夏が終わり、徐々にサイコパスがほしい季節になってきました。というわけで、悪役、サイコパス役を演じてほしい俳優の設定を勝手に考えました。
妻夫木聡
一見、妻夫木は穏やかな家庭教師だが、生徒たち意のままに操る異常者。富裕層の家庭に勉強を教えつつ、その純粋な心を巧みに操作して生徒を「完璧な兵器」に育て、親や社会への復讐を代行させる。
生徒に「いい子だね、先生の言う通りにしよう」と微笑む姿はまさに悪魔。
寺西拓人(Timelesz)
包容力あふれるカウンセラーだが、患者への信頼を武器に心を壊していくサイコパス。患者の悩みを聞き出し、優しい言葉で心の隙間を埋め、徐々に依存させる。
最終的に、ターゲットを「救済」と称して犯罪の渦に引き込み自らを犠牲にさせる。寺西は人間関係の「本質」を暴き世界の混乱を望んでいる…決め台詞は
「愛は人を壊す、最凶の毒だ…」
髙橋海人(King & Prince)
どこにでもいる普通の大学生。
だが、実は家族も、名も、戸籍すらない、どこから来たのかもわからない「空(から)の人間」。
ターゲットの身分証明書や個人情報を奪い、元の人物を殺害する。そして、その人物になりすまし、人生を乗っ取る。
時には顔を変え、性格までもコピーし、「偽りの人生」を完璧に演じていく。周囲が違和感を感じた瞬間に姿を消し、また別の人物へと成り代わっていく。
髙橋の目的はいったいなんなのか…誰も知らない。
板垣李光人
孤児院出身の青年で人間の「欲」を操る詐欺師。中性的な魅力と無垢な雰囲気を武器にターゲットの心を操り金銭や地位、そしてその命までも奪っていく。板垣の真の目的は金ではなくターゲットの「人生そのもの」を破壊すること。
詐欺で築いた信頼を裏切り、ターゲットが絶望する瞬間を見ることに喜びを感じている。「人間の欲は、壊すのにちょうどいいおもちゃだ…」が口癖。
竹内涼真
消防士として地域で英雄視される存在だが裏では放火魔として暗躍する異常者。
「火の中でこそ、人間の本当の表情が見られる」という特殊性癖を持っており、火災現場での人命救助で称賛を浴びる一方で、自身で火を放ち、炎の中で人々がパニックに陥る姿を「浄化の儀式」と称して楽しみながらその炎を自らの手で消すという行動を繰り返す。
火災の裏に彼の存在が隠れていると気づく者は誰もいない。
浮所飛貴(ACEes)
表向きは若者に絶大な支持を得ている人気の大学生インフルエンサーだが、裏ではカルト教団のリーダーとして君臨する支配者
SNSで若者たちを魅了し、信者として洗脳。教団の名の下に、信者に犯罪行為を指示し、自身は清廉なイメージを保つ。浮所の最終目標は、社会のモラルを崩壊させる「新世界」の創造。
藤井風
音楽で心を支配するサイコパス。藤井風の歌声とピアノは聴衆を魅了し、催眠状態に引き込む。彼はライブ中に選んだ観客を「共鳴者」と呼び、暗示を植え付け、犯罪行為を誘発する。その目的は、音楽を通じて「世界の調和」を壊し、混沌を生み出すことだ…
奥平大兼
一見、内気で友達もいない高校生だが、その裏では昆虫のように人間を「標本」にする殺人鬼。
昆虫採集の趣味を人間に応用し、気に入った同級生や教師を薬で眠らせ、秘密の地下室で「標本」として保存する。奥平はその標本を通じて「永遠の美」を追い求める…
松田龍平
「人間の最期の美」を追求し、ターゲットを巧妙に追い詰め、死にゆく瞬間を撮影する死の写真家。「死の瞬間こそ、永遠の美が宿る」と信じてやまない。
作品は闇市場で高額で取引される。「さぁ笑って…最期の笑顔をシャッターに切らせて…」が決め台詞。
バカリズム
自身のシナリオを現実に再現するサイコパス脚本家。
緻密な脚本を書き、その通りに犯罪を遂行していく。殺人や誘拐を「ドラマの撮影」と称し、ターゲットとなった被害者だけではなく、スタッフ、関係者をも脅し、巻き込んでいく。
バカリズムの目的は、視聴率を超越した「究極の物語」を現実で完成させること。
「このシーンは君が死ななきゃ完成しないんだ」と微笑む姿はまさに死神。
中島歩
普段は穏やかな文学教師だが、その言葉で心を蝕むサイコパス。
生徒の作文から性格を分析し、心理的な弱みを握り巧妙な言葉で意のままに操る。授業中に「創作」と称して生徒を自壊的な行動に導き犯罪行為を誘発していく。最終的には、選んだ生徒を「物語の犠牲者」として消していく…。
ハリウッドザコシショウ
ザコシショウは過激な芸風のピン芸人だが、笑いの裏で殺人を繰り返すサイコパス。
観客や共演者をターゲットに舞台での「ネタ」を現実に実行し、ギャグに見せかけた殺人を繰り返す。
ザコシショウは願っている。笑いを通じ、その奥にある「恐怖」を世界に広めることを…。
星野源
表向きは小さな時計修理店を営む穏やかで物腰柔らかな男。眼鏡をかけた知的な外見で、その笑顔にはどこか親しみやすさすらある。
しかし、その裏の顔は緻密に計画された爆破事件を繰り返す「爆弾魔」。星野源の爆弾は、時計の歯車やぜんまいを模した複雑な構造で爆発までの時間を秒単位で制御する。爆破現場には必ず壊れた懐中時計が残されており、その針は特定の時刻で止まっている。これが星野源の「署名」だ。
星野源がこうなってしまったのにはある「事件」が関与していた。10年前、星野源は新進気鋭の時計技師として注目されていたが、ある大企業の不正により星野源の開発した技術が盗まれ、家族経営の工房は破産に追い込まれる。さらには、企業との訴訟中に妹が事故で亡くなり、その裏には企業の隠蔽工作があったと星野源は確信する。
社会への信頼を失った星野源は、破壊を通じて「時の無意味さ」を世に示し、腐敗したこの国を破壊と混乱に陥れようと画策するが…