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山﨑賢人くんが実写化地獄の末にドラマ『グッド・ドクター』で演技の鬼と化してた

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山﨑賢人くんが実写化地獄の末にドラマ『グッド・ドクター』で演技の鬼と化してました。

俳優・山﨑賢人といえばご存知「実写化の申し子」。俺が知らんうちに日本でなんかそういう法でもできたんかって思うくらい漫画の実写化といえば「主演:山﨑賢人」「あの人気漫画が山﨑賢人主演で実写化!」特に恋愛モノのドS俺様系キャラにおける山﨑賢人の起用されっぷりは声優界における立木文彦のナレーション量のそれで、見てるこっちも、いやたぶん演ってる本人すら胸焼けして口から山﨑賢人吐き出しそうなくらい365日3食なんの料理にも山﨑賢人がかかってる。しかも最近じゃそれだけにとどまらず、なにトチ狂ったのか『ジョジョの奇妙な冒険』だの『斉木楠雄のΨ難』だのそもそも作品の実写化自体がほぼ全マス地雷埋まってるマインスイーパーみたいな無理ゲー案件を一手に引き受けてきたわけで、最近はもはや腹立つっていうか可哀想とすら思ってました。

ところがどっこい、そんな実写化地獄を一作残らず全部受けきった結果、超絶パワーアップしてバケモンになった俳優・山﨑賢人がそこにはいました。ベリーハードモードの役をあんだけムチャクチャなハイペースでこなしてきて一昨年くらいまでレベル5ぐらいだったのが今年に入って一気にレベル80くらいまでハネ上がってます。漫画『東京喰種 トーキョーグール』で主人公のカネキがめちゃくちゃな拷問を長い時間受けて頭のネジ外れてなんか超強くなる、みたいなシーンあるんですけど、今年に入っての山﨑賢人にそれと同じものを感じてました。山﨑賢人くん、いま軽い無敵状態、「ゾーン」入ってます。

去年、ドラマ『陸王』で完全等身大の「ただの人」「ただの息子」の役やったときも「こんな自然に良い演技する役者だったのこの子…」って思ったし、今回のドラマ『グッド・ドクター』では「自閉症スペクトラムでサヴァン症候群持ちの小児科医」って役やってるんですけど、一歩間違えればその筋の人らに訴えられかねない死ぬほど難しいであろう役柄を本当に嫌味なく丁寧に演じてて、アホみたいな感想なんですけどマジで「そういう人間」にしか見えませんでした。

そもそも、今までの実写化地獄ってほとんどの作品は山﨑賢人はじめキャストにはほぼ罪なくて、あくまでキャスティングした側と監督やら脚本のマスタベ丸出しのわけわからんオリジナル要素とか内輪ウケ狙いのギャグが足引っ張るどころか引きちぎってきたって部分がかなりデカかったから、その足に付いてた糞重いトゲトゲの鉄球が外れてちゃんとした作品に当たったらそりゃ爆発するわと。

しかも、今の山﨑賢人のなにが一番恐ろしいかって、そういう人間にしか見えないのにも関わらず誰がどう見ても『山﨑賢人』って存在が1ミリもブレないところにあって「あの作品であの役やってたのもコイツだったんか…」っていうことが一切ない。『山﨑賢人』っていう「個」の強さ、顔面認識率の高さがもうほぼiPhone X。

この圧倒的なビジュアルの強さに加えて、超能力者だろうが障害者だろうがどんな役にも憑依できるようになった山﨑賢人、まさに『演技の鬼』。仮に今のタイミングで同じように実写化地獄の修羅をくぐり抜けた窪田正孝とまた『デスノート』やってたら間違いなく藤原松山の映画版とタメ張ってたって思いました。

オヤジ、日本の俳優界は明りぃぞ。

ドラマ『高嶺の花』がもはやただの60分の鏡月のCM

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ドラマ『高嶺の花』の石原さとみのかわいさ、もはやただの60分の鏡月のCMでした。

