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ミクスチャーブログ

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朝マックの「ハッシュポテト」は悪魔の食べ物

朝マックの「ハッシュポテト」がうますぎて怖い。

丸く揚げられたイモ…サクサクとホクホク…「奇跡」としか言いようのない最高極まりないバランス…初めてハッシュポテトを口にしたとき「こんなにうまい食べ物がこの世に存在していいのか」とこれまでの人生の価値観が180度変わったのを今でも覚えている。

そしてなにより、こんなカロリー爆弾のような食い物を「朝に食う」という背徳感…これがたまらない。

「朝はスムージーしか口にしないんで…」

とほざく腐れ自称青年実業家の無駄にテカったツーブロックの頭をポテトでフルスイングする感覚…金?地位?名声?そんなものはハッシュポテトの前ではまるで「無」。朝にハッシュポテトを食べることができる自分、それが全てだった。

 

が…毎朝のようにハッシュポテトを食べるたびに、いつしかある衝動に駆られる自分がいた。

 

「朝以外もハッシュポテトが食いたい」

 

食いてぇ…朝だけじゃなく昼も夕方も夜も深夜も…雨の日も雪の日も…ハッシュポテトが食いてぇよ…その想いは日に日に強くなっていった…

なんでだよ…なんで朝しかハッシュポテト売ってくれないんだよ…オイ…くれよ…ハッシュポテトくれよ…なぁ…頼むよ…ハッシュポテト食いたいんだよ…くれよ……

自分の中の「悪魔」を抑え込む日々…一歩間違えれば昼のマクドナルドに出向き、

「ハッシュポテト出せ、店にあるハッシュポテト全部このカバンに入れろ」

と店員を脅していたかもしれない。そんなある日、マクドナルド公式ホームページの「お客様相談窓口」にこんな質問を見つけた。

 

Q.ハッシュポテトが大好きなのですが、レギュラーメニューにはできないの?

A.貴重なご意見ありがとうございます。現在、レギュラーメニューとしてマックフライポテトがあり、ハッシュポテトと合わせて両方をご提供することはキッチンのシステム上難しいため、朝食の時間帯でのみご提供させていただいています。

マクドナルドお客様相談窓口

 

「大好きなのですが…」

「できないの…?」

この敬語とタメ口が混ざったバカの文章…ハッシュポテトを欲するがあまり狂ってしまいそうな自分を必死に隠しながら書いているのがひしひしと伝わってくる…俺だけじゃなかった…ハッシュポテトによって人生を変えられた人間は俺だけじゃなかった…そんな安堵感と同時に、言いしれぬ違和感が胸に去来した…

「キッチンのシステム上難しい」

キッチンの…システム上…難しい…?いや…そんなハズはない…マクドナルドぞ…?天下のマクドナルドのシステムですら制御できないほどの問題が…このハッシュポテトにあるだと…?

 

おかしい…なにかが…おかしい…

 

ハッシュ…ポテト…?

 

ハッ……シュ……

 

「まさか」と思い、震える指で「ハッシュ」の語源を調べた…ハッシュとは一般的に「細切りで炒められた料理」という意味らしい…が…

 

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https://ja.wikipedia.org/wiki/ハッシュ

 

      • ハッシュ、ハッシュ値 - データから算出した小さな値。各データを区別・表現する目的に用いる。
        • ハッシュ関数 - データからハッシュ値を算出する関数、そのコンピュータ技術。

          • hash (Unix) - Unixコマンド
        • ハッシュタグ
        • 「#」記号

 

 

        • 大麻を表す隠語  

 

お…俺はとんでもねー闇に足を踏み入れてしまったのかもしれ…

 

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屁をこく彼女をあなたは愛せますか

俺は愛せる。

むかし付き合っていた彼女がとにかく「屁をこく女」で、普段から笑った拍子や何気ない動作の度に間抜けな音をケツから鳴らしていた。

「プッ」

「プゥーッ」

ときて、

「ブッ」

「ブーーッ」

と、濁音から半濁音へとどんどん変化していき、

「ブゥーオゥ」

「バフンッ!」

バイソンの鳴き声みたくなり、

「ヌーンヌッ」

と最終的に落ち着く。

 

そんな七色の屁を自在に操る彼女。でも、俺はそんな屁は全然良かった。むしろ好きだった。落ち込んでも、イライラしてても、彼女の屁で元気になれた。彼女の奏でるメロディが…俺を救ってくれた…

 

しかし大きな問題があった。それが「音のない屁」、サイレントサイレン(無音の警告)の存在だった。なんの気配も感じさせず鼻元まで接近し、致死量レベルの激臭をブチ込んでくる、それが彼女のサイレントサイレンだった。特にメシあとの屁、ただの殺人。最終屁器彼女。

しかもやっかいなのがこの女、音のない屁をこくときに限って「いや、してないよ」っつってガキみたいなウソつくんですよ、かわいいかよ。「してないよ」のときのトボけ顔めっっっっちゃかわいい。ただ、いくらかわいいとはいえこれはマズイと。

他人様にこんなくっさいくっさい屁を嗅がせて、ウソをつく。しかも、彼女は顔に出やすいタイプなので一発でそれがウソかホントか見抜かれてしまう。そんなウソ屁をこき続けていたら彼女のこれからの人生に支障をきたしてしまう…そしてなにより、彼女の肛門から投下される空爆から被害者を減らしたい……何度も話し合いを重ね、2人が出した答え、それが

