これ以上ハマる曲が増えたらキャパーオーバーで耳とれちゃうんで、最近はあんまり新しい曲とか聴かないようにしてたんですが、キンプリの新曲
エチュエチュエチュチュゥーーーーッチュウッッ!!
デゥン!フゥッフェォッフェッフォッ!フェッフォッフォッフェッ!フゥッフェォッフェッフォッ!フェッフェッッッ!
(ウンチョコゥコチョェオウォゥ…)
デゥン!フゥッフェォッフェッフォッ!フェッフォッフォッフェッ!フゥッフェォッフェッフォッ!フェッフェッッッ!
(プウゥゥゥウゥウウェエエエーーーーーン…!)
(ティッ…ティッ…)
デゥン!フゥッフェォッフェッフォッ!フェッフォッフォッフェッ!フゥッフェォッフェッフォッ!フェッフェッッッ!
エチュエチュクチュクチュエチュチュゥチュウッッ!!!
アッ、アァあああァァ〜〜〜〜〜〜〜〜…好きぃ…………
スクラッチ音=俺にとっての麻薬。まるで音からガス臭さが漂ってくるような雰囲気のイントロ、主題歌のドラマ『95』で描かれている1995年の渋谷のカオスな世界観を見事に表現し、曲のイントロなど誰も聴いてない「イントロとジジイの説教は無いほうがいい」とされているこの時代において、ぐうの音も出ない圧倒的大正解を叩き出し開始1秒で俺の耳と脳みそと心臓を掴んで握り潰してきたのだ…
この時点で俺は興奮で鼻血を垂らしながら白目をひん剝いてピクピクと痙攣していました。
ただ、その一方で、俺の中のハードルは上がりまくっていました。こんな完璧なイントロからの一声目…中途半端なボーカルは許されない…仮に俺がキンプリだったとしたら、この曲にボーカルを入れるプレッシャーで胃液をスタジオ中に撒き散らしていることだろう…だが
髙橋海人「またデタラメをゥ…(フォッ!!??)話す目がロォリゥゥゥン…戯れごとにようはなァい…」
100点中10000000000000億兆点
バカみたいな数字出してしまいましたが、完全に「髙橋海人のための曲」だった。少し鼻にかかったクセのあるヒップホップ向きの声。もしかしたら、どんな曲にも合う声ではないのかもしれない。だが曲によっては誰も勝てない最強の声になる。あまりにも良い…もう満足です僕は…ここで曲終わってもいい…さよな
永瀬廉「聞き飽きたよもう…ディスィズハゥイツゴォゥズ…仕方がないことないのさァ…」
ギャップで頭おかしくなる
髙橋海人とはまるで真逆…。少年と大人が入り混じった「無垢」と「エロ」が反復横跳びしている声…この声を今すぐ米にかけて永瀬廉ライスにして食いたい。たのむ食わせてくれ。
髙橋海人「術を選ばず昇ればナンバーワン辿り着きさえすればデニィスアワンダァーーランッッ?背負っていく不条理な定義にナッチョウヘンズ?感情で話せなんてナンナンセンス?ライッ…?(ライッ…ライッ…ライッ…)」
ここがどうかしちゃうくらいに好きすぎる。「ナンバーワン」「ワンダーランド」「ナッチョウヘンズ」「ナンセンス」溺れそうなくらい気持ちの良い韻。今すぐ目覚まし時計にしたい。この声以外で朝を迎えたくない。おはようございます。
永瀬廉「あぁァァあおぅ染まる夜ぅ…夢だけ見たってぇ…ここでずっと立ち尽くしてちゃなにが始まんだァ…」
耳を、脳が振り回される転調。暴力・嘘・エロが飛び交う荒れた雰囲気だけではない。ふとした時に見る夜景の美しさも併せ持つのが「東京・渋谷」の魅力…
ということが、北海道に住む山猿の俺にも完全に理解できてしまう。歌詞に書いてあることだけではない、音から声から、どんな風景をイメージさせるか。それが明確になっている曲を俺は「名曲」と呼ぶ。
曲の構成力の凄さ、そしてそれを完璧に表現する声の凄さ。この2つが合わさって最高の名曲が誕生していたのです。
そして髙橋海人と永瀬廉…太陽と月のような奇跡のバランスによってこの曲は成り立っていた。これが今のキンプリ…?
優勝。サビを聴くまでもなく、すでに「完全勝利」だった。この先はぜひ自分の耳で聴いていただきたいのですが、『moooove!!』を作る全てが「平成という意味わからん時代を生きた俺」をブッ刺しにきていました。これはもはや「キンプリから俺への誕生日プレゼント」と言っても過言ではありません。
ありがとう、ありがとうキンプリ。俺、書くよ。本当は普通に1月生まれだけど、今日から5月生まれって全部の書類に書くよ…これが俺のmoooove