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ミクスチャーブログ

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1972人が選んだ「当て馬ランキングベスト100」

大変お待たせいたしました。いまここに、当て馬人気No.1を決める当て馬のための当て馬の大会「当て馬ランキングベスト100」を開催します。

実施期間:9月14日~

回答者数:1972人

Q1.あなたの好きな当て馬は?

Q2.理由があればお書きください。

当初の予定では、30位からコメントを紹介する予定だったのですが、下位だろうが上位だろうが、回答者達の当て馬に対する凄まじいほどの熱量が当て馬太陽フレアを引き起こしていたので、50位からコメントを抜粋させていただきました。

計26,000字超えの異常ボリューム。ぜひその熱に目を焼かれてください。

 

目次

 

50位→21位

50位 杉村(耳をすませば) 6票

・最悪の形で告白して秒で振られる。挙句には自分よりイケメンとくっついてしまって、その姿を見つめる姿も切ない。

・「月島~面会人だぞ、男の」聖司くんが留学の報告をしに雫のクラスに来た時の杉村の顔が大好きです

 

49位 小野寺小咲(ニセコイ) 8票

・わりと最後の最後まで本命だった人じゃないですか。両片思い状態がずっと続いてた訳だし。主人公とのタイミングさえ合っていれば絶対ゴールイン出来たのに…本当にタイミングさえ合っていれば…って感じです。本当に惜しい所まで来てて、それでも最後には本命(千棘ちゃん)との仲を素直に応援できる所が好きです。

・主人公とずっと両片想いで、いつくっ付いてもおかしくなかったのに、いつの間にか他のヒロインにかっさらわれて昔の約束も反故にされ、主人公カップルの結婚式のためにウエディングケーキを作らせる作者の鬼畜っぷりがたまらないから。あと正統派で可愛いところ

 

48位 鮎川奏多(近キョリ恋愛) 10票

・ドラマ【近キョリ恋愛】で岸くんが演じた鮎川奏多の役の絶滅危惧種的良いやつ。と名言が刻まれるほど、物語の中を越え、視聴者からも人類いや、地球上から愛し愛されるほど、めちゃくちゃに良いやつ。

・幼なじみの美麗ちゃん(ヒロイン)のことずっとずっと見ててだれよりも美麗ちゃんのハルカ(主人公)への気持ちをわかってるからこその自分の気持ち封じ込めた「すきなひとが自分じゃないひとをすきだったら諦めるの?」「俺が背中押してやるよ」を言える男。ただいつもみたいに落ち込む美麗ちゃんのこと励ますだけのつもりが、ハルカの無責任な行動のせいで泣いてる姿見たら気持ち抑えられなくなってなんで泣いてんだよ俺はお前のそんな顔見たくて背中押したんじゃねーよって衝動的に抱きしめてキスしちゃうけど、それでもハルカには「美麗の気持ちちゃんと考えろよ」って怒れる男。美麗ちゃんと付き合ってからも凛々子さん(主人公義理の姉)のこと気にしてるハルカのこと、それだけでも美麗ちゃんと自分の気持ち考えたら悔しくてむかつくのに、もし凛々子さんもハルカのことすきだったら、ハルカと凛々子さんがうまくいけばって、ちょっとでも考えちゃったのかもしれない奏多くんは世界一人間らしくて愛しい

 

47位 獅子尾五月(ひるなかの流星) 11票

・とにかくひるなかの流星が人生一の少女漫画なんですが、その理由はやっぱり「誰もが当て馬と思ってたやつが実は本命で本命と思ってやつが当て馬だった」の最高峰をやってるからなんですよね。なんだかんだ、読者はみんな教師と生徒ものへのささやかな抵抗を抱きながらも獅子尾と結ばれると思ってたし、現に獅子尾がめちゃめちゃかっこよすぎるので文句もないし、馬村があまりにも綺麗な当て馬ムーブをやらかすし(名前も馬入ってるし)、本当にクライマックスにはびっくりしました。でも全然無理やり感はなくて、教師と生徒ものの中でもトップクラスに皆納得できる作品になってると思います。獅子尾の大人の余裕、ふと見せる弱さ、セクシーさ、たまんねぇ!

・彼は当時小学生だった私の人生を狂わせました

・自負するくらいに当て馬。トークテーマにもなってました。あんな顔がいい当て馬いるかよ

 

同率47位 常陸院光(桜蘭高校ホスト部) 11票

・「雷」「教会」「ヘッドフォン」で検索掛けると彼の名が出てくると言っても過言ではないくらいにはあの名シーンは最高だと思っています。常陸院光は少し世間知らずな部分がありますが、好きな女の子に対する想いは人一倍大きく、その気持ちが彼と、双子の常陸院馨を成長させました。本当ならば2人の名を記したいところでしたが、実際ヒロインに想いを告げて正面から振られたのは常陸院光で、「当て馬」という確かな立場であったために彼を挙げさせていただきました。

・大金持ちの息子、双子、生意気、プライド高い。見分けがつかないことをいいことに周りを振り回す常陸院兄弟を唯一見分けられるハルヒという設定がまず最高。そもそもハルヒがラブコメ界トップのキャラ(かわいい、鈍感、でも妙なところ鋭い)。それに惚れるプライドが高い生意気な光ちゃんかわいすぎる。随所随所で不器用ながらも頑張ってハルヒにいいところを見せてたのに結局は全てアホでイケメンで金持ちでカリスマ性溢れる環にとられる。私が悔しくて泣いた。アニメ版では声優さん同士が結婚しており、それだけ唯一の救い。

 

45位 神谷曜子(ときめきトゥナイト) 12票

・ただ「真壁俊のことが好き」という感情だけで真っ直ぐ突き進んでいるのが素敵だから。蘭世と俊がくっついて第二部からもめちゃくちゃいい味出してて大好きなキャラです。

・聡明かつお嬢気質(家業は天ないのマミリンに近い)ながら、江藤蘭世に分かりやすく嫌がらせするところが、実は相手を自分と同じ土俵に立たせている懐の大きさの表れでもあるところ。シリーズを経て、蘭世の弟・鈴世に大人の色気でモーションかけようとする一面をみせ、それもただの当て馬で終わらせないよ?って感じでユーモラスがある

 

同率45位 大道寺知世(カードキャプターさくら) 12票

・好きな人がその好きな人としあわせになるために、自分の気持ちを隠しながら一番近くで美しく笑う大道寺知世ちゃんが幼少期から大好きなので選択させていただきました。同様の理由から『カルテット』世吹すずめちゃんも大好きですが、初当て馬が大道寺知世ちゃんだったため、苦渋の決断を経て彼女の名前を入力しました。

・好きな人(さくら)の恋路に交錯することのない多分唯一の当て馬。さくらへの想いを胸に秘め続ける奥ゆかしさ。forさくらを貫く言動。たまらないものがある。

・切ないのに優しく見守る愛が聖母のようだから

 

同率45位 日渡星司(きらりん☆レボリューション) 12票

・幼い頃の思い出として理想的な当て馬だったので。振られ方も含め、最後まで王子様であり続けたところが今でも印象深いです。

・きらりに気持ちを自覚させるため嘘の告白をするシーンが好きです。

・小学生のころ、"""圧倒的"""星司派だったのに、あんな振られかたをして性癖が歪みました。私の当て馬推しの邪悪的根源です。

 

42位 雉真勇(カムカムエヴリバディ) 13票

・片思い相手の安子に間違ったアプローチ(変なあだ名攻撃&野球のご褒美=安子みたいな発想で告白するやつ)をし続けて2度も振られ、老年期にようやく行き着いた教訓「恋愛は先延ばしにするんじゃない」もやや的外れになってしまってるのが総じて残念でかわいい

・朝ドラの当て馬はたくさんいると思いますが、これだけ分かりやすい当て馬はいないのでは?と言うことで勇にしました。安子のことが好きだからって「兄さんは雉真の跡継ぎだからお前とは釣り合わない」(要約)とか言うんですよね。クールポコもびっくり。そんな勇でも、最後に安子とたわいもない話ができたのはある意味幸せな当て馬だったのではないかと。

 

同率42位 羽川翼(物語シリーズ) 13票

・第三者から見れば理想のヒロインポジションを確立しておきながら度の過ぎた聖人故にメインヒロインの座を退き更にその恋心を秘め続けた結果思わぬ形で爆発し想い人を殺しかけた自己犠牲自爆無理心中型ヒロインが大好物だから。