 

「臭いのある屁1回につき、500円玉1枚を貯金箱に入れる」

 

そう、『ワンスメル・ワンコイン制度』の導入。

 

実際、この制度の効果はてきめんだったようで、常にケツの穴を意識することで屁の回数は劇的に減り、むしろ尻をキュッ締めることでスタイルも良くなった気がすると喜ぶ彼女。ワンコイン・ワンスメルは間違ってなかった……。二人の選択が世界を救った……

RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい…?」

俺「あるよ…」

 

が…数ヶ月が経ったある日、2人でオープンカフェへ入りランチをしていると

 

「!!??ングゥッッッッッ!??」

「えっ?なに?」

「く、、、くっっせ……ァァああっ…や、やったなコラ……」

「いや、やってない!やってないって!」

「じゃあこの臭いなんだよ地獄の底みてぇな臭いしてんじゃねぇかよ……」

「違う、私じゃないって」

「ダメだ、はい500円な」

「違うよ、なんで信じてくれないの!?」

 

ってお互い半ギレになりながら「こいた」「こいてない」のクソ掛け論しててぇ…フッと横の席見たらぁ…隣の席のオバサンの連れてた犬がぁ…ガッツリウンコ漏らしてやがってぇ……

 

バ…ババァ……

 

「…」

「ほら、だから言ったじゃん」

「ごめん……」

「なんで信じてくれないの?最低……」

 

…結局、これが引き金となってかはわからないが、そのあとすぐに俺たちは別れることになった。もっと俺が彼女を信じてあげていればこんなことにはならなかったんじゃないかと、今でも後悔してる。いや…もしかしたら彼女は俺にずっとウンザリしていたのかもしれない…俺が……もっと……君を……

… 

後日、彼女は俺と付き合ってる間、別の男と浮気してたことがわかった…「屁のないところに煙は立たない」ってか……

「カイジから神に」ポルノグラフィティ東京ドーム2DAYSライブ『神VS神』感想

9月7日、8日ポルノグラフィティ東京ドーム2DAYSライブ『神VS神』感想。

 

9/7 

席はアリーナ24列目。鼻の穴まで肉眼で見える距離。テンションが上がりすぎて売り子から800円のビールと600円のハイボールを買った。

買ったあと「高すぎるだろカイジの地下の値段じゃねぇか」と思った。

でも気分は最高。脳がバカになってるのを感じた。

 

1.プッシュプレイ

2.メリッサ

「さぁ…愛に焦がれた胸を貫…け〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ほっといたら一生続くんじゃねぇかとすら思うロングトーン、これを聴くために生きてる

 

3.THE DAY

晴一が自身のラジオで

「ドームみたいな代表曲を集めてやるような中でしっかりこういうのが入ってこれる曲ができたっていうのも嬉しい話だし、この曲だとか『Zombie〜』『オー!リバル』だとかそういう初期ではなくて、最近になってのポルノの原動力となる曲が増えてきたのは嬉しいなと思ってる」

と言ってるように、近年のポルノには3人時代の楽曲に匹敵するパワーを持っている曲がいくつもある。その最たる例が『THE DAY』。最強。

 

4.ミュージック・アワー~マシンガントーク~ヴォイス~狼~ミュージック・アワー

ポルノグラフィティのヒット曲の殆どを手掛けた絶対神、マリファナメロディ製造機ことak.homma本間昭光が現れた。この日一番のビッグサプライズにドーム中がド黄色い歓声に包まれた。校長の話の長さ。『ボクらの時代』始まったのかと思った。

200曲もリリースしている以上、どこかでメドレーは組み込んでくるだろうなと思っていたが、まさかミュージック・アワーで他の曲を挟む、「恋するウサギちゃんサンドイッチ」でくるとは思わなかった。マシンガントークもヴォイスも狼も普通に全部フルで聴きたかった。

 

5.アポロ

6.グラヴィティ

アポロが打ち上がって月に行き、重力を超えて月から愛を届ける。この流れが本当に素晴らしかった。

 

7.Twilight, トワイライト

地球(ココ)にあるすべては一つだと 謳えば謳うほど噓になり 敵はどこだ?と搜し續けた 暴走の果てに辿り著いたら 蔑んで 壞して 殺した

今回、いくつかシングル曲以外のマイナーな曲を演るだろうなとは思っていてもまるで予想すらしていなかった曲。

全楽曲のなかでも群を抜いてメッセージ性の強い楽曲で、音源ですら浮遊感のあるアレンジと重たすぎる歌詞のギャップに気軽に聴けないのに、生で、しかも目の前で演られるとその何倍も曲の世界観がバシバシ脳に入ってきて思考停止した。

 

8.Theme of “74ers”

過去のライブ映像やレコーディング風景がモノクロで流れる。最強のカッコ良さ。「こ、ここから何の曲に繋がるんだオイ…?」とワクワクしてたら、

 

チュン……チュン…チュン…(鳥のさえずり)

 

ズコーーーーーッッ!