「華道のお家元のお嬢・月島もも(石原さとみ)とボロい自転車屋のオッサン・風間直人(峯田和伸)の格差恋愛」というのがこのドラマの大まかなあらすじなのですが、前半「なんやこの糞ドラマは…石原さとみにこんな役やらせてんじゃねぇよ野島ボケカスコラァ」からの後半からラストにかけての「こ、こいつぁ…どえらい神ドラマが始まったでぇ…」の落差、野島先生すいませんでしたわたくしめが卑しいブタでございましたリップスティックつけて靴舐めにお伺いします。

石原さとみという女優のすごさ、恐ろしさは、まるで手の届かない宇宙の果てにいたかと思えば次の瞬間に顔面1センチの距離にいるというパーソナルスペースの詰め方、そしてそのスピード感にあって、その速さはマジでアイデンティティ田島、孫悟空の瞬間移動のそれ。

今回の『月島もも』という役はそんな石原さとみを煮詰めに煮詰めて濾して残ったカスみたいなキャラクターで、前半は死ぬほど感じ悪いんですよ。高嶺の花どころか、本当にただのヒスババァで1ミリも魅力なんざ感じない、周りも「お前は誰なんだよ」ってキャラ多すぎて話も全然頭に入ってこねぇし、新たなダークヒーロー顔面リーサルウェポンばーちこと千葉雄大くんがいなかったら即チャネ変でも全然おかしくないくらいのグダグダ。

が、後半で急に出てくる石原さとみの幼き頃から真隣に住んでる幼なじみ感。あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう感、岡村靖幸感がハンパない。そしてまた相手役の峯田の演技が超良いんですよね。あのぶっきらぼうなのに優しくてかつ石原さとみにすぐ骨抜きにされるわけでもない、この絶妙なバランス加減が石原さとみのギャップをさらに引き立たせてて、見てて「いいぞ峯田…もっとだ…もっとさとみの力を引き出させろ…」って勇者育てきってから殺そうとする魔王の顔になってくる。ただ峯田の役の直人39年彼女なしって言ってるけどアイツ普通にモテるタイプでした。たぶんドラマ終盤は石原さとみが追ってるパターンのやつ。

そして前半のグダグダが後半の「ここに繋がってくるか!」ってなったときの気持ち良さ、ヨダレダラッダラ出てた。

 

今回、石原さとみの象徴ともいうべきシーンが2つあって、まず1つはももが自分の想いを打ち明けたあと酔い潰れて倒れている横で直人が『ラヴ・ミー・テンダー』を歌うシーン。

直人「 Love me tender, love me〜♪」

もも「んっ…あっ…この歌好きっ…」

と言いながらももが直人のマイクを奪おうとするのですが、

 

い゛や゛!!!!!!!!!

い゛や゛!!!!!!!!!

俺゛の゛が゛!!!!!!

好゛き゛だ゛か゛ら゛!!!!!!!!!

お゛前゛の゛こ゛と゛!!!!!!

 

そして2つ目。事後、直人の家で2人で朝食を食べるシーン。

 

直人「さっき、ミチヨさん、お見合い仕切ってくれた、おばさん」

もも「うん…OKしたの?」

直人「断られた…」

もも「えっ?」

直人「断られました、むこうに」

もも「バルーンに?」

直人「そう」

もも「そう…残念ね笑」 

直人「まぁ…そうですね笑」

もも「バルーン笑」

直人「笑」

もも「…ねー、ぷーさん」 

もも「…もしかして、私に“ある”とか思ってる…?」

 

風間「ん?」

 

もも「ワーン…チャーン」

 

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き゛ょ゛う゛!!!!!!!

き゛み゛と゛!!!!!!!!

き゛ょ゛う゛げ゛つ゛!!!!!!!

