「この番組ではみんなのォーゥ、リクエストをお待ちしていますッ」

 

相変わらずのドッペル井口…すげぇ…うめぇ…楽しい…でも…そうか…来ないか…そうか…

 

井口「騒々しい日が続くはずさァ~~~~~~!メェ!メェ!メェ!メェ!メェ!」

 

 

?「メェ!ってなによ!」

 

 

………

 

がmのgじゃごじゃpアギppjpgん:ゔぃ」0c,4あ^「」。?!?!?!?!?

 

昭仁「早く歌うて井口くん!」

 

ケテ…タスケテ………あ……あ…

 

昭仁「たぶん心は迷っていて壊れかけたピンボールみたいで!ルールがいつまでも曖昧なまま伊豆ゲームオーバー!?」

井口「キミが夢を願うから今も~夢は夢のまま~!大好きだから踏み出せない大好きだから~臆病になる!」

昭仁「淡い恋の端っこを!決してハギってみせてよ~~~!」

 

は…ハギって………?

 

 

昭仁「こんなね、勝手に2回もやってくれたら、応援企画を。そら来るでしょ。そりゃあ。こんにゃいけんでしょ」

 

そうだよ…来るんだよ岡野昭仁は…深夜3時だろうが…地の果てだろうが…来るんだよ…それがポルノグラフィティ岡野昭仁だ…なんで深夜3時に来るかって…?なぜなら岡野昭仁…生粋のドM

 

井口「目を合わせらんないんですよ今!」

昭仁「合わせ、合わせ」

井口「無理だよ!」

昭仁「ただのオッサンオッサン」

 

会話してる、井口理と、岡野昭仁が、会話、してる…地球ありがとう…

 

…そしてラスト一曲『アゲハ蝶』。ワンコーラスずつ歌い分けながらハモりも入れるという…

  

「あなたに逢えた それだけでよかった 世界に光が満ちた」

 

井口理から岡野昭仁、岡野昭仁から井口理へと繋がっていく歌声。剛の化身・岡野昭仁と、柔の化身・井口理…「歌」のすべてがここにあった…

 

…2年前の俺…夢って叶うんだよ…

 

井口「ヤベェぞこれ…めちゃくちゃ…バチコンハマった…!ヤバいぞ…死ぬ…今日死ぬのか俺…?」

 

俺も死ぬ

 

スッ…

 

 

昭仁「あったよね!絶対やってやろうと思ったよこれ!」

井口「いま手を合わせております!岡野さんと井口が手を合わせております!」

 

パァァァッッ………

 

…2人が手を合わせた瞬間、世界から悲しみの雨は止み、枯れた花は再び咲き誇り、雲の切れ間から太陽の光が降り注いだ…

 

東京の人間と北海道の人間による地獄のケンカ

東京に住んでて最近北海道に引っ越してきた奴と「子供の頃の話」してたらケンカになった

 

 

北海道「子供の頃になんの遊びしてた?」

東京「俺『ドロケイ』とかめちゃくちゃ強かったわ。足速かったから」

北海道「『ドロケイ』…?『ケイドロ』だろ?」

東京「いやいやドロケイだから」

北海道「え、なんで泥棒がメインみたいになってんだよ。東京ヤバ治安悪っ」

東京「は?うるせぇよ田舎が」

北海道「は?上等だよ。じゃあ他に流行ったもの言ってみろ」

東京「『大貧民』」

北海道「は?だ、だいひんみん?『大富豪』じゃなくて?なんでマイナスからのスタート?なんで借金背負ってんの?怖。東京怖」

東京「借金背負ってるとは限らねーだろうがよ。成り上がりの街なんだよ東京は。泥棒がいての警察だろうが。ドロケイであってんだよ」

 