 

9.n.t.(弾き語り)

花道の昭仁の横顔がありえないくらい近い。東京ドームなのに白木屋で向かいのテーブルにいるような感覚。曲紹介のときの

「佞言、絶つべし………」

マジでエロ川コナン。着ボイスとして配信してほしい。

 

10.Hey Mama

さっきまであれだけ晴一に対して「初恋の乙女の顔」でウットリしていた女子が、歌い出した瞬間に全員「息子の発表会に来た母ちゃんの顔」になるのが最高。

 

 

ブパパ〜〜〜!ブパ〜〜〜〜!ブッピピ〜〜〜〜〜〜〜!

ピンクのスーツを身に纏った謎のホーン隊(FIRE HORNS)が突然現れ、管楽器をかき鳴らす。あまりにもきらびやかな音色と照明に目が焼かれそうになる。

(えっ…?なに?なに…?なにがはじまるの…?ちょっ…このフレーズ…)

 

デ…ド…テデド…デデレ…

 

べ〜ベ〜レッ!パ〜パッ!!べべレベッペッペ!ぺ〜ぺ〜ぺ〜ッ!

ベベベレベレベッペッペ〜!ペペペレペペペレペボッ!

 

(えっなに?なに?明るい曲…?なになに…?)

 

ブゥェエエエエエエエブゥェエエエエエブゥェエエエエエエブェエエエエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!

ブパパブパパパ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!ブパッッ!!ベボッッッ!ベボッッ!ベボボボボッッッ!!ブパパブパパパ〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!ベベッッ!ベボッッ!ベボッッッ!!ブビブベベッッッ!!

 

 

「凍えたよ空の下っ………」

 

11.

渦うずウズUZUうずずうずっずうずうずっっずずうずっっっずずうずずずずずっっっっっっっっっっz………ああああああボガアアアアアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!

 

 

12.俺たちのセレブレーション

久しく聴いてなかったんですが、改めて聴くと2番とか「マジで意味わかんねぇこの曲…ずっとなに歌ってんの…?」と思った。アレンジはFIRE HORNSのおかげで音源よりも厚みが数倍増しで良かった。

 

13.ジレンマ

中ジレンマは非常に心臓に悪い。ただ、ずっと「ライブの締め曲」「アホになれる曲」として演奏されてきたジレンマをこのタイミングで演るのは大きな意味があると思っていて、実はメロディだったり歌詞だったりがすごくテクニカルで面白いこの曲を「フラットな一曲」として聴けるのは嬉しい。

 

14.愛が呼ぶほうへ

『愛が呼ぶほうへ』は本当に聴く場所、聴く時間、アレンジによって180度色を変える曲で、1日目はホーンセクションでの演奏。全てを包み込むあったかいメロディ。音の毛布。

 

15.ラック

意味がわからない。さっきまでベッドの中で優しく抱きしめてくれてたのに、「テメェ酒買っとけっつっただろうがゴラァ!」っていきなり空のビール瓶で頭カチ割られた。

このギャップ、これこそがポルノグラフィティ。

 

16.キング&クイーン

 

 

 

 

 

 

 

17.Mugen

間奏部分で晴一がホーン隊に囲まれていたのが完全にMV。最高。

 

18.ネオメロドラマティック

テケタカトケタカッ…デェイリリリリイッリリリイリリーーーーーーーーー!!!

このギターリフが鳴った瞬間に強制的に全身の血が逆流して脳天に集まって爆発する。

 

19.ハネウマライダー

20.アゲハ蝶

ハネウマ〜アゲハ蝶。頭がおかしいくらいの盛り上がり。頭がおかしすぎてなぜか『アゲハ蝶』の「ラララ」中にウェーブ煽ってきて、客もどうしていいかわからずグダグダなウェーブがしばらく続き、結局なんも締まらずにヌルっと終了した。なんだこれ。でもみんな頭おかしくなってたから楽しすぎてずっと笑ってた。あの瞬間、薬物検査やったら6万人全員捕まってたと思う。

 

21.VS~プッシュプレイ

22.オー!リバル

本来は超絶シリアスで超絶カッコいい曲のハズなのに、昭仁はトロッコに乗って歌いながらファンにリアクションして更にゴムボールが入ってるバズーカを撃たなきゃいけないという忙しさで頭イカレたのか、歌詞があり得ないくらいメチャクチャで腹筋崩壊した。

 

23.Before Century~Century Lovers

「Fu~!Fu~!」煽りのスパルタぶりが「戻ってきた感」があってとても良かった。

24.ライラ

衝撃の音源とは裏腹に、思った以上に客がどう盛り上がっていいのかイマイチわからない曲(ソロ回しで晴一がultra soul弾くところがなぜか一番盛り上がる)。合いの手「スパシーバ!」「カークジラー!」の字幕のフリーフォント感マジでどうにかしてほしかった。

それでも、曲の途中での口上

いい気になってた時期もあった、ダメになりそうな時ももちろんあった。

でも今日のこの景色を見たら、全部正解だったということにして良いですか?

みなさんがこの20年を、正解にしてくれるんでしょうか?

