『離婚伝説』が良すぎる。たのむ、俺が見つけたことにさせてほしい。全員記憶消えてくれ。
先日スーパーのトイレでふと流れてきた新曲『本日のおすすめ』流れた瞬間、脳が沸騰するような衝撃を受けその勢いでウォシュレットがケツからズレて下半身ビシャビシャになってしまった。
いや『離婚伝説』という名前のアーティストがいることは、俺も知ってはいた。ただ、名前のヤバさから敬遠してた。なんなら「東出昌大バンド始めたんか?」とか思ってた。
そんな過去の俺を今すぐに抹殺したい。過去の俺の両耳を引きちぎり悪魔の祭壇に捧げたい。それくらい贖罪。本当に気づくのが遅すぎた。
エロと優しさのシェアハウスとしか言いようがない聴くFANZA声に、脳天から股間を一直線に突き抜けるギターサウンド、一発で耳に残るかつ永遠に脳でループするメロディ。
俺の中で藤井風、星野源、Vaundy、Official髭男dism、King Gnuと同じ匂いがする。曲や声が似てるとかそういう意味じゃなく、色んなジャンルの音楽をかけ合わせてそれを昇華させた上でド正面から「ポップス」やってるところが同じで、そこが最高にイカしてる。今日生まれた赤ん坊から明日死に行くジジイまで全人間が真正面から聴いて気持ちエエエエエ…とイカせる音楽を。
そこから全ての曲を聴き漁ったんですが、マジでどうなってるんですか?冗談抜きで打率10割。大谷翔平を超えた全谷翔平(ぜんたにしょうへい)としか言いようがない。聴く曲、聴く曲、全てが「名曲」。もはや名曲の定義が訳わからなくなるほど、当たり前のように良い曲しかねえ…
中でも俺が一番度肝抜かれたのが『萌』。貫禄がミリオンヒット曲のそれ。
あなたの腕に抱かれてる時
思い出してしまう
散らかった夢の中
暖かくて優しい波を肌を焦がして 揺れるこの胸
変わりゆく日々を
繋ぎ止められたなら
そっと強く抱きしめて
文豪の生まれ変わりか?小説書いても売れる。金出すから出版させて欲しい。
令和の中島みゆきの『糸』これでいい。たのむ、誰でもいい…この曲を結婚式の余興で俺に歌わせてくれ…結婚したてで本当に申し訳ないが、離婚伝説を歌わせてくれ…
全曲90年代視聴率20%超え恋愛ドラマの主題歌か?と言いたくなるほどドラマチック。ヤバすぎる名前に反比例して耳にブチ込まれるのはバカデカい「愛」
抱きしめて…そばにいて…会いに来て…そういう言葉にフタをせず表現している。音楽そのものに「抱かれたい」と思ったのは久しぶりでした。木村拓哉×松嶋菜々子で実写化してくれ。
そして調べれば調べるほど明らかになる色んな事実。唯一「ヤバい」と思っていたバンド名『離婚伝説』は、
「ローリング・ストーンの選んだ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にも選ばれたアメリカのミュージシャン、マーヴィン・ゲイが1978年にリリースした私小説的な内容で名盤と名高い「Here My Dear」の邦題に由来する。
らしい…は?由来かっこよすぎてゲロ吐いた。言いてえ…俺も「あー、この『かんそう』って名前は◯◯っていうUKのロックシンガーの名盤の邦題をハンドルネームにしてますね…」とか言いてぇ…
そしてアー写はサイモン&ガーファンクルや爆笑問題リスペクト…
カッコ良すぎる…ダメだ…いっさいスキがねぇ…セルフプロデュースすら上手ぇ…弱点なはないのか…?せめて「ライブあんまりだった」とか…
か…かっこよしゅぎる………♡
なんじゃこのオーラ…?なんじゃこの色気…?すでにスターの貫禄がバチバチにある…なんじゃあ…?完成されすぎている…これで結成3年目?デビュー20周年じゃなくて?さっきからずっとなにを言ってるんですか…?
こんな良いバンド、マジでどうしてくれるの…?行かせてくれ、今すぐライブに行かせてくれ。浴びせさせてくれ…伝説を…