kansou

ミクスチャーブログ

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二十歳のお祝いに「風の俗」行ったら人生変わった

二十歳になりたての頃、お祝いに男4人で「風の俗」に行った。最初で最後の風の俗だった。入学式当日に卒業式。

堂々と酒タバコをかませるという無敵感のせいか全員気でも狂ったみたいにテンションが上がって札幌「ススキノ」の街を闊歩してたらキャッチの兄ちゃんが声かけてきて、

 

「お兄さん方〜〜!!!どうっすか!?一万円ポッキリですよぉ!!?」

「……ゴクリ」

全員が同時にツバを飲んだのがわかった。

 

「ど…どうする?」

「いや…俺は別に…どっちでも?」

「俺もみんな行くっつーんなら?暇だし…」

「と、とかなんとか言ってお前ら行きたいんだろ?しゃ、しゃあねぇなぁ…」

 

「「「「なぁ…?」」」」

 

キャッチ兄「そんな怯えないで!怖くない怖くない…」

 

完全に「風の俗のナニシタ」だった。この人は信頼できる…性欲じゃない、キャッチ兄の優しさに負け、われわれは風の俗へと向かった。

秒で前言撤回。薄暗い狭い路地裏を抜け、ただならぬ雰囲気がただよう雑居ビル。ゲボほど怪しい。「こんなきたねぇビルある?」ってくらいボロボロのギトギト。北野武映画でしかみたことないビルでした。非の合法のニオイで鼻とれちゃう。

 

入るやいなや病院の待合室みたいなとこで待たされる。さっきまでの狂乱パーリナイトがウソみたいな静寂。死ぬほどボッタクられるんじゃねぇかっていう恐怖半分と死ぬほどエロいことできるんじゃねぇかっていう興奮半分で全員ノドの使い方忘れてる。

そしたら数分後に奥から竹中直人みたいな顔面めちゃくちゃ怖いのに笑顔のオッサン出てきて、あっ…終わった…絶対これから一人100万くらい金取られるかボコボコにされて石狩湾に沈められるかの二択…か…母ちゃん…ゴメ…

 

「おまんたせして申し訳ありませんンン〜〜!!すいませェん!まず料金のほうよろしいでしょうかァ〜〜?指名なしでお一人様一万円になりますゥ〜〜。ごめんなさいネェ古い店でェ〜〜〜寒くないですかァ?」

 

「優おじ」でした…

 

直人さんの丁寧すぎるほど丁寧な説明を聞き、数分後にそれぞれ部屋の中に通された。嬢を指名するとそのぶん料金が上乗せされるため貧乏学生だった俺達はランダムエンカウント形式。さぁ…鬼が出るか蛇が出るか……

 

俺「いってきます……」

他3人「いってらっしゃい……」

 

ダブルミーニング

 

ガチャ…

 

「いらっしゃいませぇ……」

 

そこにいたのは…ウソみたいにハチャメチャ綺麗なお姉さん………は…?こ…こんなキレイなお姉さんと…いまから…?な…な…あまりの眩しさに俺がモジモジしてると、お姉さんは優しく微笑みながら…

  

お姉さん「じゃあ…来てください…」

 

 

エロ.Y.Parkですか…?

 

 

お……オオ……こ…コレは……

 

 

しゅ……手動ジェットコースター……?

 

 

す…すごげぇ……

 

 

や…ヤベェ…これは非常にヤベェ…べ…別のこと考えろ…別のこと考えろ俺………ピカチュウカイリューヤドランピジョンコダックコラッタズバットギャロップサンダースメッッッッッッッ!?!!?

 

 

もう……ほとんど手品じゃないっすかそれ…………

 

 

名もなき詩のCメロの激しさ

 

 

◯◯しか勃たん

 

 

すいません…このまま脳震盪で死んでいいすか……?

 

 

そ…そんな…ありったけの夢をかきあつめ探しもの探しにイクのさ…!みたいな……

 

 

……

……お…お…アアアアアアア………

 

 

お姉さん「ねぇ……」

 

俺「はっ…はい…?」

 

 

 

お姉さん「アナリンも、いい…?」

 

 

……

 

 

あっっっtrっっっっっ!!??!?アナリン!?!?!??!?!?!?

 

い、、いまッッッ!??!?「アナリン」って言った!!?!?!?!

 

えっ、えっ

 

き、聴き間違えか……???そうだ…そうだよな…まさかア◯ルのことを「アナリン」なんて言うはずッッッ………

 

 

お姉さん「いい…?アナリン……?」

 

 

あ、アナリン?!??!?!?!?!?アッ、アナッッッッ!??アナリン!??アナリンッッッッッッ!????

 

 

お姉さん「どうしますか……?」

 

 

俺「あのっっっっっっ……!え〜〜〜〜っっっと…!!!!!よッッ!!よろしくおねがいしまあっァァああああああああああああああナリンッッッッ!!!!!!」

 

………

 

 

世界は今、混乱に包まれている。人と人が争い、悲しみの涙が生まれている。未来は暗闇に覆われているのかもしれない。だからこそ私達にできること…それは互いが互いを認め合い…手を取り合うこと、それだけではないだろうか。