こんなもん「はい」しか選択肢ないRPGだろ…泣きながら「はい」って言った。

 

 

9/8

席は1階3塁側のスタンド。超大型台風の影響で帰りの飛行機が欠航になるかもしれない恐怖とライブのワクワクが入り混じり800円のビールを2杯買った。金ないのに酒は飲む、完全にカイジと化した。

 

1.プッシュプレイ

2.Mugen

QUEENみたいな入りでものすごいカッコ良かったんですが、一瞬「え…?異なるセトリって順番だけ異なるとかそういう意味じゃないよね…?えっ?」となった。

 

3.THE DAY

実際、1日目は若干声が枯れていて、2日目はどうなんだろうと思っていたら、終始バケモノみたいに声が出ててすごすぎて笑った。

『THE DAY』が最も最高なのは間奏部分でのフェイク、

デェンデェンデェンッッッ!デェデェデェデェデェデェデェン!

デェドロドロデェドロデェェドロロ!デェドロデェェドロロ!デェンデェンデェンッッッ!デェンデェンデェンッッッ!

「ウォオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーー!!!!」

デェデェデェンドロドロデェドロデェェドロロデェドロデェェドロロ!!

「ウゥッッッッッ!!」

デェデェデェンドロドロデェドロデェドロデェェドロロデェドロデェェドロロ!

「ィヤャァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛アーーーーーーーーーー!!!」

デェデェデェンドロドロデェドロデェェドロロデェドロデェェドロロ!!

デェンデェンデェンッッッ!

この「ポルノグラフィティの殴り合い」これが最高に最高。最高。

 

4.ミュージック・アワー~マシンガントーク~ヴォイス~狼~ミュージック・アワー

5.アポロ

「どうせ話長いし後半体力死ぬから座っとこ…」と思って座ったら、昨日怒られたのか本間さんの話がめちゃくちゃすぐ終わって笑った。

 

6.n.t.

昨日、弾き語りしてた曲がいきなりバンドサウンドで来て脳がバグった。『n.t.』然り『FLAG』、『ROLL』『見えない世界』なんかの「後半に畳みかける曲」のライブ映えっぷりは鬼。

 

7.Twilight, トワイライト

8.Theme of “74ers”

 

9.瞳の奥をのぞかせて(弾き語り)

『n.t.』演った時点で1日目と違う曲を演ることはわかってたが、まさかの選曲に完全に死角からブン殴られた。まさか聴けると思ってなかった。

原曲とは違うテンポ感とザラッとしたアコギの音の質感に「おお…これも中々いいじゃねぇか……」と目つむって聴いてたら、

 

客席「ギィヤァアアアアアアアアアッッ!???アッ!!!嗚呼嗚呼嗚呼ッッッッッッ!!!!???アーーーーーーーッッッッ!!アアァァアアアアッッアアアアアア!!!???」

 

 

…え

 

 

.......n

 

na..........

 

NAOTOェ…………

 

 

客席「イィヤェエアアアアアアアア!!!アアアアアアーーーーーーーー!!!!ヒギィィイィイイイッッッッーーーーーーー!!アーーーーーーーッッッッ!!」

 

 

NAOTO「レェレレレレレレレレレレレレレレレレェェエエーーーーーー!レェレレレレレレレレレレッレレレレェエエーーーーーーッッッッ……!」

 

 

 

 

10.ウェンディの薄い文字

1日目より「息子の発表会に来た母ちゃん」感がすごい。

 

11.リンク

イントロのリフを聴いただけでグッと沸点が上がる。ライブで演ることでCD音源の何倍もパワーが増す曲。

 

12.サウダージ

無敵。無敵すぎる。ヒィイッヒィ〜〜〜〜〜〜本当にありがとうございます、俺はヒィイッヒィ〜〜〜〜〜〜でメシ食ってる

 

13.ブレス

原曲の時点で音が気持ち良すぎるのに、ライブアレンジでストリングスが何本も入ることで気持ち良い通り越して聴いてるこっちも音の一部になったかのような、「俺は音だ」という感覚になった。なに言ってるかわからないかもしれないですが。

 

14.愛が呼ぶほうへ

1日目のホーンアレンジの『愛が呼ぶほうへ』が全てを温める太陽だとしたら、2日目のストリングスアレンジの『愛が呼ぶほうへ』は月。全てを照らし、救う月。冗談でもなんでもなく魂がスーーーッと抜けていった

 

15.Zombies are standing out

「歌詞に共感して泣く」「メロディが綺麗で泣く」というのはあっても「カッコよすぎて泣く」のは後にも先にも『Zombies are standing out』しかない。神だ神がいた

 

16.サボテン

1日目の選曲のことがあったので、ありえないくらいに泣いた。やっぱりお前が一番好きだ…日本で最高の曲。

 

17.ヒトリノ夜

初ヒトリノ夜。思えば『GTO』のオープニングでポルノグラフィティを知った。俺にとっての「はじまりの曲」…俺はもうだめだ……

 

18.瞬く星の下で

『リンク』と同じく『瞬く星の下で』もライブで演れば演るほど演奏強度が上がっていく曲で、メロディのカッコよさが際立つアレンジに震えた。

 

19.ハネウマライダー

2番Aメロの「海が見たいと言われたからハンドル切って」の部分でいつも昭仁が両腕を交互に突き出してハンドルを切る動きをするんですが、頭がおかしくなりすぎて壊れたオモチャみたいにサビ終わりまでずっとハンドル切ってて爆笑した。

 

20.アゲハ蝶

1日目のグダグダが嘘のような最高最強のアゲハ蝶。6万人の「ラララ」一生忘れない。

 

