kansou

Fight Song

広告

高校のクラスメイトの結婚式行ったら地獄だった

高校がまぁまぁの田舎で、これ「田舎あるある」だと思うんですけど、人間関係の枠が超狭いがゆえに「友達の元々々カノが別の友達の元々カノで後輩の元カノで友達の兄ちゃんの今カノ(元々カノと今カノは親友で元々々カノの姉ちゃん(元カノの同級生))」みたいなことがめちゃくちゃある。

先日、その高校の友達の結婚式があって、新郎新婦どっちもクラスメイトなんですが、一言でいうと両方「性のバケモノ」。結婚式場にいた参列者の3割は新郎or新婦となんらかの関係持ってる。夜のイチロー。NTT以上に繋がってる。助けてください。

だから新郎ハヤトの元カノ(クラスメイトでカオリとは親友)とか、新婦カオリの元セフレ(クラスメイトでハヤトとは幼馴染)とか普通に参加してて「いやお前らどんな顔して来てんの?」って思ってたら、つら〜っとアホの顔して、

 

「え〜〜〜〜カオリぃぃ〜〜〜おめでと〜〜〜〜…!わぁ〜〜〜超キレイ〜〜〜〜!うぅ…泣きそう〜〜〜〜〜…」

「ありがとう〜〜…。サヤカのおかげだよ〜〜〜〜…」

とか

「ハヤト…おめでとな……まさかおめぇに先越されるとはなぁ……幸せになれよ…!」

「俺らの関係終わるわけじゃねぇからな…!また飲み行くぞ…!」

 

とか、ど、どういうつもりでやってんのそれ?やっば。さすがに「イカれてんのかこいつら」と思ったんですけど。サイコだろサイコ。入場でbank bandの『糸』流すな。なにが「縦の糸はあなた、横の糸は私」だよグッチャグチャに糸絡まりあってるだろ。「縦の糸はハヤト、横の糸はケンジ、斜めの糸はユウキ」だろうが。お前らの仕合わせた布の数ヤバいことになってるからな。中島みゆき先生に土下座しろ。

あとなんだあのスライドショーは。HYの『366日』に合わせてしょうもねぇスライドショーやってんなよ。当時のクラスの仲間で肩組んでる写真見て愕然としたわ。写ってる(俺以外の)全員がカオリと「なんかある」だろうがよ。穴とヌキの女王ですか?

 

「怖ィィィイイイくらぁぁああい!覚えてるのぉ〜〜〜〜〜〜!あなたのニオイやぁあああああああ!しぐさやすべてをぉぉオオ〜〜〜!!」

 

ってほんとにこわい。ほんんっっっとにこわい。いや「あなた」ってどのあなた?「穴多」?

なにが1番こわいって、田舎って親同士もだいたい同級生とかでめちゃくちゃ仲良いんだよ。だからそういう子供の事情、親にもほぼほぼ筒抜け。閉鎖地域すぎて怖い。都会から引っ越してきた人間が死ぬタイプの街。

いやお父さんお母さん、ぶっちゃけどう思ってます?ハヤトの元カノの親と元々カノの親(両方カオリの友達)いっしょの席にしてんじゃねぇよホラーだよもう。

 

なんなんだよお前らは。いいか?仮にお前らの関係性をドラマの相関図みたいに矢印引っぱってったらおっそろしいことになってるからな。良かったな?お前らのラブ・ストーリーがドラマになってなくて。1クールじゃ絶対に収集つかねぇからな。高3のとき四股かけてたくだり映画化しろ。

HUNTERXHUNTERのキャラクター相関図並に肉体関係が複雑。マシンガンの如く矢印飛び交ってんだよ。カオリに至ってはキュベレイかよってくらいオールレンジに矢印伸びてるしな。お前を中心にPerfumeのアルバム『Future Pop』のCDジャケットみたいになってるから。

 

Future Pop(通常盤)(DVD付)

 

……そ、そのなかで矢印全然つながってない俺っていったい…カオリのファンネルに一発も当たってないんですけど…あの、お、俺は…?

 

…カオリ…結婚…おめでとう…

 

目の前で自分のためだけに歌ってくれるOfficial髭男dismライブ『Traveler』ネタバレゼロ感想

プロのミュージシャンに目の前で自分のためだけに演奏してもらった経験がありますか?俺はあります。

 

11月17日、札幌文化芸術劇場hitaruにてOfficial髭男dismのライブに行ってきた。

開演前は正直そこまで気が乗ってなかった。ファンクラブ枠で最速でチケット取ったにもかかわらず指定された席は後方、2,000人以上入る大きな会場、決して近くない状況、複雑な感情…

なのに1曲目が鳴った瞬間にバーーーーン!と目の前の景色が開けて俺の目の前にOfficial髭男dismがいた。絶対いた。俺の、俺だけのために会場を貸し切って歌を届けてくれてる髭男が、たしかにいた。

