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かんそう

かんそうブログ。20代後半男。札幌

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シン・ゴジラのメイキングが最高だった。最高だった

テレビ / 映画

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先日、映画『シン・ゴジラ』のブルーレイが届いた。あのスクリーンの興奮がいつでも味わえるだなんてまさに喜の極み、Thanks!!TOHO.

 

本編がいかに最高なのかは感想文のとおり。それに加えて特典映像が超絶に最高。もしも、あと1度しか「最高」という言葉を使えないとしたら、次の最高は「死」を意味するという宣告を受けたら、俺はシンゴジラのために最後の「最高」を口にしよう、そう決めた。

 

特典Ⅰはあらゆるプロモーション映像が収められた『プロモーション映像集』と『イベント記録映像集』。TVCMから舞台挨拶、発声上映の様子に至るまでほぼすべての映像が収められてる。

特典Ⅱは『現場メイキング』『現場アウトテイク 未使用テイク集』『現場アウトテイク NGテイク集』『現場アウトテイク 現場出しニュース・番組集』『プリヴィズリール集』『プリウィズ・特撮アウトテイク集』『VFXメイキング 〜Shin Godzilla Visual Effects Brekdwon〜』と映画『シン・ゴジラ』そのバックボーンのすべてを覗くことができる。

『現場メイキング』では、小道具の一つひとつであったりとか、ワンシーンワンシーンの作り方であるとか、どこまでが実際の撮影でどこまでが創作かなど『シン・ゴジラ』という作品がどういうふうに形作られているのか、それを肌感覚で感じることのできるほどの距離感の近さにただただ震えるばかりだった。ここまで見せてもらって逆にこっちが申し訳なくなるくらいにシンゴジラの裸体を、その尻の穴までもガッツリと拝ませてくれる。

 

そして個人的に一番興奮したのが『現場アウトテイク NGテイク集』。ご存知のとおり、シンゴジラは怪獣映画であると同時に「有名な役者がいっぱい集まってなんかよくわからない難しい言葉をすごい早口で長々と喋る」映画だ。

よくぞここまで集めた、ニッポンハイユウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズが発売されたらほぼ全員プレイアブルキャラクターだろうというくらいのメンツ、長谷川博己は「チャオ!」と叫びながらとんでもない高さまでジャンプするし、ピエール瀧は両腕広げて高速回転してくるし、高良健吾はヨーヨーを自分の体に当てて突進してくる、石原さとみはBボタン長押しで自分のくちびるを巨大化させる、これはそんなやつらのいわば耐久大縄跳び。般若心経さながら呟かれる意味不明な長台詞、これはほのぼの日常系ラブコメディではない、聞き慣れない言い慣れない言葉がマシンガンのように飛び交う舌戦場だ。普通は絶対にお目にかかれないような、「この人がここでセリフ飛ばすか」というのがガツガツ映る。ワンカットもべらぼうに長い。それゆえ「NG後の空気感」が恐ろしく、みな笑ってごまかしてはいるが(また最初からやんのかよ…はぁ)というタイミングでNGが出たときの現場のパンパンに膨らんだ風船が破裂して萎んだような空気感が画面から伝わってきてこっちの胃が痛い。みなゴジラと戦っている役に負けないくらい命がけなのだ。

セリフが詰まったあとにペロッと舌を出す市川実日子や石原さとみの「も一回すいませんすいませんごめんなさいごめんなさいほんとごめんなさい」は死ぬほどかわいいが、なかでも特に印象に残ったのはNG集のラストに収められていたこのシーン。

「巨大不明生物の活動凍結を目的とする血液凝固剤経口投与を主軸とした作戦要項、長いですね」

「役所のすることですから」

「ゴジラ凍結作戦、というのも子供っぽいですから『ヤシオリ作戦』としましょう」

「わかりました」

「作戦の作戦運用は5段階、朝霞で詳細に詰めてあります」

「仮設路線と軌条の復旧作業、遠隔操作の訓練と爆薬の設置作業も終了しています」

「あとは実行のみです」

「ありがとうございます」

「礼はいりません…ごめんなさい…あーーーっ!失礼っ…」

じゅ、隼さぁぁぁぁぁぁぁん!!!! 