21.VS~プッシュプレイ 

「あのロッカーまだ闘ってっかな?」

「あの少年よこっちも戦ってんだよ」

『VS』解禁当初から『プッシュプレイ』と『VS』には関係性があるんじゃないかとファンの間で話題になっていた。

実際、タイアップソングでもある『VS』についてのインタビューやラジオでの発言を聴いている限り、たぶん歌詞を書いた晴一はほとんど意識してなかったんだと思う。常々「歌詞はフィクション」「自分の思想や感情はできるだけ排除する」と言ってるように、そのメロディから呼び起こされる言葉を書いているのが新藤晴一だから。「闘う」「戦う」で漢字も違う。

それでも今回、このライブの1曲目に『プッシュプレイ』を、そして本編最後に『VS』を持ってきた意味。最後に「あのロッカーまだ闘ってっかな?」と歌った意味。

ポルノがファンの想いを汲んで形にしてくれた。繋がらなかったはずの2曲を繋げてくれた。

「ポルノグラフィティについてきて良かった」と心から思った。

 

 

飛行機の搭乗手続きの兼ね合いもありここで帰った。出た瞬間に便が欠航になったことを知る。替えのないパンツ。広がる絶望、闇。

 

 

が……9月9日。巡ってきた人生初の飛行機ファーストクラス。これはもはや「ポルノグラフィティが用意してくれたファーストクラス」と言ってもいい…

「ポルノ」

卑猥な3文字が書かれたシャツを着た俺に対して神のような接客をするキャビンアテンダント…

そうか…『神VS神』とは自分自身が「神」になることなのだと、そう感じた……

 

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人生初の飛行機ファーストクラスで天国と地獄を見た

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関東を直撃した大型台風の影響で羽田-千歳間のフライトが欠航になり、唯一空きのあったのが「ファーストクラス」の座席のみだった。背に腹は代えられないと、決して安くない追加料金を払い元々のエコノミークラスからファーストクラスへ変更した

そこからクソッタレだった俺の人生がキラキラと輝きだした……

  

早々に搭乗手続きを済ませ、通されたのは失明するほど綺羅びやかな超絶怒涛最強無敵天下無双高級ラウンジ。オシャレなJAZZが流れる室内…1席1席にコンセントが完備されたゆったりとしたシート…当然のように飛び交う高速Wi-Fi…飲み放題のドリンク、アルコール…食べ放題のパン、スープ、おにぎり、味噌汁、おつまみ…汗を流せるシャワールーム…疲れた身体を癒す高機能マッサージチェア…

みなシワひとつないスーツをビシッと着こなし、英字新聞を読み、ノーパソを広げ、グラスを片手に株価の動きや社会情勢についてのトークに花を咲かせている…

台風の影響で出発時刻に遅延が生じているなど1ミリも感じさせない余裕の表情…違う、エコノミークラスのラウンジとはなにもかもが、違う

 

汗脂が染み込んだペラッペラのシート…近すぎる隣の人間との距離…汚ねぇヒザ…わずか数席しかない殺った者勝ちのコンセント席…イラ立つ表情…シワシワの服…ボサボサの髪…ボロボロの紙袋…聞こえる舌打ち…こぼれるため息…ニラみ合う夫婦、カップル…電話ごしに謝り続ける男…グランドスタッフに文句をつける中年…飛び交う怒号…泣き叫ぶ子供…漏れるウンコ…テレビに映るドヤ顔の坂上忍…

 

なにもかもが、違った

 

エコノミークラスの人間が30分前から搭乗口に張り付いて待機しているにも関わらず、先に通されるのはラウンジから悠然と歩を進めたるファーストクラスという名の選ばれし者達…

 

「シャラ〜〜〜ン♪ ユア ファーストクラス」

 

チケットのQRコードをかざして鳴る音すら違う…

 

機内での対応もなにもかもが違った…エコノミークラスの2倍の幅はあろうかという革張りのシート…隣の席は仕切られ完全なプライベート空間が広がっていた。当たり前のように置いてあるフカフカの毛布…腰を痛めないようにと低反発クッション…そして背もたれだけでなく足元まで調節可能な最強リクライニング…王だ、これは王のイス…キングチェア…

 

ここは…もしかして天国…?俺は…俺は死んだのか…?

 

席に着くなり、ファーストクラス1席1席にひざまずき挨拶をして回るCA…

 

「お客様…本日は当飛行機のファーストクラスをご利用いただき誠にありがとうございます……わたくし…みなさまのお世話をさせていただきます○○と申します…お困りのことがございましたらどうぞ遠慮なく申し付けくださいませ…よろしければ手荷物お預かりいたします…」

 

なっ、な…?これまで飛行機に乗ってきて一度だってCAと目が合ったことなんてなかった…挨拶だって前の客の流れで俺だけいつもスルーされてきた…荷物だってこっちから言わないと荷物棚を開けてすらもらえない…そんな底辺クソ舐められ人間の俺に、、、こんな、、、天皇みたいな接客っっっっ……

 

シャッ!