・戦場ヶ原さんよりもメイン扱いされる回が多く、かつ、アララギくんとほぼ両片思いだったという普通の当て馬キャラよりも好位置につけていたのに実らなかったため。

・1話の段階でおっせかいヒロインという決して結ばれないキャラ付けをされたあと、猫物語白、黒、傷物語劇場版で圧倒的ヒロイン力が提示されてどうしてこの女性が正ヒロインじゃないんだ?と本当に疑問に思います。また正ヒロインからも羽川翼が主人公と付き合ってると思ってたけど思いを伝えたら意外なOKをもらえたという証言もあり、正ヒロインと互角以上のスペック、運命力、ルックスを持ちながらも主人公に頼られるという立場に甘んじ、傷つくことを恐れて告白しなかった結果いきなり降ってきた女性に正ヒロインの座から追い出されるというあまりにも当て馬の素質があり過ぎているからです。また、主人公のブラコンの妹からの妨害や、吹っ切れたあとに告白して主人公に振られる、その後また振られるエピソードなど当て馬特有のふん、悔しいけどお似合いねというあっさりした自己完結や当て馬同士で付き合わされるというお約束もなく、タイミングと勇気だけで正ヒロインになれる可能性に溢れていた彼女こそ当て馬界の女王だと思います。

 

40位 星野光(美少女戦士セーラームーン セーラースターズ) 14票

・うさぎちゃんと星夜くんが過ごした時間が特別すぎて星夜光という文字を見ただけで動悸がするから。

・キャラソンのタイトル「銀河一身分違いな片思い」に全てが詰まってる

・星野光に恋をし、星野光の恋の成就を願った幼稚園児でした。彼が見せてくれたのは銀河一の片思いでした。

・当て馬…というとマイナスイメージがありますが。旧セーラームーン5期にて、ほぼ登場しないまもちゃん(地場衛)に代わって、うさぎを精神的に支えていたにも関わらず、うさぎはまもちゃん一筋。星野たちが星に帰る際には、うさぎに「私たちずっとお友達だよ」と声かけられる始末…でも、そんな彼(彼女)が大好きです。

 

39位 中川ケン(天使なんかじゃない) 15票

・あんないい人なのに本当に最高の友達ポジション確率してしまい最後も翠の背中を押しいい人を全うして、その失恋を曲にしてヒットソングを作るという、子どもながらに報われてほしいと思ったキャラです

・誰からも好かれる性格でいつもみんなを明るい気持ちにさせてくれるのに、スリル度0なために翠をドキドキさせられなくて、結局フラれるところが哀れで大好きです。

・翠をずっと見守ってきたのに、須藤に掻っ攫われても文句言わず、誕生日プレゼントをくれるような健気さが好きです最終的に翠のことを歌った曲でデビューしちゃうとか健気すぎて…

 

同率39位 乃木流架(学園アリス) 15票

・ヒロインも好きだけど親友のことも大好きだと明言した性格の良さ、けどヒロインが記憶喪失になることが確定したあと「次に出会った時は俺を選んで」と伝える男らしさを兼ね備えているから。

・棗(ヒーロー)と蜜柑(ヒロイン)どちらも大好きで、どちらにも片思いしている様な、気持ちでいるところが好きです。(実際はどちらとも別の形で両思いになれていると思う)多分、ヒロインよりヒロイン。

・ヒロインのことをヒーローとほぼ同時に好きになったのに、ヒーローとヒロインが圧倒的すぎて当て馬のa…の時点で望みを砕かれるるかぴょん…特殊能力のようなアリスと呼ばれるものがあるのですが、それもルカぴょんは動物たちを虜にできる動物フェロモンというアリスなの、どう考えても舞台が違えばディ…ニープリンセスの立ち位置なのに、なぜ!!なぜ蜜柑とは結ばれない???なぜ!???大好きです。

・みかんのことも棗のことも大好きで大切だったるかぴょん……守りたいその健気さ……

 

37位 不破颯(持続可能な恋ですか) 16票

・2022年ドラマでトップレベルに完璧な当て馬を演じたと思う。

・終始ヒロインに相手にされていないのに常に明るく爽やかで、決死の告白は誠実さが溢れ、これ以上ない良株な当て馬

・最後の最後まで「良い奴」を貫き続けた。私にとって最高の当て馬

・このドラマで磯村勇斗に完璧に落とされました。どうしてくれる。

 

36位 山下一真(初めて恋をした日に読む話) 17票

・当て馬と呼びたくないくらいかっこよかった。大好きなヒロインだけでなく、ライバルである自分の生徒の将来や気持ちも考え身を引く様が男らしすぎて号泣。同じ中村倫也さんが演じた「この恋あたためますか」の浅羽社長に見せてやりたいと思った(あれはあれでいいけど)。

・当て馬としての役割を全て果たしてからのカッコよすぎる退場!グイグイ肉食系かと思いきやキスすらもさせて貰えないヒロイン思いのカッコイイ当て馬です!

・順子の思い出に残る人でありながら、結ばれず、それでも順子の幸せの為に自分の人生を犠牲にする最強の当て馬だと思うから。

 

同率36位 取手治(あすなろ白書) 17票

・もう取手くんでいいんじゃない?取手くんにしとけ!私なら断然取手くん選ぶわ!って毎週友達と盛り上がってました。

・「俺じゃダメか?」という名言を残し世の女性を落としまくった一方本命にはフラれるという快挙を成し遂げたから

・あすなろ抱き!そしてクリスマスの夜!!俺は、俺はキムタクと呼ばれる前から(シュートとかその時ハートは盗まれたとか)拓哉に目をつけてたの!!!でもかけいくんもね…ほんとかっこよくて… てゆうか西島秀俊も… 岩城滉一も… 取手くん以外に、代名詞(あすなろ抱き)のある当て馬っているのか、いやいない(反語) 当て馬史上、一番顔面が良いのでは。てゆうか、なるみちゃんよ、取手くんにしとけよな…  かけいくんはあぶなっかしいよ。またいつ変な過去の女が出てくるかわかんないし…

・まだSMAPが国民的アイドルとなる前ですが、当時からスマヲタだった私的には、木村拓哉が3番手でしかも当て馬なんてJ事務所がよく引き受けたなと。原作の取手くんはそこまで魅力のある男ではなかったけれど、ドラマ見てない、産まれてない世代まで「あすなろ抱き」が認知されてるのがただの当て馬で終わらないところ。俺じゃダメか?って、イイに決まってる!…けどそれを言っちゃったら本命にはなれないのよ取手くん。 

 

同率36位 加村直澄(こどものおもちゃ) 17票

・たまに様子がおかしくなる以外、真面目で優しく健気ですが、あて馬なので主人公への恋心は当然報われず、しかし番外編「Misty Blue」における彼のその後の人生の描写も大変よかったので

・いかにも当て馬!!!って感じのことも散々やったけど主人公のこと恋愛対象としても友達としても仕事仲間としても大好きで誰よりもぶれなかったところ

・出会い、運命、嫉妬、引き際全てが適切かつ本命を食わない立ち位置が完璧です

・「彼を好きな君が好き」という、絶対的に勝てない位置でありながらいいライバルになるのがとても良かったので……

 

33位 須王銀太(ママレード・ボーイ) 18票

・人生でいちばん最初に出会った当て馬なので思い入れが強い。

・子ども心に絶対に遊じゃなく銀太でしょと思っていた

・当時りぼんを読んでいて初めて報われないなぁと認識したのがギンタだったので。

・結局いいヤツなのがまさに当て馬!

