もしも日本全国47都道府県で「リアル大乱闘スマッシュブラザーズ」をやったとして、間違いなくぶっちぎりの最弱は北海道。スライム、ゴブリン、コイキング。救いようのないクソザコナメクジ。それがわれわれ北海道民です。
暑さに弱く夏はすぐ体調を崩す
北海道の人間は「暑さ」というものに対してほぼ無力の「くさ/こおり」人間。炎4倍です。にもかかわらず、ほとんどの家庭にはクーラーが常備されておらず、3,000円の激安扇風機でこの真夏を凌ごうとする頭の悪さも持ち合わせています。
しかも暑いという現実を受け入れられず「北海道のくせになんでこんな暑いんだよクソが」というやり場のない怒りが沸き上がり、「昔は涼しかった」という空想を追い求めさまよう生きる屍リビングデッドと化します。
結果、老若男女みな暑さに対する耐性が赤ちゃんで、例年よりちょっとでも気温が上がると一発で体調を崩します。
寒さに弱く冬はすぐ体調を崩す
北海道の人間は「冬の寒さ」というものに対して絶対的な自信を持っています。
要塞かと思うくらいの防寒性の高い家に住み、常に24時間25°設定でサイコガンダムのような灯油ストーブを焚き続け、イエティのようなダウンジャケットを羽織、モエヤンのようなピッチピチのヒートテックインナーを着、ダックスフンドのような帽子を頭に乗せ、鍋つかみのような分厚い手袋を履いて、毎日を過ごしています。
結果、基本スペックの防寒耐性がまったく鍛えられず、「北海道の人間は寒さに強い」という思い込みだけが肥大化し、ちょっと油断して薄着で外に出たら一発で体調を崩します。
春秋は気温の変化が激しくすぐ体調を崩す
「北海道の春秋は過ごしやすい」なんてことを言われていますがまったくの勘違いです。北海道の春秋は言わば「夏+冬」の季節。夏の暑さと冬の寒さを絶えず繰り返す地獄の季節。
5月に雪が降り、10月に20°を超える「ひとり天変地異」を簡単にやってやがるのが北海道なのです。昨日は気温ヒトケタ、今日は気温20°超え、明日は気温ヒトケタなんてことも珍しくありません。
しかも1日ごとに気温が変化するならまだしも、その日内で気温が暴れ回る「気温ゴリラ」。想像してみてください、昼間は暑さに弱く半袖短パンで過ごしながらキンキンのアイスぺろぺろしてたのに、夜は寒さに弱くストーブ焚きながらセーターを着てアツアツのキムチ鍋をハフハフ食う北海道民のあわれな姿を。
そのため気温の変化にカラダがついていけず、すぐに体調を崩します。
湿気に弱くすぐ体調を崩す
「北海道には梅雨がない」というのは有名な話ですが、昨今の温暖化によりもはやこの説は過去の遺物。6〜7月は本州と同じく6割曇りですし、当然のように雨も多いです。毎日毎日ジメジメしてすこぶる気持ち悪いですが、北海道の人間は基本的に湿気に対する知識が皆無なので結果、なすすべもなく体調を崩す。
乾燥にも弱くすぐ体調を崩す
北海道の魔王のような冬の寒さは段違い。雪が降ると空気が潤うのは勘違い。圧倒的気温の低さ。大気中の水分失われるさ。感情Cryの乾燥具合「凍えた砂漠」ただ怯え戸惑う。保湿クリーム、加湿器切らした瞬間に体調崩す。尻尾巻いて逃げ出す。
以上。これを年間スケジュールにすると、
1月…寒くて体調が悪い
2月…寒くて体調が悪い
3月…寒くて体調が悪い
4月…寒くて体調が悪い
5月…寒くて暑くて体調が悪い
6月…寒くて暑くて体調が悪い
7月…暑くて体調が悪い
8月…暑くて体調が悪い
9月…暑くて寒くて体調が悪い
10月…暑くて寒くて体調が悪い
11月…寒くて体調が悪い
12月…寒くて体調が悪い
…となります。春に弱く夏に弱く秋に弱く冬に弱く暑さに弱く寒さに弱く湿気に弱く乾燥にも弱い人間、それがわれわれ北海道民です。調子が良い日、今日はなんだか元気!なんていう日は生きていて一日もありません。毎日が絶不調。試合開始時点で600%溜まってる状態。プリン弱A一発で場外。
それでもどうにか生きてます。北海道民、好きな麺類は「うどん」、好きなお菓子は「通りもん」です。よろしくお願いします。