 

おもむろにエコノミーとファーストとの間のカーテンを閉めるCA。もはやエコノミーからはファーストの姿を拝むことすらできない。完全に民と神

 

脳が追いつかない俺にさらに追い打ちをかけるCA

 

「お客様…本日はお食事をご用意させていただいております…メインディッシュは宮城県産…ホタテのXO醤ソース添となっております…ぜひお楽しみくださいませ…」

 

しょ、しょく?しょくじ?い、いつも飛行機では食べ物などまったく口にしないか、売店で食べたくもないパサパサのおにぎりか無駄にゲボ高い空弁やサンドイッチを眉間にシワを寄せながら食っていた俺に、、、ほたっ?ほたほたほたHOTATE?な、な〜〜〜〜〜?

 

「お客様…お飲み物はいかがなさいましょう…?ソフトドリンクはもちろんアルコールもございます…ビール「プレミアムモルツ」…ワイン「シャルル・メラ・コート・デュ・ローヌ・ルージュ」…シャンパン「キュヴェ・ジャン・バティスト」…日本酒「萩の鶴 純米大吟醸」…芋焼酎「森伊蔵」なども取り揃えております…もちろんおかわり自由でございます…よろしければメニューをどうぞ……」

 

わ、ワイン?シャルル・メラ………なんて?そんな長い名前リュシータ・トエル・ウル・ラピュタかキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードしか知らねぇが…シャンパン?ションベンじゃなくて?日本酒?「じゅんまいだいぎんじょう」? 斬魄刀の名?卍解した?

 

エコノミークラスの俺「飛行機でもらえる飲み物はコンソメスープが最高だからwあれ飲むために飛行機乗ってるみたいなとこあるwww」

 

「あれ飲むために飛行機乗ってるみたいなとこあるwww」

 

「乗ってるみたいなとこあるwww」

 

 

俺の、今までの俺の人生はいったい…

 

 

「お客様…?いかがなさいますか…?」

 

ど、どうする…?ぶ、無難にビールか?いやっ、こんな機会は二度とない…シャンパン…日本酒?それとも焼酎……?ビッ、にっあっ、な、な、

 

「お客様…?」

 

あ、あ、あ、あ、

 

「あっ、あ〜〜!え、え〜〜〜〜っっと…あっ、すいませッッ…あの、あ、あかっ、あかのっワイっ、赤のワイバーンで!」

 

 

【シングルカード】遊戯王 ワイバーン B1-41 ノーマル

 

 

ここから先の記憶がない

トイレ「いつもキレイにご使用いただきありがとうございます」うるせぇうるせぇうるせぇ

トイレ「いつもキレイにご使用いただきありがとうございます。またお使いください」

うるせぇよ、嘘つけや。そんなわけねぇだろうがバカがよ。コンビニ、スーパー、居酒屋のトイレなんて人のモラルが唯一行き届かない場所、魔空間、ベルセルクで言うところの「蝕」だろ蝕。この人の皮被ったゴッドハンド共が。

言ったら店舗とか公共施設のトイレなんて自分んちより自分んちだろ。ネバーランドだろ。なんせ自分で掃除しなくていいんだから。全裸になってる奴もいるかもしれないし、メシ食ってる奴もいるかもしれない。トイレの水がぶ飲みしてるかもしれない。トイレの水にミロ溶かしてる奴、絶対いるだろ。

あんなとこナニしてるかわかったもんじゃないんだから。なんでもあり、バーリトゥードだよ。夢の超合体スペシャルだよ。そんな場所キレイに使ってるわけねぇだろうが。たまに「てめぇわざと便器避けて用足してるだろ」ってときすらあるしな。

この前だって居酒屋のトイレ借りようとしたら「便器見えてます?壁に向かってするタイプのトイレじゃないですよ?」ってくらいの惨状で床がオーシャンイエローになってて、仕方ないから店員に「すっごい汚れてますよ」って言ったら「俺がやった」みたいな顔で見てきやがって「いつもキレイにご使用いただきありがとうございます」って顔しろや。なんなんだよこの街はよ。正義はなんてありゃしないよ。

あれですか、元々汚い街でゴミのポイ捨てが酷いから街中キレイにしたらそれまでポイ捨てしてた連中がゴミ捨てづらくなってポイ捨てが減ったみたいなそういうよくわからない美談のアレですか。いやいやアレ、表面上は見えてないだけで茂みの中とかヤバい地獄ですから。隠し方が巧妙になっただけ、カンニンGOODかよ。消しゴムにめっちゃ漢字書いてんのか?

それともあれですか、美人に「ブス」とか言えば普段男からテヤホヤされてる美人から特別視されるとかいう恋愛なんちゃら学の類のアレですか。アホか、普通に褒めたほうが好かれるに決まってんじゃねえかよ。キャバクラで若い女に説教垂れるジジイにだけにはなるなよ。まっすぐな愛、貫けよ。

なにが、トイレ「いつもキレイにご使用いただきありがとうございます」だよ。なんなんだよあの天使のイラストはよ。全然キレイに使われないからって嘘ついて逆張りとかやめろっつってんだよ。天使が便器に顔こすりつけて嬉しそうな顔してるイラストとか天国どころか地獄だろ。天の使いをなんだと思ってんだ?

