２０１５年下半期J-POPシングルマイベスト１０

他人に「好きな歌手誰？」って質問するのって凄いハードル高くないですか。例えばゆきちゃんが『A』っていう歌手が好きだとして、ゆきちゃんのその「好き」はシングルもアルバムも必ず発売日に買うし、ライブも毎回参戦するしファンクラブに入るくらいの「好き」だとするじゃないですか、そういう意味合いで「Aが好きだよー」ってゆきちゃんは答えて、そのAは誰もが知ってるくらいの有名な歌手で俺も好きなんだけど、俺の「好き」はベストアルバムをレンタルしてシングル曲は追うけどアルバム曲やカップリングはそこまで興味無い程度のライトな「好き」でそれに対して「あー、俺もA好き。◯◯（一番売れたシングル）とかいいよねー」って言うと多分ゆきちゃんは「うわこいつわかってねぇーニワカが偉そうにA語んな消えろ」って思いますよね。

逆にゆきちゃんが「Aが全公演ライブ行くくらい凄い好きでぇ〜セカンドアルバムの７曲目の◯◯っていう曲が一番好きでぇ〜あれは〜◯◯さん（ボーカル）が療養してた凄い苦しい時期に作った曲でぇ〜ウンタラカンタラペラペーラ」なんてのたまっても多分俺は「ほぇーすごいねー（うわなにこいつこわきも）」ってモロ引きします。そこで一個壁というか隔たりができるわけですけど、俺も紛れも無く「好き」は「好き」なんですよね。ただ別にカップリングやアルバムの曲まで網羅するレベルの「好き」ではないというだけで。

ゆきちゃん側もゆきちゃん側で「この人がどの程度の『好き』かわからないから本当は◯◯（セカンドアルバムの７曲目）が一番好きだけど◯◯（そこそこ売れたシングル曲）って言っとこう」と思うかもしれません。

このどっちもスッキリしないモヤモヤが嫌なので安易に「好きな歌手」とか他人に振れないし逆に好きな歌手とか聞かれた時どうやって答えるのがベストかわかりません。「好き」っていう言葉の使えなさはどうにかならんもんかな、と思いました。

というわけで少し早いですけど、２０１５年下半期（７月〜１２月）の「好き」なシングル曲を１０曲挙げます。

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