 

「1階も2階も3階も4階も関係ない!一人ひとりにグッドミュージックを届けます!」

 

最初に言ってくれたこの言葉がすべて。「Official髭男dism対2,000人」じゃなくて確実にこの瞬間「Official髭男dism対俺」「Official髭男dism対お前」になってた。あの場にいた一人ひとりの中にOfficial髭男dismはいた。

 

まず、思い知らされるデカすぎる藤原聡の声。マイクの必要性が感じられない。「口からCD音源」どころかCD10枚分の声。大勢に向けて歌ってるはずなのに声が直接耳に届く。「あなたの心に直接呼びかけています…」をマジでやってくる。

意味がわからないのが、こっちは髭男の曲カラオケで入れようもんなら1番Aメロ一言目の時点で「あっダメだこれ」って自分のノドの赤ちゃんレベルに泣きそうになるのに、藤原聡の後半になろうが1ミリも衰えることのない鬼のノド。というか藤原聡自身がノドそのもの、ノドから生まれたノド人間だった。こわい。

 

そしてギャップ、曲中とMC中とのギャップに頭がおかしくなりそうだった。髭男の4人は正直めちゃくちゃ「普通」だと思う。たぶんそのへん歩いてても気づかない。それくらい4人全員「クラスに一人はいる雰囲気」出してる。そんな奴らがめちゃめちゃ普通~の話題を普通~にわちゃわちゃきゃいきゃい喋ってる。高校の休み時間かと思った。そしてどこからか聞こえる女子のヒソヒソ声…

 「さとっちゃんカワイイ…」「ならちゃんカッコイイ…」「大ちゃん尊い…」「ちゃんまつ抱いて…」

高校時代フラッシュバックしすぎて拳握りしめながら「俺こいつらとクラスメイトだったな。あんま話したことねぇけどチッ」って錯覚してた。

…のに1分後には心臓ブチ破るド爆音と鼓膜から溶けてく美声聴かせる最強ロックバンドに変身してる。握った拳振り上げてた。

一人はとんでもない声量で歌いながら千手観音みたいな指さばきで鍵盤かき鳴らしてるし、一人は超絶ギター弾き狂ってたかと思えば5分後にはデカイ太鼓ドンドコ叩いてるし、一人は腹にビシビシ来るベース鳴らしてたかと思えば次の曲で陽気にラッパ吹いてるし、一人は脳髄に響くドラム叩いてたかと思えば低音美コーラス響かせてる。全員働きすぎ。一人が何人分の仕事する気ですか、ちゃんとそれだけの給料もらってるのか心配です。

楽しい、楽しすぎる。でも楽しいだけじゃなくロック、ポップ、バラードその全てに「聴きどころ」があって技術の高さに息が止まりそうになる瞬間が何度もあった。音楽が、ライブが上手すぎる。メジャーデビュー2年目とか絶対にサバ読んでる。今年結成20周年の間違いだろ。クラスメイトでもなんでもない、スターが、スーパースターがここにいた。でも喋りだすとまた「高校の休み時間」に戻ってる。スターなのにすごく距離が近い。

来年はアリーナツアー、たぶん再来年あたりにはドームパンパンに埋めてる。確実にそれを見据えたスケールの音楽、構成、演出のライブだった。でもどれだけバンドが大きくなってもこの「近さ」はずっと変わることはないんだろうなと思った。

  

近すぎて終盤、暗転中さぁこれからクライマックスの曲が始まるぞっていうタイミングでどこぞの誰ぞが、

 

「紅白出場、おめでとォォオオオ〜〜〜〜〜〜〜!!キャァァアアアアッッッッ!!」

「おめでとォ〜〜〜〜〜〜!!キャァアアアアアアアッッ!さとっちゃァァアァァ〜〜〜ん!ならちゃ〜〜ァァアァァん!!」

 

とか叫んでて「いやお前らいい加減にしろよタイミングおかしいだろうが絶対今じゃねぇだろうがコラそういうのは本人達が先に言ってそれからこっちが応えるもんだろうがそもそも必要以上にメンバーの名前呼ぶのすら俺は絶対に許」ってウダウダ思ってたら、照明がパァッ…って光って現れた藤原聡がピアノ弾きながら、

 

「紅白出場も嬉しいけどッッ!次の曲を札幌のみんなと一緒に歌えることのほうがッッ!俺は嬉しいッッッ!」

 

ギィイイイィィヤァァアァアアアアアアアッッッッッ!!!さッッッ、さとしィィイイイイイイーーーーーーー!!!!