普通に「なるべく汚さずにお使い下さい、また使用後はきちんと水を流していただきますよう、お願い申し上げます」って書けよ。余計な小細工なんて無駄どころか逆効果だろうが、客なんてみんな山賊くらいに思ってたほうがいいんだから。

 

例えば、ブログの記事の最後に「いつもご覧いただきありがとうございます!この記事が気に入りましたらシェアしていただけると励みになります!」って書いてたらめちゃくちゃイライラするだろ?あの一文見た瞬間、修羅の顔になるだろ?「一族全員、根絶やし〜♡」って俺の中のIKKOが誓ってるわ。あれと一緒だよ。「は?うるせぇ、お前の励みのためにシェアするわけじゃねぇ、そもそも誰だお前」ってなるだろ。「こんにちは!最近ランニングはじめました!ライターの○○です!」黙れまとめサイトのくせに個性出そうとするな。

だいたい店のトイレ入る奴みんな「汚してやる」って目してやがるんだから。基本的に殺し屋の目してますから。そんな自分を殺そうとしてる人間に「今日もあなたのおかげで生きています。ありがとうございます」って言っても絶対殺されるだろうが。ノータイムで脇腹メッタ刺しにされるだろ。トイレの中なんてそういう世界だから。戦争だから。トイレには神様なんていない、いるのは悪魔だけだよって酒狂いの俺のばあちゃんも言ってたんだよ。張り紙なんて「汚すなクソが、二度と来んなバーカ!」くらいでいいんだよ。

そもそも、汚す奴はなに書いたって汚すんだよ。勘弁してくれよ、なにが「いつもキレイにご使用いただきありがとうございます」だよ。なんでトイレ入ってまで心理戦繰り広げないといけないんだよ。『DEATH NOTE』の夜神月だってトイレの中じゃ新世界のこと忘れてるわ。あいつ絶対トイレ入って紙がなかったらデスノートでケツ拭いてるわ。これがホントの新世界の紙、やかましいわ。もういいリューク、俺を殺してくれ……

 

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ポルノグラフィティ東京ドームライブ『神VS神』に来た有名人、アーティストまとめ

9月7日、8日に開催されたポルノグラフィティ東京ドームライブ『神VS神』に来たアーティスト、芸能人、著名人まとめ。

 

小笹大輔(Official髭男dismギター)

 

蛾野正洋(お笑いタレント)

 

古川愛李(イラストレーター、元SKE48)

 

天月-あまつき-(歌手・声優)

 

ASCA(歌手)

 

根岸孝旨(ベーシスト)

https://twitter.com/negimisoitame/status/1170313970634223616

 

大抜拓人(FM802ラジオDJ)

https://twitter.com/takutoonuki/status/1170318152120422400

 

大窪シゲキ(広島FMラジオDJ)

 

山村隆太(flumpoolボーカル)

 

今浪祐介(放送作家)

 

山出愛子(シンガーソングライター、元さくら女学院)

 

JOY(タレント)

 

今井隆文(俳優)

 

向野章太郎(俳優)、平岡祐太(俳優)、SHOCK(湘南乃風)

 

黒田倫弘(歌手、ボーカリスト)

 

山口和也(ギタリスト)

 

MOTO(+Plus ギターボーカル)

 

中尾天成(KOBAKO ドラマー)

 

藤井謙汰(オートバイレーサー)

 

高橋亘(ANN放送作家)

 

佐々木萌(エドガー・サリヴァン ボーカル)

 

坂本遥(エドガー・サリヴァン ギター)

 

濵田崇裕、中間淳太(ジャニーズWEST)

 

槙尾ユウスケ(お笑い芸人かもめんたる)

 

原田茂幸(Shiggy Jr. ギター ボーカル)

 

太田雅友(ギタリスト、音楽プロデューサー、アレンジャー)

 

湊かなえ(作家)

※ラジオ新藤晴一のカフェイン11にて公言

 

桑原陽一(パーカッション)

 

江口亮(音楽プロデューサー、アレンジャー)

 

田中ユウスケ(音楽プロデューサー、アレンジャー)

 

宗本康平(音楽プロデューサー、アレンジャー)

 

野崎森男(ベーシスト)

 

Tama(ベーシスト)

 

タイアップの化物・星野源『ドラえもん』感想

 
「映画ドラえもん のび太の宝島」予告3(星野源 主題歌「ドラえもん」ver.)【2018年3月3日公開】

 

この予告で1番だけ聴いた時点だと「お前さすがにやりすぎだろ」って思ってた。つーか、いい気しなかったわ正直。あんま俺たちドラえガチ勢を舐めんなよ。

ラスサビ「ドドドドドドドドッドーラえも!ドドドドドドドドッドーラえも!ドドドドドドドドッドーラえもん!」もリフレインでリスナーの脳みそトランスさせたいにしてはやりすぎ。頭おかしくなるわ。最後「ドドドドドドドドッドーラえもゥゥッ……」じゃねぇんだよ、なに気持ち良くなってんだよ。

見える、上映後にガキがバグったようにこのフレーズ繰り返して親の顔がドラえもん通り越してどざえもんみたいになってくのが目に見えてるから。苦情、苦情殺到だよ。

しょっぱなの「少しだけ不思議」(藤子・F・不二雄の作品のテーマが『すこしふしぎ』)も狙いすぎ、ドラえガチ勢はこういうの一番イラつくんだから。わかってねぇなホントに。2番以降の歌詞見ても、のび太たち登場人物を匂わすような歌詞のフレーズも「拗ねた君」「静かなあの子」て。あ、安直!!!拗ねてるからスネ夫じゃねぇし、しずかちゃんが静かだったことなんて一度もないから。しかも100億歩譲ってメイン3人はいいとしても、出来杉て。あんな毎回冒険ハブられる奴の名前を入れるな。一回だって「一緒に冒険」したことねぇだろうが。だったら「1話のアイツ入れろや」ってなるだろ

