米津玄師の朝ドラ主題歌『さよーならまたいつか!』…これ米津米津曲ですよね?爽やかな朝の顔をかぶった米津米津曲ですよね?
最初はいかにも朝ドラ!!!!!主題歌!!!!!!って感じの曲だなと思って聴いてたんですよ
…
…
ある箇所
俺「いまなんつっった!!?!?!?!?!???(放屁)」
あった。ありました。米津米津曲の「確定演出」が。
ちなみに、このブログでは「米津米津曲」を「変な音いっぱい聴こえて怖い曲」と定義しているのですが、もう一つ「一見かわいらしいのによく聴くと怖い曲」という意味もあります。
ちょっと一緒に聴いていきましょう。
米津「どこから春が巡り来るのかァ…知らずゥ知らずゥ…大人になったァ…見上げた先には燕がッ飛んでたァ…気のなァい顔でェ………」
俺「ほぉ…一陣の風を思わせる雰囲気がありながら、どこか切なさを感じさせるメロディ…こうきたか…米津よ…」
米津「もしも私に翼があればァ…願うゥたびに悲しみに暮れたァ…さよならァ百年先でまたァ会いましょうゥ…心配しないでェ……」
俺「このフレーズから、主人公は決して特別な才能があるわけではなかったというが読み取れる…そして、さよなら百年先でまた会いましょう、この言葉にこのドラマのテーマの根幹が詰まっている気がするな…」
米津「いっつの間にかァ…花が落ちたァ……誰かがァ私に嘘をついたァ!土砂降りでも構わず飛んでェェェエく…その力が欲しかァったァ……」
俺「メロディは高揚しつつも、歌詞は決して明るくはない。花が落ちた。嘘をついた。その力が欲しかった…主人公の目指す道は決して平坦な道ではなかったということが一瞬で理解できる…」
米津「誰かとォ…!恋に落ちてェ…また砕けてェ!やがァアて離ァれ離れェ…」
俺「このドラマの主人公も様々な出会いと別れを繰り返してきたと…そしてそれは決して全てが幸せな思い出というわけではなかったのだろう…なるほど…なる」
米津「口のォ中はたと血が滲んだァ…そォ゛オ゛オ゛らにツバを吐゛くゥ゛ウ゛……」
俺「吐゛くゥ゛ウ゛……!??!???!?!」
米津はん…?な、なにをしてるんですか…?「そォ゛オ゛オ゛ら」?「吐゛くゥ゛ウ゛……!?」これまでは、爽やかに爽やかに歌い上げていたはずなのに、なんですか…?その悪魔のような「がなり」は……まるでこの世の全てがどうでもよくなったような……
てか、歌詞も、曲も、暗っっっっっっっ!!!!!!!!
さっきから、米(よね)っ、おまっ、ずっと、なに、歌って……?
「気のない顔で」?「悲しみに暮れた」?「花が落ちた」?「嘘をついた」?「土砂降り」?「力が欲しかった」?「また砕けて」?「離れ離れ」?「血が滲んだ」?「空に唾を吐く」?
え?朝ですよ?????
あれ?朝ドラって「ツバ」とか言っていいんでしたっけ?体液は「涙」「汗」まででは?
米津「さよーなら 百年先でまた会いましょう。心配しないで」
いや無理無理無理無理。この歌詞読んで「心配しないで」は無理よ米津?怖い…前の朝ドラ『ブギウギ』とのギャップもあって米津の恐怖がより際立っている…
「なぁああああ〜〜〜〜〜〜〜んなの?!?!このぉおおおおおおおお〜〜〜〜!!!リズムぅうううううううううう!???????」
「ブギウギウギキイイイイイイイイ!!!ブギウギウギイイイイイイイイイイイ!魔法の言葉あああああああああ!!!!!」
だったんですよ?朝からテンション高すぎて観てる高齢者の血管ブチ切れちゃうだろ思ってたのに
米津「口のォ中はたと血が滲んだァ…そォ゛オ゛オ゛らに唾を吐゛くゥ゛ウ゛……」
高齢者泡吹いてブッ倒れるって
あと、そこにばっか気取られてましたけど最後の
「百年先も覚えてるかな?知らねぇけれど、さよーならまたいつか!」
も、相当にヤバい。「知らねぇけれど」て。普通の人はあんまり朝ドラの曲のタイトルの歌詞の前に「知らねぇけれど」とかつけないんだよ…いきなり背負い投げするな
まずい…朝から米津米津曲のシャワーを浴びるのは非常にまずい…このままでは全国民が米津玄師に…怖怖怖…米津米津米津米米津米津米津米津米津米津米米