中島健人の供給が止まらない。
『推しの子』のオープニング曲として衝撃の正体を現した『ファタール』からたった数週間で、また新しい中島健人が耳にブチ込まれました。
凄まじいペースで届けられる中島健人。もはや中島健人の定期おトク便だった。Amazonプライム会員ではなくNakazonセクシャル会員。一生解約しなくていい。
中島健人「たァァァんたァんとォ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
またしてもイントロ無し心の準備いっさいさせずに突然流れてくる中島健人の声。良い意味で心臓に悪すぎる。たのむから「※この曲はアズスーンアズ中島健人曲です」とタイトルの横に表示していただきたい。
俺が50年後ジジイになって改めてこの曲聴いて普通に心臓止まる自信があ
中島健人「諸行ォ…無常のォゥ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
どうかしてる。中島健人と四文字熟語の相性、バニラアイスにチョコレートと砂糖2リットルブッかけたような糖度の高さが始まってたった「10文字」で
中島健人「街のォ…雑踏に追い詰められてェッ…くゥ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
「追い詰められてェッ…くゥ…」じゃないんだよ。「てェッ…」で溜めて」「くゥ…」で落とす…「必殺」としか言いようがないボーカルテクニック。まだ曲始まって5秒しか経ってない…?やりすぎ、やりすぎだケンティー。待ってくれ。少し落ち着
中島健人「相対するこのォ狭い世界をォ今愛すべき否ァわからないな…あり得ないグゥェスト気づけばディストゥショォン…ディスだらけのセッション飛び交う鳥たちィ…愛のないメンション…一人ぼっちテンションがァ…下がりィのらりくらりィ…とォォ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
なにがどうなってるんだ?溜めからの高速ラップは本当にマズイ。それは俺に効く…死ぬ。致死量。致死量のそ
中島健人「未だに分からないと答えを探してるゥ…ウウゥ…そんなに知りたいなら手を伸ばせばって笑っちゃゥ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
「探してるゥ…ウウゥ…」…ちょっとしたフェイク一つひとつが圧倒的な色気。色気のマシンガン。その積み重ねが俺を狂わせ
中島健人「こんな世の中ァ…愛じゃ救えないのかなァ??どんな話ィもッ!まるゥでッ!ヒトゴトのよう…マジョリティにノゥノゥと叫べばいいさァ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
サビのサビ感がハンパではない。来た瞬間に「サッ、、、、サビィイイイイイイイイ!!!」と叫んでしまった。90年代の最強ドラマ主題歌を彷彿とさせるようなサビ。歌詞は世の中に対しての諦めや絶望すら感じられるほど後ろ向きではあるがメロディは極めて「ポップ」…とんでもない
中島健人「指ィ…先がァア!嘘を撫でるよだからァ…ヒトゴトでしょう?自分は自分らしく笑ったもん勝ちでしょう?オッオッオッオゥッ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
聴きどころしかない。全編聴きどころ…いや「聴かされてしまっている」と言ったほうが正しいのかもしれない。
あえて比べると『ファタール』ほどカロリーの高いガツンと来るアレンジではないが、一発でスッと染み渡る化粧水のようなアレンジ…最初に聴いた時点で100点を叩き出しているのに、何度聴いても飽きないどころか、しかも聴けば聴くほど魅力が増していく耳の加点方式
中島健人「絡まったまたからまさかの答え方また罠から空へハッと気がついたら時もう手遅れ朝までバカと踊り狂ってェ苦渋を噛み締め自分を苦しめ心は心はと傷んで事なきを得たあいつとマリオネットのように踊り子と虜ゲームゥ…」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
速すぎる。1番のラップを軽々と超えてくる、いやだがしかし、速すぎるのに全て聴き取れてしまう。メロディ良さとケンティーの声の良さに引っ張られて、曲の中で俺の耳が成長し
中島健人「なにもない感情サディスティックな登場大人さえ無表情な状況、ありきたりなその声を聴いても無駄ァ…無駄ァ…ってわかっていたァァ…
ヒビ割れたガラス体を揺らし叫んでるゥ…ウウゥ…無機質な言葉と心ポケットに隠してェゆゥウウく…!」」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
「無駄ァ…無駄ァ…ってわかっていたァァ…」なんだその歌い方は?まだ俺の知らない中島健人が?
中島健人「こんな世の中ァ…愛じゃ救えないのかなァ?どんな話ィもッ!まるゥでッ!ヒトゴトのようマジョリティにノゥノゥと叫べばいいさァ…指ィ…先がァア!嘘を撫でるよだからァヒトゴトでしょう?自分は自分らしく笑ったもん勝ちでしょうオッオッオッオゥッ…
アアッ!沈んでいた心をォ…!少ォォオ…しずつ浮いてゆくゥ…プカプカとしてるベットォヒトゴトのようにィ……」
ちょっと待て!!!!!?!??!!?
アーーーーッッッ!!!!転調!!!!!鼻血出るドスケベ転調!!!!!!最後の最後にとんでもないドデカ色気爆弾(セクシーボム)!!!!!!最初から最後までチョコたっぷり!!!!トッポ????
ちょっと待て
しかも、ただオシャレなだけでも、ただエロいだけでもない。「ヤバい曲だ」と正気を狂わせて来ると同時に「言葉の杭」をガツンガツンと耳に打ち込んでくる。しっかりと伝えたいメッセージを明確にしたうえで音の気持ち良さがとんでもない強度で両立していた。
サラッと飲めるのにその中身が死ぬほど濃い。飲みやすいのに実はアルコール度数高くてベロベロに酔う曲のカルアミルク。
とりあえず一回だけでも聴いてほしい。その一回が永遠になる。
ただ、それで生活に支障をきたしても当ブログはいっさいの責任を負いません、しょせん他人事ですから