 

『現場アウトテイク 未使用テイク集』は映画で使用されなかったシーンや、使用されたシーンの別角度の映像が嫌というほど収められているのだが、ものの例えじゃなくマジで「嫌というほど」でした。

例えば、ゴジラの発生源がなんなのかが明らかになり巨災対メンバーのひとり、高橋一生演じる安田が「あーっ!あーっ!あーっ!!こんなんアリかよ!!」と声を上げ他のメンバーに事実を伝えるシーン。

また、ゴジラから出た放射能の影響がほとんどないとわかったときの市川実日子演じる尾頭ヒロミの「これで都内の除染に光明が見えます、はぁ…良かった」と安堵するシーン。

これがアップ、引き、正面、真横、後部、あらゆる角度から10回以上連続で流れる。正気かと思った。

 

さらに未使用テイクでは、ゴジラ撃墜が失敗し失意のどん底で「考えろ!考えろよ!考えろ!」と官僚・政治家を叱咤する大河内総理大臣(大杉漣)の3分にも及ぶ顔芸および叫びを拝むことができるのだがこれは必見。アレをカットする庵野秀明という男の良い意味での底意地の悪さ。

 

そして極めつけは、『現場アウトテイク 現場出しニュース・番組集』『プリヴィズリール集』『プリウィズ・特撮アウトテイク集』『VFXメイキング 〜Shin Godzilla Visual Effects Brekdwon〜』。

『現場アウトテイク 現場出しニュース・番組集』はNHKと民放各局のゴジラ報道が収められているのだが、 1ミリも本編で使われることのないような映像がガッツリ作られている。

東京湾で水蒸気が上がった、巨大不明生物出現、避難勧告、名称『ゴジラ』に決定、被害現場への中継、大河内総理や東官房長官(柄本明)の緊急会見、赤坂大臣補佐官(竹野内豊)の臨時内閣発表、果ては被災中の嘘オリジナル番組、嘘作家の嘘インタビューや嘘お天気お姉さんの嘘天気予報、嘘テレビショッピングに嘘タレントの嘘旅番組、嘘バンドの嘘盗作疑惑ニュースまで、ここまでやんのかと、ここまでやってこその『現実 対 虚構』なのかと度肝を抜かれた。

 

『プリヴィズリール集』『プリウィズ・特撮アウトテイク集』『VFXメイキング 〜Shin Godzilla Visual Effects Brekdwon〜』はゴジラという怪物が誕生するまでのすべてが、野村萬斎のモーションキャプチャをはじめCG技術や各シーンの画コンテなど、もはや尻の穴どころかシンゴジラの繊維の一本一本まで見ているような気にさせてくれる。

 

 

これらをふまえて観る本編『シン・ゴジラ』はまさに「真ゴジラ」であり「新ゴジラ」であり「神ゴジラ」だった。そしてシンゴジラを観終えた私は「最高…」とつぶやきその人生を終えた。

 

 

P.S. KREVAどこだよ

 

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動物番組で人間が動物に声当てるやつがマジでしゃらくさい

日記

たまに『かわいい動物大集合!映像100連発スペシャル!!』みたいにテレビ番組を観てると声優がアテレコで動物に喋らすやつあるじゃないですか。アレがマジでしゃらくさい。

 

ヨークシャーテリアのポン太くん6さ〜〜い、目の前にあるエサがほしくてたまりませ〜〜〜ん。でも大好きなご主人の言うことはなんでも聞いちゃうの〜〜〜〜。

 

