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北海道地震で軽く被災食らって思ったこと【札幌】

9月6日、夜中の3時にデカめの地震がきまして、ちょうど大便中で逃げるに逃げれず「ああ…1番最悪の状況で死ぬ…」って覚悟してたんですけど、幸い自宅の被害はほぼありませんでした。

「大したことなかったじゃねぇか」なんて鼻クソほじくりながらネット見てたら電気がバツンといきまして。それでもイマイチ実感が沸かず外に出たら、信号も街灯も消えてるわ、まどマギの夜の見滝原市かってくらいに人が徘徊しててそこではじめて「もしかしてこれ、被災食らってね…?」ってなりました。

結局、7日の夜中に電気は復活したんですけど、正直1日でもかなりキツかったし、「地震」とか「自然災害」っていうものを他人事だと思ってナメてた自分の甘さへの戒めも込めて、今回軽めではあるものの被災して思ったことを残しておきます。

 

とりあえず逃げる

地震がデカかろうが、小さかろうが「逃げる」。ケツ丸出しでも逃げる。今回ウチは軽かったから良かったものの、「どうせ大したことないだろ」「自分だけは大丈夫だろ」みたいな一瞬の『ナメ』が命取りになるってかなり思いました。

 

 

することがマジでなにもない

丸一日停電を経験して思ったのが「電気がないとすることがマジでなにもない」ってことでした。テレビもパソコンもゲームも無エ。ほぼリアル『俺ら東京さ行ぐだ』状態。いかにふだん電気に生かされてたのかっていうのを痛感しました。ポケモン初代のハナダジム・カスミ戦でのピカチュウのありがたみ。昼間はまだ本読んだりできるからいいんですけど、夜になってくるといよいよやることがなさすぎて最終的に、真っ暗な部屋で懐中電灯立てて飾ってあったミッキーのジグソーパズルをわざとぶっ壊してイチから組み立て直してた。

 

 

コンビニ、スーパー、ドラッグストアの店員を労え

こんな日ですら休むことを許されないのがコンビニ、スーパー、ドラッグストアの店員。地震直後からイノシシ化して店に押し寄せる客の入場規制、生鮮食品は電気が死亡してるから売れない、大量買い込みを避けるために「カップ麺は一人2品まで」なんかの購入制限の旨を「早くしろ」とか「もっとよこせ」とかバーバリアンかよお前みたいなムチャクチャな要求をしてくるジジイに対して必死に説明している店員さんが地獄の窯で焼かれてる表情しててこっちが「ほんとごめん…」って泣きそうになりました。役所の人間だとか電力会社の人間は高給取りだろうけどよ、スーパーとかコンビニのバイトなんて時給820円とかそんな雀の涙みたいな金でやってくれてんだよ、マジでこの日だけ時給8,000円にしてやれよと。

そもそも俺含め全人間は前もってある程度防災の準備をしとけと。自分のことだけ考えんなと。バトル・ロワイアルやってんじゃねえんだぞと。

 

 

なにに変えてもまず水の確保

今回、ウチは断水被害はなかったんですけど、断水になった知り合いの話を聞くと「店でも規制かかって少量しか買えないから公園の水汲みに行った」って言ってたので災害前の水の確保は絶対だなと。近所のスーパーとかコンビニでも「ジュースは腐るほどあるのに水だけ1本もない」みたいなことになってたし。いきなり水道が死んでも慌てないないようにあらかじめ箱買いしておくのもいいし、Amazonの定期購入とかいっそウォーターサーバー立ててもいい。意外と意識しないと買わないんですよね水って。

 

 

携帯ラジオのありがたみ

「水道局で務めている夫からの情報です。夜9時から札幌市全域で水道が断水するとのことです」

みたいなカズレーザーの「俺のおばあちゃんはシルバニアファミリーの初期メンバー」並に信用ならない情報が錯綜する被災中において、ほぼ確実に信憑性のある情報だけをリアルタイムで最速リリースしてくれるだけでなく、各地域ごとの停電・断水状況、スマホのバッテリーを長持ちさせるコツなども教えてくれたり、合間に心が落ち着く曲をかけてくれたりとFMラジオのありがたみは母親のそれでした。

特にスマホのバッテリー1%でもムダにしたくないような今回のケースにおいて乾電池式で動く携帯ラジオ最強。

 

 

現金があれば何でもできる

最近じゃ電子マネーを使う機会も多くなってきたんですけど、こういう災害時はマジで糞の役にも立たなくなるってことが証明されました。停電の前ではクレジットカードを含む一切の電子決済が死ぬ。「現金があれば何でもできる」とはよく言ったもんだ。靴底の裏でもいいので千円でも忍ばせておきましょう。

 

 

最悪スマホ充電は車

停電開始時点でスマホのバッテリーが残り20%を切っていて、充電式のモバイルバッテリーはこういうときに限って残量ゼロ、乾電池タイプのモバイルバッテリーも店の電池全部買われてて使えねぇし、区役所なんかで無料充電できるものの4時間待ちとかの状況でいよいよヤバいなと思ったときにかなり助かったのが車でのスマホ充電。シガーソケットに取り付けるタイプのUSB充電器がなかったら普通に行方不明者扱いみたいになってたと思うとおっそろしいです。あと「モバイルバッテリーはなんにおいても量。とりあえず容量デカいの買え」っていうのも思った。

 

 

星がキレイ

ふだん街灯とか信号で気づきにくいんですけど、北海道の夜空ってめちゃめちゃキレイだったんだなぁと。基本的に災害はイヤなことばっかりなんだけど、こんなことがないとじっくり空見上げることもなかったかもしれない、って考えることも大事なんじゃないかと思いました。ただ、公園なんか行くとベンチに腰かけて缶ビールひっかけながら空見上げてるカップルがけっこうな数いて「てめぇらの家のベッドは震度なんぼだったんだ?コラ」とひがみ根性丸出しになった俺を誰か殴ってくれ。星になりたい。