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ミクスチャーブログ

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中島健人『MONTAGE』があまりにも謎解きはディナーのあとでの影山すぎて俺が麗子だったら怒りで狂って爆発してる

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俺「ヒィ…!」

 

中島健人の新曲が良すぎる

これは狂うアニメ『謎解きはディナーのあとで』オープニング曲なんですが、この曲を聴いたあと思わずアニメのみならず、小説、ドラマ、映画を全て見返してしまった、それくらいの衝撃

まずは曲を聴いていただきたい

 

 

ポンテテェンン…ポンポテェン…

 

ポンテポテェン…ポェンテポンポンテェン……

 

健人「口が減らない態度もデフォゥルトォオゥウ…(フォルトォ…フォルトォ…フォルトォ…)

 

健人「イッジャストァディテクティブゲェェムつんざく即答幸かァ…不幸かァ…その目は節穴ァ…持ォてェ…!余したァ…過度な迷宮…」

 

健人「相変わらずゥ…不機嫌なティィイビィイイイショオォォオゥ……」

 

健人「ナァザビィグァディイイイル……!悩ァましいィィ表ゥ……情ゥ……」

 

健人「めェ゛くるめくゥ゛…そォオオオオオ!!!のォオオオオオオ…………!!!!」

 

 

健人「高潔なオーダー」

 

 

健人「タァアアアンザテェエエブルズビッイイッツアップトゥウウユゥウウウ!!!!!!」

 

健人「炙り出すモンタァジュ……たッァたひと匙でェ………………」

 

健人「タァアアアンザテェエエブルズ夜明ァアアアア!け待たずッ……」

 

健人「そのクェスチョンマァァアアアク…晴れるァアアアでェ……」

 

 

いかがだろうか

 

 

Mysterious…eros…(ミステリアス…エロス……)

 

 

この言葉しか思いつかないほどに、出だしからエロのエロの頭脳戦

 

健人「口が減らない態度もデフォゥルトォオゥウ…(フォルトォ…フォルトォ…フォルトォ…)

イッジャストァディテクティブゲェェムつんざく即答幸かァ…不幸かァ…その目は節穴ァ…持ォてェ…!余したァ…過度な迷宮…」

 

 

俺「ヒィ…!」

 

 

歌が、うめえ…………

 

 

こんな「誰が歌えまんねん」みたいなグニャグニャの迷路みたいなメロディをネットリと情熱的に、しかしどこか達観して冷静に歌い上げる、この情熱と冷静の間の駆け引きが上手すぎる

 

そしてこの何回聴いても飽きることのない複雑かつ癖になるメロディ。いったい、いったい誰が…

 

 

編曲、作曲:澤野弘之

 

 

俺「ヒィ…!」

 

 

澤野弘之と言えばもう何曲手掛けてるのか分からないほど名曲を量産し続ける音楽プロデュース界の異端児にして野生児にして革命児にして風雲児にして麒麟児にして快男児

 

それをケンティーこと中島健人の曲を手掛ける…?もはやこの時点で「勝ち」と言ってもいい。

さらに、この曲が素晴らしいのはとにかく「歌詞」

 

作詞は中島健人本人

 

「ケンティー以外は歌ったら死」

 

とでも言わんばかりのキザな異次元の言語センスからなるパワーワードの連発。一見マジなにを歌ってるのか分からない歌詞…

 

…と思いきや『謎解きはディナーのあと』を読めば、観れば、執事「影山」の人間性をこれほどまで表した歌詞があるのかと、その作品理解度の高さに漏らしてしまった

 

口が減らない態度もデフォルト
It's just a detective game 劈く即答
幸か不幸か その目は節穴
持て余した過度な迷宮

 

こんなにも「失礼ですがお嬢様。 ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」をオシャレに言い換えたフレーズがあるだろうか…

 

二番でもこの勢いは止まらない。いや、むしろ二番のほうがヤバい。歌詞を影山のセリフを照らし合わせるのならばこうだ。

 

「或いは三文小説なみのスクリプト」

訳(この程度の真相がお判りにならないとは、失礼ですがお嬢様はアホでいらっしゃいますか?)

 

「It's not so attractive fame ナンセンスな葛藤」

訳(失礼ながらお嬢様、しばらくの間、引っ込んでいてくださいますか?)

 

「嗅ぎつけた結論は語らずに 溜め息まじり焦らす冷遇」

訳(お嬢様は相変わらずアホでいらっしゃいますね。いい意味で)

 

「浮かび上がる 不都合な真実も Not that big a deal いじらしい程」

訳(お嬢さまの推理力はやはお嬢様は冗談をおっしゃっているのでございますか?もし、そうであるならば、ウ~ケ~る~でございます)

 

「止み難く不意に口をつくそっと丁寧に暴言」

訳(それでもお嬢様はプロの刑事でございますか?ズブの素人よりもレベルが低くていらっしゃいます)

 

 

もう、もうやめてくれ

 

 

もし宝生麗子が聞いたら、怒りのあまり発狂して爆発して死んでるだろう。

 

オシャレな言い回ししてるが、こんなもん、ただずっと麗子への悪口書いてるだけなんです。

だが、そこがいい。ここに麗子と影山の、いびつだがなによりも強い「絆」を感じるのです。その証拠に、ちゃんとサビでは

 

「Yes, my lady お望み通り
ディナーのあとで Cracking a mystery
Listen, lady 呼吸する様に
解き明かす 忌憚なき Lies」

 

と言ってのける…この「ツンデレ」を遥かに超えたアメとムチ、愛おしすぎやしませんか?あまりにも影山すぎる素晴らしすぎる、

ヤバすぎる。一回聴いただけで、俺の中にある全ての『謎解きはディナーのあとで』の記憶が一瞬で蘇ってきた…

あぁ、あぁ、影山ぁ…

 

 

たァアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!とォオオ〜〜〜〜!!!えェエエ〜〜〜〜〜!!!ばァアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

 

誰かが君を惑わせェエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

一旦、落ち着いてください

 

最後に、俺が一番好きな影山のセリフを引用して終わりにしたい

 

「お嬢様。素直な気持ちというものは、一緒にいる時間が長ければ長いほど正直に言えなくなるものでございます。

しかも、それがかけがえのない相手であればあるほど言いづらくなる。

人は誰もが大切な相手に面と向かって言えない思いを持っているのだということを、お忘れなきよう」

 

 

影山ぁああああああ〜〜〜〜〜〜ん♡