飼い主「待て、ポン太待て」

ポン太「はい!ご主人!!」

飼い主「そのまま待て、待てだよ」

ポン太「うぅ〜〜〜〜、はやく食べたいよぉ〜〜〜〜〜」

飼い主「待て、待てだよ、待て!」

ポン太「えぇ〜〜〜〜、もうボクおなかペコペコだよぉ〜〜〜〜〜」

飼い主「ま〜〜て、待て、待て」

ポン太「まだぁ〜〜〜?まだなのぉ?ご主人ん〜〜〜〜」

飼い主「待てっ!!!待て!!!ま〜〜〜て!」

ポン太「こんなに焦らされるとボクおかしくなっちゃうよぉ〜〜〜〜〜」

飼い主「待て、ま〜〜〜て、待て!!待て!!」

ポン太「もう〜〜〜〜、はやくしてぇ〜〜〜、お願いいいい〜〜〜〜」

飼い主「待て、まて!!待てって!!!ま〜〜〜て!!」

ポン太「もう我慢できないよぉ〜〜〜〜、はやくちょうだ〜〜〜〜い」

飼い主「待て!!ま〜〜〜て!!!まて、まて、待て!!!」

ポン太「ねぇ〜〜〜、こんなにヨダレだって垂らしてるの〜〜〜〜」

飼い主「待て!待て、待て、ま〜て、まて、、、、、よし!!!」

ポン太「ひゃあああん!!!やったぁ〜〜、ガツガツガツ!!ご主人だいすき〜〜〜!!!」

 

あ゛ーーーーーーー!!!!!あ゛っ あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!あ゛ぁっあ゛っ あ゛っあ゛ぁぁっ!!!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!

 

は??はぁ?んだコレ???ずっとなに見せられてんだ!!??

いやアテレコうんぬんの前になんだこの動画!?なにしてんだこいつら?バカか?飼い主バーカ!ひたすらエサ我慢させるって、は?お前やってること幽遊白書の垂金権造と同じだからな。そもそもヨークシャーテリア6歳ってお前人間で言ったら40だぞ?オッサンがオッサンにエサ我慢させるってなんだこの地獄。

タイトルどおりだしゃらくさいんだよ、全然いらないんだよ。邪魔なんだよ動物のかわいさの枷にしかなってねぇんだよ、なに考えてんだよ。なにが「こんなに焦らされるとボクおかしくなっちゃうよぉ〜〜」だよ幼老オスメス問わずワンパターンに猫なで声あててんじゃねえ正気か。北王子欣也の白犬ですらギリギリだぞ。

動物は喋らねぇからこそかわいいんだよ。喋らない、通じないからこそ、人相手には持てないような愛情も持てるんだろうが。なにしてくれてんだよ、わざわざ生身の鳴き声消してまでアテレコ入れる必要性なんだオイ。

百万歩譲って100パー人間の言葉でアテレコするならまだしも、「うぅ〜〜ん、今日もいい天気だワン」みたいなの舐めてんのか?なんだその語尾の「ワン」てめぇ、なんでちょっと犬の名残残ってんだよ、「もうやめてくれゾウ〜」は?それはルール違反だろうが、そこ「パオーン」じゃねえのかよ。語尾は鳴き声でやってくってお前らが自分で勝手に決めたんじゃねぇのかよ、なんだ「ゾウ〜」って、じゃあさっきの犬も「うぅ〜〜ん、今日もいい天気だイヌ〜」にしろよブレてんじゃねーよ。

ナレーションも大概だぞ「と〜〜ってもさみしがりやな、モモちゃんなのでしたぁ〜〜」は?わかんねぇだろうがよそのネコがさみしがりやかどうかなんてわかんねぇだろうがよ代弁者気取りやがって。そもそもそんなこと思ってるわけねえだろうが、仮にあいつら動物がなにか思ってるとしたら「メシ」くらいだろうがよ。あと謎の歩行音いちいちうるせぇタラオか。

 

はぁ〜〜、ほんと勘弁してくれニャ。 

ドラマ『カルテット』最終話感想

テレビ / 映画

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ドラマ『カルテット』最終話感想。

 