 

同率33位 多田哲也(プロポーズ大作戦) 18票

・当て藤木直人馬の中でも特に辛いから

・元祖当て馬と言えば、藤木直人。コレが基本で、他は派生したもの。藤木直人は間宮祥太朗のご先祖様だと思ってる。

・ボス恋中沢と悩みましたが、ラスト直前まで新郎でい続けたのに最後にあまりにもかっこよく背中を押す姿は永遠に語り継がれる当て馬界の伝説

・多田さんは当て馬の鑑です。結婚しようとしている相手に、いや結婚式真っ只中の相手に、勝敗が決まっている賭けをして送り出す姿は一生忘れません。

・分かってはいたものの、ここまで来たのに当て馬なのかよ…!となる

 

同率33位 安藤望(Nのために) 18票

・当て馬特有の明るさは持っているもののロジカルで策士、最後には自らのずるさで大切な人を深く傷つけてしまうその人間臭さ、、、

・2番手役の賀来賢人の中で1番好きです。

・視聴者全員が最初の2話で成瀬くんを好きになるので、途中で出てくる安藤は完全に当て馬になるのが分かりきった事実ではあるものの、あまりに良い男なので安藤もアリかも…?って気持ちになる。でも最終的に成瀬くんの「一緒におらん?」の台詞により視聴者爆死でやっぱり安藤の当て馬は確定…!と思いきや、実生活では榮倉奈々(杉下)と賀来賢人(安藤)が結婚するという、現実世界まで巻き込んだ壮大な物語という点でNのためにに勝るものはない

・ドラマ Nのためにがとてもよかったし、 安藤を演じた賀来賢人さんが現実には このドラマで親しくなったヒロインの榮倉さんと結婚されたから。

 

30位 沖弥太郎(君は春に目を醒ます) 19票

・主人公は、7歳歳上の近所のお兄さんに小さい頃からずっと恋をしていて、そのお兄さんが病気の治療のため【人工冬眠(コールドスリープ)】をして、高校2年に同い年として学校生活を送るようになります。そして弥太郎くんは主人公に小学生の頃から片思いをしつづけている当て馬です。主人公の名前を呼ぶのだけで7年以上かかっています。ある理由で自己否定的な感情がつよくて、メンタル不安定気味なので、読者もメンタル不安定気味になります。主人公に2回告白しますが、一回目は告白したあとに泣き、2回目はボロボロに泣きながらします…。しんどいです。

・小学生の頃に好きな子(主人公の岩永絃)をいじめていた過去を持ち、絃に突き放されてからは疎遠になっていましたが中学時代に謝罪することができ、高校生になった今では和解し、お互い友達として接しています。しかし、弥太郎はいじめていた過去に罪悪感を抱き続け、絃へ気持ちを伝えようとはしません。絃が好きな相手である「日下千遥」に告白しようとしたとき、やっと想いを伝えることができますが、絃の勇気を遮ってまで行動してしまった自身のことを「結局いじめてた頃と変わらない」と即否定します。誰でも持っている嫌な過去を後悔し、自分を嫌い続けてしまう繊細な弥太郎は翻せば自分と向き合う強さを持っていると思います。そういうところに惹かれます。

 

同率30位 灰原哀(名探偵コナン) 19票

・とにかく健気…可愛いツンデレでコナンに振り回されてるのしんどい…コナンは哀ちゃんがおらんと何度も死にかけているのを気付いていない…それもまた良い…

・コナン(新一)と蘭は必ず結ばれる運命だろうけど、そこに腐ることなく、毎年劇場版で長所・特性を生かした見せ場をつくり、周りの仲間を愛しながら、コナンの相棒として抜かりない働きを見せるから。決して「好き」という気持ちを言葉にしないけど、ひたむきな協力・後ろ楯、すなわち行動でそれを示しちゃってるから。書くだけで泣けてきました、哀ちゃん絶対幸せになって!!!!!

・灰原哀ちゃんはコナン(新一)のことが好きなのかな?という描写はいくつもあるけど、哀ちゃんが2人の仲を引き裂いたり蘭から新一を奪おうとは絶対にしないところが良い。コナンくんのことを好きだとも言わないし、叶わぬ恋だとちゃんとわきまえてる。新一も蘭ちゃん一筋なため、哀ちゃんに少しでも心が揺れる心配を読者がする必要もない。恋愛面では哀ちゃんの想いは一方通行だろうけど、コナンくんも事件の捜査などでは哀ちゃんを頼りにしてるし、哀ちゃんもコナンくんの推理力を信頼してるところが良い。それに哀ちゃんはコナンくんのことを好きだろうけど、蘭ちゃんのことも好きなんだろうなと思うし、でもそういうのを素直に表現出来ないツンデレなところが魅力的な気がします。

 

同率30位 袴田静(なまいきざかり。) 19票

・何度振られても諦めきれず主人公に好意を寄せていたにも関わらず、1度も主人公に恋愛的好意を向けてもらうことは無かった。結局最終巻まで他の女の子とフラグが立つことすらなく、とんでもないハイスペイケメンなのに最後まで残念だった。

・恋愛が不器用ながらも、既に彼氏持ちの由希に一途で優しいところが応援したくなります!あと袴田スマイルの破壊力はすごい。

・直球の告白が眩しすぎる!女性が苦手なのに町田さんのことを一途に思い続けていて本当に尊い存在。

 

同率30位 須和弘人(Orange) 19票

・一貫して優しく、心からヒロインの幸せを願う姿に惹かれました。「叶わぬ片想いをする男性キャラ」がヘキになった主因です。

・そのままいけばヒロインと結婚して幸せな家庭を持てる未来を知っていながら、ヒロインの想い人を救うために過去を変える逆東リベをやるというありえない心のデカさ。10年後の自分から当て馬になれ!と言われて(意訳)それを飲める高校生っている?いねぇよなぁ……

・いい奴=当て馬の方程式を中学生の私に気づかせたのは間違いなく須和だったから。須和とパラレルワールドの世界でもいいから付き合いたい、いや付き合ってると信じてこの世界を生きてる

・一途にヒロインのことを思い続けている姿、本命が死んだ世界線では結婚までして支え続けいる健気さを見ると心が痛くなる。彼には報われて欲しい。実写版では、当て馬が超似合う竜星涼が演じているが、この映画きっかけで彼のことが気になった。

 

26位 青江冬星(はいからさんが通る) 20票

・圧倒的美形。劇場版はcv櫻井孝宏。自身の出自が原因で蕁麻疹が出るほどの女性アレルギーだが、ヒロインの紅緒に出会ったことで緩和し、彼女に惹かれていく。紅緒のために夢を諦め、自分で必死に立ち上げた出版社を畳み、大嫌いだった実家の銀行を継ぎ、彼女と結婚まで漕ぎ着けたが、まさかの結婚式当日に関東大震災が起こり、紅緒は自分を助けにきた元婚約者(事故で記憶喪失になっていた)と愛を誓う。その後は元婚約者を一発殴っただけで、お決まりの「幸せにしてやれよ」的な発言と共に、紅緒の幸せのため潔く身を引く。番外編にて養子を取り独身のまま、38歳という若さで亡くなったことが語られている。あまりにも不器用な男。

・しっかり恋愛して結婚式にまで漕ぎ着けたのにそこで本命男にヒロインを奪われる(譲り渡す)のはあまりにも完璧すぎる その後結婚せずに亡くなっているのもポイント高い

・当て馬として最高にかっこいい終わり方をした上、スピンオフでは主人公に似た少年を養子にして37の若さで亡くなる。誰のものにもならず最後まで完璧な存在でいてほしいという作者の寵愛が透けて見える。

 

同率26位 竹本祐太(ハチミツとクローバー) 20票

・最初から最後まで、はぐちゃんが竹本の事を一回も意識していないのが可哀想すぎる。最後ハチミツとクローバーのサンドイッチに泣いてたけどあれは感動ではなく悲しみの涙にしか見えない…クローバーて………

・秘めた竹本くんの恋心はいったいどこへいったのでしょう。勿論はぐちゃんが幸せを祈ってくれてるけど、ずっと一緒に居たいと選ばれはしなかったな…。

・主人公なので特に感情移入してしまった。羽海野チカ先生の描写がズシンとくる。

・上から順に、はいはい、あー…はいはい、とみていって激しくあーーーー!あーーー!と悶えたのが竹本くんでした。主役なのに当て馬って…マンガでもアニメでも不憫でかわいいそして不憫…

 

24位 オビ(赤髪の白雪姫) 21票

・女(主人公)も男(主人公の相手役•王子)も大切でありその想いを主人公には秘めながらも主人公の考え方ややりたいことを尊重し、補助する献身っぷりたるや、容疑者Xの献身かて。という。(恋愛的な意味で)陰で王子を裏切ることも出し抜くこともせず、ただ主人公の行く道に寄り添い守るということのみ…。歴代当て馬の中の最高潮です。

