kansou

ミクスチャーブログ

広告

生きててこんなカッコよく「ゴエモン」って歌うことある?レキシ×三浦大知『GOEMON』感想


レキシ -「GOEMON feat. ビッグ門左衛門 (三浦大知)」 Music Video (YouTube ver.)

 

最強の才能ムダ使いことレキシ池田貴史と音楽妖怪どもの総大将、ダンスぬらりひょんこと三浦大知が手を組んで、大名曲『GOEMON feat. ビッグ門左衛門』が爆誕した。

一発聴いたら3日は耳にこびりついて離れないエンドレスに繰り返される

ゴヘエェモォッ…!ゴヘエェモォオォン……!

ゴヘエェモォッ…!ゴヘエェモォオォン……!

…いや、生きててこんなカッコよく「ゴエモン」って歌うことあるか?

三浦大知本人も自分が歌手になって「将来はこんな曲歌えたらなぁ…」なんて漠然と考えることはあっただろうが、まさか「ゴ」「エ」「モ」「ン」の4文字を洋楽チックに歌わされる日が来るなんて夢にも思ってなかったはず。

 

三浦大知の声の凄い所は、五十音にないような発音の声を普通に出すところで、今回も「ゴエモン」の「エ」を「エ」と「へ」が混ざったような、なんとも言えないエロい声出してる。

「ゴエモン」を「Go any more」くらいの勢いで発音してる逆空耳アワー。あまりにもクールでセクシーに「ゴエモン」って歌うがゆえに、聴いてるこっちが勝手に「この『ゴエモン』の4文字にはなんかめちゃくちゃ深い意味が隠されてるんじゃ…」と、深読みしちゃうくらいの説得力が出てくる。

※本歌詞見たらちゃんと「Go ahead moon」でした

歌詞書いたレキシ本人すらライナーノーツで、

あとの歌詞は語呂の良さを優先させているので、あまり深く問わないでください(笑)。

レキシ 6thアルバム 「ムキシ」発売!

と言ってるように、全体的な歌詞の意味に別に深いモノはないんだろうが、メロディも石川五右衛門のイメージとは真逆と言っていいくらい終始「洋」の感じで展開されるし、歌詞のワンフレーズワンフレーズも上質な恋愛ソングみたいなワードがテンコ盛りで、だんだん「お、おれはいったいなんの曲を聴いてるんだ…?」って頭おかしくなってくる。特に、

「もっと君のこと もっと気に(好きに)なって夢にまで見たことを隠せない」

「越えようこの距離を もっと登るなら(遠くまで) 月の明かりを盗みに行こう(あの日見た景色を見に行こう)」 

とか、こういう歌詞を突然ブチ込んでくる。泣きました。

レキシ池田の顔からは想像できないサラッとした聴きやすさの極みみたいな声と、三浦大知の粘り気と色気を兼ね備えた声の相性が最高で、はじめてスープカレー納豆トッピング食ったときみたいな衝撃だった『GOEMON feat. ビッグ門左衛門』、無限に食えるバカ美味ソング。ぜひGo ahead moon。