『逃げるは恥だが役に立つ』星野源、『カルテット』高橋一生ときて次は誰がブレイクするのでしょうか。ここに『次に来る俳優は誰だ選手権2017』を勝手に開催します。
星野源、高橋一生の傾向を分析すると次に来そうな俳優の条件として、
・イケメン過ぎない親しみやすいルックス
・妙な色気がある
・「私でもいける!」と思わせる雰囲気
・よく見かけるけど「あの人名前なんだっけ」となる
・番宣でバラエティに出てフリートークができる
・ドラマや映画では2番手、3番手の役どころが多い
・20代後半〜40代前半
・独身
などが挙げられます。これらをふまえて11人選びましたのでご査収ください。
平山 浩行(ひらやま・ひろゆき)39歳
ついに頭角を表した第2の竹野内豊(第3の竹野内豊は大谷亮平)。50メートル先から2人を見分けろと言われたら肉親ですら見分けがつかないんじゃないのかというほどの凡庸性の高い色気のあるルックスとバランスの良い演技力でドラマや映画に華を添える実力派俳優。オリジナルを超える刻はそこまで迫っている。
三浦 貴大(みうら・たかひろ) 31歳
三浦友和と山口百恵を親に持つ、まさに芸能界に入るために生まれてきたようなサラブレット。醸し出すその雰囲気は、およそ31歳とは思えないほど貫禄に満ちている。デカすぎる両親がいながらも決して立場に甘えることなく地道に、着実にキャリアを重ねた彼が大きな作品の主演を務めたとき、日本中が三浦貴大フィーバーに沸くことは想像に難くない。
忍成 修吾(おしなり・しゅうご)36歳
「最低」「狂ってる」「気持ち悪い」そんな役を演じれば彼の右に出る役者はいない。強烈なキャラクターを演じるとそのイメージがついてしまいその後の仕事がやりにくくなると言うが彼にとってはそんなジンクスはまるで関係ない。作品のたびに次々とクズのレコードを更新していくまさにトップ・オブ・クズ俳優。そんな忍成修吾が逆に一点の曇もない聖人を演じたそのとき、あらゆる女性が彼の虜になる。
永山 絢斗(ながやま・けんと) 28歳
シリアス、コメディ、どんな役でも器用にこなす若手俳優のホープ。『藁の楯』『重版出来!』『べっぴんさん』と演じる役によってその色をガラリと変えるカメレオンのような表現力は兄の瑛太に勝るとも劣らない。ルックスも目鼻立ちのはっきりとした中性的な顔立ちで、いつ人気が爆発してもおかしくない起爆性を秘めている。
新井 浩文(あらい・ひろふみ)38歳
だから(笑)勝手につけちゃ駄目。RT @emiabi_movie: 【出演者オフィシャルコメント④】
— 新井浩文 (@araihirofumi) 2016年8月23日
こんな情けない主演と映画を創ったのは初めてです。(笑)
――新井浩文さん#エミアビ #はじまり @araihirofumi pic.twitter.com/IzJAqp6RAc
狡い役を演じたら一級品。観た人間すべてを苛立たせる意地糞悪い演技は怒りを通り越して尊敬の念すら覚える。さらに『モテキ』島田、『闇金ウシジマくん』肉蝮、『寄生獣』浦上などなど実写化キャラクターを演じても高いクオリティを誇り、彼一人いるだけで原作ファンがホッと胸を撫で下ろす。リミッターを解除したTwitterやInstagramなどではファンも多く、もはや新井浩文の時代の到来は秒読み。
眞島 秀和(ましま・ひでかず) 40歳
京野ことみ 山口智光 眞島秀和 キリン のどごし生 しりとり篇
あるときは真面目な警察官、あるときはしがないサラリーマン、またあるときはDV夫と「どこにでもいる人間」を演じるのが非常にうまくスッとその作品に溶け込む良い意味で空気のような役者。どんなドラマ、映画にも「探せばいる」まさに日本俳優界のウォーリー、そんないぶし銀の彼にスポットライトが当たったとき、どんな輝きを放つのか楽しみでならない。
小澤 征悦(おざわ・ゆきよし)42歳
日本人離れした出で立ちで「デキる男」を演じることも多いエキゾチック俳優。父は指揮者の小澤征爾。母は元モデルで女優の入江美樹、姉はエッセイストの小澤征良、従兄にミュージシャンの小沢健二と芸能人一家としても有名。元カノは滝川クリステル。2014年には『TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部』で連続ドラマの初主演も務めた。ここまでのスペックを兼ね備えた男の魅力に日本人が気づく日もそう遠くない。
池内 博之(いけうち・ひろゆき) 40歳
大きな体と鋭い眼光で悪役を演じることも多いコワモテ俳優。彼を世に知らしめるきっかけとなったドラマ『GTO』の村井役のイメージが未だに強い人も多い。そんな外見とは裏腹にバラエティなどで見せるお茶目な一面のギャップに心を撃ち抜かれる(主に俺が)。今は塩顔が勢いを増しているがソース顔ブームが日本に再び訪れたとき、池内博之革命が起こる。
柄本 時生(えもと・ときお)27歳
怪優・柄本明の息子。リアル『バケモノの子』。その一度見たら忘れられないルックスでドラマや映画に欠かせないスパイスとしてメキメキ頭角を現している。これまではどちらかといえば3枚目の役柄が多かったが、恋愛ドラマなどでがっつりラブシーンなどを演じさせれば来年あたりはan・anの表紙を飾っていてもおかしくない。
荒川 良々(あらかわ・よしよし)43歳
【レノアハピネス】 半径30センチのハピネス 夫婦篇 30秒
唯一無二、強烈なキャラクターはまさに日本俳優界の宝。飄々とした男を演じさせれば超一流、彼がいるといないとではドラマや映画の質が2段3段変わると言っても過言ではない。柔軟剤レノアハピネスのCMで本上まなみの夫役を演じたとき、「荒川良々と並ぶと女優が8倍美しく映る」と一目置かれていた(俺に)。中途半端なぽっちゃり体型に坊主頭とチャーミングなルックスで、時代さえ追いつけば奴の天下がやってくる日も近い。
他にも例えばハマケンこと浜野謙太ですとか、田中圭くん、風間の俊ちゃん、あとはTEAM NACSのメンバーなんかも選定候補に挙がってたのですが、もれなく既婚者ということで今回は除外しました。11人以外にも「コイツが来る!」と思う俳優がいればコメントやアンケートフォームの「その他」の項目にて教えていただけると幸いです。
みなさまの投票どしどしお待ちしております。