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ミクスチャーブログ

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芸人・囲碁将棋の漫才ネタや魅力について

先日放送された「THE MANZAI 2014」


結果、博多華丸・大吉の圧勝という形で終わりましたが、「タオルと肛門」のネタを披露した囲碁将棋が一番面白かった。

元々、囲碁将棋というコンビを知ったのは、2009年のM-1の敗者復活戦。J-WALKの『何も言えなくて…夏』と安室奈美恵の『CAN YOU CELEBRATE?』の「綺麗な指してたんだね知らなかったよ」と「永遠ていう言葉なんて知らなかったよね」の「知らなかった」の共通点だけで4分ひたすら歌い合うネタ」っていう字面だけだとマジで何言ってるかわからないようなトチ狂ったネタをしていたコンビで一瞬で心を掴まれた。

それからよしログやyoutubeで、囲碁将棋のネタを見ると「誰にウケたいんですか?」っていうようなコアでマニアックなネタをめちゃくちゃする。

「The虎舞竜の『ロード 第1章』に色んな曲が混ざる」や「大事マンブラザーズバンドの『それが大事』を作り変える」「パチンコの演出で告白する」「鷲巣ドンジャラ」「Dragon Ashの『Grateful Days』の歌詞で会話」などなど同年代の男にしかウケないようなネタを劇場の中心客10代20代女子相手に平気でやる。それはM-1グランプリなどの大舞台でも変わらない。

なのにウケる。それでもウケる。そのマニアックなネタに持っていくまでの語彙力だとか、文田さん、根建さんの2人の台本を感じさせないような自然な立ちふるまいで興味ない話題の漫才でもグッと話が入ってくるから「この2人なら何喋ってても面白い」っていうその唯一無二の雰囲気が出てくる、それが囲碁将棋の凄さだと思う。

「ボケ・ツッコミ」を明確に決めてないってところもすごくて、ネタによっては文田がボケることもあれば根建がボケることもあれば、1人がボケたまま最後まで突っ走るところもあるし、最後の最後で急に片方がボケ始めるパターンもあったりして、スタイルが「無限」。言ったら「雲」。ネタに合わせてその形を変えてくから、見てるこっちはどういう展開になっていくかまったく想像ができない。一言で言うと「決まったパターン」がない。だからこそ、「次はなに言うんだ?」「次はどんな展開になるんだ?」って見てるこっちは常にワクワクできる。


特に、冒頭に話に挙げた「タオルと肛門」は、そのテーマの下品さから意味でも悪い意味でも物議を醸した狂ネタ。だけど個人的に囲碁将棋の最高傑作だと思った。

文田さんが「銭湯行ったら湯船にタオルつけてたの注意されたけど、よく考えたらこのオッサン、湯船に肛門つけてんだよな」ってめちゃくちゃな理由で逆ギレしはじめるところから始まるんですが、そのキレ方の語彙力があまりにも豊富。

 

「肛門を湯船につけた時点でなんでもあり」

「泥だったらふたすくい入れていい」

「粉ポカリ入れていい」

「片栗粉でとろみ出してもいい」

「風呂では好きにやればいい」

 

この無茶苦茶な糞理論を展開しどんどん口が乗ってきて

「タオルとオッサン肛門どっちを触る?」

「コンソメで味を整えたタオル汁と肛門汁どっちを飲む?」

 

というまったく意味のわからない二択をぶつけて来る。ここからが囲碁将棋の凄さ。普通なら常識人でならなきゃいけないはずの根建さんが、

 

「場所どこだよ?風呂?じゃあ肛門!」

 

と、文田さんの更に上行くめちゃくちゃな回答する。

凄いのがもうここでボケとツッコミが入れ替わっちゃう。笑い飯のように「次は俺の番!」と区切りをつけるダブルボケとは違う、本当にやりとりの中で自然にネタの主導権がどんどん入れ替わっていく。

 

根建「お前なんか勘違いしてない?タオルで体洗うだろ?肛門も洗うだろ?この時点でタオルに肛門移動してるのわかる?お前はここに(タオルに)肛門を持ってんの!」

文田「特殊な昆虫の話してる?」

根建「肛門掴んで風呂に入れたら怒られるに決まってんだろ」

文田「じゃあ風呂入るとき肛門つけないようにこうやって(クラウチングスタートの構えで)入るわ」

根建「めんどくせえだろそんな入り方」

文田「わかった、肛門綺麗な前提の話してんのな。でもそのオッサンかけ湯だけで入ってきてたぞ、綺麗なわけないじゃん」

根建「あぁ、そういう奴は肛門閉めて入ってきてるから」

文田「嘘つけよ!確認できねーじゃん」

根建「マナーだから!肛門閉めんは!」

文田「じゃあお前風呂のどこに『肛門閉めなきゃいけない』なんて書いてあんだよ」

根建「見てみろよ、リウマチの次あたりに書いてあるから」

文田「書いてねぇだろ!」

根建「お前がよく見てねぇだけだろ」

文田「お前目ぇ覚ませ?お前は常識だと思ってるかもしれないけど、裸の人間たちがお湯に肛門をつけあうというこの行為は、狂ってんだよ」

根建「お前が狂ってんだよ!」

 

われわれはなにを見させられているのか。このネタを披露したことで、めちゃくちゃ炎上してましたが、この凄さは冷静になって考えると本当にすさまじいので、ぜひもう一度見てほしい。

そして囲碁将棋は面白いネタまだまだ持ってるので確実にもっと売れる芸人だと思うし、売れてほしいです。