黒いリムジンに乗って白人に手を取られ、ゴリゴリの指輪を見せびらかしながら歩く女。「人生、チョロかった!」そう豪語する来杉有朱(吉岡里帆)、最後までブレないのがほんとうに気持ち良い。

ドーナツの穴のようになにか欠けたいわゆる「ダメ人間」でありながらもお互いに寄り添うようにして生きるカルテットメンバーとはまさに真逆。

「ベンジャミンさんも前にドーナツの話してましたよ。音楽っていうのはドーナツの穴のようなもんだ、なにかが欠けてる奴が奏でるから音楽になるんだよねって。全然意味分からなかったですけど(笑)」

ベンジャミンの言葉を理解できなかった彼女が、それでも最後あのコンサート会場に足を運んだのはカルテットのメンバーに対しなにかシンパシーのようなものを感じていたからだと思う。どこかのサイトで彼女のことを『悪女』と評していたがそれは違う。5話で彼女が「私はズボン履いてればノーパンでいい」と言っていたように、彼女にとってはなにが嘘でなにが本当なのかはどうでもいいこと、有朱と結婚した白人がズボンにノーパンなのかは知らんが、有朱自身がスカートにノーパンの女、7割本当で3割嘘の水人間。それこそ、嘘からはじまって嘘でつながってそれがいつの間にか本当になっていったカルテットとはまるで正反対の生き方だ。人生は不可逆だとさんざん説いてきたこのカルテットにおいて唯一バック運転で人生を逆走していく女。彼女にとっては生きることに善も悪もない。だからこそ、作中でもあえて彼女のバックボーンを多く語らなかったのだと思うし、もしなにかの理由があって彼女がそういう生き方しかできなくなっていたとしても有朱はきっと「え?そうなんですか?」と他人事のようにあっけらかんと振る舞うだろう。そんな彼女にずっと振り回されたい人生だった。とりあえずハンドルネーム・ゾゾにします。

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1年待つカルテットと、2ヶ月待てない吉岡里帆。ともあれ、カルテットメンバー的な生き方をするのか有朱的生き方をするのか、どちらが正しくてどちらが間違ってるかは人それぞれだと思う、有朱のように白黒はっきりつけるでもよし、カルテットメンバーのようにグレーなまま生きていくでもよし、自分にとって楽しいほうを選べばいいんだと教えてくれた。無理に答えを出す必要もない。

 

実際問題、このドラマ自体もさんざん『全員片思い』と触れこんでおきながら飛び出た矢印は最後の最後まで向き合うことはなかった。それは残された三人の「真紀を待つ」という共通項があったからこそ、彼女が帰ってきた時に居心地の良い以前と変わらない関係性を保ってたんだろうなぁとも思う。 (「いや1年経ってなんもねぇことはねぇだろう」とも思ったけど)。

ただ正直、『問題のあるレストラン』なんかでも感じたが「彼らの日常はいつまでも続いていくー 坂元裕二先生の次回作にどうぞご期待ください!」的な終わりかたは視聴者に委ねすぎな感じがして微笑ましくもみぞみぞというよりはむしろむずむずした。個人的にこういうむず痒いラストが苦手なので『最高の離婚』みたいにいつかスペシャルドラマかなんかでなんらかのケリはつけてほしいなぁと思った。

 

なんにせよ、

 

ー真紀(松たか子)がカルテットを去って1年が過ぎようとしていた。しだいに音楽からも離れ四角関係から三角関係になったことで、三人の関係は微妙に変化していた。徐々にすずめに心惹かれつつもまだ真紀のことを忘れられない別府(松田龍平)。そんなとき、すずめ(満島ひかり)が仕事で海外に行くことになる。

すずめの仕事を応援したい別府は、わざとすずめに対して冷たい態度を取る。出発当日も、なにかと理由をつけて見送りに行こうとしない。そんな別府をとつぜん殴る家森(高橋一生)。

 

「なっ、なにするんですか?」

 

