KANSOU

テキストサイト。20代後半男。札幌

広告

朝ドラ『ひよっこ』の沢村一樹は記憶喪失なのか

朝ドラ『ひよっこ』観てるんですけど、有村架純ちゃん演じるみね子の父親である実(沢村一樹)がずっと行方不明なんですね。

ずっと東京に出稼ぎに行ってて、ちゃんと毎月働いた金を茨城の実家に仕送りしてたのにある日から急にぱったり連絡が取れなくなっちゃって。

で、警察に届け出ても事件性がないから取り扱ってくれない、良心的な若手警官は「僕、探します!」なんて息巻くんですけど、どうにも頼りにならない。そうこうしてるうちにみね子は高校卒業して、父親探しと家を支えるために京に働きに出ることになったんですね。

それで、みね子と親友の時子はトランジスタラジオの工場で働くわけなんですけど、元来おっちょこちょいでそそっかしいみね子は最初はミスばっかりしてた。毎日のように工場のラインを止めてみんなに迷惑ばかりかけてた。でも、時子や寮の仲間たちに励まされて、なんとか仕事をこなしていく。そうするっと人ってのはやっぱり成長するもんで入社当初が嘘みたいにテキパキと仕事をこなすみね子の姿が。泣く。

そんなこんなでいよいよ待ちに待った初給料日。でも、みね子の工場での給料は当時の金額で12,000円ぽっちなんですね。(大卒公務員の給料は21,000円)それで、寮の家賃やら食費やら税金やらが引かれるとみね子の手元に残る金ってのはたったの「6,000円」。しかも、その中からみね子は実家に仕送りしなきゃならないからそのうちの5,000円をその日のうちに送っちゃうんですね。遊びたいざかりのうら若き乙女がだぜ、給料のほとんどを仕送りに送るっていうことがどういうことかわかるかべらんめぇ。

みね子はその残った給料1,000円でラムネ買ったり(寮のメンバーで一本を回し飲み)、寮に来た行商で弟に送るって言って消しゴムとかノート買う。あくまで自分より家族を優先するみね子、みね子に似合いそうなかわいいブラウスを発見するも950円もするから「買えないや〜」と諦めてしまう。それを横からブスがかっさらっていくという無情。だが、そんな落ち込んでるみね子宛に小包が届く。それはみね子の母である美代子(木村佳乃)がこさえた手作りのブラウスと手紙。生まれてはじめて「お〜いおいおい!お〜いおいおい!」って声出して泣いた。

みたいな感じで東京での生活が続いていたある日、突然ふらぁ〜っと街並みに佇む一人の男が。そう、行方不明になっていた実だった。目は虚ろでどこか焦点が合っていない。なにしてんだお前は。どれだけ心配したと思ってる。これきり実は今のこと現れてないんですけど、果たして失踪の真実とは。俺は固いところで「木村佳乃が実はヤバい妻でじわじわ殺したパターン」か「古谷一行がとっくの昔に山に埋めたパターン」のあれは亡霊だったオチだと思ってたんですけど、ラジオ『爆笑問題カーボーイ』聴いてたら「完全に記憶喪失の芝居だった」と太田さんが話していて目からウロコ。

 

と、どんな結末であれ、朝ドラはちゃんと観るのが初めてで最初は、毎日15分ぽっち見続けるのダルすぎる一向に話進まねぇし忍たま乱太郎やらおじゃる丸観てるときにも感じたあの「終わりが見えない」という楽しい地獄、そもそも朝ドラ楽しんで観るようになったらジジイだろってずっと思ってたんですけど、もうジジイでもいいと心から思えるほどハマってる俺がいる。みね子、幸せになってくれ。さえないコックか警官と良い感じになる未来は辛すぎる、お前らにみね子を幸せにできんのか、みね子、俺と、俺が無理なら最悪あいつでいい、やついと、やついいちろうと結婚してくれ。