・飄々としていて、隙がありそうでない、誰にも心を開かない、猫のような彼が唯一心を開いたのがゼンや白雪たち。忠誠を誓ったゼンの恋人に恋心を抱いてしまう、しかもそんな様子は出さないようにする努力(しかし名言前から読者には分かってしまう)好きにならない訳がない。ほとんどの当て馬が好きアピをするにも関わらず、一線は絶対に越えない、胸が苦しい。どうかオビが報われてほしい。でもきっとオビはそんなこと望んでいなくて、ゼンや白雪の側にいられればいいとか思ってそうで尚のこと辛い。オレなんかここに居させてもらえるだけでありがたい、これ以上は望まないって思ってそうで、誰か彼を包み込んであげてほしい。頼む。

・めちゃくちゃ良い男。白雪のことを大切に想ってるのが伝わってくる。ゼンのことも大事で、2人のために動いてくれる。仲を壊そうとか出しゃばらない。報われて欲しい、幸せになって欲しいと思わずにはいられない。あとシュガシュガルーンのウーとソールも好き。ストレートでかわいい。

 

同率24位 響良牙(らんま1/2) 21票

・報われないけどそれが笑える方向に行っていて良い。ほんとうに可哀想な感じだと見ていられないのでこのくらいしっかり空回りしていると微笑ましい。

・当て馬キャラ大好き人間になったのは彼に出会ったからかもしれません。当て馬でイケメンで強くて方向音痴で水をかぶると子豚になる…設定盛り盛りなんですよね。やっぱりかわいいです。

・女らんまがカツラを被っただけという超簡単な変装も見抜かない良牙はアホすぎて泣けてきます。あかね一筋と言っているのに、変装した女らんまにすぐ迫ったりと意志が弱すぎるとこほも最高ありがとう…と思います。

・すごく不幸っぽいのに女らんまとの絡みが多くてわりと役得で面白い。それから、らんまに比べて不器用で真面目そうなところが、主人公と対比してて好き。未来に期待できそう。

 

22位 朝比慎太郎(純愛ディソナンス)22票

・幼馴染っていう最強のポジションを持ちながら、相手を思いやりすぎて敵に塩を送りすぎ。恋愛においてなかなか一歩が踏み出せないチキンさが可愛い

・どう考えても中学の同級生にいただろ!みたいな、ない幼なじみの記憶の蘇る顔。絶対に幸せになってほしいのに、なって欲しくない、苦しむ顔をもっと見せて欲しいと思ってしまうからです…。

・ヒロインの事を一途に想っているのに無駄に期待させられた上にビンタまでされて不憫すぎる。私が幸せにしてあげたい。

・奇々怪々叫喚地獄ホラードラマの唯一の良心でありどこに出しても恥ずかしくない当て馬。一途、同級生、鈍感ヒロインと三拍子揃ってさらに料理まで得意となればもうお母さんになるしかない。

 

21位 弘光廣祐(ヒロイン失格) 25票

・チャラいけど言ってることは正論で、いつもはとりを助けてくれる。王道ヒロインのずるいところをはっきり『ずるい!』と言ってくれるところが大好きです。はとりとの別れのシーンも『誰だと思ってんの?』と笑顔で言うのも最後までかっこよくて痺れます。

・これまで観てきた作品数はそこまで多くはないですが、それでもあんなに顔が良くて、スポーツが出来て、頭の回転が速くて、理解力と包容力があって、空気が読めて愛想が良い、完璧な当て馬はなかなかいないと思っています。最初は遊び感覚だった弘光くんも、はとりと接しているうちに自分の気持ちをコントロールできなくなって戸惑ったり、手袋を手編みするなど、今までの弘光くんなら絶対に取らなかった行動をしたりするようになる変化が愛おしかったです。また、自分の気持ちを真っすぐ伝える言動や行動、はとりを理解しようとする姿、別れ際や後日のスマートな振る舞い(振られて辛いのに…)など、最後までかっこよかったです。自分が生きてるうちに幸せな未来を絶対に見届けたい、とこんなに願ったキャラはいません。弘光廣祐をよろしくお願いいたします

・この役の坂口健太郎のかっこよさは一生忘れられない。電話をワン切りしただけなのに、場所を突き止めて駆けつけてきてくれるやついますか!???しかも駆けつけてきた弘光に対して、「なんで?」と聞くヒロイン、、それを寛大に受け止めて、言った一言「SOSだったでしょ」お前いい奴すぎる!!!

 

21位→11位

20位 東十条司(やまとなでしこ) 26票

・一例として挙げられるまで気づかなかった、あんた、当て馬やったんか…と思わせるほどの存在感。BARで一気飲み。札束男に変身。オープンカーで颯爽と登場しヒロインを送り届ける。数々の名場面が走馬灯のように駆け巡ります。

・最後まで都合のいい役回りだけどその当て馬にされても変わらない振る舞いにむしろもう東と結婚しろよ勿体無いと思いました

・当て馬にも、「最初から最後までまごうことなき当て馬」パターンと、「途中チャンスあり!?揺れ動く強力な当て馬」パターンがありますが、私の好きな当て馬は前者です。病院の跡取り、オープンカーでお出迎え、数々のプレゼント。背が高くイケメンなのにそこはかとない残念感。愛すべき当て馬の見本のような東十条司を推薦させていただきます。

・当て馬という概念を初めて教えてくれた登場人物。なんなら名前(王子の手前だから東十条)からして当て馬。最終回の空港までスーパーカーで送っていく際に「世界一のアッシー」を自称する姿は当て馬界でもかなりカッコ良い名場面だと思う。

 

19位 馳天馬(花のち晴れ〜花男 Next Season〜) 27票

・貧乏になった音との格差に負けず、学校同士の争いに負けず、継母の圧にも負けず、強引になりたい傲慢さにも耐え、ただひたすらに音を守るために、音と生きるために尽くしてきたにも関わらず、少し動揺した程度(自分を慕ってくれている後輩と音のどちらを信じるべきかの迷い)で、さっさと主人公(神楽木)にもってかれちゃう脆さとあのバキバキの目は忘れられません。

・本人は悪くないのに味方がいなさすぎるところと純粋に5000万円という失った金額がでかすぎるところです。17〜18歳はこの経験に耐えられるのか時々不安になります。

・最初は優勢だったのに、いつの間にか目の前でライバルに好きな人を奪われるというあまりの完璧な当て馬の流れに涙しました。当て馬ビンゴがあれば全クリアしているレベルだと思います。

・主人公花への想いのぶつけ方、引き際など全てがTHH当て馬です。そして今気づいたのですが天馬→てんま→あてんま→あてうま→当て馬役名にすら当て馬という事実が隠されていました。中川大志こそがベストオブ当て馬です。

 

18位 井吹朝陽(いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう) 28票

・一時は本命と結ばれるものの、本命の心変わりや本心の表出により思い悩み、攻撃的になる。醜い姿、弱い姿を晒す。最終的には本命を応援し、本人も新たな道を見つける。…という、“当て馬”としての責務をフルで果たし、主人公である本命たちより愛すべき存在として君臨していると思います。大好き!!