「なにつまらない意地張ってんだよ!この1年、君の側にずっといたのは誰だよ!?いいかげん自分の気持ちに素直になったらどうだよ!」

 

「…で、でも、家森さんもすずめちゃんのこと」

 

「フッ、僕はもうとっくに振られてるよ…だからここで別府君が諦めたら僕に失礼だ、好きなんだろ?すずめちゃんのこと」

 

「家森さん…」

 

「まだ飛行機、間に合うんじゃないの?」

 

「ありがとう」

 

急いで空港に向かう別府。

 

「…はぁ、つくづくお人好しだな、僕も」

 

ひとり涙する家森。

 

空港についた別府だったが、いままさにロビーを通過しようとしているすずめ。

 

「すっ、すずめちゃん!!」

 

「別府さん…?」

 

「…すずめちゃん!好きです!世界でいちばん君が好きです!僕が君の側にいます!ずっと側にいます!」

 

「別府さん…で、でも、わたし、今からニューヨー…んっ」

 

キスで口をふさぐ別府

 

「Wi-Fi、まだつながってますよね」

 

「…はい」 

 

人目もはばからずに抱き合う二人

 

 

まっくろななかにひとつ〜〜〜♪

 

 

 

的なラストじゃなくてマジで良かったです。

 

 
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ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』最終話感想

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ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』最終回感想。

 

予想通りといえば予想通り、期待通りといえば期待通り、視聴者を裏切らない完璧な最終回。

壮大(浅野忠信)が病院から追放され、深冬(竹内結子)のオペは予定通り、沖田(木村拓哉)が行うことに。しかし、1度目のオペでは深冬の脳にあった腫瘍は腫れによって奥に入り込んでしまいすべてを取り切れず、腫れが収まってから再手術をすることに。

柴田「あとは神経と腫瘍を見分けられるか、ですよね」

沖田「こればっかりは『経験』がモノを言うから」

この言葉どおり、2度目の手術には日本でもトップの腕を持つ脳外科医である壮大の力が絶対必要になった。ここで視聴者はずっと分かり合えなかった沖田と壮大が協力して「二人」で深冬を救うという未来が見える。そしてそれは現実になる。誰もが待ち望んだ王道ド真ん中の展開。淡々と自分の仕事をこなす「職人」の沖田に対して、ひとつひとつ饒舌に確認しながら手術を進める壮大はいわば「司令塔」まさに正反対のスペシャリストが揃った究極のオペ。無事深冬の手術は成功し、言葉を交わす二人。

沖田「壮大!俺ひとりじゃ厳しかった、ありがとう」

壮大「別にお前を助けるためにやったわけじゃないよ」

沖田「知ってるよ…。やっぱりお前最高だよ、外科医として」

壮大「…」

沖田「言い過ぎた…」(照れ臭そうに笑いながら振り返る)

 

 

ひっ、ひっ、ひっ、ヒィアァァァーーーーーーーッッッ!!たっ、タクヤーーーーーーーーーッッ!!!!!!!

 

これが、これが木村拓哉が木村拓哉といわれるゆえんだ。いままで、一貫して沖田一光、いや沖田拓哉として演技してきた彼がここで「木村拓哉の演技」を解放してきた。沖田一光という役が完全に木村拓哉によって昇華された瞬間。

このワンカットを見たくて、この木村拓哉の笑顔を見たくて、われわれはA LIFEを見ていたところはある。やっぱり俺は木村拓哉が好きだ。

 

すべての仕事を終えた沖田は再びシアトルに戻ることに。壮大も病院に戻り、晴れて院長に、家庭も円満、病院の壁も髪型も元通り。大円団とも言うべきラスト。ラストの深冬とのシーンで見せた沖田の去り際の背中、深冬への残る想いを振り切り自分の道を進む沖田が最高にクールでカッコ良かった。

 