 

カッコよすぎてめちゃめちゃ名前叫んじゃった…完全に「俺の聡」になってた…隣の人すみませんでした…

俺だけ店員にナメられてて地獄

ジュラシック・ワールド インドラプトル FVW27

 

わたくし、ラプトル(ちっちゃいザコ恐竜)みたいな外見してるせいか知らないんですけど、なんかいっつも店員にナメられててこの世が地獄です。

コンビニ行っても、俺の前に並んでたガテン系の兄ちゃんには、

「いらっしゃいませ!いつもありがとうございます!ありがとうございました!またお越しくださいませ〜!」

つってそいつ皇族かよみたいな死ぬほど丁寧な接客してんのに、俺の番になったらレシート渡した流れで「お次の方どうぞ〜」とかつって俺に言うはずの「ありがとうございました」省略して次の客行くんだよ。どうなってんの?ド深夜にブリトー買ってるからって絶対俺のことファッキンニートかファッキンヒモ野郎だと思ってるだろ。いいかげんにしろ。めちゃめちゃ働いてるっつーんだよ。こち亀の中川の親父くらい働いてるわ。

あと居酒屋、特に焼き鳥屋な、個人経営のさびれた汚い焼き鳥屋なんか行くとほぼ確定でタメ口。入った瞬間に、

「開いてるとこ座って〜」

っつって(は?いきなりタメ口ラッシュ入ってんのかよ)ってすでにちょっとイヤな気分になってるんですけど、しぶしぶ座って「生ビールと〜豚串と鳥精肉と皮とつくね2本ずつください」って頼んだら、

「あ〜〜〜!つくねもう切らしてんだわ!他のにして!おすすめアスパラ!」

てめぇ三親等かよ年1で会う親戚のジジイかよみたいな距離の詰め方。コミュ力の豪腕振り回してくるな。誰がつくねの代用がアスパラっておい。しかも見てたら、俺みたいにタメ口かまされてる客もいればバリバリ敬語で喋ってる客もいたりして、確実に人選んでんの。なんなんだよ、お前のその客との距離近めのスタンスで行くならそこ統一しろよ。

そもそもジジイにそれやられても全然嬉しくねぇから、嬉しいのは「普段は100敬語なのに酒飲んで酔うと徐々にタメ口と敬語入り交じるメガネかけた同僚の女」だけだから。

 

「あ〜楽しい〜〜。こんなに飲んだの久しぶり〜〜」

「おいおい、ちょっと飲み過ぎじゃねぇ?」

「え〜、いいじゃないですかぁ〜、ちょっと飲みたい気分なんですよ〜。はぁ〜〜…なんかイイ感じになってきましたねぇ〜」

「なぁ、電車だいじょうぶか?そろそろ…」

「てゆうか!ぶっちゃけ、かんそうくんってわたしのこと嫌いですよね〜?」

「な、なんでそう思うんだよ。べ、別に嫌いじゃねーよ」

「だって、態度でわかりますもん。ちょっと距離置かれてるっていうか〜」

「い、いや、別に置いてねーよ(かわいすぎて目ぇ見て話せねぇんだよ…)」

「さみしーなぁ…。わたしもっとかんそうくんと仲良くなりたいのになぁ…」

「は、はぁ!?な、なに言ってんだよ………!」

「かんそうくん…もう終電過ぎちゃったねぇ…。このあと…どうしこんな同僚はどこにも存在しねんだよ!糞が!どうなってんだよこの世は…

  

 

…でも、そんなド腐れラプトルの俺にもたま〜〜に丁寧に接客してくれる店員さんもいて、そういう店員さんに当たると老若男女問わず100パー好きになっちゃう。

 

例えば、近所にもう手作りの最強にうまい弁当屋があって。夫婦が二人で切り盛りしてるんですけど、超良い人たちでまっっすぐ俺の目だけを一点に見つめて、

 

「いらっしゃいませ」

「ご注文はお決まりですか?」

「はい、○○弁当おひとつですね」

「少々お時間いただいてよろしいでしょうか?」

「○○円になります」

「○○円のお返しになります」

「ありがとうございました〜」

 

もう逆に嫌味かってくらいのちゃんとしたマニュアル接客。気持ち良いことつぼみの如し。これだよ。これぞ接客業のあるべき姿だよ。これがジャパンクオリティだよ。少しは見習え。聞いてんのか?おい、近所のファミマの金髪。お前に言ってんだぞコラ。

 

それでね、その最高の弁当屋かなりの繁盛店で、何十回も通ってるんですけど、他にもそのへんの大学生とかサラリーマンとか家族とかもよく買いに来てて。先日も夕飯買いに行ったら、

 

「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですかー?」

「はい。塩サバ弁当ですね、少々お時間いただいてもよろしいでしょうか?」

「できあがりましたらお呼びしますのでお待ち下さいー」

 

最高…この変わらない新宝島スタイルの丁寧接客…これこそが最高の…

 

ウィーーン

 

「いらっしゃいまっ、、お〜!上田君いらっしゃい!もう学校終わりかい?」

 

 

ウィーーン

 

「いらっしゃいまっっ、、あっ落合さん!今日も仕事お疲れ様!また唐揚げ弁当?好きだね〜」

 

……

 

ウィーーン

 

「あら!高橋さんご無沙汰だね〜!カオリちゃんも大きくなって!」

 

………

 

「サバ塩弁当のお客様ー。ありがとうございましたー、またお越しくださいー」

 

…………

 

「上田君!ハイ!デラックス弁当お待ち!ご飯ちょっと多めに入れといたからっ…(小声)若いうちはたくさん食べ

 

あ゛ァァァあああ〜〜〜〜〜!!???あ゛っ ッあ゛あ゛ッッあ〜〜〜〜!!!!!

