kansou

ミクスチャーブログ

広告

アニメ『魔法少女まどかマギカ』感想

ラジオJUNKリスナーなんですけど、前に爆笑問題の太田さんとかおぎやはぎの矢作さんとかがこぞって「このアニメはやべぇぞ」なんて話をしてましてずっと未視聴だったのでめっちゃ気になってまして、でも齢27の男がレンタルビデオ屋で『魔法少女まどか☆マギカ』なんつう名前の萌絵アニメを夜な夜な借りに行くのも気が引けるし、いきなりブルーレイで購入するっていうのも金銭的にキツいものがあるので観られる機会が全然なかったんですけど、フルハウスの続編観たさにたまたま加入していたNetflixで全話観られるという事実に気付きまして、いま全裸でバケツに氷水頭からかぶって土下座してます。ほんとすいませんでした。めちゃめちゃ面白かった。

元々アニメ観る習慣があんまりないんでよくわからないんですけど、2010年代のアニメってこんな面白いんですか。いや、面白いって単純に言っていいのか、これは。『魔法少女』って冠してたら「おジャ魔女どれみ」「セーラームーン」だと思って臨むじゃないですか。ピーリカピリララポポリナペーペルトとかやってりゃ解決するもんなんじゃないんですか。やな宿題は全部ゴミ箱に捨てるアニメじゃないんですか。白いイタチはセーラームーンのネコ的ポジションだと思うじゃないですか。え?これ監督園子温か北野武?

何回「ゲッ!」って言って嗚咽を漏らしたかわかりません。例の「マミる」だとか、さやかの一部始終だとか、杏子の家庭事情だとか、「どうでもいいけど、お前いつ魔法少女になんねん!」とか「キュゥべえ、てんめぇ…」「キュゥべえ、近えんだよクソが」ととか「そもそも全体的に魔女のデザインきめえぇぇ!!!!夜のワルプルギスきっ、きめえええええ!!!」とか「いや、お前は生き返らんのかい!」とか最近のアニメってこんな疲れるもんなんですか。しんどっ…。

中でも個人的に特にキツかったのが終盤のほむらのくだりで、ああー、もうやめてくれー、何回目だよー、見てられねぇよぉ、ううう、なんか別のこと考えよう別のこと、あ、そういえばSMAPの謝罪会見の時に「キムタクが何回もタイムリープして解散を食い止めようとしてる」っていうネタが流行ったな、ああー、もしかしてあの元ネタってこれのことなのか!!とか思いながら観てました。そして、自然と『魔法少女まどかマギカ』という作品自体をSMAPに当てはめてしまう自分がいました。

 

まどか 中居正広

さやか 稲垣吾郎

マミ 草なぎ剛

杏子 香取慎吾

ほむら 木村拓哉

キュゥべえ ジャニーズ事務所

 

まどか(中居正広)「ごめんなさい…。私、弱い子で…ごめんなさい。」

さやか(稲垣吾郎)「いざとなったら頼むかも。でも今はやめとく。私にとっても、大事な事だから。出来る事なら、いい加減な気持ちで決めたくない。」

マミ(草なぎ剛)「体が軽い。こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて…もう何も怖くない!」

杏子(香取慎吾)「アンタも開き直って好き勝手にやればいい。自業自得の人生をさ。」

ほむら(木村拓哉)「私は嘘をつきたくないし、出来もしない約束もしたくない。」

キュゥべえ(ジャニーズ事務所)「認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね。」

 

みたいな感じでしょうか。

OP曲は「がんばりましょう」でお願いします。