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かんそう

かんそうブログ。20代後半男。札幌

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漫画『ボールルームへようこそ』感想

漫画 / アニメ

今さらながら「ボールルームへようこそ」という漫画を読んだ。題材としてはとても珍しい社交ダンスの世界を描いた漫画で、ストーリーは目標も夢もなく、進路に悩んでいた主人公タタラが、不良にカツアゲにあっていたところを社交ダンスのプロダンサーである千石に助けられたことをキッカケに社交ダンスにのめり込んでいくというストーリー。「マンガ大賞2015」の6位の漫画だった。

個人的には正直ストーリや登場人物はありがちで、これをサッカーとか野球でやってたら速攻打ち切りになるレベルだと思った。主人公がいじめられっこだとか、たまたま学校で見かけた美少女とダンススタジオで偶然でくわすとか、「はじめの一歩」の鷹村的な千石のキャラクターとか、「スラムダンク」の流川的な天才ダンサー兵藤とか、どっかでみたようなキャラクターばかりだと思いました。

ただ、この漫画に関してはストーリーとか、キャラクターはどうでもよくて、この漫画は、普段なかなか目にすることの少ない「社交ダンス」の世界に焦点を当てた時点で勝ちだと思う。近寄りがたくて、なかなか知ることのできない世界を漫画っていう気軽に手に取れるもので描いてくれるのは読む方からすると凄いありがたいし、俺ら世代は多分「Shall we ダンス?」だとか「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」の「ウリナリ芸能人社交ダンス部」を狂ったように観ていた世代で、この漫画を見つけたとき素直に「やられた!」と思った。こんなん絶対人気出るに決まってるし、俺ももし漫画描くとしたら社交ダンスをテーマに描いてる。

さらにこの漫画の凄いところはやっぱり画力で「ダンス」っていう動いてることが前提のものを静止画で、ここまで躍動感を出して描けるのは本当に凄い漫画家が出てきたと感嘆の声を挙げた僕がいた。

結論を言うとメチャクチャ面白い漫画でした。前述したように「Shall we ダンス?」「ウリナリ芸能人社交ダンス部」を駆け抜けた世代であれば文句なしにおすすめできる漫画でした。

 

では最後に、自分でずっと考えていた漫画のシナリオを書こうと思う。大抵の漫画は挫折とか苦悩とかそういうのがうざったいと常々感じているので、そういうのが一切ない漫画にしたい。舞台は高校野球で、創立以来、1敗もしたことのない野球部が主役。全てが完璧のチームで、試合は全て完全試合コールドゲーム。そんなチームが他の高校を完膚なきまでに叩きのめすというストーリーの野球漫画。編集長、こんな漫画どうすか。

ボールルームへようこそ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

ボールルームへようこそ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)