…さて、お別れですね。もっともっと書きたいこととかね、あったと思います。このドラマが伝えたかったメッセージとか、他のキャストのこととか、全部ですが、このへんで勘弁していただきたいなとは思いますね。このA LIFEというドラマはいままでの木村拓哉主演作品に比べ決して派手さがあるわけではないんですけど、手術シーンひとつとっても細部までしっかりと作り込まれていて最終回まで飽きずに楽しんで観ることができたドラマでした。このドラマのあとは少しゆっくりしたいなぁって、10話感想を書くというのはあっという間だったとは思わないですし、話が脱線したとか、壮大のイジりやすさに頼り切った感想だったとかあるんですけど。

それではドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』最後ですね、勝手ながら締めさせていただきたいと思います。ちょっと声張りますね。

 

おきたー!まさおー!みふゆー!いがわー!しばたー!アライフーー!!!じゃあねーー!!!バイバーーーイ!!!!

 

www.tbs.co.jp

 

 

TBS系 日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」オリジナル・サウンドトラック

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【早期購入特典あり】A LIFE〜愛しき人〜 Blu-ray BOX(オリジナルトートバッグ付)

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星野源、高橋一生ときて次は誰だ選手権2017結果発表

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結果発表です。 

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1位 新井浩文…76票 18.1%

2位 平山浩行…62票 14.7%

3位 永山絢斗…60票 14.3%

4位 眞島秀和…54票 12.8%

5位 忍成修吾…47票 11.2%

6位 その他…41票 9.7%

7位 三浦貴大…29票 6.9%

8位 柄本時生…26票 6.2%

9位 荒川良々…21票 5%

10位 池内博之…5票 1.2%

11位 小澤征悦…0票 0%

 

その他で名前の挙がった俳優

・中村倫也

・柳楽優弥

・ムロツヨシ

・大倉孝二

・窪田正孝

・太賀

・小沢健二

・岡部尚(劇団東京乾電池)

・近藤公園

・賀来賢人

・相葉雅紀(嵐)

・真剣佑

・水橋研二

・村上新悟

・波岡一喜

・柄本佑

・成田凌

・安田顕(TEAM NACS)

・中丸雄一(KAT-TUN)

・長谷川博己

・坂口健太郎

・田中圭

・水橋研二

 

ブックマークコメントやTwitterで名前の挙がった俳優

・高良健吾

・綾野剛

・ムロツヨシ

・前野朋哉

・坂口健太郎

・柄本佑

・音尾琢真(TEAM NACS)

・浜野謙太

・中村倫也

・桜田通

・菅田将暉

・安住紳一郎

・加瀬亮

・鈴井貴之

・今野浩喜(キングオブコメディ)

・青木崇高

・小堺翔太

・中丸雄一(KAT-TUN)

・藤井隆

・ヘイポー

 

 

投票いただいたみなさん、ありがとうございました。次回は『狩野英孝、ノンスタイル井上ときて次に活動自粛する芸人は誰だ選手権』開催予定です。

ドラマ『カルテット』9話感想

テレビ / 映画

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ドラマ『カルテット』9話感想。

ホチキスはステープラー

バンドエイドは絆創膏

ポストイットは付箋紙

タッパーはプラスチック製密閉容器

ドラえもんは猫型ロボット

YAZAWAは矢沢永吉

トイレのパッコンはラバーカップ

ニモはカクレクマノミ

せんたっきは洗濯機、アタッシュケースはアタッシェケース、ケビン・コスナーはケビン・コストナー、マネージャーはマネジャー、オムレツはオムレット、ティッシュはティシュ、バングラディシュはバングラディシュと『ざっくりハイタッチ』の車中トークをほうふつとさせる。

正直言うと、俺はカルテットメンバーのあのノリにそこまでハマっていたというわけではなくて、むしろ互いに「秘密」を抱えているというキャラクター上、一見楽しげなやりとりにもどこか胡散臭い雰囲気すら感じていたこともあったのだけど、真紀(松たか子)の真実が明らかになってカルテットメンバーの間に「嘘」がなくなったとき、これまでの違和感がパーっと晴れ最高にグッときた。

4人がハーブティーを飲みながら『スターシップ対ゴースト』を観て、真紀とすずめ(満島ひかり)がスティックボムを組み立てながらビームフラッシュをし、家森(高橋一生)が別府(松田龍平)に酒を飲みながら「人生やり直すスイッチ」の話をする。

2種類ね、いるんだよね

人生やり直すスイッチがあったら「押す人間」と、「押さない人間」

僕はね、もう、押しません

ねぇ?なんで押さないと思う?