 

…仮に、仮に、この「ちゃぶ台の下でワンチャン言いながら男の足チョロチョロするやつ」が石原さとみのアドリブ演技だとしたら、もう俺は石原さとみのこと石原さとみなんて呼べねえ、男を惑わすプロフェッショナルの意味込めて、

サトミ・イシハラ

と呼ばせていただきます。本当にありがとうございました。

 

www.kansou-blog.jp

あこがれのバンドのボーカルがツイッターにソフトクリームの写真アップしててつらい

例えばの話なんですけど、昔からすごい好きながバンドのボーカルがいて彼の人間味がない部分が好きだったんですね。クレイジーというかミステリアスというか普段からなに考えてんだかわからない、他人をまったく寄せ付けない雰囲気でライブのパフォーマンスなんか見てても超イカれててもう『THE・狂人』って感じで最強にカッコいいんですよ。

そんな彼がね、最近ツイッター始めたんですけど、

 

「疲れたときはやっぱり甘いものに限るよね。ソフトクリーム美味」

 

はぁ〜〜〜〜〜〜?び、美味ィ…?なにが「美味」だオイ。なにソフトクリーム食ってんだよ。「甘いもの」だぁ?俺ぁな、ツイッターでも最高にイカれたもん見せてくれると思ってフォローしてんだぞこっちは。

いつものライブみたいに客席に生肉投げつけてくるとか、ドラムセットチェーンソーで真っ二つにするとか、親の遺影ギターでフルスイングするとかよ、そういうのもっとくれよ。なにほのぼのとした日常見せてくれてんだよ。アンタのそんなところなんざ見たくねぇんだよ。言うに事欠いて「ソフトクリーム」てお前…。

 

「疲れたときはやっぱり甘いものに限るよね」

 

んんんnnnん〜〜〜〜〜〜???疲れたときだァ〜〜???なに疲れてんだよ。あんだけ激しいライブの最中でも息一つ乱さねぇで涼しい顔してるだろうがよ。疲れて糖分取るってなんだお前新人OLか。絶対疲れるなお前は。まずモノを食うな。食ったとしても、あれだ、カエル串刺しにして焼いたやつだけ食え、それ以外食うなお前は。飲み物も「生き血」以外飲むな。人間味を出すな。お前はデビルだろうが、デビルであれ。

 

てなことがあって、ひどく取り乱しまして。

いやね、もしかしたら本当は元々そういう茶目っ気のある人だったのかもしれないけんですけど、昔ってその人を知る手段なんてそれこそライブ以外じゃ雑誌のインタビューとかテレビ、ラジオくらいでしかなかったんですよ。好きなミュージシャンとか俳優って本当に「天上人」だったし、雲の上の人、教祖、決して手の届かない存在だったからこそだからこそ憧れてたところもやっぱあって。

でも今はツイッターとかインスタとかそういうのが死ぬほど広まって、天上人の日常を気軽に覗けるし、当時に比べるとめちゃめちゃ身近に感じられる。それって、もちろん良い部分もたくさんあるんですけど、「ああ…この人もただの人間だったんだな…」っていうどっか寂しい部分もあって。やっぱ「見せてなかった部分」「見たくなかった部分」もたくさん見えるし、ずっと抱いてたイメージとSNSのキャラクターのギャップに体が受け入れられなくて時々ゲロ吐きそうになります。ゴリゴリのサスペンスドラマの最後に出演者全員で肩組みながら「このドラマのサウンドトラックを1名の方にプレゼントします!ヒャッホー!」ってやられて冷めるアレに似てる。だから、SNS絡みじゃないんですけど、X JAPANのTOSHIさんにおける最近の消費されっぷりを昔からのファンはどう思ってんのか、めちゃ×2知りたい。

 

この例えばの人も、ライブじゃドラムの髪の毛つかんでステージ引きずり回すし、墓場で中指立てながら全裸で絶叫する阿修羅みたいな人だと思ってのに、それがツイッター始めてからというものの、なんていうんですかねやたら「天然キャラ」みたいなの出してきやがって、

