２ヶ月に１回は確実にラーメン屋に行くほどラーメン好きの俺が「このラーメン屋は信用できない」と思うラーメン屋の特徴を独断と偏見で紹介する。新規開拓でラーメン屋を探している人が参考になればうれしい。
駐車場が広い
駐車場が広いラーメン屋というのは近所の人間をハナからターゲットにしていない。フラーっと家族でドライブかなんかで近くに来ていて適当に飯を済ませようかという客をターゲットにしている可能性が高い。駐車場が広いということはいつ来ても車で入れるため、そこそこ適当にやっていてもそれなりに集客が見込めるので、肝心の味がハナクソの場合が多い。
店の外装・内装がやたらキレイでオシャレ
見てくれを気にするがあまり肝心の味がおざなりになっている可能性が高く、外装、内装費に開業資金を持って行かれていているので食材費をケチっている場合がある。特に店内にプロペラがある店は地雷。
店名がカタカナもしくは英語
一般的にラーメン屋の店名といえば漢字や平仮名の多いイメージだが、ごく稀に気取ってカタカナや英語表記の店がある。そういう店の店主は一番好きな食べ物は「ピザ」とか答えるタイプなので避けたほうが無難。店名は画数が多ければ多いほどうまい。特に「龍」が店名についてる店はうまい場合が多い。
元々別の店
前はラーメン屋じゃなかったのにいつの間にかラーメン屋になってる店は要注意。個人的な話をすると、元喫茶店がラーメン屋になってて注文した味噌ラーメンにトンカツが入っていた時には愕然とした。
ホームページのクオリティがやたら高い
ホームページというのは開店前に作成されていることが多く、どんなにクオリティが高く目を引くようなホームページでも味に反映されているとは考えにくい。特にjava scriptやFLASH多用のホームページはそんなのデザイナーに頼む金あるなら食材に費やせと。
クーポン、ポイントカードがやたら充実してる
「お前らどうせ味わかんないからクーポンとかポイントカード出しときゃまた来るんだろ？」と上から言われてるようで不快。
店主が髪フサフサ
うまいラーメンをつくり上げるというのは相当の労力とストレスを要する。多くのうまいラーメン屋の店主がハゲてるのはうまいラーメンの代償、すなわち等価交換であると言っても過言ではない。無から有は作れないのだ。店主がやたらと髪型にこだわったりしている店は信用しないほうがいいと言える。
バイトが若い女ばかり
歯科助手と一緒で、ラーメン屋のバイトは店主の好みで採用している可能性が高い。そんな店は言わずもがなであり、来ている客もラーメン目当てというよりはバイトの女目当てなので信用ならない。そういう輩は使用済みのふやけたカップ麺でも食ってろ。
定食をやっている
知ってるラーメン屋で定食に出す味噌汁の味噌をそのままラーメンのスープにしているところがあってクソマズ。
水のピッチャーがテーブルにない
うまいまずい以前に水のためにいちいち店員呼ぶのはおっくうなので各テーブルに水のピッチャーを置いていない店は信用できない。
ヘルシーメニューに手を出す
基本ラーメンというのは「毒」で食えば食うほど健康を害すると個人的に思っている。ヘルシーメニューは愚の骨頂であり女の客を取り込むために安易にヘルシーメニューに手を出すラーメン屋は信用しないほうがいい。特にメニュー表にカロリー表示している店はほぼ地雷。
観光客が多い
観光客が多いということは安易に食べログやじゃらんで調べて初めて来る客がほとんど。ということは、客がたくさんいるからといって本当にうまいとは限らない。近くにオフィスがあるサラリーマンや地元のタクシー運転手がたくさんいる店に行くのがいい。
系列店がラーメン屋以外
元々別に店があって片手間にラーメン屋に手を出してる印象が強く、信用ならない。ちなみに近所のスペイン料理屋がラーメン屋を始めたが３ヶ月で潰れた。
一見お断り
まれに「一見お断り」とか書かれてる店があるが、そんなシステムはドモホルンリンクルだけで十分なので行かなくていい。
総合すると究極にうまいラーメン屋は
「駐車場が無く店の外装内装がボロボロで店名の画数が多く開店から一貫してラーメン屋で店のホームページがないもしくは工事中で店のクーポンポイントカードがなく店主がハゲでバイトがババアでメニューがラーメン炒飯餃子ライスビールのみでテーブル一席一席に水ピッチャーがありメニューには品名と値段のみ書かれており地元民しか客がおらず再春館製薬の系列店じゃないラーメン屋」
ということになります。まー、あーだこーだ言いましたけど僕の中ではダブルラーメン最強でした。じゃあ最後におすすめのラーメン屋を紹介して結びとします。札幌市を中心に店を構える「大将」というラーメン屋の肉チャーハンがめちゃめちゃうまいので是が非でも。