 

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右側の帽子

 

誰だお前

 

しまいにゃ言うに事欠いて、タイトル『ドラえもん』だ?マジでいい加減にしろ。売れてきたからってそれだけはダメ。そんな暴挙が許されるの今の日本のミュージシャンじゃYAZAWAくらいですから。同じアミューズでも桑田佳祐でギリだぞ。それ以下の他のヤツだったら絶対許されてないからな。福山雅治でも「は?えっえっwww、ドラえもん?新曲タイトル『ドラえもん』すか?wwwえ〜〜〜、いや…ちょっと福山さんそれは…冗談ですよね…?」ってついにコイツ頭おかしくなったんかって顔されるから。高橋優がやろうもんなら即死。それをなに案通しちゃってんだよ、どういう力が働いて「これでいいです」ってなったんだよ。普通ありえないだろ。もしかして、えっ、闇?闇の力…?こわ…

※のちに福山雅治が夏の甲子園大会テーマ曲のタイトル『甲子園』にしてて「アミューズは狂人しかいねぇの?」となった

 

 

…みたいな感じでぶーぶー言いながら、いざラジオでフル音源聴いて耳ひっくり返りました。星野源さん……ナマ言って…本当にすいませんっっした……

マヌケなイントロから想像もつかない曲展開、初代・ドラえもん主題歌の雰囲気を感じさせつつも、『SUN』みたいにファンクの要素も若干散りばめられてて、底抜けに明るい曲なのに泣ける。どポップの中に「切なさ」のエッセンス入れるのうますぎる。 特に2番からCメロまでの展開…聴いた瞬間、表面だけなぞって聴いてた俺自身をぶん殴りたくなった。間奏で『ぼくドラえもん』のメロねじ込まれたところで俺は大山のぶ代思い出して泣いた。それはダメだろ…こんなの涙腺直接ぎゅーってやられてるみたいなもんですから。

そしてフルで聴くと「やりすぎ」だと思ってた散りばめられた数々のオマージュが全然やりすぎじゃない、こうやって聴くとこのメロディに対してこの歌詞しかありえないし、『ドラえもん』ってタイトルしかありえない。ラジオで語ってた「笑点とニューオーリンズのハイブリッド」ってのも頷ける。

この星野源のタイアップ曲に対する「バランス感覚」みたいなものはミュージャンの中で今日本で一番なんじゃないかとすら思う。マジでタイアップの化物。

『地獄でなぜ悪い』でサブカル層を取り込み、『恋』でF1層とティーンを取り込み、『family song』でファミリー層を取り込み、『ドラえもん』でキッズを取り込んだ星野源、これで次朝ドラの主題歌でもやろうもんなら、冗談じゃなく『一億総星野源』になるぞこれ……。こわい。

 

それで、ラジオでの

「いろんな形の主題歌っていうのがあると思うんですけど、タイアップっていうところで『宣伝効果』だけの関係っていうのが僕はあんまり好きじゃなくて、まったく関係ない曲を作るということができないんですよ。

なにがタイアップ・主題歌っていいかっていうと、自分の力だけでは絶対に行けないところまで行けるから、ということなんですよね。それは作品の力だったり、自分が一人では発想できないヒントをその作品から頂けるので。

だからこそ、なにか主題歌ってものをやるときは必ずその作品っていうものをしっかり自分の中で咀嚼して、かつその作品ことだけを歌うのではなくて、その時自分がやりたいこととか、表現したいこととその作品の中に流れてるものが合致してる部分を一生懸命探すんです。それで、楽曲の中にそれを落とし込むという作業をするんですけど」

この星野源のコメント聴いてまたシビレた。

これあくまで俺の解釈なんですけど、今回の『ドラえもん』でいうところの「星野源の表現したい部分」と「作品の中に流れてるもの」の合致してる部分って 『希望』だと思ってて。

 

一番好きなフレーズ2番Aメロの

「背中越しの過去と 輝く未来を 赤い血の流れる今で繋ごう 僕ら繋ごう」

 

って部分。「赤い血の流れる今」でつなごうって、ドラえもんは『ロボ』じゃないですか。赤い血は流れてないんですよ。だから冒険するメンバーにドラえもんは入ってないんじゃないかって。そしてサビ終わりの「いつか時が流れて 必ずたどり着くから 君に会えるよ」の『君』をドラえもんのことだって考えると、そうか、この曲って俺たちがドラえもんに「出会うまで」の曲なんじゃないかと…

実際、ドラえもんっていないじゃないですか。たしかにのび太たちが生きてるあの世界の中にはドラえもんがいて、それを見たり読んだりしてる僕らもドラえもんを知っているんだけど、やっぱり頭の中だけのことで、ドラえもんはいないし、夢を叶えてくれるふしぎなポッケもない。でも、過去と未来を今でつないでいけばきっと会える。ああ、そうか、『ドラえもん』って「希望」なんだと…

 

この曲聴いてたら少しだけそれを信じたくなったよ…

「ドラえもんがいる未来」ってやつをよ…

 

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