※シングル除く
1.A Song For Your Love
15thアルバム『SMAP 016 / MIJ』収録
ある意味、集大成的な雰囲気すらあるスケール感のある楽曲で、それでいてサビはちゃんとキャッチーでポップソングとして聴けるのがSMAPらしい。2番Aメロの木村・中居の掛け合いに胸熱くなって溶ける。
2.FIVE RESPECT
14thアルバム『SMAP 015/Drink! Smap!』収録
SMAPの曲をまったく知らないヤツに一曲聴かせるならこの曲しかないです。メンバー紹介曲はジャニーズじゃなくても色んなアーティスト・バンドでやってるがメンバー紹介曲のなかでぶっちぎりで一番好きだ。
それぞれが好き勝手やっててもここに帰結する感じが「やっぱりSMAPなんだなぁ」と思う。
3.優しい言葉
37thシングル『BANG! BANG! バカンス!』カップリング
数ある楽曲のなかでもサビのユニゾンが一番好きな曲。ソロパートが多い曲なんだけどサビでバチッと「SMAP」として声を出す感じがたまらない。
『関ジャム 完全燃SHOW』でキンキの特集があったとき、「キンキの二人は声が重なって一人の声に感じることがある」みたいな話をしていたが、SMAPはほぼ真逆でどんな曲歌ってても一人ひとりの声がハッキリとわかって、悪く言えば「カラオケ」なんて称されることもあるが、不協和音にもならず「SMAP」として響かせてるところに唯一性を感じるし、そこがSMAPがSMAPたるゆえんなんだと思う。
4.世紀末
31thシングル『Let It Be』カップリング
一時期多かったファンク、ブラックミュージック系の楽曲で「Peace」「Let It Be」「Fly」が好きなら絶対ハマる。終始アダルティックでゾクゾクしてくる。
5.手を繋ごう
48thシングル『Moment』カップリング
メッセージ性が強すぎてたぶんSMAP以外じゃ成立しないし、俺もSMAPが歌ってなかったら、絶対好きになってないしむしろ嫌いなタイプの曲。
でも「Triangle」とかもそうだが、やっぱりこういう曲を歌ったときの彼らの「説得力」というか、どんなに斜に構えていてもSMAPの曲を聴くと「あぁ…手を繋ぐことは素晴らしいんだな…」みたいな気持ちにすらなるのは本当にすごい。
5人旅のカラオケでこの曲を歌いながら手繋いでいて、あの瞬間に世界からあらゆる悲しみが消えた。
6.Fine, Peace!
16thアルバム『SAMPLE BANG!』収録
木村・香取・草彅曲。SMAP AIDでもSMAP 25 YEARS収録されていてある意味シングル以上に有名な曲だからあえて入れるのもどうかと思ったんですけど、そんなカッコつけもできないくらい好きなので入れた。この3人の組み合わせでしか出せない疾走感と哀愁。聴いてると「うわっ……」と声を漏らす。
2番Aメロの木村君の「戦っている君が」の「きぃぃみぃがぁぁっ……」で全人類が骨抜きにされる。そこだけ一瞬音が消えるのも格好良すぎて股が緩くなる。
7.夏日憂歌
15thアルバム『SMAP 016 / MIJ』収録
タイトルは「サマータイムブルース」。出だしの慎吾ちゃんの声、最初聴いたとき「誰だよ……」と頭ん中が「?」でいっぱいになるほど神秘的でそれでいて少年性も混じる声にまずやられる。そしてBメロ、Bメロは1番2番共に中居君が歌ってるんだが、これがまた良い。
曲によっては邪魔に感じることもある中居君の声だが、爆笑問題の太田さんが『We are SMAP』を作詞提供した時に「中居君の声でグッと聴き手を引き込む」ということを言っていたがまさにその通りで中居正広の声には上手い下手を超えたそういう力があるんだと実感できる曲。
8.おはよう
20thアルバム『GIFT of SMAP』収録
木村・香取曲。誰が何と言おうと俺はこの2人の組み合わせを狂おしいほど愛しているので後曲でも入れてる「モアイ」とこの「おはよう」は最強。いわば「少年」の香取と「大人」の木村、このバランスは他のどのグループのどのコンビにも出せないと思う。
この曲の曲冒頭で2人の「おはよう…」ボイスが入ってるのだが、むしろ起きたくない。
9.Part Time Kiss(2001 version)
ベストアルバム『pamS』収録
木村・稲垣曲。オリジナルversionに比べて艶っぽさが格段に増しててより生々しさも感じられてセクシー界王拳3倍で逝く。
10.モアイ
17thアルバム『Pop Up! SMAP』収録
木村・香取曲。前述した通り「おはよう」とどっちかにしろって話だがこれ外した自分が想像できなかった。SMAPの中で個人的にはこの木村君と慎吾ちゃんがいわゆる「歌担」だと思っていて、どんな曲歌っててもサマになるし、それぞれにしか出せない「色」が曲に付く。
11.愛の灯 〜君とメリークリスマス〜
14thアルバム『S map〜SMAP 014』収録
サビ部分のメロディがちぐはぐで少し違和感のある感じが逆にクセになる中期SMAPの名曲。木村「ホントは愛してると言えなくても」待ち。木村拓哉の声の「抜け」を堪能できる。
12.shiosai
14thアルバム『S map〜SMAP 014』収録
木村ソロ曲。木村拓哉という男の声にはどんなくだらない曲でもなんでもない曲でも、世紀の大名曲かのように見せてしまう「魔力」みたいなものがあると思っていて、この力は日本広しと言えど彼以外には持ってないとつくづく思う。
『笑っていいとも 2008春の祭典SP』での放送終了5秒前からのテーブルクロス引き成功で俺は木村拓哉についていくと決めた。
13.Still U
18thアルバム『super.modern.artistic.performance』収録
後のシングル「This is love」に繋がるようなハッピーでかわいい楽曲で(詞曲者は違うが)こういうテンポの良い楽曲を気持ち良さそうに歌う5人が好きで好きでしょうがないです。
14.Keep my love
47thシングル『さかさまの空』カップリング
SMAPはカップリングで余裕で表題シングル超えてくるからずるい。Bメロ・サビで他の4人と残り一人(1番Bメロ中居・サビ木村、2番Bメロ木村・サビ草彅、ラスサビ中居・稲垣・香取)の掛け合いは「これが…これがSMAPや…ボケェ…」と泣く。
15.ビートフルデイズ
21thアルバム『Mr.S』収録
ライブ「Mr.S "saikou de saikou no CONCERT TOUR"」でラストの「ありがとう」を除いてシングル以外で最後に生で聴いたのがこのビートフルデイズだった。アルバムに絶対一曲は入ってる盛り上げガヤ的なアホ曲で、もうマジで楽しくて楽しくて…SMAPも楽しそうで……お前……。今となっては楽しいのに泣く。
以上です。SMAP! じゃーねー! バイバイ!