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Fight Song

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いい加減『スルメ曲』っていうのやめろ

 

最初聴いた時にはあまり印象に残らないが、何度か聴くうちに次第に曲の良さや深みを感じられる曲のこと。「一口目ではあまり味がしない」けれど「噛めば噛むほど味の出る」スルメに例えられこのように呼ばれる。

スルメ曲とは (スルメキョクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

「最初聴いた時にはあまり印象に残らないが」「一口目ではあまり味がしない」は?うっせうっせ。お前ホントに美味いスルメ食ったことないだろ。函館のスルメ食ってからスルメのこと語れ。本当に美味いスルメは一口目から美味いんだよ。

「何度か聴くうちに」って、バカ!この!!そもそも、一口目食ってイマイチだったら二口目いかないだろうが。「味のしないガムをいつまでもいつまでも噛み続けますか?新しいガム、ほしくない?」みたいなこと去年小太りの女もさんざん言ってたろ。

しかも検索かけても、やたらと「スルメ曲」って言葉使いたがるの全員もれなく『そのアーティストのファン』なのがマジで説得力ない。そいつらの言う「スルメ」はホントにスルメか?目と鼻ふさいでモノ食って適当にスルメって言ってるだけじゃねえのか?『格付けチェック』だったら画面から消えてるぞ、それ。

そりゃファンは噛むだろ。味のしないスルメだろうが、うんこ味のカレーだろうが噛みますよ。作ってる料理人にベタ惚れしてるんだから。一発聴いて「うわ、今回の新曲クソじゃん」と心の中で思っても、「いや…このバンドに限ってこんな微妙なワケないよ…」ってどうにか好きな部分探そうと何回も何回も聴く、それで百万回目に、

「今回の新曲、最初はピンとこなかったんだけど、ずっと聴いてるうちにサビ部分クセになってきたわー。スルメ曲だわー」

お前はもうなにも喋るな。どうせお前ふだんスルメなんて食わないだろうが。なにが「スルメ曲だわー」だ野菜スティックつまみにカシスウーロン飲んでろ。クセになるっていうかそれ、聴きすぎて耳と脳がバグってきてるだけだから。

 

そんなん言ったら、俺だってむかし『コープさっぽろ』ってスーパーでバイトしてたとき、店内で終始子供の歌声で流れる、

 

「じゅーーーーーーーばい!じゅーーーーーーーばい!ポイントじゅうばい!じゅーーーーーーーばい!じゅーーーーーーーばい!ポイントじゅうばい!コープはほんじつーーーーーーー!ワンツースリー!コープデーーーーーーー!」

 

って曲ほぼ毎日4時間以上聴き続けて、バイトやめてからも半年くらい耳の奥でずっとメロディ鳴り響いてたから。これが真のスルメ曲だろ。一体なんの地獄なんだよ、水一滴も飲まないで4時間スルメだけ食い続けるって。ほぼ毎日ポイント10倍のくせに特別感出すのやめろ。

 

百万歩譲って『スルメ曲』って言葉を使うとして本来あるべきシーンって、

「1発目聴いたときからメチャクチャ良いのに、どんどん聴くうちに新しい魅力がわかってきて最高」

みたいな意味であるべきじゃないですか。もちろん、中にはそういう意味で使ってる人もいるだろうけど、自分の好きなアーティストが出した微妙な曲を擁護するためにムリヤリ逃げの言葉として「スルメ曲」って言ってる奴多すぎだろって思うんですよ。そんな紛らわしい言葉だったら言わないほうがいいよ絶対。「最初は嫌いだったけど、だんだん好きになった」ってパターンもあって然るべきだけどそれは「スルメ」じゃなくて「ビール」みたいなもんだから。苦味がうまく感じる、みたいなアレだからスルメとは違う。

取ってつけたようにわけわからん言葉使うくらいなら、ファンだからって言葉濁さないで「どこがどう良くないか」ハッキリ言えばいいと思うんですよ。好きも嫌いも簡単な言葉ですますなよ。言葉尽くせよ。他の食い物でも例えてくれよ。「今回の新曲、メロディは尖ってるけど歌詞は優しくて、カニクリームコロッケだね」とかさ。すいませんよくわかんないですけど。

 

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そして一緒に地獄に落ちろ、これがスルメ曲じゃ。う、美味い…。