・登場時は鼻につく御曹司だったのに、すぐさま星が好きな優しい好青年に格が上がり、迎えた伝説の芋煮会回ではヒロインに寄り添うジェントルマンに徹した挙句、ようやくカップルに。でも数年越しで付き合っていたのにクリスマスすら一度も一緒に過ごさせてもらえず「ラス前で「2番目でいい」と食い下がるもの、最終的に自分から「僕を選んだらだめだ」「僕はキミのこと好きじゃない(震え声)」と、身を引くなど涙を誘う当て馬界イチの悲劇の御曹司だからです(金つばを食べながら号泣)「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」とは、井吹朝陽のことだと思います。

・失恋した彼女に対して、「僕のこと好きになりなよ、僕だったら君に両想いをあげられるよ」と言い付き合った、そして本当は凄く凄く好きなのに、結婚したいほど好きなのに、別の人を想っているけど優しくて自分に別れを告げることが出来ない彼女に対して、「僕のことを好きになったらダメだ、僕はもう君のこと好きじゃない」と言って背中を押してあげる優しさを持つ優しい人。

 

17位 竹内匡史(僕等がいた) 29票

・マッキンゼーに就職するほどの頭脳と高身長と男女共に好かれる性格と悪くない顔面を持ちながら、親友に矢野とかいうモテの権化がいた結果いつも貧乏くじを引かされてきた男。ずっと片思いしていた矢野の彼女(高橋)が矢野と自然消滅した後付き合うも、矢野に義理立てして一切手を出さず、矢野との再会を果たし揺れる高橋に「俺たちには積み重ねた時間がある」と夜景が見える高級レストランで正面からプロポーズし玉砕、「もう会わない」と高橋に宣言するも数日後再び現れ矢野との仲を後押し、無事2人が結ばれた後は会社の都合で留学すると宣言する、主人公カップルにとって究極に都合のいい存在、竹内くん。まさに少女漫画史の当て馬金字塔だと思っています。

・ヒロインを生田斗真とくっつけるために結婚指輪を川に投げました。1番経済的にも精神的にも投げ合ったものが大きすぎます。絶対こいつと結婚したほうがいい!と叫びたくなります。

・これほど見事な当て馬を私は他に知りません。他作品で良い当て馬を見かけるたびにリスペクトを込めて「竹内くん」と呼んでしまいます。この世にいる全ての「竹内くん」を抱きしめたいです。

・こいつがいい奴すぎてヒロインとヒーローの胸ぐらを掴んで海に投げたくなった

 

16位 鷲尾豊(デート〜恋とはどんなものかしら〜) 31票

・イケメンエリート好青年。ドラマ内で1番まともなのに依子と巧に振り回され空回りする残念なハンサム!日本三大当て馬の1人と称されています

・最終回、依子のノートを読んで声上げて崩れ落ちる鷲尾くん見て「このドラマ一生好き!」と思ったから。同じ中島裕翔演じる「弱くても勝てます」の白尾くんもヒロインのこと好きすぎてストーカー気質発揮してて当て馬として最高でした。

・異次元スタイル高身長、役柄も優秀で誠実で真面目、そして顔が中島裕翔という完璧な超人当て馬が登場します。主演の杏と長谷川博己という身長がバグった2人に肩を並べる中島裕翔。それに加えて松重豊も出てくるのでもう画面は高身長まみれです。全員でかい。ほぼ進撃の巨人。その中で当て馬を任されたのが中島裕翔、その当て馬力は想像以上でした。

・変人の主人公依子を心の底から大事にしたいと願う常識人鷲尾くんの誠意と可愛らしさに毎回死ぬほど萌えました。誰が見ても変人でしかも依子に寄生したいというニートの巧より勝ってる!!のに、運命じゃないという一点で大敗してしまう鷲尾くん。しかも結婚寸前に依子自身も気がついていなかった気持ちが明らかになるという、当て馬としては非常に辛い展開が不憫すぎて。これ以上の当て馬は考えられません。

 

15位 葉山祥吾(着飾る恋には理由があって) 34票

・川口春奈に何年も憧れられてておそらくある程度想われてる自覚もあるにも関わらず、その好意にあぐらをかいていた結果、不意に出てきた若い横浜流星に陰で「シャチ」などとあだ名をつけられた挙句あっさり取られ、川口春奈にも過去の恋愛扱いされたから。爽やかに片想いじゃなかったよ、とか言ってるけど事実だけ並べたらだいぶダサくて好きです。また、当て馬は最後大抵なんとなくいい感じの女が出てくることが多い中、この向井理だけ特に何もなく終わったため。

・本命に劣らぬビジュアル、主人公を誰よりも想う気持ちはさることながら、「好きだと気づくのが本命カップルが出来上がった後」「とりあえず笑っててほしいから走る」「告白未遂のあげく海外へ」などの当て馬としての仕事をしっかりとこなし、最終話目前で星野源を背負い、ドラマを盛り上げた正統派当て馬だと思うからです。

・近くに居ると思ったらふらりとどこかへ行ってしまう掴みきれない自由さが視聴者も真柴と同じように追いかけたくなる不思議な魅力、究極の人たらし、このドラマで葉山に出会ってしまってから街で白パーカーを見ると目を止めるようになってしまった非常に罪深い男何かの間違いで例え一緒になったとしても幸せにはなれないタイプの男なのもまたいとをかし

・主人公が弱っているときにそっと寄り添う圧倒的当て馬ポジションでありながら、一切二人の間には割って入ってこない、新しい当て馬の在り方を見た。大人すぎる。こんな大人な当て馬はいままでいただろうか……。全女子が好きです。

 

14位 胡桃沢梅(君に届け) 35票

・爽子を侮らなかったから。ひどいことしてしまったかもしれないけど、爽子本人がもう気にしていないから外野がとやかく言うことではないと思った。何より外見や周囲の評判だけで人を判断しない点が魅力的であった。自身の可愛さを自覚しつつ、胡座をかかなかったところがいじらしく可愛かった。そして、最終的に爽子と仲良くなるのもよかった。運命の人、最高だった。なんでもないふりをして自分を傷つけながらずっと思い詰めていたくるみの末永い幸せを祈る。

・「クラスの中心にいる爽やかイケメン(風早)は可愛い私とお似合いでしょ」という一見傲慢な女に見せつつ、実は風早に救われた経験から隣にいても恥ずかしくないように努力して、物の見事に学校公認の美少女になった強者こと胡桃沢梅。爽子ちゃんとライバルになった後も凄まじい努力と真っ直ぐに人を想う姿を見せてくれましたね。切実に幸せになって欲しかったです。てか、風早は自分を一途に思い続けてくれ、惜しみなく努力を発揮してきた最高の女の子がこんなにも近くいたのにも関わらず、1ミリも好きになったことないって何??ちょっとくらい好きになった期間あっても良くない??と思ってしまうほどに、胡桃沢梅は純度の高い当て馬でした。

・風早への想いで最初は爽子ちゃんとその周りに影から嫌がらせをしていたくるみちゃんですが、振られるのを分かっていてしっかり風早に告白したり、何より失恋を乗り越えてどんどん素敵に変わっていったくるみちゃんが大好きです。一番最初からあだ名の貞子じゃなくて爽子ちゃん呼びだったのもくるみちゃんらしさが出ているなと思います。自分と真逆でまっすぐな人が好きと言ったくるみちゃんだけど、嫌がらせをしていたことをずっと後悔していて、爽子、あやね、千鶴にごめんなさいを言えたくるみちゃんは爽子や風早と違うまっすぐさを持っているよ!!と言いたくなります。くるみちゃんが放つ言葉はどれも好きすぎて選びきれませんが、最終巻の風早に向けての台詞、「わたしから風早をとったと思ったけどちがった、風早がわたしに爽子ちゃんをくれた」が当て馬だけど当て馬じゃない胡桃沢梅で最高です!!

 

13位 火賀俊平(宇宙をかけるよだか) 37票

・ヒロインがどんな姿であろうと彼女を一途に支え、自分は報われない彼女の恋を一番に応援。勉強はできないがなぜか彼の周りには常に人が集まり、標準語の高校でなぜか彼だけ関西弁を話し、ビジュアルは同じクラスにいた気がするNo.1(当社調べ)重岡大毅という至高の当て馬です!!!!