 

お、俺にも、もっとフレンドリーに…ね、ねぇ…?こ、殺してくれ…

『M-1グランプリ2019』3回戦のミルクボーイが面白すぎてコーンフレーク吐いた

『M-1グランプリ2019』3回戦の動画がGYAO!で見られるんですが、ミルクボーイが面白すぎてコーンフレーク吐いた。

 

ミルクボーイ『コーンフレーク』

f:id:ikdhkr:20191114171738p:plainミルクボーイ M-1グランプリ 2019 3回戦[京都]GYAO!

 

「母親が好きな朝ごはんの名前を忘れた」という導入から、

 

「甘くてカリカリしてて牛乳とかかけて食べるやつ」

「晩ごはんで出てきても全然いいって言うねん」

「なんであんなに栄養バランスの五角形んかわからんらしい」

「お坊さんが修行のときも食べてるって言うねん」

  

と、「コーンフレークの特徴」と「コーンフレークとまったくかけ離れた特徴」を交互に繰り返し、

 

「コーンフレークやないか。その特徴は完全にコーンフレーク」

「コーンフレークはまだ朝の寝ぼけてるときだから食べてられんのよ」

「あれは自分の得意な項目で勝負してるからやと睨んでんのよ」

「朝から楽して腹を満たしたいという煩悩の塊やねん。煩悩に牛乳かけて食べとんねん」

 

と「コーンフレーク」という食い物に対する違和感をパワーワードでグサグサぶっ刺していくコーンフレーク抹殺漫才。たぶんそのうちケロッグから訴えられる。

この「題材に対するあるあると偏見」こそがミルクボーイの漫才の型。男優みたいな色黒マッチョの駒場孝が「オカンが好きな○○の名前を忘れた」と徹底的に「他人事」としてその題材の特徴を話し、ベテランのタクシー運転手みたいな内海崇がハッキリした声で特徴に対して肯定否定していく。

前述したセリフを見てもわかるとおり、題材を腐すある種の「毒舌漫才」だが、腐された側も思わず唸ってしまうくらい一言一言の破壊力がものすごく強い。しかも、ネタが進むごとにあるあると偏見の角度が鋭角になっていくのでたとえパターンの繰り返しでも、3分だろうが4分だろうがいつまでも見ていられる。

前半は「あーあるあるw」くらいの比較的予想できるネタで初見の客にも「こういう漫才をやるコンビなんだな」とちゃんと自分たちを認識させ、エンジンがかかってきた後半にまったく予測してなかったところを抉ってくる。だからこそ、パターンを持ってるネタによく言われがちな「展開の意外性」がなくてもまったく飽きないどころか相乗的にどんどん面白くなる。

 

「その食べ物を芸人で例えると正統派漫才師やって言うねん」

「コンフレークを芸人で例えると8人組ショートコント集団」

「食べてる時に誰に感謝していいかわからんらしい」

「コーンフレークは生産者さんの顔が浮かばへんのよ。浮かんでくるのは腕組んだトラの顔だけ」 

 

そして、ここまでパワーワードを連発しているのにも関わらずわざとらしい「ボケてる感」「ツッコんでる感」をまったく感じさせないくらい話し方がナチュラルで堂々としているのがミルクボーイのすごさ。だからこそ「題材の面白さ」が120%活きてくるし、嫌味なくあるあると偏見ネタが入ってくる。

おそろしいのが、そんな「ちゃんと作り込まれたネタ」なのにどこか「普通のオッサン2人の立ち話」の雰囲気もあるというところ。見た人がマネしたくなる発明的なフォーマットの漫才なのに、ミルクボーイの2人にしか出せない世界観がたしかにそこにあって、芸人がよく言う「ハード(ネタの形、台本)」と「ソフト(ネタの中身、人となり)」が両立しているのが本当にすごい。

これでまだ12年目。にも関わらず圧倒的な安心感。一生見てたい。コーンフレーク食いながら。

 


ミルクボーイの漫才「サイゼ」

ネタバレ『鬼滅の刃』ラスボス「無惨様」の言ってることムチャクチャすぎて百周回ってかわいい

漫画『鬼滅の刃』に出てくる「無惨様」っていうラスボスがいるんですが、初登場から終始言ってることやってることがムチャクチャすぎて百周回ってかわいく見えてきた。もはや愛おしさすら覚える。

