kansou

ミクスチャーブログ

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写真を撮るときのかけ声が恥ずかしくて吐きそう

写真撮るときの「かけ声」マジでどうしたらいいですか…?

 

「は、は〜〜〜〜い………じゃあ撮りますよ〜〜〜ぉ〜〜〜〜〜〜……

…ハイッッ、チ〜〜〜〜ズ…!」

 

は?

なんだハイ!チーズ!って。誰が決めたんだバカ。今すぐ名乗り出ろ。iPhoneのカドで頭ぶん殴ってやるから。なんで令和元年のこの時代に公衆の面前で乳製品の名前叫ばなきゃいけないんだよ。なんの拷問なんだよこれ。頭おかしいだろ絶対。いや「ハイ、チーズ」て。そんなん叫んでたらヘタしたら逮捕されるだろうが。なにやってんだよ政治家。声挙げろよ。投票してほしかったらこの世から写真撮るときのハイ!チーズ!禁止にしろよ。お前がこの狂った世の中を変えるんだよ。

 

しかも、なにがハラワタ煮えくり返るって全然「かけ声統一してない」の地獄かよ。チーズで統一されてんならまだいいわ。全員が裸の風呂は恥ずかしくないもんな。にも関わらず個性出して

「ハイ!ポーズ!」

とか言ってるやつもいるだろ。ポーズて。「ポーズ」って単語このシチュエーション以外で聞いたことねぇぞ。逆にポーズ決めづらいだろうが。見たことねぇよ「ハイ!ポーズ!」って言われて素直にポーズ決めてるやつ。

だいたいチーズだのポーズだの言われてもどうせ「へへへっ」っつって恥ずかしそうにハニカムか、顔の横でチョキ作るぐらいだろ。じゃあ「ハイ!」でいいだろ。いらないだろあとの3文字。なにこの請求力ゼロの言葉?無じゃん。なにも言ってねぇのと変わんないじゃん。なにこれ?

そのくせ、チーズかポーズって言わないと「いやタイミングわかんないから!」とか鬼みたいにキレてくるの本当に殺意の波動がめちゃめちゃ出る。普通に写真撮るフリしてインカメで自撮り100連射くらいしてお前のカメラロール俺のドブ顔でいっぱいにしてやろうか?

 

…でも「ハイ!チーズ!」「ハイ!ポーズ!」これくらいならまだいいんですよ。まだ、いい。「アレ」に比べたらこんなもん赤ちゃんですよ。言われた瞬間に内蔵破裂する最悪のかけ声

 

「いちたすいちは?」

「に〜!」

 

なんだお前…

 

「いちたすいちは?」

「に〜!」

 

舌抜いたろかマジで。言うほうも言われるほうも誰も幸せにならない呪いの言葉。呪詛。

「ハイチーズ!」でも「ハイポーズ!」でもなく、これを最初に言い出した奴の一族を根絶やしにしたい絶対に。「に」と答えさせることで少しでも口角を上げさせようとかいう狡い魂胆がミエミエだし、とにかくギャグとして「全然おもしろくない」。まったく笑えない。撮られる側も「に〜〜〜」じゃねぇんだよ。少しはプライドをもて。

そもそも急に計算問題を出すな。人間は意識が一点に集中してるときに急に問いかけをされると脳が停止してそれに答えられなくなるんだよ。「いちたすいちは?」じゃねぇよ、わかんねぇよ。俺大学出てねぇんだよ。

 

ちくしょう…チーズだのポーズだの足し算だの…どうしたらいいんだよ…もう一生写真撮れねぇよ…

 

この間も街歩いてたら急に札幌観光に来た風のカップルに「時計台バックに撮ってくれませんか?」とか頼まれてよ、断ることもできずスマホ渡されて、動揺しすぎて舌がなぜか「いちたすいちは?の舌」になってて、自分の意思じゃ止められず

 

「ハイっっ…!いちたすッッッ!いちはァァあッッ…!?」

 

「…え……?」

 

カシャー

 

もう殺して…

カップルに「ウワッ…こいつ『いちたすいちは?』の奴だった…キツ…」みたいな顔されて見事に苦笑いの2人の写真が撮れてリアル土下座した。あのときのシャッター越しに汚いモノを見るかのような目で俺を見ている2人の姿、走馬灯確定でした。い、一秒でも早くこの世から消えたい…のに…

 

「すいません、もう1枚いいですか?」

 

シテ…コロシテ……

 

(ど、どうする…?もう一回「いちたすいちは?」にすれば「こいつは『いちたすいちは?でカメラを撮る童貞』が確定になるが、パターンがわかってるぶん幸福と嘲笑が入り混じった最高の2人の写真が撮れることだろう。が、いくら二度と会うこともない人間とはいえそんなレッテルを貼られるのは死んでも死にきれん…なによりこいつらが今日オシャレーなレストランでワイン片手に「あの童貞、いちたすいちは?とかマジでキツかったよねwww」「逆に笑えたwww」っつってこれ以上ない酒のツマミにされるのだけは許せねぇ…と、ということは「ハイ!チーズ!」か「ハイ!ポーズ!」になるが…こ…こんな人通りの多い場所で乳製品の名前を叫ぶのは、お、俺のプライドが………)

 

「すいませ~ん、大丈夫ですか〜?」

 

う、ああああ、わあ

 

「いッッ…いきま〜ァァ〜〜ッ…ヒッ…ヒザは英語で〜?」

 

死ぬほどスベった