・選ばれたのは親友のほうだとわかっているのに、それでもあんなにまっすぐに好きな相手のために動ける人を私は他に知りません。当て馬枠ではありますがこの作品を観ている方全員が観ている間に一度は火賀くんに恋をします。(主語が大きい)

・当て馬といえど、可能性がゼロだと成立しないと思います。なので、そこそこビジュアル整った人が役に入るのがいいのですが、ぶっちゃけジャニーズWEST重岡大毅の演じる、奇抜なヒーローとは相対する平凡さと明るさ、でも消しきれない一軍みが本当に活きる。ストーリーとしても、あれほどヒロインの側にずっといて、まっすぐに向き合って、しかもクラスの一軍にもかかわらず、報われもしない人いなさすぎて、全視聴者が「ならば私が」と名乗り出たと思う。絶対に可能性がないってところまでいかないのも、また当て馬の終わりが見えなくて、当て馬界でも讃えられるべき存在になりそう。

・ただただ切ない。好きな人(あゆみ)は自分の1番の親友(公史郎)のことが好きで、その2人が付き合ったのも火賀の立場では苦しい。し、あゆみと海根然子が入れ替わったあと、1番あゆみのそばにいたはずなのに結果公史郎が影で動いてくれたおかげで入れ替わりも元に戻るという、公史郎というイケメンが全てをかっさらっていく。火賀の1番好きな当て馬ゼリフは、元に戻ったあゆみに放った「(あゆみを)奪えるもんなら奪いたかったよ」という言葉です。火賀くんが報われてほしい こんなにも報われて欲しい当て馬はいない。火賀くんが幸せでありますように…と願うばかり…

 

同率13位 菊池冬馬(アオハライド) 37票

・人間ができ過ぎている。自分が冬馬だったらある程度のタイミングで激怒しているのに最後まで良い奴で本当にすごいと思ったから。

・冬馬くんに出会って初めて、2番目の切なさ・苦しさ・美しさを知りました。わたしは当て馬が大好きです。

・千葉雄大さん(のちに実写化)をモデルに描かれたというだけあって、ビジュアルもキャラも最高の男の子。リアルに考えたら菊池冬馬一択。

・王子様のような人。相手を思う気持ちは一級品。相手に好きな人がいて諦められない気持ちごと受け入れる度量の広さ。好きになって貰えるように努力し続けるひたむきさ。そして1個1個の言葉選びが最高。彼に想われる主人公がとにかく羨ましい。

・当て馬界のエースです。名言、「思うことだけに一生懸命だなんて そんなの誰だって出来る」を始めとし思想・言動すべてイケメンで何よりヒロインを想う気持ちが強い!にも関わらず最後は身を引いた最高の男、、彼主人公の物語を見たいと願いつつ、誰のものにもなって欲しく無いという矛盾した気持ちでいっぱいです。

 

11位 八雲雅志(初めて恋をした日に読む話) 38票

・東大卒エリート商社マンという超高スペック男子。ヒロインに中学生時代から約20年も思いを寄せる一途さ。幼馴染として、いとことして、20年も側に居続けたのにヒロインが自分の部屋に来ると分かっただけで張り切ってトイレ掃除する健気さ。「くだらない話は思いつくのに君を抱きしめていい理由が見つからない」が本当は一番似合う男なのに圧倒的本命ゆりゆりに全部持っていかれてしまう男。好き……

・ドラマHPの「順子には中学生時代から片想い。今まで何度もアプローチをするものの、超鈍感な順子には見事にスルーされ続けてきた。」がもはや当て馬用文章。

・ドラマ版しか履修しておらず、原作と相違があったら大変申し訳ないですが、主人公にずーーーっと片思い(想いを告げず)して側におり、いよいよ振られた際には、主人公の側に居られたことを、『トキメくってやつし放題で超幸せだった、羨ましいだろ?』と涙を浮かべつつ主人公に言い放ったので…最高の男だと思う。

・あんな当て馬ビンゴを全部開けていくような当て馬はいない。永山さんを未だにまさし!と呼んでしまうくらいのインパクト。

 

10位→1位

10位 新谷誠(この恋あたためますか) 42票

・あんなにも一生懸命でヒロインを思いやって恋敵まで焚きつけるような形で応援するの本当に本当に最高の当て馬ずっと幸せになって……って血涙流しながらドラマ見てました。

・爽やかさ、純粋さ、人類全員への優しさ、絶妙なタイミングで見せる男らしさ、ヒロインの我儘を全身で受け止める器のデカさ、最後にはヒロインの背中を全力で押してあげられる人間力、一話に一回は映ったであろう全視聴者が同情した切なすぎる表情。名馬でした。。

・ずっと一途にヒロインを思い続ける姿!!そして!!!他と違うのは顔が仲野太賀だからです!!!!あの包容力のある優しい顔…当て馬史上いちばんの推しです!

・本格的にドラマオタクになり始めた頃に観たので、当て馬という概念を認識しながら見たのはこのドラマが初めてでした。確認のために当て馬らしいところを見返してみたのですが、再起ドンや同意無しのキスなど近すぎる距離感、恋も7話という中途半端な話数で成就するし、散々心を弄ばれた挙句クリスマスの返事はGPSでも付けてんのかと思ったストーキング性能S+のシャッチョに邪魔されるし…と出るわ出るわ当て馬のオンパレード。極め付けは先回りして別れを切り出し、樹木の背中を押したのちに放った「樹木ちゃんの幸せが、俺の幸せだから」ははははぁぁぁぁぁ!!!!!?????何度でも言ってやるがお前の幸せはお前の幸せだからな!?その幸せの裏でお前は何回涙で枕濡らしてきたんだよ、てかお前どんだけ当て馬なんだよ、当て馬テストの満点解答かよ!?

 

9位 赤星栄治(CRAZY FOR YOU) 47票

・子ども時代なかよしやりぼん等読み漁っていた私にとって別冊マーガレットはお姉さん雑誌で、初めて読んだとき衝撃をうけました。ホワホワ主人公のさっちゃんがあんな修羅場に巻き込まれて赤星くんだけが唯一の救いでした。思い入れが強すぎて今でもベスト・オブ・当馬なのでくるみちゃんとの番外編は未だ読めていません。

・相手を自分のペースに巻き込むのが上手で関係性をリードしているような態度をとる割に、自分に夢中じゃない人を好きになることを自覚しているから相手が嫌がることはできなくていいヤツから抜け出せないところが当て馬として最高です。

・とにかく顔がいい、ツンデレのようで普通に優しい、ストーリー上では完全なる当て馬だけど、どう考えても赤星くんの方が幸せにしてくれる…ってなるので読者は圧倒的赤星派の方が多いです。

・少女漫画史上赤星の右に出る者は居ない連載終了から十何年経っても彼の幸せが都度気になる

・二次元の当て馬史上一番顔が良いです。よって万が一実写化した際には間宮祥太朗に演じてほしいです。

 

8位 安堂拓海(ストロボエッジ) 51票

・私の当て馬推し人生の始まりは、ストロボエッジの安藤くんでした。自分からわざと仁菜子に嫌われるような言葉を吐き、不器用ながらも蓮くんと仁菜子の背中を押す様はTHE当て馬です。最初はチャラそうなイメージにもかかわらず、徐々に本気で仁菜子を好きになってしまうのも「あ〜これこそ当て馬だな〜」としみじみします。私にとって、安藤拓海は原点であり、頂点です。

・女関係にだらしないチャラ男がヒロインと出逢い、生まれ変わったように一途になるが、1度たりとも振り向いて貰えない当て馬中の当て馬です。別冊マーガレット当て馬協会の幹部だと思っています

・圧倒的に良い奴だからだと思う。安堂くんは仁菜子に対しても蓮に対してもいつもおちゃらけてくれるし、真剣に向き合ってくれる。ここぞと言う時にはガツンと想いをぶつけてくれる。そう、圧倒的に良い奴なのだ。だからみんな安堂くんには心開けちゃう。なのにだ。安堂くんはヒロインと結ばれてないのだ。最後らへん、「仁菜子が蓮のとこに気兼ねなくいけるように」と、自らが嫌われ役を買って出たシーンはまさに名シーン。なんて良い奴なんだ。しかし仁菜子には嫌われ役買ってること見破られてるし、結局仁菜子は蓮と結ばれる。こんなに良い奴なのに、だ。このように圧倒的に良い奴なのに結ばれてない、この不憫さとありえなさが当て馬と呼ばれる一つの要因なんだろうなと思う。

・安堂くんのいつか消えてしまいそうな儚さと共に、になこちゃんのことを想う強さが共存していて、蓮くんとはまた違う良さがあった。幸せになってほしい気持ちしかない。

・最初はナルシの激軽男だと思ったら後半になるにつれてガチで主人公を好きになってしまい超一途のただの優しい男に。フラフラしてる蓮(主人公とくっつく男)と比べると清くハッキリしてるため絶対安堂くんを選んだ方が幸せになれるはずなのに、ただ優しいだけじゃ選ばれないという現実を突きつけられる。主人公は安堂くんに揺れたりする部分も無くはないがずっと蓮のことが好きなのは丸わかりなため、安堂くんのアプローチは全て当て馬として素晴らしい働きをしてくれている。何をしても報われない残酷さとラスト主人公の背中を押すところまで全てが完璧な当て馬。私が絶対幸せにするからね。

 