北海道「じゃあこれは?(指数えながら)王様、姫、豚、乞食… 王様、姫、豚、乞食… 」

東京「は?なんて!?」

北海道「いやだから王様、姫、豚、乞食…」

東京「こ、こじき?こじきって言った?」

北海道「いや普通だろ小学生のときめちゃくちゃ流行っただろ。名前の数だけ指進めるやつ」

東京「…豚より乞食が下とか…小学生にして怖すぎるだろ…ちげーよ、天国、地獄、大地獄…天国、地獄、大地獄… 」

北海道「いや宗教色強ッッッ!!」

 

東京「わけわかんねぇ話してたら腹減ったわ。なんか食わない?」

北海道「『おやき』食いてぇ…」

東京「なんて!?お、おやき?」

北海道「え?おやき知らねぇの?あんことかクリームとか入ってるヨーヨーみたいな形の」

東京「いやアレ『今川焼き』だろ。なに『おやき』って怖…なにその「丁寧にヤキ入れます」みたいな名前…」

北海道「うるせーな。こっちじゃこれが普通なんだよ。チッ。まぁいい。たしか近くのスーパーに売ってるから買ってくるか」

 

東京「じゃあコレで勝負して勝ったほうがオゴリな(両手を握って前に出す)」

北海道「仕方ねーな。(両手を握って前に出す)じゃあ俺からな。チッチッチッチー、バリッチッチー…」

東京「は!?ちょっ、ちょっと待って!?なになになになに??」

北海道「なんだよ。ルール知らねぇのかよこうやって手を握って前に出して親指を…」

東京「いや!じゃなくて!なんて?なんか変な呪文みたいなの唱えてなかった!?」

北海道「だからこうやって言いながら出すんだよ。こういう決まりなんだよ」

東京「いや、普通『いっせーの』って言ってやるだろ?バリ…なんて?呪われた村の遊び…?」

北海道「うるせーな、なんだよ『いっせーの』って。なんだそのヒネリのないネーミングセンス。これだから東京は……チッチッチッチッー、バリ…」

東京「怖い怖い怖い怖いホントやめてそれ」

 

東京「つーか、お前なんか指切れてるぞ」

北海道「うわマジだ。ごめん『サビオ』持ってる?」

東京「サビ…?なんて!?」

北海道「誰とかじゃねぇよ。サビオだよ。切り傷のとき貼るやつだよ」

東京「誰だよサビ夫って。その鈍臭そうな名前。『バンドエイド』だろ怖」

北海道「お前それ以上サビオのことバカにするんじゃねぇよ」

 

東京「もういいよジャンケンな」

北海道「いくぞ。ジャンケーン、掘ったケツ、馬のケツ…」

東京「それはマジで待て」

北海道「なんだようっせーーーなぁ!!」

東京「なんて言った」

北海道「だ〜か〜ら〜!ジャンケーン!掘ったケツ!馬のケツ!」

東京「ほ、掘ったケツ!?キモッ!!なんで急にアナルジャンケンはじめてんの!?」

北海道「誰がアナルジャンケンだよ。こっちじゃこういうかけ声なんだよ」

東京「もしかして北海道の「道」って肛門のことじゃ…」

北海道「テメェ表出ろ」

 

 

ひとしきりモメたあと、2人でザンギ食いに行った

 

『アエイオウ』の恐怖

20年くらい前にNHK教育テレビでやってた『アエイオウ』って名前の、なんか粘土?砂?泥?が動いてなんかするなんかよくわかんないアニメか劇かなんかよくわかんないなんかがあったんですけど覚えてる人います?

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あまりにも恐怖。大人になってもこの映像がたまに夢に出てきて体調悪くなるんですが、なんですかこれは。間際に人が見る悪夢か?俺は、死ぬのか?

 

『アエイオウ』あらすじ

毎回、5人組のうちの1人(名前などは一切不明)が外に出て、様々な出来事に遭遇する。そのたびに魔法のバイオリンを鳴らして解決していく、一話完結型の作品。

アエイオウ (アニメ) - Wikipedia

 

「名前などは一切不明」「魔法のバイオリンを鳴らして解決」

 

怖い、説明を読んでもなにひとつ「わからない」ということが本当に怖い

 


A.E.I.O.U. - eps. THE SHARK

 

アーッ!!アーッ!!アーッ!!

