kansou

ミクスチャーブログ

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先輩が俺の家に勝手に女連れこんで、おっぱじめやがった

俺には「シゲさん」っていう8コ上の頭上がらない先輩がいて、もう関係性としてはなんていうか「無限王様ゲーム」みたいな感じで、

「シゲさんの言うことはぜったーーーーい!」

なんですね。「タバコ買ってこい」って言われたら「タバ」くらいでコンビニにダッシュしますし、「今から飲み行くぞ」ってライン来たら親の死に目だろうが葬式中だろうがソッコーで向かいますし、「明日フットサルな」って言われたら足折れてても行く、それが俺とシゲさんの関係性なんです。

そりゃあキツいときもありますし「なんだこのクソカス死ね」って思うときもありますけど、それでもシゲさんマジカッケェからぁ…強くて…男気あって…面倒見よくて…義理堅くて…仲間を絶対に裏切らねぇ…そんなシゲさんはサイコーなんすよ…

たまに「ハッシュタグで作るおじさん」になっちゃいますけど、今となっちゃそれも可愛い。赤いビックリマーク(❗)とか使っちゃうとこ、マジギャップ萌えキュン死確定案件です。

 

1年くらい前にシゲさんと2人でいつものように一緒に飲んでたんですけど、急に「キャバクラ行きたい」とか言いはじめて。シゲさん意外と硬派なところあってキャバクラとかそういう夜の店あんまり行かないんですけど、最近彼女にフラれたってこともあってなんか「飢えた獣」みたいになってて。目ぇバッキバキで。

キャバクラ入って速攻で気に入った女の子見つけて2時間ずっと口説いてて。最近シゲさん「メンタリストDaiGoのYoutubeチャンネル」めちゃくちゃ見てて、付け焼き刃の心理学バカみてぇに使うんですよ。サルの赤ちゃんでも引っかかんねぇだろみたいな、でも見え見えのそれがなんか逆に「カワイイ」とか言われて。さっすがシゲさんですわ…。俺はヘルプの子と必死になって鏡月かき混ぜてた。

それから24時くらいになって店出て普通に解散になったんですけど、なんか違和感あって。シゲさんと飲むときは必ずカラオケ1時間だけ行って最後はラーメン食って締めるんですよ。でもその日は「俺、ちょっと寄るとこあっから。またな」とか言ってて。

 

でもまぁラッキーって思って、そのまま家帰って寝てたんですよ。…そしたら夜中の2時くらいにライン鳴って。シゲさんからで。

 

「いまなにしてる?」

「え?あ、すいません寝てました」

「ちょっと今から行くから。部屋貸してくれ」

「どうしたんですか?」

「さっきの女連れてくから。俺の部屋汚いからお前の部屋貸してくれ。お前自分の部屋で寝てていいからリビング貸してくれ」

 

(は…?なに言ってんだこのコイツ…とうとう頭イカれたか…)って思ったんですけど前述のとおり「シゲさんの言うことはぜったーーい!」ですから二つ返事で

「シゲさんのためなら!」

って即返したんですけど、冷静に考えたらめちゃくちゃ最悪ですよ。「寝てていいから」じゃねぇんだよ。なにする気だコラ。

 

って思ってたら、5分後シゲさんとその女の子やってきて。速!コイツ俺がOKする前からこっち向かってきてたな…いい加減マジで…

 

「え…ここってシゲさんの家…?」

「いや、後輩の家だよ」

「大丈夫なの…?いるんじゃないの…?」

「大丈夫だって寝てるって言ってたし。それにアイツ俺に頭上がんねぇから」

 

こんんのクソ…さすがに「なにが頭上がらねぇだ下からヤリでアゴ突き刺してやろうか?」って思ったんですけど、逆らおうとするとシゲさんの肩パンの痛さ思い出すんですよ。た…助けて…

それで最初はリビングでテレビとか見ながら酒とか飲みながらなんでもない話してたっぽくて、

 

「彼氏とか今いんの?」

「えー、全然いないよー、1年くらいいない」

「え?こんなカワイイのに?」

「やだー、もう!シゲさんだってカッコいいじゃん!彼女いないの?」

「俺も全然いねぇー。似た者同士かもな俺ら」

 

とかやってて。なにこの茶番?キッモ。超つまんねぇ。だからテメェちょっと前まで彼女いただろうが。なにが「似た者同士」だボケ。

 

と、会話を寝室で息ひそめてドアにコップ当てて聞き耳立ててる俺。アレ?ここ、俺の家だよね??アレ???

 

でえ、当然どんどん怪しい感じになってきてぇええええ。

 

「俺のこと…どう思ってんの…?」

「…え…イイな…って思ってるよ…店終わってついて行ったりとか…他の人にしないもん…」

「そうか…俺もお前のこと…イイ…って…思ってるよ…守りてぇ…」

「え…ほんと…?うれしい…」

 

なに雰囲気作ってゆっくり喋ってんだこのバカども。

三流恋愛ドラマやってんなよ、なに頭の中で髭男鳴らしてんだ?「ほらッ!ここで君が笑うシーンが見どころなんだからさッ!アアー!」じゃねぇよ。なにが「イイって思ってる」だ。なんだ「イイ」って。なんだそのフワッとした印象。EE JUMPか。

…いいか?テメェらがな、マジおっぱじめやがったらめちゃくちゃいいとこで反町のポイズン大音量で流して全裸で奇声発しながら乱入してやッッからな…?テメェらに文句言う権利ねぇからな…?なぜならここは、ラブホじゃねぇ…「俺ん家」だからなァァァァアアアアアア残念でしたァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 

ー5分後ー

 

「…ちょっと…やっていい…?」

「ええー…でもわたし全然わかんないよ…」

「俺が教えてやっから…」

「えっ…じゃあ…やるー…」

 

アァッァアァッァアァアアアアアア?!?!??!マジ!!???マジかシゲ?!???オ!!!!!!イッッッッッ!!!!!!!オイ!!!!!シゲッッッッ!!!!!!!コラッッッッ!!!!コ

 

 

「俺…マジ得意だから…」

 

 

 

スーパードンキーコング

 

 

ドンキーコングでした。

 

 

そっから1時間くらいドンキーコングやって帰っていきました。シゲさんいわく「お前の家でやるわけないだろ。休憩に使わせてもらっただけ」だそうです。し、シゲさん…疑ってすいませんでした…マジDK(ダイスキ)