「リツイートの仕方がイマイチわかりませんw」

とか呟いてんですよ。はぁ?オイ、やめろ、なに草生え散らかしててくれてんだよ。アンタにだけは絶対w使ってほしくなかった、教えたの誰だ糞が…。リツゥゥイィィートの、仕方が、わからない??なんだその超嘘。あんなもんわからねえわけねぇだろうがよ。しかもそれに対してファンがまた「○○さん、かわいすぎる😍」みたいなアホのリプライ送っててしかもそれに対してボーカルが「いいね!」したりしてよ、ここは、楽しい地獄、ですか??黙れ女。頭おかしくなりそうだよ。いや…えっ…?そういうんじゃなかったですよね…?そういう馴れ合いこそ死、女は生け贄、ライブのチケット代わりに若い女差し出す、みたいなコンセプトでやってましたよね…?

「商業音楽なんざゴミィィィーーーーー!!ヒャッッハァーーーーーーーッッ!!」

って叫んでたじゃねぇかよ…。

「7月18日に10枚目のミニアルバム出ます。本当に色んな人に届いてほしい自信作。宜しくお願いします。#拡散希望」

もうiPhoneの画面にゲロぶちまけましたわ。マジで誰だお前。ハッシュタグ使うくらいならいっそ死ね。

これからどういう顔してライブでドラムに謎の液体ぶっかけるアンタを見りゃいいんだよ。「ああ…普段はふつうの人なんだよな…」って頭の片隅にずっと引っかかるじゃねぇかよ。夢見させてくれ。リアル・デトロイト・メタル・シティ。

 

漫画のせいでスポーツ見れなくなったの助けてください

漫画のせいでスポーツ見られなくなったの誰か助けてください。

小・中・高とサッカーやってたんですけど、キッカケは漫画『キャプテン翼』で。

サッカーどころかスポーツというものを「長ぇ」って理由でロクに見てこなかったので、スポーツの基準はすべて「漫画」。プロスポーツ選手にもなれば全員「人外」で、シュート打てばゴールネット突き破り、野球ボール投げれば土埃で球が消え、テニスボールで人が吹っ飛ぶ。って小学生の頃マジで思ってました。

「いつかはゴールネットを突き破るんだ」

ってめちゃめちゃ練習がんばってた。『テニスの王子様』にガッツリ影響されて両手両足に重りを着けて何日も生活したこともあった。アダ名は「囚人」でした、あざっした。

そんな毎日を送っていたある日、たまたまやってたサッカー日本代表の試合を見て口あんぐり。

「え?プロ普通じゃね?」

みんな超普通なんですよ、シュートでゴールネット突き破ることもなければ、ディフェンダーの足をジャンプ台にして空高く飛び上がることもない。普通にパス出して普通にドリブルして普通にセンタリング上げて普通にシュート打ってる。それが普通に、死ぬほど速くて上手い。

しかもサッカーって実際やってみたらわかるんですけど、ある程度レベル上がってくると超ムズい。派手なゴールシーンの裏に何十、何百って駆け引きあってマジでムズい、ものっそい頭使う。誰だよバカでもできるっつったの。こんなんほぼ将棋じゃねぇか。

しかもテレビで放送してるサッカーって「鳥」目線で、文字どおり上から見てるから誰でもアイツがいまフリーだ、とか、なんでそこにパス出さないんだよ、とか好き勝手言えるんですけど、実際の目線は「地」ですから、周りなんて基本見えるわけねぇし。ヘタにボールなんて持っちゃうと、あいつらマジで親のカタキ見つけたみてぇな顔してボール奪いにきやがるし、同世代のガキでも怖いのにタトゥー入ったゴリゴリの外人が鬼のようなスピードで突っ込んでくるのとか絶対ションベンちびるじゃないですか、それなのに、あいつら当然かのようにすっぱすぱパス通すんですよ。

もう見てらんなかった、期待してたすごさと全然違ってゲロ吐いた。

 

そして気づく、「あれ?努力の方向性、間違ってね俺?」って。サッカーのボールでゴールネット突き破れるわけねぇじゃねぇかと。だってあのネット想像してた何倍もガッチガチなんですよ、ハサミ使っても簡単には切れないくらいに頑丈。そんなん革製のサッカーボールなんかで突き破れるわけない。ゴールネットひもQでできてるってんなら話は別ですけど。