敵味方問わず、根っこの部分に孤独、辛さ、寂しさを抱えていてどんな嫌なキャラでも感情移入してしまうのが『鬼滅の刃』の最大の特徴なんですが、無惨様に関しては諸悪の根源にして最強の敵であるにも関わらず、初登場からず〜〜っと漂い続ける「小物臭」。

テメェが人間を鬼に変えた張本人なのに「自分の名前言っただけで死ぬ呪い」かけるくらい他の鬼のこと1ミリも信用してなくて、自分がちょっとヤバくなると逃亡癖のあるヘタレ。そのくせ手塩にかけてたお気にの鬼が一匹やられたくらいでかんしゃく起こして他の鬼集めて意味不明な理由つけて皆殺しにしちゃう。

 

無惨様「お前らなんでそんなに弱いの?何回お前らのメンバー入れ替わってんだよ」

鬼1(いや…そんなん俺らに言われても…)

無惨様「そんなん俺らに言われても、なに?言ってみ?」

鬼1(え、心読めんの…?やっば…)

無惨様「なにがやばいんだよ。言ってみ?」

鬼1「すいません!すいません!すいま」

無惨様「死刑」

 

グシャー

 

無惨様「お前、俺に怒られることよりあいつら(主人公達)にビビってるだろ」

鬼2「えッッ!?いやビビってないです!ビビってないです!」

無惨様「だってお前いっつもあいつらと会ったら逃げようと思ってるだろ」

鬼2「いやいやいやいや!思ってないです思ってないです!命かけて戦いますってマジで!」

無惨様「は?お前なんで俺の言うこと否定してんの、死刑」

 

グシャー

 

鬼3「ちょっ!ちょっと時間もらえますか!?マジで役に立ちますから!マジで!」

無惨様「ちょっとじゃわかんないから。時間は何時間、何日、なんの役に立てるんだよ。お前に何ができるんだよ具体的に言え」

鬼3「いやホンッット無惨様の血さえ!血さえもらえたら!強くなりますから!マジで!マジで!」

無惨様「は?なんでお前に言われて俺が血やらなきゃいけねぇんだよ。お前ごときが俺に指図するな」

鬼3「えッッ!?違います違います!いやそういうことじゃなくて!」

無惨様「うるさい。違わない。俺の言うことは絶対。お前に拒否する権利はない死刑」

 

グシャー

 

えぇ〜〜…まったく話通じないこの人…。たまに電車にいるヤバいジジイと同じ臭いするんですけど…え?てゆうかこれ無惨様が一番鬼殺してない?ほっといたら鬼滅隊がやらんでも無惨様が鬼全員殺してくれるまであるけど?もうタイトル『鬼滅の刃』じゃなくて『鬼滅の無惨様』に変更してください。

 

極めつけは、何人も何人も味方も敵も死んでようやくようやく主人公たちが無惨様のもとへたどり着くんですけど開口一番、

 

「しつけぇ」

 

「マジでしつこいお前ら。もうお前らの顔飽きたんだけど。会うたび会うたび親の仇だ家族の仇だってバカかよ。もういいじゃん?お前ら今生きてんじゃん?ならいいじゃん?台風にあったみたいなもんだって思って諦めろよ?下向いてばっかりじゃ前進めねぇって。いい加減に前向けよ。お前らだけだぞ?何回も何回も。他の奴らは前向いて仕事して寝て起きてって生活してんじゃん。なんなのお前らは働きもしないで。はっきり言って頭おかしいよお前ら。頭おかしいマジで。もう疲れたし俺。早くやめたいんだよこんなこと」

 

とか長々とクソヤバ暴論のたまってて、ごめんもう無惨様のこと全然わかんない。…わかんないし、気持ち悪いし、良いとこ本当に一個もないし、まごうことなきゴミカス。

 

…ゴミカス…なんですけど…そんな無惨様にも叶えたい夢があって…

 

「日の光の下を歩いてみたいの…」

 

タイヨウのうた

 

なんか『タイヨウのうた』みたいなこと言い出してて…俺にはもう沢尻エリカかYUIにしか見えないので、ぜひ死ぬ前に一曲リリースしてほしい。

 

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ドリンクオーダー制のカラオケ屋、刑務所のシステムにしろ

カラオケ屋でオーダー制のいちいち受話器で注文するタイプの店、あれマジでなんとかしろ。

店員がドリンク持って部屋ん中入ってくるタイミングと歌の順番回ってくるタイミングかぶってくる瞬間の気まずさ、むかし親族が集まる場でゴリゴリのキリスト教信者のおばさんと仏教思想に脳みそまで浸かったじいさんがハチ合わせたとき以上の地獄だから。あの瞬間に思ったよ「ああ、この世に神なんていねぇ」んだって。

