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ミクスチャーブログ

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ドラマ『波うららかに、めおと日和』死ぬほど面白すぎるけど俺の好きな俳優が演じてなくて血出るくらい悔しい

木曜夜10時ドラマ『波うららかに、めおと日和』面白すぎる面白すぎる面白すぎる

俺の観測範囲では誰一人として見てないんですが、今から全話Tverで全員見てください。これを見ないのは完全に人生の損失

舞台は昭和初期。ある日、急に結婚させられたなつ美と瀧昌。

簡単に言えば

「恋愛経験ゼロのゴリゴリのチェリーボーイ&チェリーガールすぎる2人による夫婦生活覗き見ドラマ」

なんですけど、マジでずっと「なんも起こんない」んですよ。下の名前呼ぶ、一緒にメシ食う、手ェ繋ぐ、だけで何十分もやる、それだけ。

なのにとんでもなく面白い。このヤバさを今から説明します。まず、このドラマをこの令和7年にやるっていうのがマジでデカい。

周りが「復讐」だの「不倫」だの「子宮恋愛」だの「夫よ死んでくれないか」だのと汚く騒げば騒ぐほど、このドラマのと尊さが浮き彫りになってくる…味の濃いゲテモノばかり食いすぎて身も心もブッ壊れてる現代人を癒すまさに現代における腸内環境改善ドラマ。

もういいんだよ、この冬一番のリーガルラブストーリー見れると思ったらキショい親子の大乱闘スマッシュブラザーズ見せられる、みたいなの、もういいんだよ…

 

2人は異性に触れたこともなければ、下の名前で呼ぶことすらできないピュアピュア人間なんですよ。

夫婦だから、初対面なのに夜一緒に寝て「初夜」しないといけないんですけど、マジでなにしたらいいか、わからない。

昭和初期ですから圧倒的にエロの「情報」がないわけですよ。特に、なつ美にはマジで「そういう時」になにをどうすればいいのか1ミリも知らないんですよ。FANZAどころかananのセックス特集すらないんですから。

 

なつ美「えっ、えっと…初夜とはなにをするんですか!?」

 

ガバッ!

 

瀧昌「はぁっ!?」

 

なつ美「あっ本来聞くべきではことはないと分かっていますでも昨日わたしが寝たせいで初夜?ができなかったと思いまして…あっ!でも大丈夫です全て瀧昌にお任せしますので…はいっ(言っちゃった…!)」

 

顔を手で覆う

 

瀧昌(いや…なにって…男女のアレコレを口で説明なんて無理だッ…!いや…ここは男らしくちゃんとッッ…!)

 

瀧昌「そう…でっでは………まぐわう…ことです」

 

なつ美「まぐわう…?ってどんな意味でしたっけ…どこかに辞書が…?」

 

瀧昌「いっいや知らないのでしたらそのままでッッッッ!!!!……しょしょsyそっs初夜…という…のは………」

 

なつ美「はいっ…」

 

 

瀧昌「sせ、セッ………………ぷん…などから…まずは…」

 

なつ美「せっ…ぷん…………………………………はぁっ…………!?」

 

 

瀧昌「…」

なつ美「…」

 

ぐっと目を閉じるなつ美

 

瀧昌「…な

俺「ギャアアアアアアアアアア!!!!!甘酸っぺェ〜〜〜〜〜!!お前らぜって〜好き同士だろ!??!さっさ付き合えよーーーッ!!んもーーーッ!好きなんだろ!??あっ!いやッッッッッッ!!!てか!!!もう!!!

 

結婚

 

してたわブハハハハハハハハハ!!!!!笑笑笑」

 

これはヤバい。非常にヤバいですよ。普通のラブストーリーって、出会う→仲良くなる→付き合う→結婚、っていう正規の手順を踏むじゃないですか。でもこのドラマはそこを全てすっ飛ばして、

 

結婚→出会う→仲良くなる

 

っていう完全に真逆のルートで進んでいく。つまり、2人の恋の障壁になるような出来事はほぼ起きないわけですよ。

 

誰と誰が好きだ、すれ違った、付き合った、別れた、やっぱり好きだ、嫌いだ、そんなしゃらくせぇ、モヤモヤした時間をほぼ全部2人の「ノロケ」に当てられる、そういう状態なんですよ。

 

いくのか!?いかないのか!?するのか!?しないのか!?

 

カァ〜〜〜〜ッ!じれってぇ〜〜〜〜〜!!肩を抱けよ〜〜〜〜ッ!キスをしろよ〜〜〜〜ッォオオ!あ!それっ!マウス、トゥ、マウスッッッ!マウス、トゥ、マウスッッッ!!ディーーープキッス!!ディーーープキッス!!ヒュ〜ヒュ〜〜〜〜〜〜!!!

 

って視聴者が発狂する恋愛ドラマ見てて一番楽しい時間。それが1時間ずっと続く。それも「誰にも邪魔されることなく」

 

このヤバさが伝わるでしょうか。

 

結果、どうなるか。

 

視聴者が主演2人の「いとこのおじさん」になるんですよ。

 

このドラマ見るまで芳根京子も本田響矢も別に好きでもなんでもなかったんですよ…?それなのに、俺はこのドラマのたった1話、50分で、なつ美と瀧昌のことを、いや芳根京子と本田響矢のことを「大大大だいーい好き♡」になってる…あまりにも俳優の魅力が放出されすぎている…

なぜだ…「おつかれ生」とかCM流れるたびにそこそこムカついてたはずなのに、今は聞きたくてしょうがないんですよ京子の「おつかれ生」を…

そして響矢…俺のなりたい理想の顔面すぎる…なんだあの目の眉毛の近さは…俺の5分の1の距離……

 

同時にマジで悔しくなりました。こんなん俳優ファンにとっては喉から手がでるほど欲しいドラマですから。

ただひたすらに死ぬほどツラが良い男女の「かわいい」「かっこいい」を見るだけの1時間…

「ちくしょう、ちくしょう…俺は、今こういうドラマを見たかった…いやこういうドラマを俺の好きな俳優、女優に演じてほしかったんだよ…」

俺は見ながら歯ぎしりで口の中が血でグチャグチャなってしまいました。24時間全テレビ局があらゆる俳優を使ってこのドラマを実写化してほしい。そう思っています。

どんなに嫌いな俳優だろうが、やらかした俳優だろうが、このドラマのなつ美と瀧昌を演じた瞬間に大好きになるだろう…

 

たのむ、『波うららかに、めおと日和』いろんな俳優でやってくれ…田中圭と永野芽郁でやってくれ