しかもシュート力ってそりゃあったらあっただけ良いんですけど、そのシュートに行くまでの「過程」が一番大事で、ただ強いシュート打てりゃいいってわけじゃないし、逆に言えばゴールに入りさえすりゃシュート力なんていらないんですよね。しかも試合の中だとそうそう最高の体勢でシュート打てるシーンなんざない。毎日シュート練だけ頑張ってきた俺、それに気づくのに6年かかりました。おつかれっした。そもそもポジションがサイドバックでシュート打つ機会が全然なかった。

 

あと、両手両足の重り。

2週間後に外してみたら最初はカラダめちゃくちゃ軽くて本当に背中に羽生えてんじゃねぇかってくらいにフワッフワなんですよ。リアルKinKi Kids。で、試しに100メートル走測ってみました。当時12歳。重り付ける前はタイム8秒前半、

 

ダダダダダダダダダッッッ!

「す、すげぇ…自分の足じゃないみたいだ…」

ピッ!

9秒01!

 

許斐この野郎。

 

てなこともあって結局サッカーは諦めたんですけど、未だに創作と現実のギャップっていうのか、頭ではわかってるんだけど、どっかで派手な必殺技みたいなのを期待してる自分がいて、大人になった今でもマトモにスポーツ見れない。

野球見ても、みんな普通のめちゃめちゃ曲がるカーブとかフォーク投げてそれをなんでもない顔して打つじゃないですか。誰も「消える魔球」とか投げないしクルクル回転しながらボール打たない。テニスだって誰も五感奪われてる様子ないですし、自分の足軸にして一歩も動かずにボール返さない、人も飛ばない。煙とか出ないし。オーラ見えないし。やっぱ普通じゃねぇかと。普通にすごいだけじゃねぇかと。読んでた話と違う。

 

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あと、これ。当時の監督に聞いたら

「うん、普通に反則」

だそうです。なにが「タイ」だよいい加減にしろ。

 

親戚のガキ、ウザすぎて地獄

今年で小3になる親戚のガキがいんだけど、マジでウザすぎて地獄なんですけど。

先日、親戚の葬式で集まった時もなにかっつーと側に寄ってきやがって、気づいたらどこにでもくっついてくんの。陰毛かお前は。

「おじちゃん!久しぶり!」

「おじちゃんじゃねぇ、お兄ちゃんな」

ってのが俺とガキのお決まりのくだりみたくなってんだけど、もういいっつーの、とっくに飽きてんだよこっちは。1回ハマるとなげぇんだよガキって生き物は。つーかまた背ぇ伸びたな、どうでもいいけど。

弁当の唐揚げ1個くれてやっただけで「ありがとうおじちゃん!」つってホッピングやってんのかってくらいに飛び跳ねて喜びやがって周りの親戚ニコニコしてんじゃねぇかよ勘弁しろや。『おじちゃん』じゃなくて『お兄ちゃん』な。

葬式中もうるっせぇのなんのって。母親の隣じゃなくて俺の隣に座ってきやがんの、母親も「コラ迷惑でしょ!こっち来なさい!」っつってんだけどガキは「ヤダ!おじちゃんの隣がいい!」ってオイオイ、ワガママ垂れんのもいい加減にしとけよ。…まぁ別に誰が座ろうがいいけどよ。大丈夫ですよお母さん。

どうでもいいけど、とりあえず静かにしとけよ。お前にはまだわかんないかもしれないけど一応悲しい場なんだからよ、いや俺も誰なんだかよく知らない人だけど。オイ、やめろコラ、坊さん見て「おじちゃん、なんであの人ハゲてんの?」じゃねぇんだよ。二人で笑いこらえるのめちゃくちゃキツかったっつーの。もっかい言うけど『お兄ちゃん』な。アメ舐めとけアメ。うめぇぞヴェルタースオリジナル。 

