ドラマ『わたしの宝物』の田中圭を救いたい…
その真面目な性格が災いして仕事の忙しさやストレスから心を病んでしまい、口を開けば妻に対して尊厳無視のモラハラクソ野郎ムーブをかましていた、田中圭演じる夫「宏樹(ひろき)」
妻の妊娠が発覚するも、子どもに対しても同じように辛く当たってしまうんじゃないかという不安から「金は全部出すけど、俺は子育てする気ないから」と宣言していた。
しかし、実際に愛する人の子どもが産まれ、命の、そして愛の尊さを知ったことで、再び目に光が宿り出した…宏樹ぃ…ああ宏樹ぃ…良かったなぁ
お前の子じゃないけど
そう、宏樹が良いパパムーブをすればするほど、宏樹の全ての言葉の語尾に
(いやお前の子じゃないけど… めっちゃ不倫相手の子どもだけど…)
がついてしまうのです…
宏樹「美羽が栞を産んでくれて…初めて抱っこした時…栞…産まれたてでかわいくて…でも怖いくらい脆くて…壊れそうで…でもあったかくて…なんか涙が止まらなくなった…あの瞬間を忘れたくなくて「栞」って名前をつけたんだ…この子が…俺の道しるべになってくれたから…」
俺「いやお前の子じゃないけど…」
宏樹「美羽…栞を産んでくれて…ありがとう…」
俺「いやお前の子を産んだんじゃないんだって宏樹…気づいてくれ…お前、不倫相手の道しるべ育てんだぞ…?」
宏樹「あの約束って破っていいかな…父親らしいことは何もしないって言ったけど…俺を…栞の父親にしてくれないか…もちろん…!美羽が良ければだけれど…」
俺「いや父親にしてくれないかもなにも最初からお前の子じゃないんだって… 栞、お前に全然宏樹に似てねぇだろ…早く気づけって宏樹…」
宏樹「今日は、俺が見ておくからさ、少しでも寝なよ…」
俺「いや見ておくもなにもお前の子じゃねぇんだって…お前が寝ろって…宏樹…」
(スマホの待ち受けを子どもの笑顔の写真にする宏樹)
俺「ひ、宏樹…それ知らん子ども待ち受けにしてるのと変わらねぇって…一回俺の話聞いてくれよ…宏樹…」
会社で上司に向かって
宏樹「プロジェクトのリーダーを降ろさせてください…!」
俺「ひ、宏樹!???それはやめろって!!!ずっと頑張ってきたじゃん!?絶対後悔するって!!!!」
上司「全て失うぞ」
宏樹「私には…やるべきことがあるんで…」
俺「だから〜〜〜!!!お前の子じゃないんだって!!!俺の話聞けって!!!!!」
行きつけの喫茶店で
宏樹「どんなにあせ汗水垂らしても手に入らないものってありますから…」
俺「いや手に入ってねぇっって!!!!!!お前の子じゃないんだって!!!!聞けって!!!」
「新しいお守りができた、みたいな感じですかね…」
俺「ひ…宏樹ぃ…お前の…子じゃ…お前のお守りじゃないんだよ…宏樹ぃ…」
なんだよこれ…宏樹がなにしたって言うんだよ…ここまでの仕打ちされるようなことはしてねぇだろ…宏樹…
田中圭を「いやお前の子じゃないけど」ってツッコミのためのフリに使うんじゃねぇよ…絶対これ一番最悪のタイミングでバレるやつじゃん…
1.不倫相手・冬月の同僚女・莉紗が冬月を好きすぎるがあまり、宏樹にバラす
2.美宇が罪悪感に耐えられなくなって言っちゃう
3.子ども大っきくなってから「あれ…?なんか俺に似てなくね…?」って宏樹が不信に思って検査する
1、2は最も有り得そうなパターンですが、このドラマの悪趣味さを考えればこれは選ばないでしょう。このドラマはそんな生温い普通の不倫ドラマ展開にはしないはず…
3も宏樹にとっては最悪なパターンですが、3話での子煩悩宏樹が継続していると考えれば女の子だし「あんまり俺に似てないけど美羽似でかわいいなぁ〜♡」と能天気に過ごす確率が非常に高いのでナシです。
そう、俺が考える宏樹をドン底に突き落とす最も胸糞展開は、
4.めっちゃ宏樹と美羽ラブラブで数年後に「そろそろ2人目欲しくない?」って思って子作りするんですけど全っっっ然できないから「あれ?」っ思って精液検査したら「種無し(無精子症)」が発覚して「じゃ、じゃあ栞は…?」ってなる。
怖い…もうやめてくれ…苦しむ宏樹を見たくない…もういっそドラマ打ち切ってくれ…そして冬月、たのむからアフリカへ帰れ