自粛生活の末「自炊の鬼」と化し、和洋中あらゆる料理を作りました。
特に『サバ缶トマトパスタ』は「涙出るほど安価」かつ「調理器具メーカー消滅するレベルに手軽」、そしてなにより「脳がブッ飛ぶほどうまい」と、もはや完全食となっているので、この禁断のレシピをシェアします。
材料
パスタ麺(太いほうがうまい)…食いたいだけ食え
サバ缶(水煮)…1缶
トマト…1個
ニンニク…1カケラ
オリーブオイル…大さじ2
黒コショウ…かけたいだけかけろ
粉チーズ…かけたいだけかけろ
材料費…1食あたり300円程度
ここに刺激がほしければ「鷹の爪」「ケッパー」なんかを追加してもいい。酸味がほしければレモンなんかあるとなおいい。ただ背伸びはするな。背伸びして変な調味料買っても100%持て余す。家にあるものを入れればいい。
料理なんてものはいわば脳を騙す行為。自分が「うまい」と思えばおのずと舌もうまく感じるようになる。味とは「自由の象徴」
手順
1.熱したフライパンにオリーブオイルをたらし、適当に刻んだニンニクを入れ、全体に味を染み込ませていく。やがて「ニンニク味のフライパン」になる。これで完成でもいいくらい自分の鼻がうまい。逮捕される香り。
ニンニクを切るのがめんどくさければチューブに入ったもの使えばいい。誰かが言った「ニンニクは入れるだけ」
2.いい具合になったらサバ缶の中身を「汁ごと」入れる。サバ缶はいわば「小さい海」、オーシャンズサバ缶。ここに旨味のすべてが凝縮されている。
3.スプーンで適当な大きさにほぐしたあと、目に見える骨を取りながら強火で汁気を飛ばす。骨が気にならない人間はそのままでもいい好きにすればいい。
サバの中に海を泳がせる。これによってサバと海がひとつになっていく。
4.ある程度汁気が飛んだら適当な大きさに切ったトマトを入れていく。切るのが面倒ならミニトマトを買ってきてヘタだけちぎってそのまま入れたっていい。常識にとらわれるな。
5.トマトに火が通ったら黒コショウで味を整えていく。味が濃いほうがうまい。健康とうまさは決してイコールにはならない。
6.茹で上がったパスタにかける。フライパンで絡めたい人間は絡めればいい。俺はそのままのせるのが好きだ。自由。
ワンポイント:具がいっぱいだとうまい。
7.粉チーズの大雪を降らせて完成。最強。すべての命に感謝。大地ありがとう、地球ありがとう