ポルノグラフィティの東京ドームライブの音源がApple Music、Spotify、Amazon music unlimitedほか各種サブスクで配信されているので聴いてほしい。 有名曲だけでも聴いてほしい。絶対に聴いてほしい。
9/7『メリッサ』
頭の「デンデレデッデ!ドゥ!タタッッ!タッッ!」というドラムの煽りからボルテージマックス。この時点でよだれを垂らしながら「アレ」を待ち続ける犬ポルノニアンになる。
が、まだこない。煽りに煽るポルノ。
「東京ドォオオオオオオオオム!!」
ワァァアアアアアアアアアア!!!!(まだ?まだなの…?)
「さぁッッッ!神VS神始まったよォオオオオッッッ!」
ワァァアアアアアアアアアア!!!!(ちょうだい…「アレ」ちょうだいよ…)
「最高のォオッッ!一日にして帰ろうぜェエエエエッッッ!!」
ワァァアアアアアアアアアア!!!!(もうガマンできたい…は…はやく…)
ドゥ!タタッッ!ドゥ!タッ!ドゥ!タッ!タッッ!タッッ!タゥタゥタゥタゥ!
ドゥンドゥドゥドゥドゥッドゥッドゥンドゥドゥドゥドゥッドゥドゥドゥドゥッ!
俺「キャイイイイイイ〜〜〜〜〜ンッッッ!!!キャンッ!キャンッ!キャァァア〜〜〜〜〜〜ンッッッ………!!!」
はい。
そしてサビ終わりのロングトーン、原曲メリッサは
さぁ愛に焦がれた胸を貫けェエ〜〜〜〜〜〜!!
くらいなもんですが、ライブのメリッサ
さぁ愛に焦がれた胸を貫けェエエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
時間にして「10秒」、10秒のあいだずっと「け〜〜〜〜〜〜〜〜」って叫び続けてる。ノドの鬼。恐ろしいのは「間奏が短めだから10秒で済んでる」というところ。たぶん30秒あったら30秒、1分だったら1分「け〜〜〜〜〜〜〜〜」って言ってる。ロングトーンを超えたエターナルトーン。
9/7『渦』
ポルノグラフィティのライブはアレンジが凄い。
デトッデトッ!デトッデトッ!
ヴゥンッ……
ペェーーーペェーーーーペッッ!
デトンッ!
ペェ!ペェペェレペェペーーーーペッ!ペッペペペペ!ペペペッペペーーーペ!プゥェーーーペェーーーペッ!ペェプペレレレ、ペッペペェーーーーレッ!
デレヴン
ペェペェレペェペーーーーペッ!ペペッ!ペペペペペ!ペレレレレレッッ!ヅゥルルルィーーー
デドレドドド!
(チュクチュンチュクチュクチュンチュン)
ンペッッ!ペンペペレレレ!ンペッペンペッレレレ!ンペッペンペッレレレ!
ペペレペレペペレペンペレッペ!
ベェベェンペェー…ベェーペレン…
…ベペレベブ
…ベブベ…
…ブベ
…ブ……
デゲドクンッッ…
ブゥェエエエエ〜〜〜!!ブゥェエエエエエ〜〜〜!!!
(ドゥルンドゥドゥンドゥルンドゥドゥンドゥルンドゥドゥンドゥルンドゥドゥン…)
ブゥェエエエエエエブェエエエエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!
ブパパブパパパ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!
ブパッッ!!ベボッッッ!ベボッッ!ベボボボボッッッ!!ブパパブパパパ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!ベベッッ!ベボッッ!ベボッッッ!!ブビブベベッッッ!!
キラキラビカビカした太陽のような「光サウンド」からシームレスにおどろおどろしい「闇サウンド」にシフトチェンジしポルノグラフィティ史上最強のエログロ曲『渦』に変わる。アンパンマンを見ていたはずなのにいつの間にか昼顔になってる。
イントロの時点でなにがくるかまったく予想できない、怖さと気持ち良さの共存がポルノグラフィティのライブの魅力のひとつ。
9/8『サボテン』
ヘタなライブアレンジだと「原曲で聴きたかった…」とガックシくることもありますが、「原曲の良さはそのままに曲が持つ深みが増すアレンジ」をしてくれるのがポルノグラフィティのライブの面白さ。
シンセサイザーにバンドサウンドを絡ませることで、瑞々しくて浮遊感がありつつも「生音」の質感がより際立つアレンジになっている。一音一音丁寧に奏でられるギターの音が雨の音にも聞こえるし、主人公の涙の音にも聞こえる。原曲が持つ切なさ、もどかしさとほんの一筋の希望をより強く感じさせられる。
9/7,9/8『愛が呼ぶほうへ』
今回配信されているライブ音源は2日分のライブを収録していて、同じ曲でもまったく違うアレンジで聴かせてくれる。例えば『愛が呼ぶほうへ』は9月7日音源はサックスなどの管楽器が中心になった「ホーンアレンジ」の愛が呼ぶほうへ。メロディの温かさ、優しさが倍増してもはや「聴く毛布」。
9月8日音源はうってかわり、バイオリンなどの弦楽器が中心になった「ストリングスアレンジ」の愛が呼ぶほうへ。神々しさが増し東京ドームが「聖(セント)東京ドーム教会」へと姿を変える。
特にラスサビ
ぼっっ!
ファッ…(ここですべての音が消える)
くをッッッ!!
(バイオリン、ヒィーヒィーーーーーン!)
知っているだろうかッッ……?
(ピアノ、デェデェデェェーーーーン!)
(ドラム、ドンガラガッガァァアアッッ!)
いつもそばにいるのだけどッッッ……!
「聴くお母さん」……ポルノは全てをゆるしてくれる…
9/8『アゲハ蝶』
歌や演奏、アレンジの素晴らしさは言わずもがな、ポルノグラフィティのライブの最大の魅力は「一体感」にある。20,000%客を楽しませようとするポルノグラフィティのパフォーマンスによって見た目も中身も住んでる場所も育った環境も違う人間たちがひとつになる。「ポルノ」のそのものなる。
想像してみてください。5万のポルノを。われわれポルノが手を叩き歌う一糸乱れぬ
「チャチャチャ」
「ラララ」
を。
ようこそ、ポルノグラフィティへ。