焼き場ついたら焼き上がりまで1時間くらいかかるっていうから売店行こうと思ったら案の定ついてきやがって、仕方ねぇからガキにオレンジジュース課金してやったよ。130円も溶かしたわ畜生が。そしたら天使みてぇな笑顔で

「おじちゃん大好き!」

って、はぁ…ガキんちょガチャSSRじゃねぇかよ。んだよ…もう一杯ジュース飲むか?…あぁ?お菓子食いたいだ?甘えてんじゃねぇよ、ったく…あんまり金ねぇからFranショコラでガマンしとけよ。だから『お兄ちゃん』だって言ってんだろうが。将来バチェラー出ろお前は。

 

んで、もろもろ終わって「じゃあまたな○○」って言ったらなんか涙目になりながらガキが

「…次いつ会えるかな?」

って言ってくんの。カーーーッ!ウッゼェ〜〜〜〜〜。なんか西日やけに目に染みんだけど。…うっせ〜な、お盆に会えるわお盆に。そしたら、

 

「やった!またね…『お兄ちゃん』」

 

つって………こんんのクソガキ……5千円やるからミニ四駆かビーダマンでも買えや。

カゼ、ひくなよ。

キスの中で『スパイダーマン』の上下逆さでマスク下半分だけ出してするアレが最高のキス

この世のあらゆる「キス」において映画『スパイダーマン(2002)』の上下逆さでマスク下半分出してするアレが最高のキス。

 


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映画『スパイダーマン』

 

このシーン切り取るだけでも最高なんですけど、ここに至るまでの経緯も完璧。主人公のピーター・パーカーは元々なにをやってもうまくいかない超冴えない大学生。そんな中で唯一(と言っていいほど)ピーターに優しくしてくれたMJ(メリー・ジェーン)。ピーターはそんなMJのことが小さい頃からずっと大好きで、聞こえてないのに遠くから、

「やあMJ…。MJ、君がどう思ってるか知らないが…僕たち6歳からお隣同士だ、だから…たまには一緒に遊びにでも行かない?そろそろお互いのこと知り合おうよどう?」

なんてつぶやいたりしててゲロ出そうになるくらいの童貞丸出しで超切ないんですけど、ピーターがクモの力を得てスパイダーマンとしての活動を始めることでMJとの関係は急接近。そしてある雨の日、暴漢に襲われそうになったMJをピーターが助ける。顔を見られそうになったピーターはすぐその場を去ろうとするが「待って!」そう引き止められ、マスクを被り空中にぶら下がった状態でMJの前に現れる。

 

「トラブルが得意だね」

「救うのがお得意ね」

「ストーカーのヒーロー?」

「そばにいた」

「あなたってステキ」

「嫌いな人もいる」

「ステキよ」

「うれしいね」

「お礼をしたいわ…」

マスクを頭から外そうとするMJ

「まって…」

マスクを下半分だけ外すMJ

 

ズブ濡れの二人

 

ムチュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

最後にアゴにキスしながらマスク被せるの考えた奴誰だよ。俺デミー賞受賞おめでとうございます。奢るから酒飲み行きましょうマジで。

これ超大事なのがピーターはあくまで「スパイダーマンとして」助けてるってとこで、紆余曲折あってピーターは自分の正体を隠してて、当然MJもスパイダーマンがピーターだってこと知らない。だから、このキスは互いの関係が対等じゃない。ピーターは「焦がれていた初恋の相手」と、MJは「顔も名前も知らない憧れのヒーロー」と。そう、二人の想いは通じ合ってるようで通じ合ってない。上から見ると線と線が交わってるように見えてるけど、横から見ると実は高さの違う線が2本あるだけ。しかも数分前までピーターとMJは会ってたっていう。もう切な殺す気か俺を。

 

