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バカリズムネタ『戦略型カードゲーム アテーナバトル』

バカリズムライブ「なにかとなにか」

 

芸人・バカリズムさん(本名・升野英知)の代表ネタ『戦略型カードゲーム アテーナバトル』に激しく感銘を受けた。

最初は「カードゲームのルールのわかりにくさ」そのものを揶揄しているだけかと思っていたのですが、バカリズムさんが説明したこの『アテーナバトル』のルールを自分なりに噛み砕いて、実際遊んでみたら意外や意外、メチャクチャ面白くていまドハマリしてます!

暇な人は一緒にやりましょう!

 

 

基本的な「アテーナバトル」のルール

1.カードの種類は全部で100種類

2.その中でも大きく「ゼウス」「ヘルメス」「アレス」の3つの種類がある

3.ゼウスはアレスより強い、アレスはヘルメスより強い、ゼウスはヘルメスより強い、よってゼウスが最強

4.カードの中には「ヘラカード」という特殊カードがある。ヘラカードは一定の条件を満たすと無敵状態になり、ゼウスの効力を3ターンだけ0にすることができる

5.「青いポセイドンカード」と「赤いアフィトリテカード」を組み合わせて出すと「トリトン」という全てのカードを飲み込む効力を手にすることができる

6.「トリトン」を防ぐには「ゼウス3枚」「エルメス2枚」を同時に出す必要がある

7.誤って「ゼウス2枚」「エルメス3枚」を出してしまうと「ギャラクシークラッシュ」が起こりその場でゲーム終了となる。その際、事前に「ナルキッソスコール」をしていれば「クロノスモード」を発動することができ「ギャラクシークラッシュ」を回避できる

8.カードにはそれぞれ属性がある。「火」「水」「風」「土」「木」「鉄」「天」「氷」「金」「銀」「熱」「命」「雲」「愛」「影」「道」「家」「涙」「窓」「酒」「布」「汁」「虫」「仏」の種類がある。

9.「ナルキッソスコール」はそれぞれの属性に応じたタイミングでコールしなければ「ノーナルキッソス」となり、持っている「ヘラカード」を全て没収され「クロッカス扱い」となり「2回休み、運が悪ければ8回休み」になる。

10.「クロッカス扱い」となった際に手持ちに「イージスカード」があれば「ノーナルキッソス」を防ぎ「グランドナルキッソス」の権利を得られる

11.カードにはそれぞれ職業が設定されており、全ての職業をコンプリートしていなければ「グランドナルキッソスコール」は認められず「逆ナルキッソス」となり椅子が1段下がる。職業は「戦士」「格闘家」「僧侶」「狩人」「盗賊」「山賊」「海賊」「兵士」「魔法使い」「魔法剣士」「人形師」「占い師」「召喚士」「錬金術師」「白魔道士」「黒魔道士」「赤魔道士」「青魔道士」「大魔導師」「踊り子」「吟遊詩人」「弓使い」「槍使い」「スナイパー」「商人」「弁護士」「魔法弁護士」「弁護剣士」「パトロン」「魔法パトロン」「白魔法パトロン」「黒魔法パトロン」「大魔導パトロン」「弁護パトロン」「大弁護白パトロン」「大弁護黒パトロン使い」がある

12.「グランドナルキッソス」の権利は「テレホンナルキッソス」の権利と交換ができる

13.「テレホンナルキッソス」とは30秒以内に家族・知人・友人にその場で電話を掛けアドバイスを貰うことのできる権利。ただし、テレホンナルキッソス中に電話の相手が「NGワード」を発すると「25000アテーナ」が減点され、椅子が2段下がる

14.下がった椅子を再び上昇させるには、次ターンに「試練の門」を開き「カリストカード」を30枚提出する必要がある。ただし、相手が「鍵カード」で門に鍵をかけていた場合は椅子は上昇せず、提出するカリストカード28枚が没収され、残りの2枚は「辛抱の部屋」で4ターン保管され、椅子がさらに3段下がる

15.椅子が4段下がった時点で罰としてさらに4段下がり、状況次第では椅子が没収される。没収された椅子を取り戻すには「悲劇の的」に「謝罪の矢」を放ち「返却」と書かれたゾーンに15回連続で刺されば椅子が返却される。このとき、1本でもそれ以外のゾーンに刺さると椅子は返却されず、相手の椅子が回転する

16.椅子は8段下がった時点で1つ増える。椅子が5つ貯まると相手の椅子が2つ増え、司会者が回転する

17.「テレホンナルキッソス」のNGワードは抽選で50個を選び、5分おきに更新していく 

 

やってみた雑感とデッキの組み方

まず、カードの印象としては現段階だと「ゼウスの大弁護黒パトロン使い」の一強なんだよなぁ、そのあたりのゲームバランスはこれから調整してほしいところ。属性に関しても「布」と「道」属性がナルキッソスコールのハードルが凄く低いのでデッキに組み込む際はこの2属性を中心に組んでいけばいいと思う。ただ、変則デッキとして「汁」とか「雲」も面白い。ちなみに俺がこの前対戦した人は、あえてナルキッソスコール後にギャラクシークラッシュをさせて、クロノスモードを発動させるデッキでかなり苦戦した。

あとは、ゼウスが最強だからと言ってもゼウスばかりをデッキに組み込むとヘラカードを使われたときに為す術がないので割合としてはゼウス:エルメス:アレス=2:1:1で組んでいくのがベター。

「デッキをどう組んでいいかわからない!」っていう初心者はスターターデッキ「弁護剣士の報復」を購入するのがオススメ。使いやすい布属性のカード中心に組まれていて、メインとなる弁護剣士は大弁護黒パトロン使いには劣るが、全職業の中で最もグランドナルキッソスの可能性が高く謝罪の矢コンボはかなり強力。

 

基本戦術

とりあえずゲーム序盤は、手札にヘラカードが無ければトリトンを狙いつつ属性に応じたナルキッソスコールをしていき、各職業を集めグランドナルキッソスの権利獲得を目指すのがセオリーかな。そしてグランドナルキッソスが権利獲得できた段階でテレホンナルキッソスとすぐさま交換しテレホンナルキッソスを発動、成功すればアドバイスを貰うことができるし、失敗してもあえて椅子を下げ続けることで椅子を5つ貯めて司会者を回転させられる。

いやー、トランプって偉大ですよね。