エ!エ!エ!

イ!イ!イ!

オ!オ!オ!

ウ!ウ!ウ!

アエイオウッッ!!!

 

 

「発狂」

 

主題歌が発狂ってどういうことですか

 

内容も砂のガキみたいな奴らがデカいシャークに無意味に絡んで最終的にめちゃめちゃ串刺しにしてるんですが…これ見て子供はなにを感じ取ればいいんですか?

 

第12話「サメをやっつけろ」- 5人組のうちの1人が潜水艦で海中に旅に向かうが、マトリョーシカのように小さい魚を大きい魚が順番に食べ続けるのを見て、一番大きい鮫を5人組のうちの1人が敵対視し、ちょっかいをかけ怒った鮫を弄ぶ。最終的には5人がかりの魔法で鮫の口にかんぬきを立て、二度とエサが食べられない状態にし、実質的に殺害する。

アエイオウ (アニメ) - Wikipedia

 

「実質的に殺害」

 

教育テレビですよね?

 

 

そもそも、こいつらなんか喋ってるけど何語?え?呪いの言葉か?呪詛?そもそも当たり前のように言ってるが「アエイオウ」?は?

これに限らず『ぱぴぷぺポッケ』とか『むしむしQ』とか『ストレッチマン』とか『ニャッキ!』とか、全部何?90年代の教育テレビの言いしれぬ「怖さ」なんなんですかマジで…

 


A.E.I.O.U. - eps. THE GHOST

第13話「おばけだぞ」- ストーリー上の起承転結は全く存在せず、お化けと5人組のうちの1人が終始遊ぶだけのエピソード

アエイオウ (アニメ) - Wikipedia

 

「ストーリー上の起承転結は全く存在せず」

 

じゃあなんの意味が?

 

これを日本で流すことになんの意味が?

 

まさかこれを見せることによってなんらかの人体実験が?『アエイオウ』を見たことのある大人の…100%が……将来…なんらかの…事件を…

 

いや…まて…アエイオウ…?

 

思い出した…当時、小学生の道徳で「NHKのテレビ観る」という謎の時間があった…そこで流れていたのが『さわやか3組』…そしてその前番組が『アエイオウ』だったのだ…

ある日、あの恐怖のオープニングテーマが流れた瞬間にクラスメイトの「ナナちゃん」が急に「ウゥ〜〜……」と唸ってみるみるうちに顔色が悪くなり大量のゲロ吐き病院運ばれたという事件があった…医者に言わせてもタカユキ君がゲロ吐いた原因は不明だと…

 

『アエイオウ』とは…まさか……

 

ア…アア………

 

アーッ!!アーッ!!アーッ!!

Mr.Childrenサビ前のドラムのフィルインがスゴい曲10選

『関ジャム 完全燃SHOW』の企画「“すごいバンドはリズム隊がスゴかった!!リズム隊特集”」にてOvallのドラムmabanuaがMr.Childrenのドラム鈴木英哉は「フィルイン」がスゴい、と言っていた。

サビ前に、ドラムでそれまでのリズムパターンとは違う装飾的な演奏を入れるのを「フィルイン」と言うがミスチルのドラムは、このバリエーションがすごく豊富。しかも普通は短く「ダダン」とやる場合が多いが1小節使った長いフィルでサビに繋げるので、とてもメロディアスで高揚感が得られる

タムとスネアとハイタムをまんべんなく使うのが鈴木さんのフィルインの特徴。色んな順番を組み替えて各曲にまぶすのが上手い。ドラムは「メロディがない楽器」だと言われてるけど音程があるように聴こえる 

・花 -Mémento-Mori-

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1:14~

「…変えながらァ…生きィィ…てェくゥーーー」

デドンドスデデンデンデコドンドコステテェンシャーーーン!

