12月21日放送『おじゃMAP』での香取慎吾と稲垣吾郎2人トーク部分の文字起こし。
稲垣吾郎(以下:吾郎)「いや〜、面白かったなぁ、今日は」
香取慎吾(以下:慎吾)「どうでしたか?」
吾郎「いや、もうねホントに幸せだった…。ま、とりあえずじゃあ。いや、これねおすすめのワインをね、用意したんですよ」
慎吾「どういうこと?」
吾郎「慎吾がさ、初めてワインをおいしいって思ってくれた」
慎吾「一緒にね、食事会に誘っていただいたときに」
吾郎「初めてワインってこんなに美味しいんだって言ってくれたじゃん。それで、そのときのワインはさすがにあれはもう高級すぎて、でも似たような感じのワインをちょっと見つけて。僕も大好きなワインで」
慎吾「ふーん」
吾郎「フランスのブルゴーニュ地方の」
慎吾「僕がその食事に行ったときに美味しいって言ったワインを覚えてて」
吾郎「覚えてる覚えてる」
慎吾「その味に近い感じなの?」
吾郎「うーん。まあちょっと比較的タイプは近い」
慎吾「こんなグラス持ってない」
吾郎「ホントですか?」
慎吾「ビールのグラスとウイスキーのグラスしか持ってない」
吾郎「香りが、でも結構いいですね褐色で、色も…。とりあえず、はい、今日はありがとうございました」
慎吾「ありがとうございました」
吾郎「なんか、素敵なパーティの場を設けてくれて。…あっ、いいよ。もう香りでわかる」
慎吾「おいしい。あっ、おいしいよ」
吾郎「あっ、さすがソムリエ、俺(笑)いや、おいしい」
慎吾「ほんとにさ、こっちから撮りたいけど、カメラだけ据え置きでスタッフゼロの、こんな感じにしたかったの?吾郎ちゃんと最後2人で話したいとは言ったけど、ここまでとは俺は思ってなかったなぁ」
2017年を振り返って
慎吾「どうですか、いま、この新しいお仕事?2017年どうでしたか?」
吾郎「うーん、まぁ色々あったね」
慎吾「うん」
吾郎「まぁ‥まぁ…もうほんとに一生忘れられない2017年だよね、まぁそれは誰でもそうだし、もちろんこうやってテレビ観て応援してくれる人たちにとっても色んな思いがあった17年だと思うし。でもなんか、少しは成長できたのかなと思うし、17年があったから。ほんとノンストップでずーっとやってきてるから、色んなことがマヒしてて、色々自分の人生のこと考えたり、自分の周りの人間のこと考えたり、家族のこともそうだし、なんか改めてさ…」
慎吾「考えさせられた」
吾郎「ほんと考えすぎなくて、今までやってきてなんかほんとに、すごい人を傷つけてきたのかなとか思って、これほんとにもう素直に」
慎吾「傷つけた?」
吾郎「いやいや、あるよあるよ。やっぱり忙しすぎてさ、なんかすごくイライラしちゃったりさ」
慎吾「見えてなかった?」
吾郎「うん、一つの仕事のありがたみとか」
慎吾「うーん、そうだね。それは今年はもうとんでもなくわかってたはずなのに」
吾郎「そう、わかってたはずなのに」
慎吾「わかってなかったね」
吾郎「僕らのこともそうじゃん。わかってたはずなのに、相手のことわかってないとか」
慎吾「でも今日はこれ、吾郎ちゃんのこと俺ほんとに知らなかったね、何なんだろうね?これね?」
吾郎「うん、でもさ誰よりも知ってると勝手に思ってたけどね」
慎吾「思ってた」
吾郎「僕も」
慎吾「草彅とかとはまた違うさ、それこそオーディションの日とかが一緒なんだよね」
吾郎「そうそうそう、ほんとは一番最初に会ってるというかね」
慎吾「不思議、ほんとに。つよぽんだけじゃなく、他の人もみんなのこと考えたの今回。吾郎ちゃんがゲストで来てくれるって」
吾郎「うん」
慎吾「草彅以外のみんなのこと考えたときに、色んなことあるのよ。思い出話ってあんんの」
吾郎「うん」
慎吾「…だけど吾郎ちゃんのこと全然ないの(笑)」
吾郎「あ、思い出話が?」
慎吾「ない」
吾郎「なんでないんだろうね?」
慎吾「2人で食事行ったことないよね」
吾郎「ないね」
慎吾「今年だよね、ま、去年から今年にかけていっぱい話したなかで、二人きりで今年も話したかな、今年の頭ぐらいに二人だけで」
吾郎「そうだね」
慎吾「会って話したのは今年かな」
今後の活動について
慎吾「今後どうなるんですか?」
吾郎「今後どうなるんですかね?」
慎吾「今日、舞台の話いっぱいあった」
吾郎「今日、特に舞台のほうが多くて」
慎吾「舞台は好きなんですか?」
吾郎「舞台、好きです。もちろん。なんか生活のリズムがキチッと決まってて」
慎吾「へぇ〜」
吾郎「日々やっぱり俺意外と考えちゃうから、反省しちゃうというか、やり直せることがいいんです。だから生放送とかすごい苦手で」
慎吾「うん」
吾郎「なんか…やり直して磨いていきたい、ひとつのことを」
慎吾「へぇ〜〜」
吾郎「そういうところがあって」