「戦争」「差別」その次に最低だぞあのシステム。クソがよ。1人とか2人で行ったときなんか一番最初のドリンク来るまでいっさい歌わずカラオケ屋でしか流れないよくわかんねえテレビ番組じっと見てるし、あの時間は料金に含まれないようにできませんか?できません?すいませんじゃあ死にますねーお疲れ様でーす。

 

マジでドリンク頼んだ瞬間からもうこっちとしては気が気じゃねぇ…正直、歌どころじゃねぇから。頭の中ではデスノート以上の頭脳戦繰り広げてる…

 

…オーダーが通ってから店員が部屋に入ってくるまで、店の混み具合から推測するとおそらく8〜10分…

今日のメンバーは3人…俺がいま歌い終わって次の順番が回ってくるまでA→B→俺、すなわち2曲分のタイムラグがある…

今はAがEXILEの『Lovers Again』…の2番を歌っている…

…ということは…逆算すると曲が終わるまで残り2分といったところか…Bが次に入れた曲は…

 

んなッッッ!?ぐ、GLAYの『winter again』だと…

 

ま、マズイッッ…GLAYのwinter againの曲時間は5分28秒…こ…このペースだと店員が入ってくるタイミングとドンピシャで俺の番が…来る…

 

俺の入れた曲は…

 

『のはらしんのすけ/オラはにんきもの』

 


しんちゃん op3 オラはにんきもの

 

ぞぉ〜〜〜〜さん、ぞぉ〜〜〜〜さん、オラはに・ん・き・も・のォ〜〜〜〜〜〜

デェデッデデッデッデッデッデッデ!!

ワァンチュートゥリーーアァッッ!

デデンドレデンデンドォレデデンドレデンデンドォレッ(ペェプレッッ)デデンドレデンデンドォレデデンドレデンデンドォティテォン(ペェプレッッ)ティトォレティティトレディディドレディドレレッ(パーラパラァラッ)ティティティティディティティティディッドゥドゥドゥディッ!(トゥゥンッッ)

パニック!パニック!パニック!みんなが!あ!わ!て!て!る!

オーーーラはすごいぞ!天才的だぞ!

オ!オ! 

 

ガチャッッ!!

 

「失礼しまーす、ドリンクお持ちしましたー」

 

オ!!!……ッ………ォ……。

 

デンモクで殴り殺してくれマジで。

 

…これを毎度毎度やってんだよこっちは。お前ら(カラオケ店員)俺が夜神月じゃなくてよかったなマジで。お前の顔見えた瞬間に寿命の半分払って死神の目の契約交わして腕時計に仕込んであったデスノートで2秒で名前書いてるからな。

基本は全店ドリンクバーで統一、それがどうしても無理だって言うんだったら、入り口の隣に小窓みたいなヤツ作ってそこに店員が注文したドリンク置いてそれをこっちが小窓開けて受け取る「刑務所システム」でいいだろ、なんでいちいち部屋入ってくる必要があるんだよ。なんだ母ちゃんかお前ら。

 

って言うとお前らは口揃えてこう言うんだよ…

「いや、誰もお前の歌なんて聴いてねぇから」

…そのたびにな…俺の中のアイツが…「大泉洋」が目ぇ覚ますんだよ…

 「あぁた、それはおかしいんでないの?そ〜〜れはおかしいんでないの?」

ってな…

 

そういうことじゃないでしょうよと。そりゃあ、あぁたがたからしたら毎日何百何千って来る客の中の一人かもしれないよ?けどねぇ、こっちからしたら「その日だけの特別なカラオケ」なわけだよ。気の合う仲間と久しぶりに再会して酒もほどほどに入って「このあと二軒目どうする?カラオケでも行く?」なんて話にもなるでしょうよ。それで「あんまり歌は得意じゃないし普段はあんまり行かないけどたまにはいいか!」なんつってカラオケ屋に行くわけだよ。それで「なに歌う?」「あぁこの曲流行ったよな!」なんて会話でもしながら気も良くなってお気に入りの曲を入れてさぁ!いざ歌い始めてサビの一番盛り上がってるところで『芸能人格付けチェック』の浜ちゃんみたいにいきなりノーモーションでドアガチャー!ってやられてごらんなさいよ。しかもまったく知らない人間にだよ。それはもう地獄みたいな空気になるでしょうが。「えっ?あれ安い牛肉だったの?」ってことになるでしょうが。そりゃあ伊東四朗さんも画面から消えるよ?

