最近、常に一緒にいる女ができまして。しかも二人も。口の中で石原さとみと吉岡里帆が俺のこと巡って殺し合いしてるんですよ。マジつれ〜〜〜。おいおい…俺のために争うんじゃねぇよ……？？口内炎バチェラーかよ俺は。
クソが。めちゃくちゃイイ女が口の中にいるとでも思わなきゃ、とてもじゃないが生きていけないんだよ……痛すぎて口いらねぇんだよ……
はい。じゃあ口内炎の対策の最適解いきますけど
「焼け」
口内炎できた人間が100パーの確率で思う、
「もういっそ唇ガスコンロで焼いたろか」
ってアレ、大不正解で大正解。焼き、最強。設備整った歯医者とか行くと「レーザー治療」ってのがあるんですけど、それで一発。悩んでた俺がバカでした。なにがちっちゃい吉岡里帆と石原さとみだよくだらねぇ。
「レーザー」って響きからして口溶けるくらい痛いんじゃないかって思われがちなんですけど、口内炎の痛みに比べたら屁みたいなもんで患部によっちゃ「即効で治る」。現代のベホマ。料金も程度や箇所によるが安くて1,000円前後。神の光。
ちなみに行きつけの歯医者、なぜかずっとBGMに浜崎あゆみがガンガン流れてて、受付・助手ギャルしかいないんですね。歯医者あるある「医院長、100パーセント自分の好みで採用してる」
ここからは余談。市販の薬のメリットとデメリット。
パッチ
即効性…★★★★☆
持続性…★☆☆☆☆
治癒力…★★☆☆☆
製薬会社によって微妙な差はあれど基本的には「ウンコ」です。口内炎の一番のストレスって食事中なんですけど、メシ食ったら一発で剥がれるからこれ。メシ以外でも普通に会話とか生活してるだけでも唾液で滑って気がついたら歯のウラくっついてたりするからイライラが増す。ウンコ。ただ、シールだけあって貼った瞬間は傷口が隠れて一発で痛み収まるので、人海戦術で剥がれたら速攻で新しいの貼るを繰り返すのが無難。
軟膏
即効性…★★☆☆☆
持続性…★★★☆☆
治癒力…★★★☆☆
パッチよりはまだマシですけど実際は微妙。なによりも「不快」。固まらずそこにグニャグニャしたものが残り続けるので常に口の中が気持ち悪い。食事中は「軟膏かけて食ってる」みたいな感じになるので地獄。しかも徐々に溶けてだんだん痛みが戻ってくる。口さえ動かさなきゃ持続性、治癒力はそこそこあるので寝てる時に塗るのがベスト。
デンタルクリーム
即効性…★★★★☆
持続性…★★★★☆
治癒力…★★☆☆☆
市販の薬だと個人的にはこれが最強。見た目は軟膏と似てるんですけど、粘着性がダンチなのでメシ食ってても汁物中心じゃない限りは患部から剥がれていかないのが強い。口の中の違和感も普通の軟膏よりマシ。
即効性、持続性ともにパッチ、軟膏よりも高くておすすめ。ただ、結局これ「局所麻酔」なんであくまで塗りすぎるとビリビリ痺れてくるし要は「痛み止め」だから早く治るとかは特にありませんでした。
根本的な予防、対策
とにかく水、水こそが人間の源
口内炎って一言で言ったら「食うと痛い味のしないバウムクーヘン」なんですね。痛みとともに口の中の水分全部持っていかれてパッサパサになるので常に水は飲め。軟水がいい。
デンタルリンスでうがい最強説
リステリン、GUM、あとイソジンなんかでもいいんですけど、いわゆる「うがい薬」は常にしておきましょう。結局ね、雑菌なんですよ一番の悪は。口内にいる菌という菌を一匹残らず殺れ。栄養不足、ストレス、口内炎ができる原因は色々あるが基本的には口の中さえ清潔に保っておけばそうそうできるもんでもないです。いざできてもただ放置しておいた時とくらべてもダンチで治りも早い。
あとは、口内炎とか関係なく、メシ食った後と起きた直後のうがいは絶対にやってください。死んでもやってください。むかし、すげぇイイ感じの女の子と会話してたんですけど、
「イテッっ…！」
「ど〜〜したの？」
「いや最近、口内炎できて口ん中メチャクチャ痛くて…」
「えっ！？大丈夫？？どこどこ？見せて…？」
「なっ、なに言ってんだよ…口ん中とか人に見せんの恥ずかしいわ…照照」
「い〜〜〜からっ！ちょっと見せてみてよ〜〜〜♡」
「いやぁ…恥ずかしいって……照照照」
「あ〜〜〜、恥ずかしがってるのかわいい〜〜〜♡ほらほら！見・せ・て！」
「（おっ、お前のほうがかわいいっての……！！！！）………ほ、ほらっ、ここ、このしははへん（下らへん）」
「えっ、口くさ……」
今すぐ俺を殺せ口内炎。