慎吾「でも、ほんと性に合ってるじゃないけど、舞台は」
吾郎「合ってます。はい、だから舞台の人たち今日来てくれて、みんなほんと素敵な人多いなと思ったし、またやりたいしね、お芝居。まぁ映画もやるしね、色々やっていきたいなと思うけど」
慎吾「年齢を考えるとそうそうね、のんびりはしてられない、ところで言うと吾郎ちゃんとかは今後どういうことをしていきたいの?」
吾郎「やってることが、結局10代20代の頃から変わらないし、その若いつもりでやってるじゃん」
慎吾「そうなんだよね」
吾郎「そう、同じペースでやってるし、役職が変わるわけでもないじゃん普通の会社員と違って。だけど、気づけば年齢は40歳過ぎてるわけだから、それはすごく思うけどね」
SNSを通じて感じた事
慎吾「なんかね、ツイッターとかインスタ始めて思うのがね面白いのがね、コメントとかをいっぱい見るのよ、そうすると僕と一緒に歳を重ねてくれた近くにいる応援してくれた人たちは知ってる慎吾ちゃんなんだけど、この年齢でお前なにやってんの?みたいなコメントがあったりすんの。そうすると、あっそうだよね、俺なにやってんの?みたいないやいや、でも俺こうやって生きてきたんだよ?みたいな」
吾郎「そう、僕もSNSやって一番気づいたのは、あっ吾郎さんってこんな人だったんですね、ってすごいコメントが、特にブログなんてまぁもちろんすごくコアなファンだけではないので、ブログの読者のファンがいるからアメブロの、初めてお便り出しますとかなんとなく5人のなかの1人としか知らなかったんですけど、とかそういうコメントが多くて、誤解されてたところも多かったなぁとか思ったり。あっ、こうやってお友達とご飯とか食べるんですね、とか(笑)」
慎吾「へぇ〜〜」
吾郎「なんか、それがやってて面白い」
自分の芝居について
慎吾「吾郎ちゃん、舞台でお芝居とかするでしょ?」
吾郎「うん」
慎吾「したいでしょ?」
吾郎「うん」
慎吾「ドラマもやりたい?」
吾郎「もちろんもちろん」
慎吾「映画もやりたい?」
吾郎「もちろん」
慎吾「お芝居好き?」
吾郎「お芝居、好きですよ。やっぱりなかなかうまくできないけど、お芝居って難しいし」
慎吾「自分のお芝居ってどうなの?」
吾郎「駄目!」
慎吾「え〜〜っ!」
吾郎「やっぱり好きだけど…」
慎吾「ヘタ?」
吾郎「さっき映像された、ートーベンとか見ても恥ずかしくてしょうがなかった、実は」
慎吾「え〜〜〜〜っ!」
吾郎「やっぱり、お芝居って天才がいっぱいいるから」
慎吾「うん」
吾郎「草彅剛なんて天才じゃないですか、そういうふうにはなれないから」
慎吾「へぇ〜〜〜」
吾郎「なんとなくは…そつなくはないか…なんとなくは僕はできると思ってるけど芝居は」
慎吾「うん」
吾郎「だけど、ああいう天才的な人見ちゃうと」
慎吾「もっともっとこうしたいって自分がほんとはいるんだ?」
吾郎「あるある」
慎吾「へぇ〜〜」
吾郎「やっぱお芝居ってほんとに難しいよね。うまくやろうと思ってうまくできることじゃないから、もう才能ってけっこうあるから、まぁ頑張るしかないんだけど。でも好きなんで」
慎吾「最近、ほんと今日のこのロケもそうだし、初めて吾郎ちゃんが俺『貴族・吾郎ちゃん』がすごい人間なんだなって最近知ったんだよね」
吾郎「人間と一緒にやってきてるでしょ(笑)いやいやいや、まぁでも特にねグループの中でいると僕はそう思われてきたも大きいのかもしれない」
慎吾「それは大きい」
吾郎「やっぱ比較ができるじゃん、横に人がいると。タレントって。それによって助けられてることもあったし」
歌手活動について
慎吾「歌ってどうなんですか?」
吾郎「歌ってどうなの?」
慎吾「歌うの?」
吾郎「歌、好きですよ。でも歌はもうヘタだからみんな、しょうがないからこれは」
慎吾「ヘタでも歌いたい!とかあるじゃん」
吾郎「うーん…どう…?どう…?(笑)いやいや歌いたい…」
慎吾「踊りは?踊りたい?」
吾郎「まぁ…でも」
慎吾「吾郎ちゃん踊りヘタってさパブリックイメージであるじゃん、そんななかで吾郎ちゃんは踊りが好きなの?」
吾郎「踊りはね…大嫌い」
慎吾「(笑)」
吾郎「どう?どう?どう?(笑)でもね聞いて?これだけじゃないから。でも、踊りは大嫌いだけど、すごい気持ち良いな、とか…」
慎吾「は、あるの?」
吾郎「あっ、好きかもって思うときはいつもある」
慎吾「あんだけ何万人の前で歌って…あの気持ち良さはさ」
吾郎「そう、そりゃ僕らにしかわかんない」
慎吾「わからないよね」
吾郎「いや、恥ずかしいなと思ってずーっと踊ってきたけど、まぁでもなんか紛れたら大丈夫だな、って」
慎吾「いやいや。でも、あの気持ち良さはもう…」
吾郎「もちろんもちろん」
慎吾「面白かったなぁ…」