それで、俺がこれ初めて見たのが高校生の時だったんですけど、もう尋常じゃないくらい興奮しまして。当時初めてできた彼女がいて、普通のキスすらまだなのに「頼む!スパイダーマンのキスさせてくれ!」つって土下座しまして。雨の日の真夜中の公園でマスクを頭から半分だけかぶり鉄棒に足からぶら下がった状態の俺にキスをしてもらおうとしたんですけど、俺の口と彼女の口の高さがどうしても合わず悪戦苦闘すること数分、頭に血が上りすぎてそのまま白目剥いて気絶しました。クモの真似してんのにカニみてえに泡吹いて。

その後、病院に搬送された男は意識を取り戻し「君だけのスパイダーマンになりたかった」などと意味不明な供述をしており。

 

 

俺にとってはサッカーよりも『花のち晴れ』の愛莉が日本代表

ドラマ『花のち晴れ』の愛莉が最強。俺にとってはサッカー西野ジャパンよりも愛莉が日本代表です。

知らん人に愛莉を極めて簡単に説明すると、

「腕立てしてる男の背中に乗って見下してくるツインテール美少女」

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ハイ、最強。ジャンプ土曜日に出す本屋くらい最強。フードドリンク持込みできるカラオケ屋くらい最強。「ハンパない」の言葉が大迫以上に似合うのが愛莉。マジでサッカー日本代表は腕立てするときは常に愛莉乗せろ。平愛梨じゃねぇぞ、真矢愛莉だぞ。あえて乗せろ。人生とはあえての連続。それだけで恋愛ワールドカップ優勝確実です。愛莉ジャパンここに爆誕。シャカブゥン着火マイクロフォンジャストライドオンフロウ(ヘッ)※Dragon Ash『fantasista』より引用

『花のち晴れ』の1話を観て「こんなん花男じゃねぇ」「キャストしょぼ」つって切った奴らは今ごろ吠え面かいていることだろうな。ダイヤモンドの原石が目の前にあるのにむざむざと素通りしたバカヤロー共め。木を見て森を見ず、森を見て木を見ずとはまさにこのこと。そもそも『花のち晴れ』は単なる「花より男子の続編」じゃねぇ。そして単なる「恋愛ドラマ」でもねぇ。これは「恋愛」を通して若者が成長していく「青春群像劇」、そしてその中で最も成長したのが愛莉、すなわちこの物語の主人公は愛莉、というわけだ。

モチ以上に絵に描いたような「地味な女主人公の恋のライバルとして登場して最終的に一番の親友になるツインテールの性悪美少女キャラ」の愛莉、彼女は『花のち晴れ』メンバーで唯一「失恋」というものを経験し、その上できっぱりと身を引いている。唯一、自分の足で一歩踏み出してる。

『花のち晴れ』の挿入歌でもある宇多田ヒカル『初恋』の歌詞にこんな一文がある。

言葉一つで傷つくような

ヤワな私を捧げたい今 

二度と訪れない季節が

終わりを告げようとしていた

不器用に

これを愛莉のための一文と言わずなんと言うのでしょう。こうなってくると、宇多田ヒカルの書く全ての歌詞が愛莉のためにあるのではないかとすら思ってくる。『ぼくはくま』の「ライバルはエビフライ」ですら愛莉の心の機微を表してるんじゃねぇかと。

想い人・晴の側に一番近くにいたはずなのに、ずっと好きだったのに、そう、紛れもない「初恋」を、急に現れた地味な貧乏人にかっさらわれたかと思えばポッと出のモデルかぶれのイタい女にまで先越されてもなお、晴の、彼女たちの幸せを願い続けて最終的に

「もうなんでこうなっちゃうのよ…もう嫌…愛莉が好きな人たちが苦しむくらいなら恋愛なんて世界から消滅すればいいのよ…」

つって泣く女。一番辛いのは音でも晴でも天馬でもメグリンでもねぇ、愛莉なのに。それなのに自分じゃなく友達のために、大切な人のために涙を流せる女。敵は人じゃない「恋愛」という概念だと。愛莉曰く「恋を憎んで人を憎まず」。マジ孔子、いやマジ天使。背中に乗せたい。