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猿でもできる字をきれいに書くためのたった1つのコツ

子供の頃からお祖父ちゃんに書道を習っていたので字を書くのは得意なほうです。

そのこともあり、よく人に「どうやったら字をきれいに書けるの?」「字がうまくなりたいんだけどなにかコツはある?」と質問されるのですが、僕が必ず答えることは決まって1つだけです。

よく字を書くコツとして挙げられている「6度右上がりに書く」「中心線を意識する」「文字の間隔を意識する」といったものは、いきなり実行するのはとても難しいですし習得に時間もかかってしまいます。書き順も気にしなくてけっこうです。

 

簡単です、コツはたった1つだけ

とめ はね はらい を大袈裟に書く

これだけです。

 

では実際に書いてみましょう、「様」という字を例にします。

まずは「とめ はね はらい を書かなかった様」です。

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そしてこれが「とめ はね はらい を大袈裟に書いた様」です。

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違いは一目瞭然だと思います。このように「とめ はね はらい」を強調させることで文字に躍動感が生まれ、字がうまく見えるのです。

 

別の字も書いてみましょう。

年賀状などでもよく使われる「謹賀新年」という文字です。

 

まずは「とめ はね はらい を書かなかった謹賀新年」

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そして「とめ はね はらい を大袈裟に書いた謹賀新年」です。

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漢字だけではなく平仮名でも同じです、やることは「とめ はね はらい を大袈裟に書く」ことだけ。

「し」

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「思い切ってはみ出るくらいの勢いで」という気持ちで書くことがポイントです。

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色々な文字を書いてみましょう。

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最後に 

「とめ はね はらい を大袈裟に書く」

とめるところはペンが折れるくらいの勢いでとめ、はねるところはインクが飛ぶくらいの勢いではね、はらうところは紙からはみ出すくらいの勢いではらう。

これさえ頭に入れておいてもらえれば、誰でも今までより格段にレベルアップした字を書けるようになります。

そう、たとえあなたが猿であってもきれいなうまい字が書くことができます。でも猿はやりません、それはなぜか。猿だからです。

 

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