「負けァな

・Sing

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1:07~

「積み木みたいにッ!乗ォせてェゆくゥゥウウ…」

「ッチーーッチーテテドンドコドコドコドコドンドコッテッェーーーーーン…!」

「あァァりィイふ

・Everything(it's you)

www.youtube.com

3:56~

ティィリィィーーーーティィイイイイリィッリイィイイイイイイイイイィィイーーー!

シャッデン!シャデデン!デデッ!デッッ!デドンデッデデデデデデドデデデドデデデデッッッ!

「ステェエ

  

要はこのサビ前の「ズンドコガッシャーン!」 がスゴく気持ち良くてヤバいと。俺もそう思います。いや、むしろ俺のほうが早く思ってた。というわけで、そんな曲を10曲紹介します。

 

マシンガンのような圧倒的な手数のフィルイン

・Worlds end 

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1:17~

「ウゥゥンッ…重ねてェエ゛ッ…」

シャアシャアシャアシャアシャア!ドコドンデッデドデドデドデドデドデドデドデドデドデド!

「なんに

・SINGLES

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1:31~

「締め付けるメロディィイッ…」

デドンコデドデドデドデドデドデシャーーーーン!

「悲しいの 

・箒星

1:06~

「オォー!」

デデデデデデデデデデテェーーーー!

「古い遊園

 

番組でも語られていた通り、サビ前でグンとスピードを上げてマシンガンのような連打をすることでサビへの盛り上げを最高潮にさせるのがJENのドラムの最大の魅力。今にもイキそうなその顔と相まってリスナーの高揚感は一気にMAXになる。

 

短い間隔の中でスパッとフィルインさせる瞬発力

・youthful day

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1:43~

「消すんだッッ」

デドン!デドデドデドデドデドデドッッッ!

「胸のォ鐘 

・fantasy

0:52~

「旅ヘェェェエ〜〜〜」

タカタンダッタダダダシャーーーン!

「誰も

・マシンガンをぶっ放せ

3:20~

「事の真相をえぐれェェ…」

ドッ!ドッ!ドンドコガッシャァァァアンッッ!

「見〜〜〜えな

・PADDLE

1:08~

「行こうぜッッ!」

ドンッ!ドコドンドンドコシャーーーン!

「新し  

・靴ひも

3:22~

「僕の色ォッ!!」

ドコドンドットトドコドコドコドステテテテドンデンシャーーーーン!

「アァーーー!1びょ

 

Bメロ終わりからサビまでの間隔がゼロコンマ数秒しかないにも関わらず針の穴を通すようにスパッとキレの良いフィルインをブチ込める瞬発力はまさに「野生児」。

 

メロディによってフィルインの強弱を変える絶妙なバランス感覚

・君が好き

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1:23~

「答えはァァア…」

ドッデッデデデデッドコダンデデスデッドコドンシャーーーーン…!

「き〜〜〜み

・Heavenly kiss

4:22~

「そうゥ…俺くらいなもォんさッ…」

デッデッデドンデドッドドドドコドンシャーーーーン…!

「シャルミ

 

バラードでこそJENのフィルインは真価を発揮する。特にシンバルの「シャーーーン」がアップテンポの曲では強い「シャーーーーン!」なのに対しバラードは「シャーーーーン…!」…とても優しい。メロディや展開に合わせて力の強弱を調節する音作りの上手さ、かつしっかりと曲を盛り上げるバランス感覚。激しさと繊細さ、野性と理性を併せ持ったハイブリッド・ドラマー、それが鈴木英哉。

 

 

以上。俺もいつか鈴木さんに足貸りたい…

 