みんなと出会ったから、ね?ね〜?

 泣いたよね。泣いたね。これで4人は本当の「仲間」に「親友」に「家族」になったんだなぁ、と思ったら涙が止まらなかった。俺3月はもう3回泣いてる。1回目は『SmaSTATION!!』の「絶対泣けるドラえもん映画ベスト5!」の『おばあちゃんの思い出』だ。ほんとマジで一瞬でものび太のばあさんの顔面が映るだけで嗚咽が止まらない。リメイクなんかやりやがったら許さねぇからな。

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2回目は、先週彼女が観たい観たいと言うもんだからAmazonプライムで『美少女戦士セーラームーンR』の劇場版を一緒に観ることになった。セーラームーンなんてスーパーファミコンのめちゃめちゃつまらない横スクロールのゲームくらいでしか知らなかったし、「俺は男だ」みたいな腐ったジェンダー観もあって子供の頃から軽視してて、映画も最初はある種の色眼鏡で観てた。でも後半に涙ちょちょぎれました。敵のフィオレがセーラームーン・うさぎを殺そうとするシーンで、うさぎのエナジーを吸いながらフィオレがこう言う。

そうだ、僕や衛くんを一人にする嘘つきは生かしちゃおけない

孤独が、僕や衛くんの孤独がお前にわかってたまるか

孤独を知らぬお前に

この世に生まれたことを不幸だと感じたことのないお前たちになにが分かる

仲間が友達のいない寂しさがお前たちにわかるか

誰にも理解されないものの寂しさがわかってたまるか

一見、おちゃらけてなんの悩みもないうさぎに対して向けられたそれは確かに真実だったんだろうが、その言葉に他のセーラー戦士たちが反応する。マーキュリーはその頭の良さからクラスで孤立し、ジュピターは背が高く力も強いために周囲から怖がられ、ヴィーナスは他の戦士達と出会う以前から一人で戦いを続けていたことで周囲からは軽蔑の目を向けられ、マーズは霊感が強く、霊感少女と呼ばれ周囲から気味悪がられていた、そんな苦しみを抱えてきた彼女達に唯一わけへだてなく接してくれたのがうさぎだったのだ。

ここでちょっと自分でも引くほど泣いた。「う、うわぁ…」って言われました。

 

話がだいぶ逸れたが、カルテットのあのシーンを観てこのときと同じような気持ちになった。やっぱり個性バラバラのやつらが本当の「仲間」になる話が俺は大好きだ。そんなことを思った。

 