7位 大友勝利(溺れるナイフ) 54票

・大友と主人公夏芽は、当て馬相手とは思えないくらい、学生らしい、本当に良い付き合い方をするのですが、本命コウちゃんが絶対的な本命ポジすぎるあまり、そのキラキラの恋愛がいずれ終わりコウちゃんの方に行くことが示唆されているようで、切ない恋愛にされ感じられるからです。

・コウと夏芽という鮮烈に惹かれあう天上人のような輝きを放つ2人とは違い、あまりに優しく淡く笑う大友が切なく、大抵の人間は高校時代ひそかに同級生の重岡大毅に思いを寄せていた記憶が植え付けられる。

・コウちゃんの隣にいる夏芽よりも大友の隣にいる夏芽のほうが、よく笑うし絶対に幸せ。 「俺じゃダメなんか? 俺が笑わせちゃるけえ」なんて、好きな女の子に言える男子高校生は大友しかいない。

・この映画を見て重岡大毅を好きにならない人いる?と言いたくなるくらいにいいやつ過ぎる当て馬。どう考えても大友を選んだ方が安定した平穏な人生を送れるのに、小松菜奈演じるヒロインが菅田将暉演じるコウの危なっかしい魅力に惹かれるのも理解できてしまうからこそ得られる当て馬としての旨味が最高です。

 

6位 山口賢二(となりの怪物くん) 55票

・当て馬大好きですが、彼は歴代No.1です。当て馬の良さは、最初からヒロインに好かれる勝ち組男とは違い、好きになってもいいことなんてないと分かっているのに好きになってしまう、始まったときから負け組であることだと思います。そんな無駄な恋愛を、頭の良い賢いヤマケンが必死になって(なんでこんな女…)と思いながらするんです。勝つつもりで行くのに、結局ヒロインのことを思って助言する姿がかっこよくて、この人のことを全部わかってるのは読者だけなんです。私たちが推さなくて誰が推す?当て馬にもちょっといい感じの相手が居て終わることも多いですが、彼はモテるのにいい感じの相手はいないまま終わります。一生独身の可能性も残るのです。最高の当て馬です。

・プライド高めでヒロインの雫のことを全く意識していないところから徐々に惹かれていく感じとかベタですがそこが最高です。そして告白して振られてもまだ未練ありそうな素振りを見せるのも、常に当て馬に飢えている者としては非常にポイントが高いです。しかも総合病院のご子息で良物件なのにヒロインに袖にされたところも良当て馬です。作品自体も大変良作ですので未読で当て馬に飢えている人には是非手に取っていただき山口賢二のことを知っていただけたら誠に嬉しいです。

・主人公(ヒロイン)への態度、振る舞いが完璧。少女漫画の相手役としてのスペックと属性を兼ね備えていながら(最初は主人公を敵視していた→じょじょに認め始める→ツンデレの振る舞い・能力が近いのでライバルというか対等に接していてよい友達感があった)、ヒロインをかっさらわれてちょっと可哀想。まさに当て馬。端々に素直になれないいいやつ、という性格が透けて見え、この漫画の最大にして最高の功績はヤマケンを生み出したことと知人と語り合った。

・当初はモブチンピラからの繰り上げという勝ちの目の薄さ、なんでも持ってるけど本当に欲しい物は手に入らない宿命、おもしれぇ女にすっ転ぶ過程などなど芸術点がとても高い素晴らしい当て馬だと思います

・とてもプライドが高く、雫のことが気になってるのに素直になれず一人やきもきしてる姿がはちゃめちゃ愛おしかったからです。雫とハルは序盤からずっと両思い確定してたので、ヤマケンは最初から望み薄だったのですがそこを踏まえても読んでてつい応援してしまうような魅力的な当て馬キャラでした。

・こいつうざいなって思ってたのに、気づけば好きになっている。性格は決していいわけではない。完璧なのに報われない当て馬として満点すぎる、全当て馬が目指すべき姿

 

5位 夏川慎吾(ファイトソング) 67票

・あまりにも当て馬のプロ。プロが本領発揮したのがこのドラマだと思う。そもそも菊池はふとした時の横顔の儚さがえげつない。やめろ、その顔するな、負ける奴の顔だぞ…でもそれが良い、むしろ菊池には一生当て馬やってて欲しいまである。もはや菊池風磨の存在自体が当て馬。

・ジャニーズのくせにやたらと不憫が似合う。一生当て馬で報われないでいてほしい。本人は恋愛月9で相手役希望だそうですが、月9(今なら月10)でも3番手をやって、そのピエロのような振る舞いと哀れな笑顔で日本中を虜にしたらいいと思う。

・普段笑いの方面が強くてお調子者的なキャラに思えるけど花枝のことを思う気持ちがとても強くて温かい人だと思った。特に耳が聞こえない花枝への告白をスケッチブックに書いてする時は涙が止まらなかったし、使われなかった一枚が切なくて切なくてたまらなかったけど、慎吾はずっと花枝を思ってて素敵だった。大好き!!

・明るさと切なさのギャップがザ・当て馬!大好きな当て馬です。後半の告白シーンは絶対に振られるけど絶対に叶ってほしかった……本当に…あと個人的に当て馬に片想いする女の子がめちゃくちゃ好きで、ファイトソングはその描写も丁寧だったのが推せます。好きな当て馬ポイントとはズレてしまいますが、ずっと恋する側だった慎吾が恋される側を自覚した瞬間の少しの戸惑いと驚き、でも嬉しさをはらんだはにかみ顔は本当に大好きです。

・今年の作品なので記憶に新しかったというのもありますが、ヒロインの幼馴染しかも同じ施設で家族のように育っている、長年片想いしている、ヒロインが好きな色に髪の毛を染めている、チャラそうなのに一途、軽いノリでヒロインにアプローチしているなどなど、めちゃくちゃヒロインのことを好きなのにどう考えても絶対に恋が叶いそうにない要素が満載なところが当て馬として最高に推せます!!!!!余談ですがこのドラマのせいで夏川慎吾だけでなく彼を演じる菊池風磨さんのことまで気になってしまい、今ではすっかりファンになってしまいました…人生が変わってしまった当て馬でもあり作品でもあります……

 

4位 樋口拓也(彼女はキレイだった) 91票

・自分が本命でないことをしっかり理解し、ヒロインの本心を尊重もできるという、ストーリーにもヒロインにも邪魔にならない完璧当て馬。そして1番好きなところは、武器(本作でいう樋口=楠瀬であったこと)を使わず、あくまで「会社の同僚、先輩」というポジションのまま戦っていたところ。そしてそんな樋口をより輝かせていたのが、強すぎる正ヒーロー・ケンティーがライバルだったこと。欲を言えば影で樋口を好いていた同僚サブサブヒロインみたいな子がいれば尚良かった。最高の友達こと最高の当て馬樋口に幸あれ。

・優しくヒロインを守って導くのに本気だと思ってもらえない不憫さが赤楚衛二にピッタリ!「これからすること許せ」ハグは何回も録画再生しました。最後に覆面作家として出てきたビジュアルも爆イケでした。ちょっとモラハラ気質あるケンティ長谷部より、赤楚樋口のほうが絶対いいのに!ヒロインの見る目のなさ!初恋ってそんなに大事か?雑誌編集部ってめちゃ忙しいのに、作家となんて両立できるわけないじゃん?という疑問とか、副編集長だけがその正体を知ってるっていうけど、税金とか副業とか会社規定はどうなってんだ?とか、そういうのが無視できるほどカッコよかったです!

