ついに最後の島に辿り着いた麦わらの一味。
ルフィ「ここにワンピースがあるのか」
島の洞窟を進み、幾多の罠をくぐり抜け、ついに最深部。そこには、1つの大きな宝箱が…
ナミ「みんな見て!もしかしてあれが…」
全員「ワンピース!!!ワアアアアッ…!!!」
新しく一味に入った仲間「ウッヒャア~!は、は、早く開けてみようぜ!」
新しく一味に入った仲間2「まぁまぁ、あわてるんじゃないよ。ここはやっぱり船長殿が開けるべきでしょうが。さぁ船長」
ルフィ「お、おおっ」
そして宝箱を開けるルフィ
全員「ええっ…!!!」
なんと中身は空っぽ…。
ナミ「なんで…なんで何も入ってないのよ!!」
ウソップ「ま、まさか、もう他の奴が持ってっちまったんじゃねぇのか…」
新しく一味に入った仲間3「ば、ばかな…ん?お、おい見ろよ!!なんか手紙が入ってねぇか」
手紙を手にとるナミ。
ルフィ「な、なんて書いてあるんだ?ナミ」
手紙を読むナミ。
― この宝箱によくぞ辿り着いたな。私がゴールド・ロジャー 、いや、ゴール・D・ロジャーだ。そうだ、この宝箱には何も入っていない。ワンピースとは何か。考えてみてほしい。財宝か?権力(ちから)か?いや違うだ ろう。ワンピースとはお前達が乗り越えて来た冒険の日々。かけがえのない仲間。
そう、お前達はとっくにワンピースを手に入れていたんだ。世界にひとつしかない、心のワンピースを…
―驚愕の事実を知り愕然とするルフィ達。
ルフィ「そ、そうだったのか…」
(ここから回想)今までの冒険を振り返るルフィ達。
斧手のモーガン「これから…どうするよ」
ルフィ「決まってるだろ、行くぞ次の島へ!!俺たちの冒険はまだまだ続くんだ!!」
全員「…おおっ!!」
長い間ご愛読ありがとうございました!!尾田先生の次回作にご期待下さい!!
だったら嫌だ。