いや、わかるんだよ?きみらの言いたいこともわかる。人間、個室に入ったら中でなにやってるかわかったもんじゃない。僕だってね、バカじゃない。万が一の時のための最終防衛ラインだってことはわかってる、でもね。入ってくるなら入ってくるで、もうちょっと良いタイミングで入ってくることだってできるでしょうが。

は?できない?そんなことにいちいち気を使ってたら仕事にならない?はぁ〜〜〜〜、いやいやいやいや、それを最大限どうにかするのが接客業っていう「仕事」でしょうが、それは怠慢っていうものじゃないかと僕ぁ思うよ?防犯上の問題もだ、これだけ「監視カメラ」ってものが普及しているなかでそれを理由に持ち出すのは筋が違うってもんでないかい?

そもそも僕ぁね、「聴いてる」「聴いてない」の話をしてるんじゃあ、ないんだよ。あぁたがたが「部屋に入ってくる」この行為そのものが「嫌だ」「ストレスだ」って話をしてるんですよ。そもそも聴いてないわけがないでしょうが。鳴ってんだから。音、鳴ってんだから。友達相手ですらちょっと恥ずかしいのにだ、なにが悲しくて知らん人に歌声聴かれなきゃならないんだって話をしてるんですよ。上手けりゃいい、そうだ。たしかに上手けりゃなんも問題もない。でもね、カラオケに来る人間すべてが歌上手いのかっていうとそうじゃあないわけだ。僕みたいにドブ水で口ゆすいでるような声の人間だってカラオケを楽しみたい夜もあったっていいでしょうが。歌うこと自体は決して嫌いじゃあ、ない。いやむしろ好きだと言っていい。でも悲しいかな、そういう人間にとってはだ「知らない人に歌声を聴かれる」っていうのがなによりのストレスに、なるんですよこれが。

だからだ、そうやってわざわざ歌ってるタイミングで部屋の中に入ってこれみよがしにドリンク置かなくても刑務所の独房みたいにドアの横にちっちゃい小窓でも作りそこから直接注文した品を受け渡しできるようにすれば店側もいちいち部屋に入る面倒臭さもない、こちら側も部屋に入ってこられるわずらわしさもない、互いに顔合わせることもない、一石二鳥、まさに『ウィンウィン』なんでないの?ってことを言ってるわけですよ僕ぁ。

 

 

聞いてる?音尾くん?

嵐、最強曲『Sakura』のヤバさについて

2015年にリリースされた嵐の最強曲『Sakura』のヤバさについて改めてたくさん書きたい。

 

タイアップのヤバさ

『Sakura』は生田斗真・小栗旬主演ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』の主題歌。「生田斗真・小栗旬主演」…そう、このドラマに嵐のメンバーは「1秒たりとも出演していない」

生田斗真は同じジャニーズ事務所ではあるものの、通常アイドルの楽曲がメンバーが関わっていない作品の主題歌になることは極めて稀、完全に「曲の良さだけで勝負しにきている」、それが『Sakura』。

おそるべきは「楽曲とタイアップの親和性」。『ウロボロス』は孤児院の恩師を殺された警察官のイクオとヤクザの竜哉が黒幕である警察組織への復讐を果たしていくという物語で、例えばタイトルの『Sakura』は単純に歌詞中に出てくる花の描写からくるものだけではなく(実は桜というワードは一度も使われていない)、「日本警察の紋章が桜」であることからきていたりと、楽曲と作品が密接にリンクしている。

そして、作中でキーとなるのが「二匹の龍が互いを食い合っているウロボロスの形をしたペンダント」

ウロボロスには「循環性」「永続性」「始原性」「無限性」「完全性」など様々な意味が込められているのだが、『Sakura』は歌詞、メロディ、歌、そのすべてがウロボロスを表現している。

『Sakura』という楽曲の凄さ、タイアップとの親和性、あと『VS嵐』の罰ゲームなんでなくなっちゃったのか、『最後の約束』のストーリー納得してるやついるのか、一時期の櫻井翔の「なで肩キャラ」なんだったのか、紐解いていきたい。

 

メロディのヤバさ

デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!

デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!

 

エェレレレレレ〜〜〜〜ッッ…!

 

デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!

 

ファァァアアアッッ……

 

デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!

 

ファファロファロファロファファロファファファレロッッッ!

 

ッチパァァアーーーーンッッ!

 

レッテレッレレェレレッレ〜〜〜〜〜レッレレッレレェレレレロッッ!

 

ファァアアーーーーンァアアァーーーーレェーーーレェーーーレーーーー…

 

レッレレッテレェレレッレ〜〜〜〜レッレレッレレェレレレロッッ!

 

ファァアアーーーーンァアアァーーーーアアァーーーレェーーーレェーーーレーーーー…

 

思い出したァ声の温もりにィ……(櫻井・大野)

 

…と、イントロから隠しきれない「ヤバい曲始まった」感。ギターとストリングスの絡みは凶器で狂気。生で聴いたらヒザから崩れ落ちてヒザの皿ぶっ壊すレベル。

 

1番はストリングス、2番はギター主体とアレンジが異なるのもヤバい。

  1. 「振り返ればッ息をするように……」(フェレレレェ〜〜〜〜…!)
  2. 「走り出したッ風が呼ぶほうに……」(テテロテレレロン……テロロロン)

このようにアレンジの妙が随所に光り、聴き手をまったく飽きさせることがない。

 

さらにサビ前の「タメ」が鬼ヤバ。

 

「優しさで結ぶよォ……」

 

デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!