・俳優さん(赤楚衛二さん)が好きで見ていたのでかなりひいき目ですが、ビジュアルも性格もよく仕事も出来て、一番最後に発覚しますが実は人気作家、ヒロインが逆境の時はさり気なく助け、ヒロインの見た目が良くなる前と後でも態度が変わらない(ここすごく好き!!)、愛情の伝え方も決して押し付けがましくない。そして特に最後、恋敵の編集長も助ける事になるのに雑誌存続の為、自分が作家であることを公表して去ってゆく去り際も見事です。本当にヒロインが何故、樋口拓也を選ばないのか!!と何度も思いました。ちなみに私的には樋口拓也、納豆を混ぜるシーンが一番キュートです。

・ありのままのヒロインを心から好きであるのが見ていて分かりました。常に彼女のことを考えて、特に身をひいた時のきっぱりした感じもその後の接し方も、全てに好感が持てました。

・赤楚ファンがめちゃくちゃ増えた作品だから。もともとの赤楚ファンはそのことに気づかなかったからあとで知ってびっくりした。当時6歳の三男は樋口くんリスペクトしていて、納豆も100回混ぜられるようになったし(何かをしながら100まで数えられるようになった)、赤楚くんと樋口くんの写真を区別して認識しているので。

 

3位 中津秀一(花ざかりの君たちへ) 111票

・私が“当て馬”という概念を初めて理解した存在だから。“性別が男であっても構わない”というレベルまで芦屋の事を好きになってくれているのに、決して佐野に敵わない運命があまりにも哀れすぎるので。

・かっこいい、面白い、ノリがいい、優しい、良いやつ、ちょっと抜けてる、盛り上げ上手、人気者、見てるだけで笑顔になれる、この人のこと嫌いな人多分ほぼいない。ということで私の好みの男性ランキング第1位です。当て馬の中で、どころか世界中の作品の役の中で一番好きな人物です。

・中津は本当に幸せになって欲しい男ナンバーワンです…芦屋が佐野の態度にやきもきしてる時も、芦屋に振られてるのに励まそうとしてて、「もう…中津選んでくれや…」ってなった思い出…萱島の前では泣いてるのに、振られた次の日にはもう何も無かったかのように明るく振る舞うとこ健気すぎて好き…忘れようとして1回彼女作るとこも、彼女できたこと知っても特に芦屋にがっかりされないとこも、結局芦屋のこと忘れられなくて別れるとこも当て馬過ぎていいんです。

・とにかく明るい当て馬。ちなみにずっと勘違いして同性愛者なのかと悩む節がある(昨今的にはアレかもしれません)ホマキが好きなのにちゃんと二人を見守ろうとするし秘密も最後まで守ろうとするTOPof当て馬。しかも当て馬ありがちななんかよくわからんやつとくっつけられない!イイ!当て馬でコメディキャラなんだけど可哀想…ってならないのがいい。完全に陽の当て馬。彼を嫌いな当てうマストがいるでしょうか、いいえ。全人類が応援したい…「まぁ中津だしな、頑張れよ」みたいな。彼は愛されるべき当て馬なのです。

・元々原作が大好きで(実写ドラマ化した時は、はぁ?中津が関西弁じゃないとかアホなの?やり直し!!そもそもその副題(イケメン♂パラダイス)ふざけるな!!!!!と思ったクチです)でも生田斗真は最高に中津秀一だったし、最高の当て馬でした。瑞希は最初から佐野しか目に入ってないのに、それわかってるのにアタックし続ける中津(しかも瑞希が女の子なことに気づいてない状態で)「俺じゃダメか?」な告白…当て馬オブ当て馬!!!大好き!!!!!

 

2位 中沢涼太(オー!マイ・ボス!恋は別冊で) 145票

・ヒロインに1ミリも触れず、好きという言葉を伝えずヒロインをずっと陰で支えてきたのにも関わらず、ヒロインが別の男とハグをしているところを目撃しても夜中ずっと探してやっと見つけたブレスレットをそっと置いて去る姿は男中の男であり、中沢先輩を超える当て馬はいないと確信したから

・上白石萌音演じる鈴木奈未が無くしたブレスレットを河川敷に徹夜で探しに行く姿と、鈴木奈未に急遽の宿泊先が一部屋しかない状況から同じ部屋に泊まろうと提案された時の断わり方があまりにも健気だったから。

・とにかく一途に主人公を思う姿。どう考えても本命彼氏よりも中沢先輩の方が魅力的。でもそれは「絶対叶わない」という横恋慕の切なさによって増幅している魅力なので余計に切なきゅん?とする。中沢先輩の姑息な手段に出ずに毎度正面勝負を仕掛けてくるその男らしさもかっこいい。当て馬の方が本命彼氏よりもよっぽど難易度が高いため、主人公への想いの本気度が増して見えるのが最高な理由だと思う。

・今まで見てきたどんな当て馬の中でも、特にヒロインを陰ながら支える強い愛を感じたから。同じ旅館で一夜を共にできるようなチャンスもあったのに、手を出さないどころか、夜な夜なライバルからヒロインへの失くしたプレゼントを探す始末。やっと見つけたのに自分は見向きもされずイチャつかれる始末。その後はヒロインを想いすぎるあまりどんどんライバルを手助けするかのような行動。切なすぎた。いいやつすぎ。ドS先輩?いやいやドM先輩でしょう。どうにか幸せになってくれ……!と思わずにはいられなかったキャラでした。ちなみにこのドラマを機に間宮祥太朗の大ファンになりました、顔が良い。

・つれない先輩という第一印象からの、あくまでクールに止めどなく後押しムーブをする中沢さんは当て馬の鑑でしたし、何よりあんなにヒロインを大事にする良い人なのに「間宮だから」という理由で当て馬という事実に納得せざるを得なかったのが印象的でした。まぁその後間宮さんは怒涛の本命ヒーローブームが来てますけど……

 

1位 花沢類(花より男子) 189票

・当て馬の概念が始まったのがここだと思う。ヒロイン、ツンデレ男(最終的にヒロインとくっつく方)、当て馬の三角形を意識したのが花沢類。ここからイケメンパラダイス、好きな人がいること、等々に派生していったイメージ。

・当て馬ポジションを明確化したキャラの1人だと思います。こんな優しいのに主人公のことを想ってるのに報われない、視聴者は花沢類を選ぶが主人公は選ばないベストオブ当て馬だと思います。

・「当て馬」というジャンルを築いた男。後にも先にも花沢類以上に辛い当て馬はいない。大好きな人と親友の結婚式の牧師さんするんだよどんな感情?

・つくしから最初恋されていた側にもかかわらず実らない、いつも助けてあげるのにつくしは道明寺のことが好きだと再確認する恩を仇で返される感、当て馬であることを認識してるうえでちょっと頑張ってるのかわいい、道明寺とつくしどちらに対しても誠実であること。

・いつでもどこにいても、1番のピンチのときにかけつけてくれるのはいつも花沢類で、つくしの気持ちも尊重しつつ、辛い時はずっとそばにいてくれて、どんなときでも1番につくし優先で行動しているところがやばい。いい男すぎる。

・優しい、 顔がいい。 春の陽だまりみたいな穏やかで暖かい雰囲気が好きすぎる。 NY編や38巻でつくしが倒れた時、いざという時に出る真面目だったり必死だったりのギャップがいい。

・好きが詰まりすぎていて相手に選ばれないことが辛くて作品を見返せないくらい。どんな作品も「そうだよね」と納得するけど花沢類だけは「どうして」となる。本当に幸せになってほしい。

・地上最強の当て馬。最終的に誰かとくっつく事もなく、本命にも牧野つくしにも振られ、ドラマでは最後子供にバイオリンまで奪われて終わる。俺達が花沢類を救わず誰が救うのだ

 

ベスト100全体順位

以上の結果となりました。

花沢類、中津秀一の歴代レジェンド達と、近年で一気に頭角を現した中沢涼太、樋口拓也、夏川慎吾といったルーキー達の台頭。容赦ない正面からの殴り合い。あわや世代交代か、といった場面もありましたが、やはり花沢類が1位に。伝説恐るべし。

しかし、その絶対王者に55票差まで迫り喉元に刃を突き立てた中沢涼太こと間宮には「怖」の感情しかありません。中沢涼太、樋口拓也、夏川慎吾、この3人に関しては「実写のみの人間」というのも大きなポイントでしょう。まさに「虚を見ずして実を見ず、実を見て虚を見よ」でした。

今回投票された当て馬はなんと150人超え。全体を通しても、男女新旧入り混じったとてもバランスの良い結果となったのではないでしょうか。当て馬の未来は明るい、そう確信したランキングでした。回答してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

「当て馬」というある意味非常に失礼なランキングをつけさせてもらいましたが、こんなにもたくさんの人達に愛されてる彼ら彼女らは、もう誰かの当て馬なんかじゃねぇ…立派な勝ち馬だよ…

そして最後に、このメンバーの中で「俺」に投票してくれたイカレた3人…ったく…本当にしょーがねー奴らだな……だがよ…お前らのためなら俺はどこへだって白馬となってすぐ駆け付けるからな…(ここで主題歌SexyZone『名脇役』が流れる)