北海道という土地柄、息をするようにじゃがいもを食べている毎日です。
今回は、そんな私が選んだうまいおすすめポテトチップスランキングベスト25です。どうぞ。
25位 カルビー 春ぽてと サワクリチーズ味
口のなかでとろけるサワークリームとチーズのハーモニーは頬を優しく撫ぜるそよ風に誘われてベランダにやってきたミツバチのよう。ハンモックに寝そべりミツバチを眺める、ふと空に目を向けると夕陽が顔を覗かせていた。
24位 カルビーポテトチップス うすしお
サクッ、パリッ、耳をすませば今日もどこかであの音が聞こえる。そんな懐かしさすら感じる塩味は、あの日流した涙の味。大樹の年輪。
23位 すっぱムーチョチップス さっぱり梅味
鼻から抜ける香りは桜の花びら、じゃがいもとのその相性の良さに陶酔する。口を酸っぱくして言われた祖母からの温かい小言を噛み締めながら。
22位 カルビーポテトチップス こんぶしょうゆ
昆布のダシと濃口醤油との深い味わい。退屈なニュース番組、タバコの煙、散らばったゴミ、暗い部屋で一人このポテトチップスを食べる、救われた気がした。
21位 5/8チップス
どこまでも優しいじゃがいもの味わいと主張しすぎないしお味、人は完璧じゃなくていい、8分の5でいい。そう背中をそっと押されている。
20位 カルビーポテトチップスクリスプ うすしお
確かな歯ごたえと、口溶けは古い青春映画のよう。突如として現れたポテトチップス界の流星。その星の瞬きは一瞬なのか、それとも。ポテトチップスクリスプがこれからどこへ向かっていくのか、その未来は時すらも知らない。
19位 カルビー ポテトチップスしあわせバター
甘美なバターとはちみつの香りは木漏れ日。日々の喧騒から逃れるようにハイキングへと向かう。生い茂る茂みのなか、頂上を目指す。開けた先に飛び込んできたのは「幸せ」という名の青空。
18位 カラムーチョチップス ホットチリ味
ピリリとした味わいのなかから感じられる確かなじゃがいもの旨味。それは人生にもよく似ている。まだ見ぬ出会いに胸を躍らせる。爆薬。
17位 オー・ザック あっさり塩
歪な形からは想像もできないほどの繊細な味わい。雨の日に見た野良犬の瞳の奥から感じた憂いと強さを帯びた眼差し。
16位 カルビー ポテトチップス ギザギザ梅塩こんぶ味
ホッと心を撫で下ろすような懐かしいその味は、日本という国が忘れかけている大事なものを思い出させてくれる。オーシャンパシフィックピース。
15位 カルビー ポテトチップス九州しょうゆ味
どこか無骨な印象を受けながらも、赤子のような無垢な一面もある。九州という土地柄なのかはわからないが、食べ進める毎に愛おしさも感じる。子供の逆上がりを手伝う父親のような。
14位 カルビーポテトチップス しょうゆマヨ
醤油とマヨネーズの情熱的な出会いにほだされて、永く長いタンゴが始まる。自然と揺れる身体に、そして心に呼応するかのようにそっと夜は更けていく。
13位 東豊製菓 ポテトフライ フライドチキン味
目を覚ますととなりに大切な人がいるように、あの駄菓子屋にはいつもこのポテトフライがいた。あの日の微笑みをもう一度。
12位 カルビー 夏ポテト 紀州の南高梅
完熟された梅の酸味はむしろ甘みすら感じチョコレートを食べているかのような感覚に陥る。 夏の風を感じつつ味わう。
11位 山芳製菓 ポテトチップス わさビーフ
わさびとビーフ、食べる毎に増す味のリフレインはそよ風のソナチネ。繰り返される悲しみと喜び。
10位 コイケヤ ポテトチップス ガーリック
にんにくとじゃがいもの決闘がいま始まる。その鋭い切っ先が向けられているのは、自分なのかもしれない。生き残るためには強くあらねばならない…
9位 カルビー 堅あげポテト 梅とごま油味
梅の深みとごま油の香りにどこまでも飛んでいけそうな気持ちになる。弾けるパッション そうさNo Reason 届きそうな明日へ未来のカケラを集めて行けばいい。
8位 カルビー 堅揚げポテト にんにくしょうゆ
目が覚めるようなにんにくの香りと強烈な醤油の旨味、まるで舌先で獣が暴れているかのような感覚。それはウイスキーを飲みすぎて眠れない夜。それは恋人に逢える昼下がり。
7位 カルビー ポテトチップス コンソメパンチ
ふくよかなじゃがいもの野菜感とチキンコンソメの相性は、まさにアダムとイヴ。食べる時間、合わせる飲み物によって変わる七色の味わいはポテトチップス界の山寺宏一、アンパンマン…おなかがすいたよ……
6位 ナビスコ チップスター うすしお味
まるで雪のように溶けるじゃがいもと、墓にそっと一輪の花を添えるような塩味。それはまさに夢のひとしお。それさえあれば、他にはなにもいらない。
5位 カルビー 堅揚げポテト ブラックペッパー
スパイシーかつ、ふくよかな味わいは猫。舌に残る子猫のような気まぐれ。
4位 カルビー ポテトチップス バターしょうゆ味
バターと醤油が織りなすコクのあるハーモニーに裏打ちされるかのようにじゃがいもの本来の味わいが際立ち、土の香りすら感じられる。その余韻はフルオーケストラが奏でた最後の一音。
3位 カルビー ピザポテト
口に含みそっと目を閉じる。チーズ、サラミ、トマト、じゃがいも、4種の味が輪廻を描き、瞬く間にイタリアの風が心に吹く。「グラッチェ…」思わず口にする私がいた。
2位 コイケヤ ポテトチップス のり塩
のり塩とは「音楽フェス」のようなもの。口に入れるたび、賑やかさすら感じるフレッシュナブルな味わいに心躍る。さぁ終わらないパーティをはじめようか…
1位 プリングルス サワークリーム&オニオン
「夢」「愛」そんな言葉がまだなかった時代、人々はどんな言葉で希望を語っていたのだろうか。想いが伝えられなくて泣いた夜もあった…
でも今は違う、この世にはサワークリーム(夢)&オニオン(愛)があるのだから…
まとめ
みなさんが好きなポテトチップスも言の葉に乗せて教えていただければ幸いです。