 

「いつか僕らが世界を変えていくならァ〜〜〜!」

 

と、頭のギターの印象的なメロディを使うことで聴き手の耳と脳を「デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!」待ちにさせ「お願い…もっと…もっとデェンデェロンデェレ゛ッッッ…!ちょうだい…ちょうだい…」と『デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!中毒状態』にさせる。

おそろしいのがラスサビ、デェンデェロンデェレ゛ッッッ…!ではなく、

「テテテテテテッッテ」

と単純な打ち込み音にすることで、耳にデェンデェロンデェレ゛ッッッ…!が足りず再びイントロに戻ってしまう。そう、このループこそ『ウロボロス』における「無限性」「永続性」を表している。

 

歌割りのヤバさ

『Sakura』の最もヤバい部分、それが「歌割り」。

まず、この楽曲には「ソロパートがない」。Cメロなどでもいっさいソロを入れず全編にわたって2人以上のユニゾンでの歌唱になっている。これはあくまでも「ドラマのタイアップ曲」として作品を彩るために「あえて」主役を立てずにそうしているという側面のほかにも理由がある。

各パートの歌割りはこう。

 

思い出した 声の温もりに 振り返れば 息をするように 櫻井・大野(松本)

花は咲いた 夜明け前 空は急いだ 大野・二宮

So tell me why?(全員) 光の向こうに 何がある?だけど夢の中 二宮・相葉(松本)

いつも触れたくて 相葉・櫻井(松本)

Open your heart (全員)すぐそばに 愛を感じてる 櫻井・大野

優しさで結ぶよ 全員

 

サビ 全員

 

走り出した 風が呼ぶほうに 記憶の果て 追いかけるように 相葉・櫻井(松本)

その答えは 今だから 分かる気がした 櫻井・大野

So let me high(全員) 花びらが舞って 麗しく 新たな季節へ 大野・二宮(松本)

ここから踏み出した 二宮・相葉(松本)

Don’t say goodbye(全員)光を繋いで 会いに行く 相葉・櫻井

だから確かめるよ 全員

 

サビ全員

 

例えば かけがえない ただ一人が いるのなら 二宮・相葉(松本)

傷つくことは何も怖くないさ 生きてゆく 相葉・櫻井

なぜだろう?この世界は 光と影が寄り添って 櫻井・大野(松本)

願い 夢 孤独まで  大野・二宮

巡り会わせ 全員

 

サビ全員

(ほぼ全パートで松本がハモり) 

 

1番

櫻井・大野(松本)→大野・二宮→二宮・相葉(松本)→相葉・櫻井(松本)→櫻井・大野

2番

相葉・櫻井(松本)→櫻井・大野→大野・二宮(松本)→二宮・相葉(松本)→相葉・櫻井

Cメロ

二宮・相葉(松本)→相葉・櫻井→櫻井・大野(松本)→大野・二宮

 

と、小節ごとに一人ずつ入れ替わり、主メロで歌っていたメンバーが次のフレーズではハモり、また次のメンバーへ交代していく。このスイッチングが恐ろしく気持ち良く、曲のテーマのひとつでもある「時間の流れの美しさと残酷さ」をとても巧みに表現している。

しかも、サビ前で再びAメロの歌割りに戻るようになっている。ユニゾンで歌い、ループさせることでウロボロスの「循環性」表現している。

 

さらに特筆すべきは「嵐5人の声の相性」。『Sakura』に限らず嵐の5人はそれぞれの声質がまったく違うこともあって2人以上で歌ったときの声の親和性がとても良い。

例えば、1番Aメロでは大野のスパーンと響く美声とダブルパーカー櫻井の低音がミックスされて太く力強くも耳抜けが良いパートになっているし、Bメロは二宮のまっすぐな高音とハスキーな相葉の声にJの少し鼻にかかった色気のある声が絡むことで切なさの中に深みのある声が生まれている。

このように互いの足りない部分を補い合って、良い部分を何倍にも伸ばすことができるのが嵐の歌のヤバさ。一人ではできないことも二人、いや五人の力が集まることで不可能が可能になる。それはウロボロスの持つ「完全性」にも繋がってくる。

 

『Sakura』はヤバい

このようにいくつもの仕掛けが施された最強のMMYA(MOST MOST YABA ARASHI)曲『Sakura』。全シングルのサブスク配信が解禁された今だからこそ聴いてもらいたい。

そして、いつまでも変わることのない 君の中に 嵐の中に 咲くLove…