ただトイレットペーパー買いたいだけなのに「デマに踊らされた愚者」扱いされてキレた

ネピア おしりセレブトイレットロール4ロールダブル 2枚重ね40m×4ロール ダブル フレッシュパルプ100% 保湿タイプ

家のトイレットペーパーがない…

あと一回のスーパーウンコタイムで確実に終わる…

すると「トイレットペーパー買い占め」のニュースが。「マスクと同じ原料」「中国から輸入できなくなる」このデマのせいで街からトイレットペーパーが消えてるらしい…

ヤバい、ヤバすぎる…一刻も早く買いに行かなければ…てゆうかそんなニュース見てたらもうすでにちょっとウンコしたい…

すぐ近所のドラッグストアのトイレットペーパーコーナーにダッシュで行き、いつも使ってる一番の親友「ネピア おしりセレブ ダブル」を探す…

 

ない

 

ない…「ネピア おしりセレブ ダブル」も「大分製紙 ふんわりやさしいトイレットロール ダブル」も「ふんわり癒やしの肌ざわり クリネックス システィ ダブル」も「ふんわりやわらか スコッティ フラワーパック ダブル」も…俺の便活を支えてるそのすべてが…ない…

い、いやっ…ちょっ、ちょっと待って…こんなことって…?唯一あるのが…

  

「再生紙トイレットペーパー シングル」

 

…拭いたら一発で穴が死ぬカッサカサの和紙みてぇなやつ……

 

ふ…ふざけるなよ…あの…俺…肛の門の防御力が赤ちゃんなんですよ…つーか普通に「痔」なんですよ…だからすっごいやわらかいダブルのトイレットペーパーで「子猫を愛でるようにお尻を拭くこと」を医師からも推奨されているんですよ…刺激を与えられないからウォッシュレットもあまり使えない…そんな俺にこんな…こんな安いだけの糞紙を…

が…背に腹は…いや尻に紙は代えられねぇ…カッサカサペーパーを抱きかかえてレジへと向かう…

当然、長糞の列。見渡す限り全員トイレットペーパー持ってる。バカどもが踊らされやがって…心を殺しながら列に並ぶ俺…いいか?よく聞け。俺はお前らとは違う、愚民め。誰も、誰も俺に近寄るな。

って殺気立ってたら、前に並んでるボロボロの服着てヤニのニオイプンプンさせたジジイが、

 

「いやぁ〜、トイレットペーパーなくなるなんて大変だよねぇ〜」

 

うるッせェエエエエエんだよテメェと一緒にしてんじゃねぇボケェエエエエエエエ!!!

なんで普段ロクにケツ拭かなそうな生活してるやつが「エリエール シャワートイレのためにつくったトイレットペーパー」持ってんだ?あ?どうせ家の便所ボットンだろうが。ダンボールでケツ拭いてろお前は。つーかテメェなんでマスクしてねぇんだよそのトイレットペーパー口に巻いてろ口クセェんだよボケ!素面で俺に話かけてんじゃねぇバーーーーカ!

…なんでだよ…ギリギリでいつも生きてるReal Faceの俺を差し置いて…こんなリビングデッドみたいな奴らがのうのうとケツ拭きやがるって…?そんな…そんな理不尽がまかり通っていいのか…?なぁ…

 

すると、流れる店内アナウンス…

 

「いつも当店をご利用いただきありがとうございます。ただいまトイレットペーパーの在庫が一時的に不足しており大変ご迷惑をおかけしております。しかし、SNS等での「マスクとトイレットペーパーの原材料は同じ」というのはまったくのデマですので、どうか冷静な行動をお願い致します…」

 

違う…俺はそんなくだらないデマを信じてるこいつらとは違う…買い占めなんて愚かな行為するわけがない…ただ、ただ家にトイレットペーパーがない、ケツを拭きたい、それだけのためにここにいるんだ…違う違う…

 

しばらくして…俺の会計…そしたら店員が

 

(ハァ…コイツもデマに踊らされて…お疲れ様です……)

 

哀れみの目で…俺を見てきて……ち、違………

 

失意のなか…家に帰りカッサカサペーパーを手にトイレに入った。…キレた。色んな意味でキレた

 

こんなクソッタレな世界を俺は決(ケツ)して許さない