そして相変わらず有朱(吉岡里帆)だ。去り際まで爪痕を残す女。

有朱「なんか疲れちゃった(猫)、なんか〜最近〜寂しくって(雨に濡れた犬)、あのね?大二郎さん?(虎)、大次郎さん、わたし〜」

大次郎「君、なにしてんの?」

有朱「ん?」

大次郎「そういうのやめてくれる?」

有朱「ん?」

大次郎「僕ママのこと愛してるんで」

有朱「あっ、そうですか?は〜い」

大次郎(サンドウィッチマン富沢)への色仕掛けを失敗しそれをカルテットメンバーや多可美(八木亜希子)にモロ覗かれても「なかったことにして」振る舞う。

有朱「多可美さん、どうもありがとう、多可美さんだ〜いすき」

有朱「真紀さん、私のこと忘れないでね」

真紀「多分忘れられません」

有朱「家森さん、いつスキー連れてってくれるんですか?」

家森「こっちから連絡します」

有朱「えっと…」

別府「別府です」

有朱「別府さん!大好き!」

有朱「すずめさん、私と組んでなんかおっきいこと…」

すずめ「(首を振りまくる)」

有朱「そう?そうですか…ふ・し・ぎ・の・く・に・に〜つれてっちゃうぞ〜〜?有朱でした!じゃーね!バイバイ!あっ!」

家森の言葉を借りるなら「人生やり直すスイッチ」をなんのためらいもなく連打できるのが来杉有朱という女なんだろう。俺は嘘でも大好きって言われたい。ワイシャツからキャミソール透けてるのどエロい。ありがとうございました。

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ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』9話感想

テレビ / 映画

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ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』9話感想。

 

壮大(浅野忠信)マジでやべぇ。

沖田「なに話って」

壮大「連続フォアボールで押し出し逆転負け」

沖田「えっ?」

壮大「あの時、お前にマウンドを明け渡した結果だ」

沖田「なんだよ急に」

壮大「自滅したお前を見て思ったよ。あの時やっぱり俺が痛みをこらえて最後まで投げれば良かった、コーチに直訴すればよかった。今回オペだ、自滅されちゃ困る」

沖田「なにが言いたいの?」

壮大「深冬は俺が切る」

沖田「なに?それも親友としての提案?10年前俺はシアトルに行った。院長に薦められて。今はもうあの頃の俺じゃない、深冬は俺の『患者』だ」

壮大「深冬は俺の『家族』だ」

と、8話で急にイキってからは口を開けば「深冬(竹内結子)は俺がオペする、俺がやる。」の一点張り。それからはあれだけ乱れきってた髪型が1ミリも動くことなくビシーッとしたオールバック大復活。さんざんイジってきたがマジで自分の気持ちによって髪型左右される妖怪だった。

観てるこっちは「乱れろ!乱れろ!」と念じていたがそんな想いは届かず、まったく乱れない髪型。それに比例するかのようにどんどん調子こく壮大。

院長の虎之介(柄本明)に自分が深冬オペをするに伝え「(失敗した)沖田先生と僕は違いますから」と言い放ち、大臣の難しい症例を目にしてまったく前例のない術式を提案し「ま、僕ならできますね」のドヤ顔、さらに直前まで進んでいた病院合併の話を勝手に白紙に戻す(こいつが自分から言い出したこと)、更には沖田に「大臣のオペがもし成功したら深冬は俺が切るから、もうシアトル帰っていいから」と勝手に決める始末。完全に暴走モード突入。なんなんだよエヴァンゲリオンなの?初号機なの?

反対に沖田(木村拓哉)は前回の父親のオペで失敗したことが尾を引き空回り。柴田(木村文乃)が自分のオペに入れないことで新発田よりも腕の劣る三条(咲坂実杏)に「もっと術野を想像して!いまので15秒無駄になった」と当たり散らし、糞ほど感じ悪い。思わず「キッ、キムタクーーーーーー!!!」と感じ悪い時期のスマスマを観てるような感覚に陥った。が、父親や井川(松山ケンイチ)や柴田の助けもあり自分を取り戻す。

一方で、思惑どおり大臣のオペを難なく成功させた壮大は「よっし俺がやる俺がやるから、な?いいよな?俺がやっていいよな?深冬もそう思うよな?俺がやったほうがいいよな?よーし俺がやる」とイキリの極み。

が、深冬に

「私のオペは沖田先生にお願いしたいです!」

とわざわざ宣言されたことで暴走モード解除。

「なんでカズなんだ!えぇ??カズは腕がいいからか?カズのほうが信用できるからか?えぇ??信頼できるのがカズだからだろ??わかった!失敗してもカズなら殺されてもいいからか!!」

それと同時に、とっくにプッツンきてた羽村(及川光博)と榊原(菜々緒)がいままでの暴走を院長にチクったことですべてがバレ、病院クビ。ジェットコースターかよ。次週、最終回で髪ボッサボサですお楽しみに。 

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